我が家の設備で防寒上最も弱い箇所は男性用トイレの水洗個所である。冬支度の一つとして止水栓の周囲をタオルでまき凍結防止を図るのは恒例である。
ただ、これで十分ではなく、予測される最低気温によりいくつかの手を打つ。
予測で使う値はNHK夕方のニュース。翌朝の最低気温を使う。スマホのヤフー天気よりNHKの方が確度が高い(気がする)。
具体的には
最低気温が-2か-3度の場合はトイレのドアを開けて寝る。トイレ室単体が屋内全体より温度容量が小さいためである。
-4度を超えると電気ヒーターの電源を入れて寝る。この場合は勿論ドアは閉める。
-6度を超えると、できるだけ頻繁に起きて水を流す。
という具合である。
これで乗り越せた年もあれば、うまくゆかなかった年もある。
さて今年、うまくゆかなかった年になった。
2月になって寒い日が出た。気温データを示せば次である。
2月8日が-10.6度、2月9日が-11.6度。
8日に男性トイレの水が出なくなった。さらに、9日にはトイレ内の手洗いも凍ってしまった。
こうなれば打つ手はない。解けるのを待つだけ。脇にペットボトルを置いて使用後に水を流すことになる。
この時は幸いにその後暖かくなり、10日には水が復活した。
ところがである。昨夕NHKは今朝の最低温度を-10度と予測する。このままでは再凍結は必至のように思われた。
何をするか。良い案は浮かばず、相談の結果で採ったのは交替で寝るという最も原始的な方法になった。
Kが早く寝て、1時半に交替しMはその後に寝るという。
水を出す間隔は20分とした。最初30分で試すと少しがりがりと音がするでので先の時間で実施した。
今朝の最低気温は-9.5度であったが、もちろん水が止まる状況は起きなかった。
神岡では、止水栓がチョロチョロ流しができる構造になっていた。
今冬はこのままであるが、暖かくなったら水道屋さんに相談してみることにしよう。
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