「うど(独活)の大木」という言葉がある。体ばかり大きく役に立たない者の喩えである。
しかし若芽の頃の茎は食用にり、酢味噌和えなどにすると少し苦味があってなかなか美味。
この茎の部分を白く長く育てようと思うと陽に当たらないように手立てしなければならない。
秋も押し詰まった11月の半ば、独活のスクモ(籾殻)替えをした。
小春日和の中、来春を期待しつつの作業となった。

化学肥料も施す。

うど場。
今年の丈が大きくなっている。

作業終了。
陽も大分傾いた。

スクモ満杯。

新しいスクモを入れる。

作業終了に向かって、
前の壁板を設置。

バーク堆肥や鶏糞堆肥をまく。

新芽の上から茎を切る。

除き終わったところ。

前の壁板を取ったところ。
古いスクモの層で覆われている。

茎を切ればこんな感じ。

もう新芽が出初めている。

スクモを取り除く。