今朝のNHK7時台のニュースで報道された。
北海道の根室市にユルリ島という今は無人島の島があって、そこに生きている野生の馬の話である。
岡田敦という写真家が撮った写真が紹介された。
かつては人が住んでいて、コンブ漁がおこなわれ、馬は労働力として飼われていた。人が島を去り住まなくなった時に残された馬が野生化し今でも生きているという。
その馬の姿を描く写真である。
ニュースはたまたま2階のタブレットで見ていて、報道映像をカメラに収めようとスマホを構えたのであるが、スマホのカメラが思うように立ち上がらず、ニュースの最後部でようやく1枚写真となった。
ニュースコーナーで馬は「孤高の」と紹介されたが、その形容が誠にぴったしでさみしくも気高く映写されている。
中でも和久田アナが「自然に帰る(と記憶する)」として紹介した1頭の馬の亡骸の写真が強く心に残った。
この写真を再度見てみたいと思う。
我が家では朝のNHKニュースは録画がかけてあるはず。階下に降りて録画を見るが無い。録画予約が切れていた。
事前の策でインターネットを探してみた。
岡田敦氏のHPがある。 こちら→
動画も含めて馬の映像がいくつかあるが、先の亡骸写真は見つけることができなかった。
同氏のFacebookもある。 こちら→
もしやと思ってこちらを探すと、他の写真と一緒にあった。
展覧会の企画をした団体のFacebookを岡田氏がシェアしたものでる。
かつて十数頭いた馬は現在は3頭らしい。しかも牡馬がいなくなり残るはすべて雌馬。そう遠くない時期に絶える運命にある。
孤高の馬である。
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