(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

Kの散歩帖
2022年7月31日(日)
救世主
今日の夕食はKが当番。さて何にするかと考える。
一方頭を転ずるるに、小欄に載せる今日の話題も見つかっていない。
両者とも困った問題と悩み始めたら、良案が浮かんだ。
今日も鍋にしてその内容を話題に取り上げればよい、と。

それでは鍋は何にするか。
こういう困ったときの鍋はほぼ決まっている。
材料を探す必要がないからである。
必要材料は、じゃが芋と玉ねぎと肉。

レシピは こちら→
新じゃがと新玉ねぎとあるが、何も「新」でなくてもよい。肉も豚がなければ鳥でもよい。
Kの場合、年中10回以上は作っていよう。

さて今日は、少し前に掘った傷つきのじゃが芋がある。それに、新玉とあるもの野菜。
肉は幸い豚があった。


手順はほぼレシピ通り。
材料を切って煮るだけ。味付けはコンソメと2個と仕上げのバターである。
これでかなり美味。
男の料理としては持ってこいである。

それに今日のように急場を凌いでくれる。
まさに救世主である。



2022年7月30日(土)
桔梗
桔梗が咲いている。
園芸種ではなく野生種である。
しかも、2ヵ所。


一か所は前庭の一画。Mが知人から株を貰い植えたもの(写真左)。
そしてもう一か所は「秋の七草通り」(写真右)。
こちらは越して来た時からこの場に自然に生えていた。
この一角には、桔梗のほかに女郎花や吾亦紅が群れて咲く。
「秋の七草通り」と名づけた所以である。

秋の七草の一つ故、今どき咲くのは少し早いのではと思ったが、調べてみたら花の最盛期は6月から9月とある。
あながち早いわけでも無いらしい。

「高貴」というか「清楚」というか、何とも言えない桔梗の紫色は見ていて気持ちが清められる気がする。
概して草花には無頓着なKであるが、この桔梗ばかりは例外である。



2022年7月29日(金)
禍福
23日の続編である。 こちら→(22/7/23)

これまでは無防備でイノシシに好き放題荒らされていたが、電柵を施せば荒らされる頻度は減るはずである。
荒らされた個所を整地して、見栄えの改善をはかることにした。
ただこの時、普通に整地するのでなく草刈り時の足場に利用できるように、意識して修復することにした。

傾斜地の草刈り時足場があると作業はかなり楽になる。
わざわざ足場を作る時もあるが、この時は”傾斜面を削って掘り起こし”平らな面を作って足場にする。この、”掘り起こす”作業が重労働なのであるが、今回はそれをイノシシがやってくれた。
これを利用しようという、思い付きである。
まさに、禍を転じて福と為す、逆転の発想になる。

さりながら荒らされた個所は多い。酷暑の中、一日で行うのは無理があると思われ複数日かけることにした。
結論としては昨日と今日、二日掛かりの作業となった。昨日が2時間、今日が1.5時間である。

主だった個所の修復の様子を示す。


上段が修復前、下段が後になる。

見栄えはよくなり、足場もできた。
禍福となった。



2022年7月28日(木)
靴底の修理
ウォーキングシューズとしてアマゾンで購入した靴である。
重宝して使っていて、雨以外のウォーキングはもちろん、普段近くに出かけるときなどはこの靴を履く。
その靴底が摩耗してきた。
履き癖が悪いので、どの靴も後方の外側が減ってくるのだが、特に今回はその悪癖が誇張されて現れまっ平に減ってきた。

これを見たMが「直してきてあげようか」という。広島に靴の修理屋があって、今回出る用事がありついでにできるらしい。
渡りに船で依頼した。


戻ってきたのを見ると全面張替えとなっている。
「かかとのみ張替えと思っていた」というと「それも出来たが、思いのほか修理費が高価。全面のほうが割安に思え、そちらを選んだ」という。

この靴、いつ頃買ったのだろうと、今回改めてアマゾンの履歴を調べてみた。
2015年7月となっている。価格は6,480円。
も少し高く買った気がしたが、思いのほか安く買っていた。

今回の靴底修理費はこの購入価格より高い。
若干複雑な思いである。



2022年7月27日(水) ラベル727
板の接合
他に目ぼしいネタもないので昨日の続きを掲載する。
パイプクランプの使い道である。

今回のパイプクランプの使用例は板の接合時に使うことになる。
接合と言っても合板のように厚さ方向ではない。板の薄い面を横に接合して板の面積を広げるための技法になる。

参考にした資料がある。 こちら→
ここではデスクの天板を作成している。

概略は次のようになるが、Kにとっては初めての技法が取り入れられていた。
@「ドリルガイド」なるもので板の厚さ方向の中心にダボ用の穴を開ける。
A接合する2枚の板の片方にダボを打ち込みもう一方の板のダボ穴にはめ込む。これで2枚の板はずれることはない。
B更に、接合面に木工ボンドを塗り、「パイプクランプ」で圧着する。
というものである。

「パイプクランプ」の目途がついたので、この技法をまねて板の接合を試みることにした。
「ドリルガイド」は新規にアマゾンで買い求めた。略5千円である。

使用した板は先に製作した濡れ縁の座板の残り。
厚さ;3センチメートル、長さ;50センチメートル余りの板がかなりあり、これを使用した。


作成したものは2例ある。
一つは、先日パソコン用の椅子を高くしたとき こちら→(2022/7/13)
足元に敷いた板である。
もう一つはMの要請。
薪ストーブを使用しないとき、薪ストーブの上に板を敷き物がおけるようにするもの。
これまでは単なる板であったが、煙突を避けるような形状にしたいという。
製作は板に切り込みを入れることを考えていたが、今回は短く切った板を2枚作り接合することで望みの形を得ることができた。

ただし、製作に当たってはいろいろ苦労した。
全てが初めての経験。試行錯誤の挙句である。
逆にいえば、貴重なノウハウも習得した。
今回の経験で、今後は板の接合が曲がりなりにもではあるが、できそうな気がしている。



2022年7月26日(火)
パイプクランプ代用品
最近パイプクランプなるものが欲しいと思う場面に遭遇した。
場面のことは後日述べることにするとして、まず、パイプクランプとは如何なるものか説明する。

アマゾンで探すと標準的なものとして次のような商品が表示される。


パイプを介して両側に締め具を置き、締め具の片側に敷設された押し出し具をねじで回して押し出し、はさんだ物を圧着固定するというものである。
締め具の間隔はパイプの長さに規制されるため、パイプさえ用意すればかなり大きなものでも固定することができる。
Kはこのパイプクランプなるものを初めて承知した。
一式4千円、なら買えなくもないと思われるが、Kの場合2式必要になる。加えて装置に見合う径のパイプも用意しなければならない。となると、ざっと1万円である。
何か変わりに代用できるものはないかと思い始めた。

その時ひらめいたものがある。またしても前住者の残したもので別棟に放置してある。

随分昔の話しになるが、この品が何に使うものかわからずその道の識者に尋ねると、工事用の足場作りに使うものと答えが返った。
簡単に足場を組む時など本品の片方を柱に締め付け固定し、もう片方に板を乗せれば簡易な足場が構築できる、と説明された。
その識者に「要る?」と聞くとと「2個欲しい」と答えがあり、分け与えた記憶も残る。
それなら我がほうも残しておくかと2個残したが、それがこれまで一度も日の目を見ず眠っている。
ひらめいたのは、この品である。
別棟から取り出してみた。


母屋に持ち帰り調べてみる。
思いのほか錆びていない。ねじの個所などKURE556をかけるとスムーズに回転する。
締め部を見ると片方の金具はボルトで固定されている。
このボルトが外れればクランプとして使えそうと思われた。
大きめのドライバーで外しにかかると、こちらも難なく取り外せる。
ボルトを外して金具を動かすとちゃんと動いた。

パイプの端にはプラ製の留め具がついている。本来の目的では足場板がズレないように固定するものであろう。留め具には移動防止のストッパーボルトもついている。
この留め具で金具を固定すれば自由自在に間隔を設定できる。
購入のパイプクランプと形は異なるが必要条件は全て備えたパイプクランプが完成した。
現在のパイプでは最大で約1メートルの幅のものが締め付けられる。

それにしても昨今前住者の残したものを再利用という事例が続いている。
例えば こちら→(2022/4/9)
さらには こちら→(2022/7/9)

残されたもので困るものも無いではなかったが、有難いものも多い。
自画自賛になるが、転用には閃きと応用力が必要になる。

本題に戻って今回のパイプクランプの使用例は後日報告予定である。



2022年7月25日(月) ラベル725
3日続けて
一の坂と名づけている場所が3日続けてイノシシに荒らされた。
昔荒らされたことはあるが、近年ではほとんど無かった場所である。


荒らされた場所は3日ともほぼ同じ場所。
荒らされた程度を大まかに分けると、初日が中、2日目が小、今日が大、といった感じになる。
里庭のメインストリートにあたり放置というわけにもいかず、荒らされれば毎日修復ということになる。

問題は、侵入経路が特定できないのである。
以前修理したトタン壁 こちら→(2022/7/17)
に異常はなく、
23日に増設電柵の電通確認をしたとき、他の個所の電通も確認していて、その電柵に異常個所が見当たらないのである。

何か手がかりが取れるかもと、トレイルカメラ(赤外線カメラ)を設置してみた。
昨日の時点で設置すればよかったが、被害がさほど大きくなかったのでその気にならなかった。
一歩、後手を踏んだと、若干ながら後悔している。
ちょっとばかり先の長い戦いになるかもしれない。



2022年7月24日(日)
本日休刊
2022年7月23日(土) ラベル723
電柵増設
集落に通称「中山間」と呼ぶ組織がある。
中山間地域の農業を支援するため政府が支払う交付金の受入れ組織である。
Kは耕作をしていないので、この組織の会員ではない。
ただし、交付金の使途を毎年報告する必要があり、その報告書の作成をKが受け持っているという関係にある。

その会長がたまたま我が家の「大傾斜」の前を通ることがあり、「大傾斜」がひどくイノシシに荒らされているのを見てKに声をかけてくれた。
「電柵用具を貸してあげるから設置したら」とのことである。

貸してもらえるならと、その申し出に有難く乗ることにした。


Kが所有している電柵用具は前住者が残して置いたもので材質は鉄パイプをコーティングしたもの、今回借用のものはFRPで不電導性のもの。
したがって頑丈で配線の方法も簡易である。

この「大傾斜」距離は100メートル余ある。
会長が「近めに立てたがいいよ」というので40本余りを使用して設置した。
設置したのは、先の豪雨前。暑いさなかに実施した。
この時は電通確認ができず、その後ぐずついた日が続き、今日ようやく電通確認を実施した。

電通はOKである。
長年荒らし続けたイノシシもびっくりであろう。



2022年7月22日(金)
水辺にネジバナ
山水の落ち口で岩に苔むしたところがあり、そこにネジバナが群れている。
少し盛りを過ぎてはいるが、それでも鮮やかなピンク色で咲いている。


1週間ばかり前と思うがMが「知っている?」と言って、それまでは気付かなかったのだが、それ以後は目に入り始めた。

ネジバナは乾燥地に咲くもので、湿気の多いところには咲かないと思い込んでいた。
認識を変える必要がある。

ネジバナはラン科。
普段、いわゆるランは高価で手に入りにくいが、このネジバナは里庭のあちこちで見ることができる。
Kの最も好むランである。



2022年7月21日(木)
虫送り
実は昨日の出来事。
夕食を作りながらなんとなくテレビを見ていたら、NHK県内版のニュースで邑南町の「虫送り」の様子を放送し始めた。
録画をと思ったがもはや間に合わない。
夜の8時45分から県内ニュースが放送され、夕方の放送と同じ内容も多い。「虫送り」が再度放送されるかもと思い、録画をかけておいて寝た。
今朝起きて録画を見ると、同じ内容で放送していた。


邑南町矢上、鹿子原(かねこばら)集落で毎年7月20日に催され、県の無形文化財に指定されているという。
五穀豊穣を願う伝統行事である。

なぜ録画をかけてまで見るかというと、Kもこの行事に参加した経緯があるからである。

記憶はほとんどないのだが、写真が残っているので間違いない。


小学校までの写真をまとめたKのアルバムに残っている。
左がK、右は同い年の従弟。集落は異なるがやはり矢上に住んでいた。
年齢は4歳か5歳か?。

今回の放送では、「虫送り」は鹿子原集落のみで行われ、集落の神社に奉納しているようであったが、Kの記憶に残る当時は、矢上地域全体で参加し奉納神社も地域の神社である諏訪神社に奉納していた。
鹿子原を出発し、そこから延々諏訪神社に向かう。
Kの生家は、鹿子原集落と諏訪神社の間にあるので、踊りの一行が来るまで待って途中から参加した記憶がある。

もう一つ大きな違いがある。
今回の放送では平家の武将をかたどった藁人形が登場するが、Kの記憶の時代はこの藁人形は無かったと思う。
列の先頭は、和紙に墨で文字入れした幟のみであった、と思われる。

ただし、全く記憶がないのが、この写真の撮影自体。
先の従弟の隣が写真館で、写真にはその写真館の名前がある。
そこで撮ったのは間違いないが、記憶は一切ない。

テレビで放送された内容で、ずいぶん昔の出来事を思いだした。
そんな一時であった。



2022年7月20日(水)
豪雨被害
昨日の豪雨被害である。
被害と言っても、30分ほど作業すれば復旧する程度であるから、被害というほどのこともない。
山水の取水口(堰)が詰まり、山水が出なくなるというものである。


大雨が降れば必ずおこる事象で手順は定まっている。
ホース管内のエアーを抜くため、途中にあるつなぎの数か所を外しながら取水口へ向かう。

取水口近くは木々などが流されているが、今回は予想よりもひどかった。
取水口は土砂で覆われている。
持参した鍬で取り口近辺のみ土砂を掻き落とし、再びカバー類をセットしてホースをつなぐという段取りになる。
この間凡そ30分。
途中で外した接続をつなぎなおして家に戻ると復旧していた。

ずいぶん以前は、年に一度程度取水口(堰)の掃除をしていたが、 こちら→
大水のたびに土砂が流れ込むので、近年ほぼ10年は、取り口近辺のみの掻き出しで済ませている。
そうは言いつつ、今回思ったのは、堰内の堆積物の高さがずいぶん高くなってきたこと、どこかで一度取り除く必要が生じるかもしれないという、心配であった。



2022年7月19日(火)
ほぼ例年通りの豪雨
気象庁が「梅雨明け宣言」をしているのでNHKなどは、ニュースのとき、「梅雨明け末期によく見られる」という枕詞を付ける豪雨である。
異常渇水を経験中の八色石にもやってきた。

直線距離で1キロメートル離れた公民館に設置された雨量計のデータである。


今朝の5時過ぎ時間当たり約35ミリメートルの雨が降り、降り始めからの累積が154ミリメートルであるから、相当の量である。

ただし、昨年の台風9号のとき  こちら→(2021/8/9)
ほどの量には至っていない。

午後になると雨が止んだのでウォーキングに出てみたが、朝方ほぼいっぱいに見えた川の水は半減していた。


ただ、なぎ倒された草の様子からすると満水時は川高の9割近くまで来ていたように伺える。

6月に実施した川の草刈り時  こちら→(2022/5/26)
刈り倒したままの刈り草は予定通りこれできれいになったはずである。



2022年7月18日(月)
常用パソコンの更新 その6
常用パソコンの更新における裏話の一環である。
今回の更新における狙いを以前記載した。 こちら→(2022/7/3)

この中に「ディスプレイの縦置き」がある。
なぜ、「縦置き」を考慮したかというと、昨今スマホで写真を撮ることが多く、その場合無意識で縦の写真を撮ることもことも多い。
この縦に撮られた写真を大きく表示したいと思うと、ディスプレイは縦向きの方がよい。
ディスプレイを縦置きにする機能を「ピボット」というのであるが、今回ディスプレイを購入する際はこの「ピボット」機能を備えたものを買い求めた。
これで「ハード対応」は完了である。

一方、パソコン情報を縦に表示する「ソフト対応」が必要になる。
これはWindowsが元々もっていて、「設定」→「ディスプレイ」→「画面の向き」→「縦」という手続きを行えば、画面情報は縦向きに変更される。(下図、写真左)


新規品のパソコンを購入すればこうなるはずであるが、Kの場合中古品を購入した。
その故に、4Kの高精細画像が表示されない。やむを得ずアダプターを購入して対応した。
 こちら→(2022/7/10)

この結果、設定で「縦」にする機能が消去されているのである。(写真中)
したがって、ディスプレイを縦にすると画像は横に寝た形で映ることになる。(写真右)
「4K」機能を失うことはできず、今回の画像が横になる事態は受け入れることにした。

次善の策として、別対応を考えることにする。
思いついたのが、あらかじめ、縦に撮られた映像を横に寝かせることである。
操作はむつかしくない。画像を選んで「右クリック」し表示される「左に回転」を選べばよい。


横に寝かせた画像を縦方向にしたディスプレイで表示すれば、縦に撮られた写真が見事に縦に映される。
(写真下段)

当初の狙いは達成された、と思っている。
ただ7月3日の記述で達成度95%としたが、このマイナス5%の意味合いが、今回記載した”画像を横に寝かせる”手続きを意味している。



2022年7月17日(日) ラベル717
イノシシ用トタン柵の修理
イノシシ用トタン柵の修理をした。
通常は春先に行う作業であるが、今年は例年と違う事情もあって延び延びになっていた。

違う事情とは
Mの実家で不用となったトタンと鉄製杭をこの春もらい受け、我が家に運び込んでいて、これを使いながら少しばかり大々的に執り行うとの心積もりのことである。

我が家のこれまでのやり方は、トタンは前住む者が残した廃材で使えるものを探し出して使い、杭は孟宗竹を割って杭にしていた。
したがってトタンはつぎはぎだらけ、杭の寿命は2、3年しかもたない、というその場限りの対応であった。

それを古いとはいえ柵用にあつらえたものを使用するという、画期的な出来事になるわけである。


とは言いつつも、もらい受けた材料はトタンが7枚、杭は2、30組である。
一式取り換える数はない。
ここは杭だけ、ここはトタンも一緒になど、材料の残り具合を横目に見ながら「高度な判断を」加えて作業を進めた。

今日は雲が薄く陽が出るときもある。しかし湿度は高い。
朝の9時ころから初めて、汗だくになりながら昼前にようやくし終えた。

写真の日付を見ると、もらい受けたトタンと杭を現地に運び入れたのは6月11日になっていた。
それ以後、他用がいろいろ入り延び延びになっていたもので、やり終えて気持ち的には大いに安堵した。
汗だくのつらさを吹き飛ばす安堵感である。



2022年7月16日(土)
18歳と81歳
Mがもっているペーパーである。
小欄のネタ切れの時使わせてもらおうと思い写真に撮っておいた。
チャンス到来である。


東京オリンピックが未来事項になっているから数年前に作成されたものであろう。
18歳と81歳の違いを、風刺風に、見事に描き出している。

我がほうももう少しで81歳を迎えるわけで、思い当たる節が無いでもない。
心して81歳を迎えなければと思い始めている。



2022年7月15日(金)
常用パソコンの更新 その5
少しばかり間が開いたが前回 こちら→(2022/7/10)
の続き。 トラブル対応 その3である。
今回はメール設定の話し。

Kはパソコンのメールソフトには20年来「Outlook」を使っている。
今回も、従来同様「Outlook」を開き接続設定を行った。
すると、思わぬメッセージが表示される。

使用しているサーバーの信頼性が薄いという意味と思われる。(写真左)


「はい」を押せばそのままメール作業は続けられるのだが、この状態で使い続けるのも気味が悪い。

Kが利用しているサーバーのプロバイダーは、邑南町が運営する「おおなんケーブルテレビ」で、建物は役場支所の隣にあり図書館より近い。
図書館に行くついでに、「メッセージ」を印刷して持参し、相談をもちかけた。

対応の職員にメッセージを見せると、初めての経験という。思案をしていたが、「解決法がわからないのでこちらに電話をして」と「0120」で始まる電話番号のメモを渡された。
相手は、「おおなんケーブルテレビ」が設備のメンテナンス契約を結んでいるらしい「ZAQ」という会社でセキュリティソフトも提供している会社であった。

見ず知らずの者がいきなり電話をして対応してもらえるのかと、恐る恐る電話をしたら、出てきた女性が「確認しますので、名前と電話番号を教えて」という。伝えると「確認が取れました、ご用件は」と関係部署に電話を回すのではなく、そのまま本題に入っていった。

トラブル内容を伝えると、「わかりました。それではリモートで処置します。私の指示に従ってパソコンを操作してください」という。
目の前のパソコン画面がいきなり変わり始め、指示にしたがって何度かパソコンを操作した。
操作の内容は「リモート操作を許諾する契約に同意」の趣旨と思われた。
それが終わると、「それではこれから始めます」と相手が答え「えんかくサポートサービス」の表示が出る。

その後は、相手が操作しているらしい映像が、目の前のパソコン画面に同時に表示される。
手際よく操作が進んでいるのが見とれる。修正手順をメモする余裕もないほどであった。
ものの数分と思われる。相手が「終了しました」と電話で言う。
「治ったのですか?」と問いと「治りました」と答えがあった。
おそるおそる電話をし初めて以降10分もたたない間の、あっという間の出来事であった。

「遠隔操作」というものがあるとは承知していたが、経験するのは初めてのことで、思わぬトラブルで貴重な体験ができたと喜んでいる。



2022年7月14日(木)
山水復旧
少し以前にも今年の渇水異常について触れている。 こちら→(2022/6/24)

この影響で、裏庭に引いた山水が一月前くらいから徐々に減ってきて、数日前頃はチョロチョロという状態になっていた。
ところが有難いことに、2、3日前からまとまった雨が降り、ようやく元の状態に復旧した。


(左は7月8日、右は7月13日撮影)

本格的な夏の前に、山水がでなくなるという経験は初めてのことである。

今年の雨の降りようが異常かどうか調べてみることにした。
一昨年、昨年との比較である。
使用データは、里庭から直線距離で10キロメートル離れたアメダス「淀原」のもの。4月1日から7月13日までの、日ごとの降水量の値を抽出した。


上段二つが過去、下段が今年である。
軸は左が日ごとの降水量(mm)で、右が累積値(mm)で、軸目盛の数値は同じにした。

上段の過去に比べ、今年は、雨が降った日数も量も明らかに少ない。量は半分以下になっている。
(降った日数;2020は42日、2021は52日、2022は32日)
明らかに、異常といってよいのであろう。

山水が出る出ない、では生活の潤いが違う。
ともかく、山水が復旧して大感謝である。



2022年7月13日(水) ラベル713
椅子の高さ調整
パソコン操作時に使う椅子である。

パソコンを更新する前から若干ながらその思いはあったのだが、今回パソコンを更新してモニターサイズが大きくなり、余計にその思いが強まった。
パソコンの位置が高すぎるという感覚である。

パソコンを置いている机の高さを低くできればよいのだが、それができない。
したがって、椅子を高くするより手がないのである。

具体的にその方法を考えるようになった。当初は木材で考えていた。
今の椅子は足の断面が丸い。
「外形を削って丸くし・・・」、などである。

そのうち閃きがあった。木材を使用せずともパイプを使えばよいのではという着想である。
納屋に行ってパイプを探した。最初は鉄パイプを探したが、適当なサイズが見当たらない。
そのうちに、たまたま塩ビ製のパイプが目に入った。サイズも手頃に見える。
持ち帰って椅子にはめてみると、丁度良い太さであった。
これで行くこととし、後は具体的な作成法である。


いくら高くするか?、は実際に脚の下に本を重ねて置いてみて高さを決めた。4センチメートルと決定する。

はめ込み方は、長いまま脚に突っ込み金槌で叩き込んでみたが、深く入らず安定性が少ない。
温めてみることを思いつき、ガスコンロで1、2分加熱した。少し色がついたくらいで叩き込むと、パイプが適当に柔らかくなり、深く入って固定性が増した。これで行くこととする。
次が切断法。最初は手鋸で試したが、硬くて切れそうもない。次に試したのが電動カッター。カッターの刃としては、鉄かコンクリート切断用がよい。木材用の丸のこは切れ味が悪かった。
結局、コンクリート用の刃で切断するうことにした。
これで基本手順は決定である。
後の注意事項は、長くした脚の面が床に平行になるよう切断すること。定規を置いて平行を出し切断した。

少し悩んだのが、床の傷つけ防止策である。切断のままでは床に傷が付きそうに思われ下に何か敷くことにした。
あれこれ探したがなかなか見つからない。最終的に行き着いたのがウィスキーのペットボトルの蓋である。
 こちら→(2021/10/4)
数もそろい、サイズもぴったりであった。

出来上がった椅子を2階に持ち上げ試してみる。
パソコン操作に関しては非常に楽にできるようになった。
ただ、床に対しては少し高くなりすぎの感がする。
足元に厚めの板を敷くことにした。
この板は別途製作で、このことは別に記載することもあろう。
板を敷いて万事OKとなった。



2022年7月12日(火)
オオシロカラカサタケ?
前庭の芝生にキノコである。


毎年出るわけではないが、今年で2回目か3回目。
名前をネットで調べると、芝生に生えるキノコは多いらしく、数多の種類が登場する。
その中で、今回のキノコを探すと、色や形は「オオシロカラカサタケ」といキノコに似ているように思われる。
しかし、大きさがもう一つ合わない。
「オオシロ・・・」は15から20センチメートルとあるが、当方のものはそれほど大きくない。

まあ、そんなところで名前の特定は止めにした。
いずれにしても毒キノコでああろう。

それにしてもまだ7月の初旬。キノコが出るシーズンとしては早すぎる気がする。
天候異常の一環かもしれぬ。



2022年7月11日(月)
本日休刊
2022年7月10日(日) ラベル710
常用パソコンの更新 その4
前回の続き こちら→(2022/7/6)
トラブル対応 その2である。

今次パソコンの狙いについてはその前に触れた。 こちら→(2022/7/3)
その中に「高精細化」がある。
この「高精細化」は、その性能をもつディスプレイをもってきて接続すれば達成されるものと考えていた。

ディスプレイは少し遅れて到着した。求めたディスプレイは「4K」の高精細画面の性能をもっている。
期待をこめて接続した。
ところが、高精細画面にならず、下部に注意を促すメッセージが表示される。


パソコンがからの信号が、3840×2160ドットの性能を満たしていないというものであった。(写真上段;左)
それではと、パソコン側の設定を上げようとすると、パソコン側は1920×1080が最大でそれ以上に上げられないのである。(写真上段、右)
何とかならないかと、Office 問題を相談したパソコン購入元にメールで尋ねるも、結果はパソコン本体が古く対応できないというものであった。(写真下段)
万事窮す、である。
2、3日は諦めていた。

それにしても、高価なディスプレイを求めたのに、このままではいかにも残念である。
何か手はないかと思い始めた。
ネットに相談である。
色々調べた結果、2つのサイトが見つかった。
アダプターを取り付ければ可能であるという。
 こちら→
 こちら→
どちらにするか迷ったが、とりあえず安価な方を手配した。


購入先は今回もアマゾン。
到着後、ネットを頼りにセットした。
購入前はアダプターを取り付ければそれで終わりかと思っていたが、運用ソフトをダウンロードする必要もある。

品物が到着したのは午後であるがセットを完了したのは、その日の深夜になった。
結果は上々である。
(高精細な分、同じ画面をディスプレイに表示すると、小さく映し出される)

諦めずに挑戦してよかったと思っている。



2022年7月9日(土) ラベル709
廃棄品の再利用
裏納屋の整理をしたとき こちら→(2022/5/26)
一旦は鉄屑として処分する手はずを取っていたのだが、その使い道を急に思いつき、仮置き場から抜き出して持ち帰り、使う準備を施し、今日ようやく使う日が来た。

前住者が残していた鉄製の渡り板である。
幅が40センチメートル程度。二つ折りになっていて、片側が1.5メートルくらい、開けば3メール程度に伸びる。
思いついた使い道は、二つ折りを切断してばらし、草刈り時足場が悪く難渋する箇所の「渡し」に利用するというものである。


写真の日付を見ると、持ち帰った渡しを二つに切断したのは6月11日になっている。
接合部の溶接した板を切れば分かれると思って始めたが、本体まで切断しなければ切り離せず、それも両側2か所で、切断にかなり苦労した記憶が残っている。

さてその使い道。
「再生雑地」と呼ぶ場所の一画。
小さな溝があってその奥が切り立った土手である。ここが草刈り時に足場がない。
本来なら溝に平行に置きたいところだが、それすらできない狭さである。致し方なく溝を横切るように2ヵ所置いた。

それでもないときに比べると数段楽に刈ることができる。
一応、思い付きは成功とすることにした。
も少し工夫の余地があるかもしれないが、それはまたのことにする。

広くはない場所にかかわらす、この場の草刈りに1.5時間を費やした。
「里庭」一の、草刈り難渋地である。



2022年7月8日(金) ラベル708
じゃが芋掘り
実は昨日の作業である。
午前中に病院へ行き、帰宅後昼食をとってからの作業になった。

作業開始は午後2時半ころ。
陽は照っていなかったが、温度は相当あがりそして湿度がひどく高い中での作業になった。

鍬で掘り起こし、一輪車に乗せて母屋裏まで運び入れるという、一連の作業になる。


採れた芋は例年なら山水で洗い土を落とすのだが、今年は渇水で山水はほとんど出ない。
水道水で洗うつもりで、水道の出口近くまで運び込んだ。
これら一連の作業段取りはMが行う。

Kはもっぱら、掘って一輪車に乗せるまで。
熱中症に掛からないよう、水を飲みながら休みながら掘るのだが、それでも一時異常を感じる時期があるなど。
20分程度、母屋に帰って一休みした。

掘り終えたのは午後5時過ぎであった。
Kはすぐに家に入るが、Mはその後も芋の始末などいろいろやっていた。
唯一の救いは、芋の出来が良かったこと。
例年になく、大振りで形のよいのが収穫できた。



2022年7月7日(木) ラベル707
定期健診
邑智病院での3ヶ月検診に行ってきた。前回は こちら→(2022/4/4)

検診の経緯などは前回詳述しているので、今回は割愛する。
結果のみ記載するとして、

まず、γ-GTP


前回に続き値は61となった。高めとは言え、文句なしの「正常値」の範囲内である。
しばらく安心してお酒が頂ける。

次がPSA

前回の値が一挙に10.77と急上昇した。
あまりに急激で、測定誤差が疑われるが、念のためMRI検査を受け こちら→(2022/5/19)
そして次回のPSA値で最終の見極めをしようということになっていた。
その次回が、今回に当たる。

PSAの値は


4.75と元の範囲に戻っている。

とりあえず一件落着である。



2022年7月6日(水) ラベル706
常用パソコンの更新 その3
前回 こちら→(2022/7/3) の続きである。

トラブル対応の話を記載する。 今日はその1。
トラブルが起きたのは6月20日頃のことであるから、パソコンの設定はかなり進んいる。
自分のちょっとした勘違いで「Microssoft Office and Business Premium」というプログラムをインストールしてしまった。
この「Premium」は有料版で、毎月1000円超の費用が発生する。

一方、購入したパソコンには「Office 2019」というプログラムがすでにインストールされていて、こちらは無料でそのまま使用できる。

ところが間違って「Premium」をインストールしてしまったのである。
Excellなどのプログラムを立ち上げるたびに、「Premium」の手続きをするようにというメッセージが表示されるのである。

どう対応するか思案した。
「Premium」を削除して「2019」のみ残ればよいのだが、「Premium」を削除すれば「2019」も一緒に削除されるのである。
自分でいろいろ対応してみたが、結局良い手は見つからない。

誰に相談するか、とどのつまりで、パソコンの購入先に相談することにした。
購入はアマゾンで行ったのだが、その先の発売元である。「和順商事」という。
メールで相談することにした。


(メールの一部)

早速返事が戻った。相手は「鈴木」という人で、丁寧に対応してくれる。
当初は「2019」を残し「Premium」を削除する手順を試みたが、結局うまくゆかない。
パソコンを「初期化」するしかないかと思い始めた。
その旨こちらから提案すると、相手も同意、「初期化」で消える「2019」の再インストール法を提示してくれた。
この間、2日間であるが、メールのやり取り回数は5往復に上った。

そして「初期化」である


2週間程度かけて実施した設定全てのやり直しになった。
一度経験済みなのでそれほど時間はかからなかったが、それでも、元の状態に戻すのにほぼ3日を要した。

反省点もある。
これほど問題を大きくしたのは「システムの保護」が機能していなかったことで、早速この機能を「有効」に設定し直した。



2022年7月5日(火)
予期せぬ「御礼」
他用で街に出たMが戻ってきて「御礼です」と言って差し出してくれた。
濡れ縁製作のお礼という。


同じ町内にある作り酒屋に寄って買い求めた品。
限定製造の珍品らしい。

まさかこういうものが届くとは思っていなかったので、若干驚きながら、喜んで受け取ることにした。
結構高価な品という。

濡れ縁制作に要した時間は4台合わせて凡そ50時間。
素人なので労賃を千円/時間と仮定しても5万円の製作費になる。
Mにすれば、高価な品といっても仮定の製作費の1/10で済んだはずである。
一方Kにすれば、予期せぬ届け物でこれも望外。
双方、ウィンウィンで済んだわけで、めでたしめでたしの結末である。

とりあえず、右の瓶を開けて利き酒してみた。
これまでに飲んだこともない”爽やかさと濃厚さ”を兼ねた味である。

「味わっていただきます」としたが、そう長くはもたないであろう。



2022年7月4日(月) ラベル704
濡れ縁 4台目
M要望の濡れ縁製作の4台目、最終台の完成である。
3台目が6月25日であるから こちら→(2022/6/25)
今回は、まあ、順当といってよかろう。

6月30日に材料切断、以後、7月1日、2日、そして今日の3日をかけて組み立てた。


要した総時間は9.5時間であった。
4台目で、慣れがあって、わずかながら少なくて済んだ。

1台目の完成が5月31日であるから こちら→(2022/5/31)
準備も含めると1.5ヶ月程度かけたことになる。
かなりの大事業であった。



2022年7月3日(日) ラベル703
常用パソコンの更新 その2
常用パソコンの更新を計画し こちら→(2022/6/3)
以降、ほぼ1ヶ月を要してシステムを立ち上げた。

6月3日の時点では、ディスプレイが未入荷であったが、その後6月18日にディスプレイが入荷して、ディスプレイを含めた全体の構築を目指してきたわけであるが、ようやくここにきて、「これで完成」というレベルにまで達することができた。
出来上がったシステムは理想形に比べ若干不備の点もあり、一言でいって95点の出来栄えである。
中古パソコンで組み立てたわけで、費用は新規品の半額である。95点取れれば上等と言ってよかろう。


今回狙ったシステム要件を要約すると次の3項目になる。
・一つ目はパソコンの高速化
・二つ目は、ディスプレイの拡大と縦置き、そして高精細化
・三つめは、これをWindows 11で運用する
ということである。

一つ目と三つめはパソコンが荷い、二つ目はディスプレイがその役目を果たす。
パソコンとディスプレイが問題なくつながればそれで終わりなのであるが、中古パソコンということもあって、やってみると思い通りいかないこともあった。

したがってこれほど日数を要したわけであるが、以下それらの苦労話を、自分の忘備も含めて記載してみようと思う。

紙面の都合もあって複数回の掲載になろう。



2022年7月2日(土)
こんなものまで アマゾン
先般集落で川の草刈りをしたときのこと、もって行ったKの刈り払い機のボルトが摩耗しているのをみて、「もうそろそろ買い換えてもいいのでは」と笑われたのでその気になった。
刈り払い機の刃を固定するボルトと押え金具のことである。

Kの刈り払い機はゼノア製。越してすぐに買ったので20年近くなる。
この間に一度交換したことがあるが、その時は農協に頼んだと記憶する。

今度も農協と頭をかすめたが、刈り払い機を持参して、状況を説明して、数日待って、と結構厄介である。
もしやアマゾンにあるのではと探してみた。
出てきたのがこれ。


「リョービ」用となっている。
「ゼノア」向けの言葉がないので若干迷ったが、ボルトサイズは手持ちと同じ。抑え金具の形も同じである。
95%の確信を持って発注をかけた。

2日ほど待って品物が届いた。


付け替えてみると全く問題ない。
農協に頼むのに比べ格段に簡易である。
おそらく費用も安価と思われる。

田舎暮らしの必須アイテム、アマゾン様様である。



2022年7月1日(金)
朝飯前
昨日の朝と今朝のこと、「朝飯前」に草刈りをした。
場所は「再生雑地」。
昨日は自走式の草刈り機で、今朝は丸刃を付けた刈り払い機である。
時間は朝の6時半頃から8時前くらいのおよそ1.5時間である。

普段なら朝の事務仕事を終え、新聞を取りに出て、そして新聞を読む時間であるが、新聞を読むのを後に回して草刈りをしたという次第である。

少し話がずれるが、8代目の桂文楽の落語に「愛宕山」というのがある。
大店の主と幇間(たいこもち)らが京都にある愛宕山に登ろうとする。愛宕山を目の前にしての会話、主が「どうだ、高いだろう」と言うと、幇間が「あんな山の一つや二つ、朝飯前だ」と答える場面がある。

この場面を含め一般に「朝飯前」という言葉は「容易にできる」という意味であるが、Kの場合の「朝飯前」は「致し方なく」という意が強い。

しばしば報道されるように、ここのところひどく暑い。八色石も例外ではない。
この暑さを避けるための、苦肉の策である。
朝飯前に草刈りをするのは初めての経験ではある。


この時期の「再生雑地」の草刈りは、昨年の反省に基づいている。 こちら→(2021/9/11)
とにかくこの時期に一度刈っておこうというものである。

ただし、むつかしい部分もあって、秋じまいの草刈りなら全て刈り倒せばよいのだが、この時期は刈ってはならない草花がある。Kは詳細がわからないところがあり、Mの言をもとに行う。
この結果、あちこちに刈り残しの島ができる。
見栄えは悪いが、これは致し方ない。

ともかく「朝飯前」に二日かけて刈り倒した。
後は乾燥を待って刈り草を焼く作業が残る。
焼く作業は露があるので「朝飯前」にはできない。暑い中で熱い作業が待っている。