2019年8月31日(土) ラベル831 |
ヤギでの草刈り |
昨日の話に若干関係する。
里庭ではお盆頃までの草刈りは紐の刈払い機で行っている。
そしてお盆を過ぎれば「秋じまい」とし、刃の刈払い機やヤギ(自走式草刈り機)で根こそぎ刈り倒し、草を枯らしてのち集めて焼く、という方法をとる。
少し以前にさかのぼる話になるが8月22日のこと、ヤギも戻ってきたし時期もよし、秋じまいの作業を始めることにした。
秋じまいの段取りはおよそ決まっていて、再生雑地から手を付ける。今年もその例に倣ってこの場所から始めることにした。
草丈が予想以上に高く、草の量も多い。
ヤギで刈るのだが、機械の唸り音は高く難渋の様子である。刃に絡みついて、エンジンが止まることもある。馬力を最強にし、進行速度を落としてやっとのことで刈り倒す、と言う間面もしばしばである。
ほぼ、1時間作業をしたところで一旦止めた。
残る面積はまだ多い。
このまま続ければ機械が故障するのでは、と思ったりもする。
いっその事、刃の仮払い機で刈ればどんな様子なのだろう、と思い始めた。
そして、もう一つ閃いたことがある。
これまで、ヤギと刈払い機の能力差を測ったことが無い。ここで1時間ほど刈払い機で刈ってみて、両者の面積を測定すれば能力比ができる、との思いである。
ヤギを収め刈払い機を持ち込み、1時間ほど作業してその日の草刈り作業を終了した。
そして、それぞれの面積を測定してみる。
ヤギでの面積 365平方メートル
刈払い機の面積 164平方メートル
ヤギの方が2.2倍の能力であった。
と、ここまでは順調に推移した話である。
この日8月22日の午後は草刈り作業は置いて薪割りに着手した。
で、例の怪我に合う。
一転して開店休業の開始である。
本来なら翌日も草刈りを行い、数日枯らして草焼きし、今ころはきれいに「秋じまい」が完了しているはずである。
今日、ウォーキングの帰りに寄ってみた。
枯れ草の間から新たな草が生えはじめたりしている。
こうなると草集めが大変。おそらく草刈りから再度、と言うことになろう。
まあ、致し方ない。良寛さんの言う「災難にあふ時節にはあふが良かろう」で行くことにする。
余談;下図が能力比較のための面積測量図。
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2019年8月30日(金) ラベル830 |
「ヤギ」のこと |
里庭維持に欠かせない道具の一つである。
自走式の草刈り機。
帰省後数年後に購入したと思っていたが、今回改めて調べなおしたら、平成20年のことであった。
帰省後7年目に当たる。
こちら→
当時知人に、「自走式草刈り機を購入した」と連絡したら「ヤギ(山羊)ですか」と返事をしてきた人がいて、発想の豊かな人と感心した記憶がある。
以後我が家では、この自走式草刈り機を「ヤギ」と呼ぶことにしている。
刈る場所は平地に限られて、一の坂、二の畑、義衛台、と再生雑地という個所になるが、それでも草刈りが必要な場所の半分くらいにはなろう。
十分に助かっている。
そのヤギが、
購入時の注意事項に「倒してはいけない」と言われたことがあって、使用後の掃除ができず、刈り草の残滓が機械カバーの裏側にこびり付いたまま収納していた。
このため、この2、3年前からカバーが腐食し始め、特に今年は腐食穴が大きくなり、本体が抜け落ちるのではと心配するほどに大きくなってきた。
「カバーだけ交換という修理はとても無理だろう。更新かな」とも思い始めていた頃である。
たまたま運搬車が動かなくなって、農協の修繕チームに修理を依頼することにした。
担当者は既に顔なじみになっている。30歳代の若い技術やさん。
ダメもとでヤギの話を持ち出すと、いとも簡単に「できますよ」という。「ただ、カバー代が高いかもしれません」と付け加えた。
そんな経緯で修理を依頼したヤギが、修理から帰ってきた。
修理費は確かに高かった。それでも更新に比べれば1/3で済む。
納入してもらった折に「掃除ができない」と訴えたら、「横に倒さず、前側の車輪を持ち上げてするのだ」と教えてくれた。
目からうろこ、である。なるほど、と大いに感心した。
最早買い替える事態は起きないであろう。
余談;
写真を預けているGoogole Phots には検索機能あって、「草刈り機」で検索を掛けたら昔の写真が出てきた。
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2019年8月29日(木) |
時間当たり60mmの降雨量 |
指を怪我して丁度1週間になりクリニックに行ってきた。
何故か時間の経つのが遅く、やっと1週間か、の感がする。外仕事はまだまだらしい。
が、今日はその話ではなく、クリニックからの帰り道での話。
信垰(のぶだお)と呼ぶ峠にかかる手前から雨が強くなってきて、空は暗くなり車のランプが自動で点灯する状況になる。
信垰に至る頃には雨は更に強くなり、前が見えないほど。
ワイパーを最速にしても雨水が横に走り、十分な確認ができない。幸い、道が広く車も少ないので、我が車を左に寄せ雨が落ち着くのを待つことにした。
1、2分かすると、雨が少し減った感がし、ノロノロ運転でようやくの事帰宅した。
Mがいたので様子をうかがうと、もの凄かった、という。
午後になってこのことを思い出し、直線距離で1Kmのところにある雨量計データを調べてみた。
10分当たりで11mm降っている。この強さが1時間続けば60mm強になる。確かに強い雨だ。
だが実際は長く続かず時間当たり20mmで終わっていた。
テレビなどで、時間当たり50mmの雨、と映像を流し注意を喚起する場面があるが、今日は60mmの雨を実際に体験したことになる。
記憶にある限りでは、初めての経験であった。
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2019年8月28日(水) ラベル828 |
キャッシュレス決済 その2 Suica断念 |
8月12日の続きである。 こちら→(2019/8/12)
交通系電子マネーを使用して買い物ができることを確認した、という報告である。
ただこれらの電子マネーは、購入の前に事前にお金をチャージしておかねば利用できない。
手持ちのカードの残金がいくらか確認出来て、不足の時はいつでもチャージできる体制が身近にないと、利用はかなり不自由と思われる。
とりあえず手持ちのICOCAでこれらの項目のチェックをしてみた。
最初の、残金確認は簡単に解決した。
スマホのアプリに残金が確認できるものがあるらしい。評判のよさそうな「Suica Reader」というアプリ(無料)を導入してみた。アプリを開いてカードをかざすと即座に利用経緯が表示された。もちろん残金も載っている。
つぎにチャージである。ICOCAにチャージできる場所は、大きな駅か、カードを扱う大きな店でしかできない。
ちなみに、今回買い物をした店では、ローソンのみが可能である。
自宅で、あるいは手持ちのスマホではチャージする機能をICOCAは持っていないのである。
ところが、Suicaはチャージできるシステムを持っているらしい。
スマホ用の機能で「モバイルSuica」というアプリがあり、これを使えばチャージできるとある。
Suica最強説の理由の一つにもなっている。
これで行こう!、と決めてSuicaの申し込みをすることにした。
カードにもいくつか種類があり、迷うところもあったが、クレジット機能も備えた「View Suica」というカードに決めた。
申し込みはパソコンで行う、が若干の問題が起きた。
決済銀行を指名するのだが、関東系の銀行しか名がない。現在利用中の地方銀行名が載っていないのである。
戸惑っていると、ゆうちょ銀行の名があった。
たまたま、2年前に開設し全く利用していないゆうちょ口座があるので、これを充てることにする。
そして、さらに問題が起きた。2年以上使用していなかったので、この間にゆうちょのWEBシステムに変更がなされていて、ログインできない。オンラインヘルプに電話して解決策を教わって、やっとのことで手続きを完了した。
こんな経緯を経て申し込んだ「View Suica」が送られてきた。数日前のことである。
早速、Suicaへのチャージを試すことにした。
スマホに「モバイルSuica」アプリを入れてみる。
設定を始める、ところが設定途中でエラーメッセージが表示されて、設定が進行しないのである。
理由がわからず、再起動などいろいろ試すが、解決しない。
ほぼ一日悩んでは判明した原因は、手持ちのスマホの機種にあった。
「モバイルSuica」が動くためにはスマホに「おサイフケイタイ」の機能が備わっている必要がある。ところがこの「おサイフケータイ」は日本独自で発達した機能で、日本製のスマホにしか装備されていないらしい。
Kが持つスマホは、Google仕様でメーカーは韓国LG製の「NEXUS5X」という。
おサイフケータイを搭載しておらず、結論として「モバイルSuica」はあきらめざるを得なかった。
他に方法はないのか、探してみた。一つの手立てに巡り合う。
SONY製の「非接触ICカードリーダー/ライター PaSoRi 」と機器である(価格3000円程度)。
Tax申請などにも使うが「楽天Edy」や「Suica」のチャージに使えるという。交通系はSuicaのみでICOCAには不適ともある。
これで行こうとほぼ決めた。
使用手順をSuicaで確認したみた。確かに使える。が問題があった。使えるのは現在のみで、このサービスは2020年9月で中止し、「モバイルSuica」で代替えするという。
残り1年しか使えないシステムを採用することはできなかった。
この数日Suicaについて色々調べることになった。確かにSuicaは、他の交通系電子マネーに比べて抜きんでた機能を持っている。発展性もありそうだ。Suica最強説もうなづける。
ただし、Kの持つスマホでは利用できない。
Suicaの使用は断念し、年会費も発生するので、近いうちに退会の手続きをするつもりである。
そして、次善の方法を探すことにした。
すでに目星も付けている。
この話は、また後日。
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2019年8月27日(火) |
稲刈りが始まる |
秋雨前線の影響とかで雨マークの予報が続く。
開店休業の身で天候は気になるまいとも思えるが、身体を動かす機会が少ないので、せめてウォーキングでもと思うときは、やはり晴れのほうがいい。
今日もほぼ雨。午後になって、雨が止まったときがあって数日ぶりにウォーキングに行ってきた。
毎日ほぼ変わらぬ風景であるが、そうはいいつつ、オッと思う風景に出くわすときも結構ある。
これがウォーキングの楽しみにもなる。
今日も出逢った。
今年八色石で一番の稲刈りである。終わった風景。
Mが昨日、「Aさんが稲刈りをしていた」と話していたので、おそらく昨日のことであろう。雨の合間をぬって行われたと思われる。
気候なのか、品種改良なのか、はたまた技術の進歩なのか、年々稲刈りの始まる時期が早まっている気がする。
昨年はどうだったのか、と記録を探したが、どこにもその記載をしていなかった。
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2019年8月25日(日) ラベル825 |
開店休業 その2 |
開店休業といっても、それは屋外作業であって、炊事選択などの屋内作業はこれまでと同じ程度はこなすことにしている。
また、洗顔、入浴などの私事もMに頼らず、自分でこなしたいとは考えている。
この時には水仕事になることも多く、左手を濡らさぬ工夫が必要になる。
まず頭に浮かぶのは炊事用の手袋であるが、今回の包帯を巻いた指では細すぎて入るものではなかった。
緩いビニール製の手袋もあり、これも試したがやはりNGであった。
で、いま採用している方法は、ビニール袋(レジ袋)で左手をすっぽり覆うやり方である。
この場合、手首を輪ゴムで止めたり、セロテープで絞めたりなどするのだが、指が湿気ることも少なくない。
今日入浴の時も、入念にチェックして入ったのだが、出てみると包帯がすっかり濡れていた。
包帯を取り換える必要がある。
濡れた包帯を外してみたら、未だ内出血による紫色は広い面積に及んでいた。
指に当たると強い痛みを感じるが、普段の生活では痛みを感じることは無くなった。
昨日、病院に行ったのだが、まだまだ屋外作業は無理らしい。
開店休業継続の日々である。
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2019年8月24日(土) |
Wordのマクロ |
開店休業の状態で屋内にいる時間が長くなる。
無駄なく過ごすことを考えなくては、と考えて選んだ項目が名曲・名盤(改訂版)の続きである。
名曲・名盤(改訂版)作りは、協奏曲編が完了したところでアマゾンミュージックが使えなくなり
こちら→(2019/8/7)
一時中断しているのだが、この作業の再開である。
このための作業として、具体的には、2つの項目が挙げられる。
1つは、Spotifyが使い物になるかの見極め
もう一つが、Wotdマクロの試み
である。
今日は2番目の項目に当たってみることにした。
具体的に言えば、名曲・名盤(改訂版)作業では曲の解説文を載せるのだが、縦書き日本語の資料をOCR機能 こちら→(2019/7/3)
でコピペして転用させてもらっている。
この時、Wordに貼り付けるのだが、OCR化の時に生じたスペースを取り除く作業が頻繁に発生した。
この、スペースを取り除く作業が結構厄介で、これが自動化できなかと思いついたわけである。
これまでExcelでは、マクロなりVBAなりを何度も使ってきて、簡単な取扱説明書を書いたこともある。
こちら→ の付録の部
が、Wordで使用したことはない。
しかし、Excelの経験を踏まえれば、「マクロ記録」だけなら何とかなるだろう、と解説文も読まずにいきなり初めてみた。
まず、リボンのユーザー設定で開発タブにチェックを入れて、マクロ記録が使用できるようにする。
ここは問題ない。
そして、マクロ記録ボタンを押してみた。
思わぬ画面が出てきた。
マクロの登録法を設定する画面である。Excelでは、ここに関わる作業は最終段になる。それがいきなり出てきたのであった(上写真、上段)。
やはり、一応の勉強をしてかからないと、と思い直した次第である。
ネットを探してみた。いくつもある。
その中で最も様を得ていたのが こちら→
ここに記載の手順を踏んで実行したら問題なく作成できた。
今回はボタンに登録した(上写真、下段)。
Wordでの使用結果は次である。
作成したマクロボタンを一度押せば、下の結果になる。作業はかなり楽になった。
WordとExcelで、マクロの使用法に大きな違いはない。しかし、作成上の概念ではかなり違うところもある。
Excelでは作成したマクロは、作成したファイルでのみ有効になる。もし、Excel全体で使用しようとするならマクロを「Excelアドイン」と言う場所に格納し、アドインの有効化という手順を踏まなければならない。
一方、Wordでは作成したマクロは、ファイルというより即座にWord全体で有効になる。
この違いが、作成手順でいきなり「マクロの登録法を設定する画面の登場」につながるのであるが、これは作成するマクロの汎用性の違いによるものである。
例えば、Excelでは、「セル1からセル100までを加算せよ」と言うようなことをマクロ化する。
一方、Wordは今回の事例のように「スペースを削除せよ」と言うようなことをマクロ化する。
汎用性に大きな違いがある。
マクロ登録の違いはよく配慮された結果によるものであった。
長々とした説明になったが、およそ3時間かけてWordのマクロ化の手順をマスターした。「スペースの削除」というマクロも作成できた。
名曲・名盤(改訂版)作りが一歩前進である。
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2019年8月23日(金) ラベル823 |
野芝にキノコ |
新聞を取りに外に出たときに見つけた。
野芝にキノコが生えている。
名前を探そうかとネットを開いたが、芝にキノコが生える現象は珍しくはないらしい。
膨大な数の映像が載っていた。
結局名前は判らない。
膨大な写真が載っているのに、その中に見つからない。
ひょっとしたら珍種!?
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2019年8月22日(木) ラベル822 |
開店休業 |
雨の予報が曇りに変わってこれを幸いに、諸事あって例年に比べ作業進度が遅れ気味の感もして、午前中は2時間余り雑地と呼ぶ場所の草刈りをし、午後も精出すことにして薪割りに着手した。
電動の薪割り機での作業である。この機械は、固定した刃に薪材を当て、後方から油圧利用のシリンダーで押す機構になっている。
薪割りの技術にも大分精通して、年輪のどこに薪割り機の刃を宛てれば割れやすいということも判ってきて、大きな切り株でも、そのまま(チェーンソーで半割せず)割れるようになってきている。
そうは言うものの、中には予測できない節などが内部に隠れていて、薪材が進まず、材を刃が噛んだまま途中で止まることも無いではない。
そんな時は、2〜3度シリンダーを前後進してみるのだが、それでも割れないときはシリンダーを一旦戻し、喰い込んだ薪材を反対側から叩いて取り外し、場所を代えてやり直す、と言うことになる。
このやり直しは珍しいことではなく、日に10回や20回はやり直しているだろう。
今日もその1回が起きた。
薪材を喰い込んで動かない。いつものように、反対側から叩くことにする。恒例化した無意識の作業である。
いつもなら、反対側から叩くと材が緩み動くようになるので、材を手にして刃から外すのであるが、この時は叩いたら材が一気にはずれ、シリンダー部に置いていた(のであろう)左手の薬指先端を直撃した。
「痛い!」と感じて、挟まれたことに気がついた、と言う状況出る。
時間は午後の2時半頃であった。
ただその時は、痛いと感じながらも、大したことではないと思い、薪割りを続け、今日の予定分の作業をやり終えた。
母屋に戻り、手袋を外してみる。思いがけずも紫色に内出血していた。痛みもある。
念ため診てもらおうかと思い始めた。Mもいて見せると、診てもらったがいいという。
時間は4時過ぎ。
Mが電話をしてくれて、私は着替えて、近郊ののクリニックに行った。
いつもの先生が笑いながら待機していた。「また指ですか}ともいう。
「念のためレントゲンを撮りましょう」となって、結果が出て、再度診察室に入ると、「骨折ですね。ヒビが入っています」と宣う。
先生は「当分痛いですよ」と5日分の痛み止め薬を出してくれた。「全治は3週間。仕事は当分無理でしょう」とも。
当方も腹を決めた。当分の間、開店休業でる。
なるようにしかならない。この時期の休業を楽しむつもりでいる。
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2019年8月21日(水) |
カミオカンデ |
今朝の読売朝刊。1面に載った記事である。
ノーベル物理学賞の受賞研究施設「カミオカンデ」の話である。その3代目ができるらしい。
研究施設の名前が何故「カミオカンデ」なのか。大半の人は、何か物理学に関係するのであろう、と思うかもしれない。が実際は、地名から来ているのである。研究施設の設置場所の地名である。
平成の合併で場所が飛騨市に変更になって余計に分かりにくくなった来たが、元々は岐阜県の「神岡町(カミオカチョウ)」に建設された。そこから来ているのである。
研究施設はしばしば「邪魔になる宇宙線を避けるため地下1000メートルの場所」にある、と表現される。
何か地下深いところに建設されたイメージが生じるが、実際は標高1500メートルの山の中腹、500メートルの位置に立地するのである。
山の中腹に大きな空間があった。長年亜鉛の鉱石を掘り出した、その跡の空間である。
研究施設はその跡地を利用して建設されたのであった。
したがって施設は、神岡の町にある入り口からトロッコに乗って2〜3Km水平移動すればたどり着くことができる。
前置きが長くなった。
我々はこの神岡町に住んだことがある。八色石に帰還する、直前のおよそ10年である。
これは 偶々ではなく理由があって、施設を建設した空洞は、Kが勤務した三井金属が持ち主なのであった。
こんな関係で、神岡に住み、「カミオカンデ」には強い思い入れがあり、今朝の新聞記事にとりわけ目が行ったという次第である。
我々が住んでいたころからノーベル賞の話は出ていた。
毎年10月、ノーベル賞の時期になると話が起き、結果が出なければ「今年もダメか」と落胆したものである。
そして、小柴氏が受賞されたのは、我々が当地に移住した翌年であった。
こんな経緯にMが少し触れている。 こちら→
新たな施設で3人目のノーベル賞を期待したいが、それはもはや、「我が目の黒いうち」にはないであろう。
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2019年8月20日(火) ラベル820 |
MISIA |
数日前のことである。
目が覚めたが、起き出すにはまだ早い時間だったので、そのままiPodで「深夜便」を聞いていた。
「音楽を」とアンカー(アナウンサーのこと)が言って、流れた曲がある。
女性の澄み渡る声で力強い歌。誰だろうと思っていたら曲が終わり、アンカーが「ミーシャさんでエブリシングでした」と歌手と曲名を告げた。記憶にはない人と歌であった。このままでは忘れそう。
起き上がってメモするのも大儀で、そのままiPodに音声メモを残しておいた。
2、3日後このことを思い出し、音声メモを開く。ミーシャて誰だろう。
ネットで調べたら、紅白に3度出場した、著名な歌手であった。正式には「MISIA]というらしい。
ちなみに昨年の紅白はトリの前で歌っている。 こちら→
年齢は41歳。20年以上のキャリアの持ち主であった。
改めて聴いてみよう、と思った。
YouTubeという手もあるが、今回は、この度新たに入手したSpotify こちら→(2019/8/7)
で聴くことにした。
「MISIA]で検索すれば即座に現れた。
そして、Spotifyには、「プレイリスト」というサービスがあって、好みの歌手の好みの歌を集めて登録し、公開することができる(らしい)。
「MISIA」のもので公開されたものを探すと「This is MISIA」と言うのがあった。
膨大なアルバムを聴くより、こちらの方が効率が良い。
全部で50曲が載っていたが、テンポが速すぎ、ついていけそうにない曲を外して、残りの25曲で自分専用のMISIAアルバムを作成した。
音楽ライブラリーに取り込み、スマホでも聴けるよう、Googleの「Play Music」にもアップロードした。
MISIAが身近になってきた。
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2019年8月19日(月) ラベル819 |
創作料理 きゅうり揉み |
今夏我が家の食卓に何度も登場した一品である。
きゅうり揉み。
参考資料は何も見ずに作ってきたので、創作料理と言ってよいであろう。
さっぱりとした味で、歯ごたえも、硬すぎず柔らかすぎずで、丁度良い。
Mにも好評で、数えてはいないが、20回くらいは登場したかもしれない。
作り方は簡単であるが、手順は必ず守る。
@きゅうりの両端を切り落とす。
A長手方向にピーラーで皮を剥く。通常の太さなら1本あたり4筋。
Bスライ―サーで厚さ1乃至1.5mm程度に削る。45度程度の角度を必ず付ける。残り部は包丁で。
C塩、少々(小さじ1/3程度か)で揉み、数分放置。硬く絞って水気を捨てる。
ここまでが下ごしらえ。あとは味付けになる。
D動物性食品を何か一品。当初は、貰い物の干しエビを入れていた。これが無くなってからは、練り製品を入れた時期もあるが、昨今はもっぱら小炒り子(手で潰して入れる)。
調味料は3つ。あごだし、酢と砂糖。
Eあごだしを多めに入れる。測らずに入れるが振り返ると大さじ3杯程度か。少し混ぜる。
F酢を入れる。これも多め。味見してちょっと酸っぱい程度。大さじ2、3杯か。
G砂糖を入れる。先の酸っぱさを打ち消す程度まで。大さじ1杯程度か。
結果としては、濃いめの味付けになる。
Hこれを冷蔵庫で冷やして食す。
一汁二菜の品数としたり鍋の添え物にしたり。今夜は「夏でも鍋」の添え物とした。
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2019年8月18日(日) ラベル818 |
軽めの作業 |
朝、熱を測ると36.6℃。 もう一日横になるかと迷ったが、少々腰も痛い、起きて軽めの作業でもしたが良かろうと起きることにした。
実施の作業は、これ以上は伸ばせないとこまで来ている薪作り。
最初の手順は、寄せ集めてきた小枝の切断である。
昨年までは、細めの枝は電動鋸で切断していたのだが、 こちら→(2018/8/19)
鋸の切れ味が落ち、スイッチの操作性も悪くなっていたので、細目も太目もチェーソーで行うことにした。
やってみると何の問題もない。来年からはこの手で行くことにした。
要した時間は、およそ2時間。
今日の作業はこれまでとした。
午後、ウォーキングに出たら、ある1ヶ所でススキが穂を出していた。
今年見る初めての尾花である。
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2019年8月17日(土) |
本日休刊 |
朝一で近郊クリニックに行く。薬をもらい、終日横になっていたが、微熱がとれず、本日休刊。
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2019年8月16日(金) |
夏風邪 |
「夏風邪は馬鹿が引く」というが、我が家は二人とも数日前からそれを証明している。
馬鹿さ加減はMが少し先行した。
喉が痛く体がだるいと言って、昨日とその前の二日間は休む時間が多く、今日は朝から起きては見たものの、食べ物の味が判らないと言って、近郊のクリニックに行き薬をもらって帰ってきた。
Kの方も少し遅れて喉が痛くなり、声もかすれてきた。
重症化を防ごうと、うがいに励みビタミンCを一度に5粒と常備薬のパブロンを飲んで様子を見たのだが、自体は一進一退であった。
Kも今日は病院に行こうかとも迷ったのだが、Mが行くならと行くのは止めた。
台風一過で天候は回復気味。外仕事で薪割りに着手しようと、やる気を起こしたものの、いまいち体が重い気もする。盆の続きでと、屋内作業でお茶を濁していた。
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夕刻のことである。熱でも測ってみるかと思いついた。
体温計を出して測ると、37℃と出た。
Kの平熱は35.9℃であるから こちら→(2018/5/15)
微熱があるといってよい。
だるい感じが拭えないのも仕方がない。明日は横着を止め、病院へ行ってくることにする。
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2019年8月15日(木) |
台風の目 その2 |
「75歳の老人、台風の風にあおられて車ごと川に転落」という記事が頭をかすめぬわけではなかったが、午前中はまだ薄日のさす天候、恒例の買い物に行ってきた。 恒例とは こちら→(2019/7/15)
買い物から帰ったのは11時頃、後は台風10号の行方を追うのみである。
それにしても、昨今の台風予報の正確性には驚くのであるが、2日前の予報 こちら→(2019/8/13)
にそれることなく、台風は北上し八色石方向を狙っている。
これなら、「台風の目」を体験できるのでは、と大いに期待が膨らんできた。
このためには、台風の現在地を正確に知る必要がある。テレビでもできそうであるが、常時とはいかない。
ネットで追うことにした。
パソコンで探してみる。気象庁やNHKなど、それらしいところをいくつか探したが、これという画面に行きあたらない。
最も綺麗に撮れるのが、スマホで見られる「HNKニュース・防災」アプリの映像。これで随時追うことにした。
(八色石の場所は赤い星印、
撮影時刻は右上の赤丸) |
四国を抜けた台風は15時頃呉方面に再上陸した。時折スマホを開いて位置を確認した。
段々と近付いてはいるが、屋外の景色は一向に「台風の目」らしい雰囲気にはならない。どんより曇ったままである。
それでもと、念のためにと屋外の写真を撮った。
(撮影時刻、左-17時29分、右-17時42分) |
最接近のスマホ映像を撮りたいと時々スマホを開いていたのであるが、動きが悪いなと思いつつ開いてみると、もはや台風の位置は出雲地域に達していた。
得られた映像から推察すると、今回の台風が八色石に最接近したのは17時35分頃。その距離はおよそ20Kmである。
これほどの近さなら「台風の目」は見えてよいはず、である。これが確認できないのは、勢力が弱まり「台風の目」はすでに消えていたのであろう。
そして、風は全くと言ってよいほど吹かなかった。雨は台風が通り過ぎる頃から降り始めた。
被害は何もなかった。
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2019年8月14日(水) |
今年の酷暑 |
連日暑い日が続いている。酷暑と言っても良い。
今年は例年に比べて、さらに暑いような気がするが、どんなものか例年と比べてみることにした。
里庭では自動で温度を記録している。 こちら→(2016/8/12)
この値をグラフ化するソフトも作成している。 こちら→(2016/8/31)
これらの道具を用いて、この4年間の、7月1日から8月14日の温度をグラフ表示してみた。
グラフにおいて橙色の横線があるが、これは32℃を示している。緑の縦線があるが、これは7月と8月を区別する線である。
さて今年、特に暑いのか。
確かに8月に入ってからの温度は例年に比べて高いようである。連日32℃を超え、35℃を超す日が6日もある。
ただし、7月からの通しで見れば、今年より昨年の方が暑かったようで、梅雨明けの7月初旬からほぼ連日32℃を越している。
それに比べて今年は暑くなったのは8月からで、7月は例年より涼しかったようにも思われる。
グラフ化する前は、何か歴然とした証拠がつかめるのではと期待したが、作成してみるとそれほどのことは見つからなかった。
例年に比べて暑い、と言うのは気のせいであろう。
加齢と言う、別の要素が効いているのかもしれない。
チャンとしたデータにならなかったが、せっかく作ったものなので掲載することにした。
それだけである。
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2019年8月13日(火) ラベル813 |
台風の目 |
一昨日あたりからニュースの冒頭を飾り始めた今回の台風10号、進路予想図を見ると八色石の直上を通る絵になっている。
昨日あたりは「大型」の形容詞がついていたが、今日はさらに「超」がついてきた。
かなり大きいらしい。それが今でも八色石の上を通る、予想である。
ただし、予報の解説では、猛烈な雨や風は九州や四国、紀伊半島が中心と言いい、山陰がものすごいという発言はない。
確かに過去、台風が接近することはあったが、山陰に位置する八色石がひどい目に合うことはこれまでは無かった。
となると、「超大型」の台風が少しずれても与える影響は大差ないはず。どうせならこのまま曲がらず、真上を通って、「台風の目」を見せて欲しいものである。
猛烈な風の後で「一瞬空が晴れ上がる」という文字通りの「台風の目」である。
長年生きてきたが、これまで「台風の目」に遭遇したことが無い。
願わくば見たいものと、不遜な野望を抱いている。
明日は台風に備えて、できる予防策を施し、「台風の目」が体験できるよう祈ることにする。
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2019年8月12日(月) ラベル812 |
キャッシュレス決済 |
先月、スマホ決済について記載した。 こちら→(2019/7/15)
以後、どこと契約するか迷っていて、楽天かPayPayか と思っていたのだが、その後「7Pay」問題が発生するなどあって、混迷の度合いがますます深まっていた。
そんな折、娘からLINEが来て、異なる手立ての情報を提供された。
紹介された記事は こちら→
スマホ決済より従来から使われている電子マネー(特にSuica=交通系電子マネー)が、安全性や購入時の手続きの簡易さで優れている、という内容である。
そして、記事のタイトルにある「Suica最強説」の用語を裏付ける記事も見つかったりなどした。 こちら→
KはSuica ではないが、JR西日本が提供するICOCA(Smart ICOCA)を所有している。旅行の時に列車やバスの支払い用として用意した。確かに切符を買わずに済み便利なものである。
しかしながら、これを通常の買い物で使うという発想はこれまでもっていなかった(使えるという概念は承知していた)。
5月に「令和記念」で上京したときチャージしていて残金があるはず。ICOCAでの買い物をしてみようと思いついた。
町内近郊でどのくらい使用できるか、そして使い勝手は如何か、試してみようという社会実験である。
最初に一番近いスーパーに行った。
ここは電子マネーは使えるが、未だスマホ決済には対応していない。
缶ビール(第3)と菓子を籠に入れてレジに行き、ICOCAを見せて「初めてですが、使えますか」とたずねると「大丈夫です」とあって、カードを載せる場所を示して「ここに当ててください」という。
「ピッピッ」と音がして、決済が完了した。通常のレシートのほかに「交通系ICカード売上票」というレシートも一緒に渡された。
次が自動販売機である。道すがら何台かの自動販売機があり、使えるか(初めて)注目して見たが、いづれも使えそうな設備がついていなかった。
道の駅まで行ってみた。ここには4、5台の自動販売機がり、調べると、その中の1台に電子マネーが使用できるとある。
最初、使い方が判らなかったが、結論とすれば、@欲しい物のボタンを押す(今回は缶コーヒー)、A電子マネーの装置が点滅するので、カードを接触させる、B決済完了で品物が出てくる。
と判れば操作はいたって簡単であった。ただし、レシートらしきものは何もない(現金と同じ)。
道の駅に道路を挟んでコンビニのローソンがある。ここでも試してみることにした。
買うものは何でもよい。100円余のチーズが目に入ったのでこれを持って会計の列に並んだ。番が来たのでカードを示し「これで」と言うと、店員さんはそれらしい装置を示して、「ここに」という。カードを当てると一瞬で決済が完了した。品物とレシートを渡された。レシートは現金決済時と同じもののみ。
瞬時の決済であった。
スマホ決済のように、QRコードを読み取ったりなどの操作は全く必要ない。カードをかざすだけ。
そして、ローソン以外ではスマホ決済の仕組みは、今のところ導入されていなかった。
今日の結果は、まさに、「Suica最強説」を裏付けるものものとなった。
ただし、私の所有する電子マネーは”Suica”ではなく”ICOCA”である。同じ交通系電子マネーであるが、使い勝手で異なるところがある。
これについては、またいつの日か。
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2019年8月11日(日) |
百年の孤独 |
同名の小説があるらしいが、今日は焼酎の話。
宮崎県の焼酎メーカーで醸造される麦焼酎。
普通、焼酎は蒸留後そのままビン詰めされるが、この焼酎はウィスキーと同じように樽に詰めて熟成される。このため、出来上がった焼酎は薄い琥珀色を醸し、ウィスキーに近い味がする。
過去に1、2度貰い物で入手した経験はあるが、品薄でなかなか手に入らない代物である。
数ヶ月前、この焼酎を入手する機会を得た。
たまたまこの事を息子が承知して、「私にも飲ませて」という。了解して封を切らずに保管していたのだが、今回孫と一緒に息子が帰省し、この事に話が及んで封を切った。
ロックで呑むのが良い、となって飲んでみた。息子が「うまい」という。
わずかな香りが漂って、味もほんのり甘みもある。高貴な雰囲気さえする、気がした。
息子と一緒に2夜飲んだが、ガバガバ飲む酒ではない。まだ多くのものが瓶に残った。
れからは、何かの折り、一人静に飲むことにする。
息子が次回帰省するまで残っていることは、おそらくあるまい。
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2019年8月10日(土) |
ぜにほう学校 夏の部 |
地域の子供を育む運動としての「ぜにほう学校」、
開校したのが2016年であったから、 こちら→(2016/8/11)
今年は4年目になる。
夏の部は里庭で開かれるのが恒例になってきた。
鮎のつかみ取り、羽釜炊飯、塩焼きというコース。
放流された鮎は100匹弱、いつもより大振りらしい。
折よく、長男らの帰省中に開かれて孫も参加、つかみ取りは最初おっかなびっくりであったが後半はなれたらしい。
ただし、帰京の日であったため途中で退席。Mは残って、Kのみ途中駅まで送っていった。
暑いさ中ではあったが、穏やかな日で、盛会で終わったという。
この日に合わせて草刈りを実施したところがないでもなく、恒例イベントが無事に終わり、ちょっと安堵、と言うところではある。
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2019年8月9日(金) |
定住者 |
里庭の定住者の話。
まずは人間でKとMの2人。
そして、定住者として確実なのが今日の主役であるカエル。そのほかに、石垣に蛇が住んでいる気がするが、こちらは定住を確認をしていない。
主役のカエル、住み家は山水の受水槽。住み始めたのは5年前か、あるいは10年前か、随分前である。
槽の水を汲みだすときなど、思いがけず飛び出して、存在を示す。容姿がきれいでないため、愛でるということにはならない。かといって駆除するまでもなく、共存を黙認する状態が続いている。複数で住んでいるのは承知である。
ところが、孫にとってはこれが難敵。水遊びを楽しんでいる折り、どこからか飛び出して、孫を驚かす。
蚊、蠅から始まって蜻蛉(トンボ)もダメ。ましてや、少しグロテスクなこのカエルは孫には恐怖の対象である。
出るたびに大きな声で騒ぎ始める。
こんなことが重なって、Kの意識内でカエルの注目度が上がってきた。
一体、何匹住み着いているのだろう、といことである。
これの確認となると結構難しい。個体を識別する能力はないので、同時期に存在を確認するしかない。
今日のところでは、只今6匹、を確認した。
苔の中や樋の陰など、思わぬところにも潜んでいた。
名は図鑑で調べて、「ヤマアカガエル」というのであろう。
「招かれざる客」ではあるが、当分は併存が続くことになる。
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2019年8月8日(木) |
孫3態 |
昨日から、孫が帰っている。
孫は成長して我の強くなる時期。この時期の子育ては大変。折しも、息子が出張等仕事で不在が続き、お嫁さんは一人での子育て。お嫁さんの骨休めも兼ねて、息子と孫だけで帰ってきた。
早朝は、我が部屋に来てお絵描き。この前帰省時の絵に比べ、ストーリー性が深まった絵を描いている。
昼間は、町営のプールに行くらしい。
朝、仕事の準備をしていたら、水着に着替えて出てきた。
早速、山水で水遊びである。ここで小1時間は遊ぶ。
その後、プールの開園に合わせて出てゆき、帰ってきたのは夕方。プール営業の最後までいたらしい。
夜はMが買い置いた花火。かなり大きいパッケージであったが、一夜で燃えつくした。1時間くらいは要したと思う。
孫の不在の合間を縫って、自分の仕事をこなすという一日であった。
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2019年8月7日(水) ラベル807 |
音楽のダウンロードソフト |
音楽(アマゾンミュージック)を取り込む方法として、便利な道具にダウンロードソフトがあり、そのダウンロードソフトが、只今故障中、と言う話を以前掲載した。 こちら→(2019/7/23)
この時のメール内容は、修復に数日かかると言うことで、すぐにも解決と思っていたら一向にその気配がない。
致し方なく、再度問い合わせのメールを入れたら、今度は修理に2ヶ月はかかりそうと返事が来た。
2ヶ月という長さには少し驚いたが仕方は無く、一方、同じメールに、他の配信サービス用のソフトライセンスを(無料で)提供する、ともある。
およそ5000円のソフトである。これに乗っからない手はないと気持ちを切り替えることにした。
対象の配信サービスは、Spotify かApple Music とある。今のとこ、これらの配信サービスと有料契約する気はないので、無料サービスで有利な方を選ぶことにした。
調べると、無料サービスなら圧倒的にSpotifyが有効そうである。
SpotifyのFree版に接続してみた。
アマゾンミュージックでは探せなかった日本人アーティストのCDも検索したら出てきたりした。
無料でも十分に使えそうである。
ダウンロードソフト会社にメールを入れて、Spotifyのライセンスキーをもらうことにした。有効期間は無制限である。
Spotifyは4000万曲を配信しているらしい。
無料で、しかも合法的に、4000万曲の音楽をダウンロードできる手段を手にしたことになる。
(注)アマゾンミュージックは無料で100万曲、有料で6500万曲とある。
ダウンロードソフトが使えないので、アマゾンミュージックとの月額契約はとりあえず解約した。
「私の名曲・名盤(改訂版)」のその後が、Spotifyで作成できるか、これからの課題である。
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2019年8月7日(水) |
台風余波 |
一仕事終えて窓を開けたら景色が真っ赤であった。
急いでスマホを持って外に出てみる。朝日が昇る直前で、空が真っ赤に染まっていた。ほぼ全天にまたがっている。
全天を撮るカメラを所有していないので、スマホで繋ぎで何枚か撮ってみた。
時刻は5時10分過ぎであった。
2、3日前までは今日は晴れの予報であった。
ところが急に台風8号が発生する。これが今日は九州を縦断して北上する予報で、この影響を受けて当地の予報は「曇り、時々雷雨」に変わってきた。
朝焼けは雨の前兆、で今朝の景色になったのであろう。
確かに予報通り。終日小雨の天候であった。結果として気温は少し下がる。30度以下。
連日35℃に達する猛暑であったが、気温は下がり しかも雨。
格好の骨休めとなった。
ただし、夕方の予報では9号と10号が相次いで発生したとある。
たまの台風は骨休めで歓迎もするが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。相次いでの発生は望むところでない。
昨今の天候は、どうも、極端すぎて往生する。困ったものだ。
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2019年8月5日(月) ラベル805 |
薪作り 後半 |
傍を通り情景を目にするたびに、早めに終えなければと常々考えるのであったが、結局いつもの8月にずれ込むことになった。
薪作りのことである。
前半の作業は、早々に終わっている。 こちら→(2019/4/27)
椎茸の榾木作りの残材を薪に転用した。
ただ、これでは不足と判っているので、新材を何か充当するとこで「まだいいか」が先行して止まっていたわけである。
新材の調達に昨年と同じものを考えてもみたが こちら→(2018/8/3)
現地を見ると、1年間で森林化し、とても切り出せそうにはない。
別のものを充てることにした。
広葉樹はすでにある。針葉樹でよかろうとして、最も切り出しやすい杉を選んだ。
直径は根元で40Cmくらいある。
用心としてMに監視役を頼んだ。
気温は36℃ある猛暑の昼下がり、今日はとりあえず倒すところまで。
倒してあれば、後は一人で何とかなる。
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2019年8月4日(日) ラベル804 |
一日奉仕作業 |
集落では6月と8月に集会所周辺を中心に草刈り作業を行う。
草刈りが中心で午前中で完了するのであるが、昔からの慣例で実態とは少しずれる名前がついている。
6月のものは、確かに一部サツキの剪定や下草を刈る部分が無いではないが、ついている作業名は「サツキの下刈り」となっている。そして、8月のそれは、8時から作業を初めて終わるのは遅くても11時の内容であるのに「一日奉仕作業」となっている。
8月のものは、最初の日曜日とほぼ決まっていて、今日それが開かれた。
「保養館」と名付ける集会所が中心で、そのほかに「龍岩神社」と呼ぶ鎮守様の参道に5名、ほかに謂れの不確かな祠が一つあって、この周辺草刈りに1名という布陣である。
作業は8時から始め、中で長めの休憩をとって、終わったのは10時半過ぎ。
6月にはないが、8月には”なおらい”と称する打ち上げが慣例で、これが11時から始まった。
Kは12時過ぎに退去したが、遠望すると16時近くまで続いた様子で、ここまで見ればほぼ一日になる。
「一日奉仕作業」の語源はここいらから来たものかもしれない、と思い直してもみた。
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2019年8月2日(金) |
水連 |
只今、国立西洋美術館で「松方コレクション展」が開催されているらしく、NHKでもこれに関する放送が多い。
中でも、モネの水連を描いた作品が、戦時中の保管が悪く欠落して発見され、それをデジタル修復したという番組もあった。
結果のみ示せば次である。
こちら→
同じ水連の話題だが、こちらは大したことではない。
我が家でも水連の花が咲いた、という話。
Mの手によるもの。
普段は裏庭で保管されるが、花の咲くこの時期のみ、玄関わきに出してもらえる。
少し以前は2個のみ咲いていたが、今日見ると4個になっていた。
ネタ切れ時のピンチヒッター用に撮っておいた写真だが、早速使う羽目になった。
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2019年8月1日(木) ラベル801 |
懐かしの写真 |
Kが卒業した高校はKの生地から歩いていける距離にある島根県立矢上高等学校と言う。
昭和38年に卒業した。第15期生になる。
普通科で1クラスしかなかったため組替えは無く、1年から3年まで同じクラスであった。こんなこともあってか、仲が良く、近年は毎年同窓会を開く習わしになっている。
この数年は神戸で開いていたが、75歳に当たる年は故郷でやろうと決まっていて、それが今年にあたる。
これを受けて、現在矢上近郊に住む在郷生が集まって、同窓会の準備をしている。
只今、在郷生は男性が5人、これまでに2回の会合を開き、およその方向性を決めた。
10月に開催する。2日間の開催で、夕方集合し夜に宴会と2次会。翌日午前中にイベントをして昼食、そして散会と言う次第にする。ここまでは決定して、最初の案内状は出状した。
ただ、イベントを何にするかで良い案が出ず、第1回の打ち合わせ時は還暦時とほぼ同じ内容で”お茶を濁すしかないか”と決まりかけていた。
ところが、この間にKが思わぬ体験をした。郷土資料館(正式には邑南町郷土館)である。
こちら→(2019/7/19)
この建物の近くには「ハンザケ自然館」という別の施設もある。
第2回の打ち合わせ時、イベント用に、この二つの施設見学は如何と提案したら、一同それは良いということになった次第である。
と、長々同窓会のことを記したがこれは全て前置きである。
で、本題
提案の手前もあり、また役目がらもあって、今日郷土館にイベントのお願いに行ってきた。
案内を乞うと前回訪問時に会った女性の方が出てこられる。
目的を話すと、即座に了解となった。
そして思わぬものが差し出された。封筒に入っている。
「先日資料を整理していたら、たまたま見つかったのでコピーしておいた」とのこと。
合併前の町の広報誌。表紙に写るMの両親の写真であった。
養蜂を営む姿で写っている。
義母はまだまだ元気。義父は逝っている。
我が夫婦はすでに、この時の両親の年齢を超える、年に至っている。
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