自室に古いカメラなどを雑然と収納している戸棚がある。
普段はめったに開かないが、たまたま用事があって開けてみると古いデジカメが目に留まった。
我が家のデジカメ第1号である。富士フィルム製のFinePix4500。
「家族の歴史」を開いてみると、2001年(平成13年)6月購入とある。
PENTAXオンリー(詳細は こちら→)の我が家にあって、なぜ富士フィルム製なのか。K自身にも不審があって今回少し調べてみた。
PENTAXの製造元(当時は旭光学)は、その時点ではいまだデジタルカメラを販売していない。
旭光学が最初のデジカメを売り出したのは2001年の7月になる。そしてデジタル1眼レフカメラを販売したのは、さらに下って2003年の*istDとなる。
これに反して、富士フィルムが最初にデジカメを販売したのはかなり早い。1998年3月にFinPix700を販売開始している。10万円を切るデジカメとかなり評判だったらしい。
FinePix4500はその後継である。価格は標準で68,000円となっている。
そして、このカメラで撮った最初の写真が次である(と思われる)。
写真データのファイル番号が「DSCF0001.JPG」となっているから、おそらく間違いあるまい。
日付けは7月1日。
6月15日の株主総会で神岡部品を退職し、その前々日の6月29日まで出社を続け、記念にMと旅行した。
7月1日からの1泊旅行、大牧温泉への旅の第1番写真である。
その後、デジタルカメラは1眼レフを中心に何台か購入した。もちろんPENTAXである。その意味では異色のカメラとなっている。
今後大事に保管することにした。
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