(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

2021年9月30日(木) ラベル930
草の名 同定実験
以前、草取りをしている時生じた疑問がある。
草の名前が分からなくなり、穂でも出ればわかるだろうと、目印の囲いをしてわざと刈らずに残してきた。
  こちら→(2021/9/8)

その穂が出てきた。
出た穂は、も少し異なる穂が出るものと想像していたのだが、思いもかけず放射状に延びた細い穂である。
ヒメシバの穂と同じ形をしていた。
それではヒメシバかと思うと、どうも少し違う。


穂の出方はヒメシバに似ているが、葉の出方がかなり違う。
ヒメシバの方は葉が茎の途中から何枚も出ているのに、対象の草は葉の大半は根元にまとまって出ている。

それでは一体何なのだろう。
ネットで調べてみることにした。

ネットによると、ヒメシバに似たオヒシバという草もあるらしいが、違いを見ると こちら→
少し様子が違う。

結局今の時点では、今回の草の名は同定できなかった。
読者諸兄でお分かりの方がおられればお教え願いたい。



2021年9月29日(水) ラベル929
トマトおでん
只今我が家は冷蔵庫の食べつくし期間中で、食材がなんでも揃うという状況にはない。
そんな中で、何か良い手はないかと思案して、鍋の雑誌をめくっている時に見つけたレシピである。


昔なら、トマトを煮る料理など眼中になかったのであるが、少し以前「トマトすき焼き」 こちら→(2020/7/20)
で開眼して以降、トマトに対する忌避感が極端に薄れている。
レシピを見ると、おでんだねは何でもよいとあるから、このおでんに挑むことにした。



まず、おでんつゆ
煮干しで取るとなっているが、Mが作っただし汁が冷蔵庫にあるのでこれで代用とした。
次にトマト。冷凍庫に冷凍トマトがありそれを使う手も考えたが、冷蔵庫内にペットボトル入りの野菜ジュースがある。横着を考えてこれを200ミリリットル程度入れてみた。

次に、スパイスブーケ
指定材料は揃っていないので、あるもののみを入れることにした。
入れたものは、ローリエ、生姜の薄切り、鷹の爪のみである。

おでんだねはあるもの
じゃがいも(皮付き)、ロールキャベツ(Mの製作で冷凍品があった)、鶏肉少々、大根、ゆで卵である。
他にないかと探したが、食べつくし期間の影響で適当なものがない。これで良しとすることにした。

後はレシピ通り2時間弱火で煮込む。2時間ガスをつけっぱなしでは警報がでる可能性も考えられ、途中で30分休憩をはさみ(この間に味がしみ込むのも考慮)、前後で各1時間以上の煮込みを入れた。
折よく自民党の総裁選のテレビ中継もあり、これを見ながらの煮込みで、時間を持てあますこともなく出来上がった。

さて、お味である。
Kの感想は「上々」と思われた。
Mの感想は「普通のおでんの方が良い」といことであるが、前のトマトすき焼きのときも「1年に1回くらいならいいね」と言っていたものが、今ではハマって自分でも作り、人にも勧めるほど、気にすることはない。Mも「上々」と遠からず思う日が来ると思われる。



2021年9月28日(火)
薪積み
軽微な作業であるに係わらず、一方では重労働で延び延びになっていた。
割り終えた薪を小屋に積みいれる作業である。
腰をかがめて薪を拾って、今度は腰を伸ばして薪を積む、という作業の繰返しで腰がすぐに痛くなる。
重労働という所以である。
そんな次第で、K一人では叶わず、Mの援助を頼むことを近年は恒としている。

薪割りを終えたのは8月初旬であるから こちら→(2021/8/3)
2ヶ月近く放置していたことになる。
雨ざらしであるからこのままでは燃せない。
乾燥期間を取るにはもはや猶予はならないところまできて、ようやく重い腰をあげることにした。


薪小屋は2区画で構成されているのだが、その両方に昨冬の余りが残っている。
左の余りを一旦外に出し、右に積み直して、左を開け、
今年の新材を左側に積むことにした。

午後の2時半から始めて積み終えたのは4時20分。2人で2時間近くを要した。

曇天で今にも雨が降りそうという中の作業で、こんな時はやぶ蚊が多い。
周辺を蚊が飛び交う。
たまたま手短にフマキラーがあったので散布しながら作業したが、それでもズボンの上から3ヵ所も刺され、痒いのと腰が痛いのと両方で、散々な目に合いながら作業を終えた。



2021年9月27日(月)
ベストを着て腕まくり
酣(たけなわ)の時節である。

身づくろいをしてみると、なんとなく背中がぞくぞくする。ちょっと寒いかな、とベストを羽織る。
すると今度は少し暑い。
そこで、軽く腕まくりをする。

これで、丁度具合がよい。


今どきそんなことがしばしば起こる。

この時期が1年の内で最も過ごしやすい時期と、Kは思っている。

この時期もそう長くは続かない。
あと少しすると、寒さが勝る。
そうなると、悠長なことは行っておられない。
防寒に勤しむことになる。

長くないこの時期を、存分に楽しむことにしよう。


余談だが、今回の作務衣のズボンにワイシャツという出で立ちは、今夏に発明した、Kの屋内着スタイル。
 こちら→(2021/7/27)
具合が良いので、秋になっても変わらず愛用している。

も一つ余談になるが、当HP内には、ベストを着て腕まくりをした別の写真を載せている。 こちら→
HP創設以前の写真であるから、14,5年以上は前のものになる。



2021年9月26日(日)
歴史的音源 (国立国会図書館)
今日の読売である。
国立国会図書館のサービスの一つとして、明治から昭和にかけての歴史的音源が公開されているという。

以前、国会図書館が所蔵する書籍の公開について触れたが こちら→(2018/6/4)
今度はその音源版の紹介である。


記事にしたがって早速開いてみた。
とりあえず、只今大河ドラマが放送中の渋沢栄一の音声を探してみる。
渋沢栄一の「道徳、経済合一論」と題する講演が収録されていた。3分余りのSPレコード4枚分である。


(画像をクリックして別画面を表示すると、
渋沢栄一の講演冒頭部の音声が流れます)

若干のノイズはあるものの、渋沢栄一の音声が明瞭に流れてきた。
漢文調の文言が随所に散らばるが、当時の講演の話し方はこのような喋りであったものと思われ、なるほどと感心した。
録音年は不明である。

落語などもあるというから、今後時折り覗いて見たい、と思っている。



2021年9月25日(土) ラベル925
「おおなんヘルスツーリズム」
町村合併前でいえば旧石見町のグループが主催する会合に参加してみた。「おおなんヘルスツーリズム」と称する。
「運動、温泉、食」を組み合わせた体験型観光を目指すものらしい。
その中でセミナーを6回開催するとし、今日がその第1回。

今日のテーマは「フレイル予防で健康長寿!」ということで、ノルディックウォーキングで歩く一方、各人身体計測(体組成計測)を行い、評価から今後の改善を目指すという。(株)タニタが協賛らしく、参加者に活動量計を無料で貸し出すともいう。

場所は、香木の森公園で8時から受け付け開始という段取りである。
朝から快晴の好天、参加者は多く、概算で100名位はいると思われた。


歩いた距離は5キロメートル。1時間くらいかけて歩いてきた。
この間の歩数は、Kの所有のもの(写真で上)では7444歩、貸与されたもの(写真で下)では7462歩。
K所有はポケットにいれ、貸与品は首に下げて歩いたのだが、誤差は18歩と極めて少なかった。
Kのはオムロン製、貸与品はタニタ製、日本製品の優秀さを改めて感じた次第。

ウォーキングが終わってから、各個人の体組成の測定が行われた。
Kの結果である。


内臓脂肪がやや過剰気味であるが、後は概ね「標準」で、総じてほぼ良好というところであろう。

蛇足になるが、貸与品の活動量計が今後どう使われるのかがいまいち分からない。
とりあえず、2個ともポケットに入れて持ち歩き、自分なりに使い方を考えてみるつもりである。



2021年9月24日(金) ラベル924
外来植物 根絶作戦
今日もまた草刈りに関連した話しになる。
集落で借用した草刈り機で刈れなかったところを刈払い機で刈っているのだが、その折にわざわざ刈り残した植物がある。
残して愛でるためではない。
根絶するためである。

草の名前はセイタカアワダチソウ。
外来植物で、繁殖力が強いことで名を馳せる。放置すればいくらでも増え、在来植物を駆逐する可能性がある。
実でも増えるが根でも増える性質があり、刈り倒したのでは根が残り絶やすことができない。
根から枯らす、文字通り根絶の必要があるのである。
具体的には、葉から吸収して根も枯れるラウンドアップ系の除草剤を散布して枯らすことになる。

今回の「再生雑地」は、昨年も草刈りは実施していて、セイタカアワダチソウの大きな株はなかったはずである。
ところが、今年1年間伸び放題で放置している間に、思わぬ大きな株が出来ていた。遠目ではあまり気が着かなかったが、草刈りして近付くとそこここに株がある。
これを全て刈り残した。
今日草刈りが終わって、株を数えたら6つの大きな株があったのである。


午後になって、絶滅作戦を実行した。
薬剤は以前孟宗竹を枯らしたときに購入したのがまだ残っている。ラウンドアップ系のゼネリック品。
通常は1000倍に薄めるのだが、今日は強力な相手を意識して600倍程度の濃いめで作成した。

散布に時間はかからない。30分程度で完了した。
ただし、結果はすぐには分からない。
これまでの経験では、枯れ始めの兆候が表れるのが1週間程度先で、完全に枯れるに1月はかかる。
まず、間違いなく枯れるはずである。



2021年9月23日(木) raberu923
新兵器の後始末
集落で借りた草刈り新兵器の後始末というか、草焼きをした。
刈ったときの様子は こちら→(2021/9/11)
刈った草が乾燥するのをまった訳であるが、その間に雨が降るなどもして延び延びになり今日に至った。

始めてのことであるからいくつか懸念事項もあった。
1,刈った後の綺麗さはどの程度か?
2,刈り草は簡単に剥ぎとれるか?
3,刈り草は湿気ていて焼きにくくないか?
などである。

そして、その答えは
1,場所によった。綺麗に刈り取られている箇所もあるが、草によっては倒れているだけで刈られていない場所もあった。草の性質による。密集した柔らかい草などは、倒れるだけということになりやすいい。
いずれにしても、今回ほど、長く伸びる前に刈り取るということが必要と思われる。
2,刈り草は押し付けられていて、ひどく剥ぎにくい。レーキで同じ場所を何回もかきおとして剥ぐということになる。大変かな、と予想はしていたが、予想以上であった。
3,心配したほどではなかった。剥ぎとった草はあまり湿気ておらす、焼くに当たっての苦労はほとんどなかった。
ということになる。

実際の作業は延焼防止を考慮して、一定面積の草を四方から掻き寄せる形にし、その中程を火点にして焼くという形態にした。


今日は2区画焼いたが、これに2時間を要した。焼いた面積は、先日刈り倒した部分のおよそ半分である。
となると、全部焼くのにもう2時間かかることになる。
先日刈るのは1時間であった。1時間で刈り倒した場所を4時間かけて焼くことになる。

草を焼くというのが前提であれば、丸刃で刈ってそれを焼くという方が、仕上も綺麗で効率的と思われた。

焼かないという前提で、も少し草丈の短いうちに使用すれば強力な戦力になる、と思われる。

適材適所ということであろう。



2021年9月22日(水) ラベル922
手間いらず鍋
夏でも鍋の我が家であるが、涼しくなってきて鍋に拍車がかかる。
今日も鍋にした。
これまで既に何回も作ったものであるが、小欄に載せたことがないので紹介したい。

煮込み時間は別として、作る手間はもの凄く少ない。にもかかわらず味は抜群。
Kの定番鍋の一つである。

レシピは  こちら→


手間と言えば最初に豚肉をオリーブ油で炒めるくらい。
じゃが芋は皮付きだし、タマネギも刻む必要がない。
味付けは固形のコンソメを2個投げ入れるだけで味見の必要もない。
最後にバターを入れればおしまいである。

レシピにはブーケガルニとあるが、それはないので代わりにローリエを入れた。
また、レシピの煮込み時間より倍くらい長く煮込む。弱火にして放っておくだけなので手間はいらない。
長く煮込むほどおいしい(と思っている)。
今回はレシピにない、ネギを最後に追加した。

アイディア次第で如何様にも変化する。
お試しあれ!



2021年9月21日(火)
仏教入門
NHK-BSで「新日本風土記」という番組があり、録画を掛けておいてMと一緒によく見る。
日本各地の風土や暮らしを映し出す紀行番組である。

今回取り上げるのは8月に放送された「比叡山」。
延暦寺そのものと延暦寺を取り巻く周辺の街の営みが紹介された。

Kの予備知識は延暦寺は滋賀県にあって最澄が開祖であること程度。
番組をみて、驚くことがかなりあった。天台密教の総本山で、僧にはひどく厳しい修業が課されるという。
千日回峰もその一つ、ほかにも色々な修行があるらしい。

そして最も驚いたのが、法然、親鸞、栄西、道元、そして日蓮などの、現在日本に流布する諸仏教の開祖がすべてこの延暦寺で修行を積んだのだという。
このことは全く知らなかった。
無知を認識したという次第である。


Kは浄土真宗の門徒であるも、仏教のことを意識して勉強したことがこれまでない。
これを機に、仏教のことを常識程度は”勉強”する必要があるのでは、と思い始めた。

そして今回、図書館で借りてきた。


読んでみると、仏教の成り立ちからひも解き世界中の仏教が対象になっている。
どうもそこまでは必要がない気がして、「北伝仏教」の中の「日本仏教」の個所のみ2日かけて読んでみた。
読んだページは8ページ。

も少し深める必要がありそうで、次は購入のこととした。
アマゾンで2冊手配した。
いづれも岩波新書で、渡辺照宏著「仏教 第2版」と「日本の仏教」。
まだ届いていない。



2021年9月20日(月)
敬老をお祝いする集い
今日は敬老の日である。
地域活動「いきいきサロン」の一環として「敬老をお祝いする集い」が開催され参加した。

場所は地区の公民館。
お祝いする側のスタッフは15、6名くらい、お祝いされる側の参加者は25、6名位の人数であった。
Kは”される側”で参加、Mは当日配られるお祝い弁当の作りてとして”する側”で参加した。


会は9時から。
自治会長、公民館長のお祝いの言葉があり、記念品の伝達が行われる。
80歳の記念品は地区社協から、85歳の記念品は町社協から、町社協からは感謝状も添えられ自治会長が代理で伝達した。
ここまでが式典で第1部。

第2部がアトラクション。
出席者が参加する合唱があり、司会者の質問に出席者が答える〇×クイズがあったりなど。

さらに、新たな試みとして、「ふるさと空中散歩」が行われた。
ドローンを飛ばして上空から地域(布施、八色石)の風景を撮影し、その映像を映すというもの。
撮影されたのは1週間位前とか。
稲刈り前の映像で、黄色に色づく田圃の中にそれぞれの住む家などがが映し出され、「あれはどこそこの家」、という声が飛び交ったりなどした。

記念撮影も新たな試み。
ドローンで上空4、5メートルの高さから撮影するというもの。
映された結果はまだ頂いていない。後日配布されるのであろう。

そして最後が昼食。
コロナ禍で会食は中止となり、弁当が配られた。
持ち帰って自宅で食べるという趣向である。

そんな地域の動きであった。



2021年9月19日(日) Ravel919
失せもの現る
今日はすっきりと晴れた。
午前中は新兵器を試用した場所 こちら→(2021/9/11)
の残った部分を刈払い機で草刈りし、午後には「大傾斜」の草焼きをした。

この「大傾斜」の草焼きのときの話しである。
枯れ草をレーキで掻き集めて焼くわけであるが、その作業をしようとして目を下に向けたとき突然目に入った。
黄色の柄のついた鋏で、以前草刈り時になくしたものである。


無くした日のことは記憶があって、この場所を紐で草刈りをしていて、なくしたことに途中で気がつき周辺を探し回ったのだが見つけ出せなかったものである。
なくした日は、草刈り台帳で調べると6月19日となっていた。

Kは紐で草刈りをするとき、鋏を常時携帯する。専用のケースを腰につけそのケースの中に鋏を収納する。
紐の切れ味を保つため30分に1回位の頻度で紐を切断するのだが、その切断に使用するための鋏である。
なくした以降は、仕方なく刃の一部欠けたニッパーで代用していた。

それが出てきたのである。
3ヶ月ぶりに出てきたことになるが、拾い上げて中身を調べると、柄の部分の色が若干退色しているが刃の部分は異常が見られない。金属部分がステンレス製のため、有難いことに錆が全く発生していなかったのである。

今年はもはや、紐で草刈りはなかろうが、来年以降はまた使うことができる。
思いがけず失せものが出てきたという、他愛のない話である。
話しが少しずれるが、今日で「大傾斜」の草焼きは全て終了した。

余談になるが、以前別の鋏がなくなったと記述した。 こちら→(2020/12/24)
この鋏は未だに出てこない。



2021年9月18日(土)
奇妙な台風
気妙な台風であった。台風14号のことである。
南の海上で2日近くうろうろして、気象庁の予測では温帯低気圧に勢力を落とすと見られていたのに、ぶり返して台風のまま東に向かい、福岡県に上陸した。
福岡県に上陸するのは観測史上初めてのことという。
そのまま東進。
当初は予報円で島根県もかかっていたが、真横に、東に向かったようである。

朝起きて、一仕事終え卓上のタブレットでテレビを見ると、台風は四国を通りすぎ和歌山に上陸していた。


夜中に強めの雨が降った記憶はあるが、もはや問題はなさそうである。

そのまま新聞をとりに外に出ると、昨夕、万一を考えて台の上に飾ってあった植木鉢を横の物陰に退避させていたのを思い出した。
これを戻す。

新聞を取って自室に戻り、今日の予定を考えた。
予報を見ると、午後は晴れるとある。
二日愚図ついた天候で外仕事が貯まっており、午後には外の仕事を予定した。

ところが一向に雨がやまない。
午後になって、雲が薄くなったかと思うと、また厚くなり雨がふる。
とうとう一日中雨模様であった。

台風一過は通常は晴れ、と相場が決まっている。
この相場まで覆す、奇妙な台風14号であった。



2021年9月17日(金) ラベル917
モーニングコーヒー その2
以前モーニングコーヒーについて触れている。 こちら→(2018/12/25)
その流儀は今も続いているのだが、コーヒーの入れ方に変更が起きている。
高尚になったわけではない。横着と経済性を優先したことによる。

具体的には、以前は小さめのポット1杯分しか作っていなかったが、今は一遍にその2倍の量を作る。
そして、入れる容器は昔と同じ小さめのポットのほかに蓋の取り外しができる缶コーヒーの空き瓶である。


さて、それをどうするか。
ポットは2階に持って上がる。
一方、瓶はそのまましばらく放置して熱をとり、さめたら冷蔵庫にいれて冷やす。
ブラックの冷えた缶コーヒーが出来上がる、という次第である。

使い方は、車で出かける時に1本必ず持ってゆく。眠気覚ましにもってこいである。

毎日この入れ方を繰り返すのだが、車で毎日出かけることはない。
とすると、瓶入り冷缶コーヒーが貯まってくることになる。
今のところ瓶の数は3個なのでそれ以上は作成できない。
その時はコーヒーを入れるのを止めて、冷蔵庫から冷えた缶コーヒーを取り出して2階に持って上がり、モーニングコーヒーとして呑む、ということをする。
その時は、今日は作らなくてよい、とラッキー感に浸ることができる。

この方式に何時の時期から変えたのか記憶がないが、相当昔である。
かれこれ2年近くなるかもしれない。
昨今、缶ジュースや缶コーヒーなどを買った覚えがない。
「横着と経済性優先」の所以である。



2021年9月16日(木)
今夏のお天気 総括
朝夕はシャツ1枚では寒さを感じる日もある。今夏もようやく終わりである。
ひと夏を振り返ってみることを思いついた。

気温の変化は毎日記録しているので問題はない。 こちら→(2016/8/12)
データをグラフ化するソフトは自作した。 こちら→(2016/8/31)
この二つの道具を使って今年の6月16日から9月15日までの3ヶ月の温度変化を表示してみる。


梅雨明け後の7月19日から8月8日まで連日の猛暑が続いている。
ただ、例年残暑は8月一杯続くのが恒であるが、今年は思いがけなく早めに気温は低下を始めた。

なぜなのだろう、と思う。
温度記録のみではいまいち全貌がつかみにくい。何か良い手はないかと思案した。

思いついたのが備忘録データの利用である。 例えば こちら→(2019/1/11)
Excelで備忘録を付けているのだが、その日の行頭にその日の天候を簡単に記載している。
この天候のデータを日付けと一緒にコピーして抜き出せば簡単に天候情報が拾い出せると思いついた。
やってみた。


(5月15日、梅雨入り、
7月13日、梅雨明け)

今年は梅雨入りが5月15日で、すこぶる早く梅雨に入ったが、しばらくすると晴れが続き「梅雨とは言え爽やかな日々で」という時期がしばらくあった。
梅雨明けは7月13日である。
数日後から晴れの日が続く。この時期は温度では高い日が続いていて、高温と晴天の時期が一致する。

8月8日以降は天候が一変している。
9日には台風9号が接近し以後は停滞前線が居座り愚図ついた日が続いた。
温度が下がった日と連動している。

この天候一覧表は、色塗りは手作業で行った。晴れはブルー、くもりはグレー、雨は橙色。
も少し整理すればExcelの「条件付き書式設定」で自動で色分けも可能である。今後は、備忘録記載時にその配慮をしておこう。

ともかく、データ示す今年の夏の天候は以上のようなものであった。
ただし、コロナ禍という陰鬱な状況は、この中で示すことはできない。



2021年9月15日(水)
本日休刊
本日休刊
2021年9月14日(火)
油断大敵
草取り こちら→(2021/9/8)
時の話である。

草取りという作業は他のそれに比べ同じ場所に佇む時間が長い。したがって、蚊やブヨなどの虫に刺されることが多い。
以前、素足で草取りをしたら、短時間のうちに何か所も刺され往生したことがある。
以後、素肌をだしての草取りはしないように心がけていた。

今回も自分の姿をかえりみた。長袖、長ズボンである。
大丈夫と思って草取りをする。
長めに草取りのつもりであったので、あぐらを組んで作業をした。そのうちに両足の膝のあたりがひどく痒くなってくる。
長ズボンであり、刺されることはないはずと思いつつ、屋内に入ってズボンをめくってみると見事に3ヵ所噛まれていた。


ズボンなのになぜ噛まれたのと、わが身を振り返って見ると、ズボンの生地が薄いのもあるが、どうやらあぐらをかいていたいた姿勢にあると思いついた。
立ち姿などであると、ズボンはゆったりしていて、身体と生地との間に隙間が出る。ところがあぐらを組んでいると、肌と生地との間に隙間が無くなり、虫の針が届くらしい。
これによって噛まれたと合点した。

以後は虫よけスプレーをかけて作業をしている。
これ以降は噛まれない。

あぐらをかけば虫に刺される。思いもしなかった。
油断大敵である。



2021年9月13日(月)
草焼き新技法
またしても秋じまいの話し。
「草焼き新技法」と題したが、さして新しいものではない。苦し紛れの苦肉の策である。

8月に「草刈り新技法」なるものを公開した。 こちら→(2021/8/18)
この方法は真理と思い実行しているのだが、二の畑と呼ぶ場所は作業が遅れてこの手が使えず、あちこちで穂が成熟してしまうことになってしまった。

もはや致し方ない。全面刈るしかない状態である。
ただしこのまま、普通通りに刈って、普通通りに乾燥を待ち、普通通りに焼いたのでは、穂は地上に散乱するはずである。
なにか手はないかと考えた。

そこで思いついたのが、「乾燥を待たないで焼く」という新技法である。
草は、少々湿気ていても、火力が強ければ時間はかかるが燃える。この事に着目した。

最初、着火剤を多めに用意し強い火力の火点を作る。時間が掛かる欠点を補うために、火点の数を増やす。という考えである。

昨日2時間、今日の午前中に1時間かけて草刈りした場所を、午後に焼くことにした。


1時過ぎから作業にかかる。
普段なら2、3ヵ所作る火点を結局7か所にした。
最初2時間くらい係きりで、集めては乗せるという作業を繰り返したが、以後は放置(炎は出ないので燃え広がる心配はない)して、2、30分おきに行って草を乗せるという手順にした。
Mも途中草を乗せてくれたらしいが、夕方には大半燃えつくした。

若干残ることになったが、穂のある場所を優先して焼いたので、残った草に種になるものはない、はずである。
明日から雨らしい。
安堵である。



2021年9月12日(日)
横綱 照ノ富士
横綱照ノ富士が誕生しその初日である。
しっかり観戦のつもりでいたが、別の作業に没頭し相撲のことを忘れていた。
気が付いたら5時半を過ぎている。
階下に降りてテレビで見る間もなく、横にあるパソコンで見ることにしてスイッチを入れた。
NHKプラスである。
大関戦が始まっていた。大関は二人とも負ける。
そして、照ノ富士の出番。
横綱としての記念すべき第1日になる。
相手は、同じ飛行機で来日したという因縁の同郷人逸ノ城。


勝負はあっけなくついて照ノ富士の圧勝であった。
「土俵入り」はすでに終了していたので、あとになってNHKプラスのリプレイでみた。

小欄では、幕内復帰から取り上げている。 
 こちら→(2020/7/21)
 こちら→(2020/8/2)
 こちら→(2021/5/23)

元々「元の位置まで戻りたい」と言っていたのが、元の位置を越えて横綱である。
精進の賜物である。
再起後と言ってもまだ29歳と若い。
ただし、怪我を抱えている。
無理せず、「人情味あふれる横綱」を目指してもらいたい。



2021年9月11日(土) ラベル911
新兵器の試用
今日も秋じまいに係わる話である。

今年集落の草刈りで新兵器が登場した。j自走式の草刈り機。 こちら→(2021/8/1)
集落の農業組織が購入したものだが、Kにも使用許可がおりていて、秋じまいの折には使ってみたいと思っていた。

この草刈り機が置いてある建物があって、今朝ウォーキングでこの建物の近くを通る。
そこにたまたま組織の会長がいて、Kが「2、3日内に仮受けたい」と申し込むと、会長は「いいけど、どうやって運ぶの?」という。「自走して運ぶ」と答えると、会長が「軽トラで運んでおいてあげる」とおおせられた。
帰宅して程なく軽トラに載った草刈り機が届いた。

今日は別の仕事を予定していたが、折角届いたのと、何時までも仮受けておくのも憚られて、急遽試してみることにした。


場所は「再生雑地」と呼ぶ場所。
例年なら8月初旬までに一度は大雑把に刈るのだが、今年はこの新兵器を試すつもりで全く手を入れずにいた。この一月で、草丈は伸び茎は頑強になっている。

さて結果である。
流石に威力はある。通常の草なら、難なく刈り取っていく。刈り取り速度は、1〜3が選べるが2で行った。
ただし、密集した大きな株のイネ科の草や萱は一度試したが無理そうで、一度で止めて後は回避して草刈りをした。
面積の半分くらい草苅したが、残る部分は、萱などが多く茂る。
この段階で、今回の試用は終えることにした。
時間はおよそ1時間である。

試用した結果をまとめてみた。
刈り取る速さは、刈払い機に比べて4〜5倍はあろう。
(1時間で刈った場所を、刈払い機でどのくらいかかるか振り返ると、4、5時間はかかる気がした)
刈り取った草は寸断するので、刈った後の見栄えは良い。草集めをせず、そのまま放置も可能である。
硬い茎などは残るところがある。長さにして10センチメートル位は残ることも多い。刃の回転が縦方向で、なめるように刈り取るかと思ったが、その点は期待に反した。

Kが所有する自走式草刈り機 こちら→(2019/8/30)
に比べてみる。
Kのものに比べ価格は2.5倍らしい。
Kのものは、刈り取り速度が人の2.2倍であったので こちら→(2018/8/31) 
それに比べおよそ倍ある。この違いは、進行方向に向かう刈り幅の違いである(速度は同じ設定ができる)。
刈り草の背丈は、感でいえば、1.5倍くらいはあろう。
Kの刈り刃は横に回転する。したがって、刈り草は刃で寄せられて進行方向に線状に集まる。
見栄えが悪いので、刈った後、刈り草の処置が必要になる。
逆に言えば、刈り草の処理を前提にすれば、Kの場合は線状に集まっているので掻いて集めるのに手間は少ない。一方今回の機械は、全面に広がっているのでかき集める面積は広くなる。

さて、来年以降の方針であるが、
この機械を今後とも借りて、一気に秋じまいをするというのは、無理そうな気がした。

8月の中旬までに、Kの自走式草刈機などで一度大雑把に手を入れておいて、秋になって本格的に秋じまいするのが良さそうに思われた。
折角準会員にしてもらったが、借りるのは今回が最後かもしれない。



2021年9月10日(金)
秋じまいの草焼き
秋じまいとして今年最初の草を焼いた。
場所は「大傾斜」と呼ぶ個所。今日はおよそ半分を焼くつもり。

刈るには延5日をかけた。時間にして約10時間に上る。
この間には雨が降ったりなどして、草は地面に張り付き底部は濡れている。
このままでは燃えにくそうに思われて、午前中に張り付いた草を起しておいた。このような手順を踏むのは初めての試みである。


着火は午後。
起した効果は予想以上で、準備した着火剤はなくても、ライターで直に火が着いた。

延焼防止で、広げたままの着火は絶対にしない。必ずまとめて火をつける。
今日は火点を3個とした。
火点の上に集めた草を乗せるというやり方である。

湿気ているので、3〜4時間はかかるかと覚悟を決めて取り掛かったが、起した効果もあってか2時間かからずに焼き終えた。

残る半分は傾斜はきつく面積は今日より広いが、草の量は少なく傾斜がきついだけ湿気ていないので、あまり手こずらずに焼けると踏んでいる。

この大傾斜は、里庭の3大草刈り場の一つで、これが終われば少なからずほっとする気分になる。



2021年9月9日(木) ラベル909
推薦図書
たまたま日付けが残っているので見れば8月8日になっている。
一月以上前の読売記事になる。

毎週日曜に掲載される図書の紹介ではなく、何か特別の意味を持った図書の紹介記事であった。見開き面一杯に、図書委員諸氏が自分の推薦図書を紹介している。
紹介目的の意味を失念して思い出せないが、「コロナ禍で読めば元気になる」というような、時勢にあった企画であったような気もする。
その中で、気になる記事がたまたま上下に並んでいたので一緒に切り取った。


上段の中野氏の記事。「ラジオ体操」はKはすでに実行中であり、「騙されたと思って読んでみてください!」とあるので「騙されてみよう」と思いついた。
下段の橋本氏は小欄に何度も登場した、お馴染み人。山本周五郎の短編小説の推薦である。

上段の本は、繰返し読むかもしれない、ので購入とした。アマゾンで手配。
例によって中古。定価の半値以下で手に入れた。
下段は一度読めば事が足りる。
図書館で探したが見つからず、借受けを申し込んだら他所から取り寄せて頂けた。


前者は若干「騙された」感がないでもないが、参考にしようと思い立つ項目もある。
「ラジオ体操」は朝6時30分の「テレビ体操」とある。正にKが実行中のもの。
とりあえず真似ようと思い立った項目は、第1番項目に載っている「脱いだ靴は、そろえる」。
思い出しては、しゃがんで手で靴を揃える、ように心がけている。
それと「姿勢をよくする」。ウォーキングは思い出してこれを心がけている。

後者は全集の一部で、20の短編小説が載っている。
とりあえず「ひやめし物語」を読んだ。
読んだ後はほのぼのとした気になる。いつもながらの山本周五郎節であった。

この全集には「晩秋」も載っていた。
「晩秋」は小欄で過去に触れている。 こちら→(2018/1/15) と こちら→(2018/2/2
橋本氏は山本周五郎が好みらしい。



2021年9月8日(水) ラベル908
草取り

ここ23週間の出来事である。

これまで草刈りはK、草取りはMといった感じでKは草取りなるものを一切してこなかったのだが、どういう風の吹き回しか、草取りをする気が起きてきた。

朝新聞をとりに外に出たときとか、あるいは、たまたま時間に空きができたときとかに、草取りをする。

場所は母屋の前や後ろ。時間にして1回30分前後である。

ただ、草取りする対象の草はMは全方位だが、Kは限定されていて、ピンピンと伸びるヒメシバを始めとするイネ科の植物に限る。
抜いた草は「犬走り」で乾燥させるべく広げておくと、有難いことに、Mが他のものと一緒に焼いてくれる。
そんなことが、ここのところ続いていた。

そして今日である。
母屋前の野芝の個所で草取りを始めた。
野芝の間にピンピンと伸びたものが出ている。これの草取りを開始した。
始めた当初は、このピンピンと伸びた草はヒメシバと思って抜いていた。
そのうち、ヒメシバ特有の穂の付いた草がある。これを抜いてみると、これまでヒメシバと思って抜いていたものとは、葉の出方や葉の色がかなり違う。
穂の付いたものはヒメシバに違いない。それでは、これまでヒメシバと思って抜いていたものは何者と思い始めた。

穂でもついていれば確認の仕方もあるが、今のところ穂の出たものが見当たらない。
しからば、一部残して穂が出るまで待ってみようと思いついた。
ピンピン草の同定確認実験である。

目的を持って残しているのが誰にでも分かるように木で囲った。
その内に穂が出て植物名が確定できるはずである。

野芝の間に生えた正体不明の草はかなり多い。もちろん今日一日では終わらない。
あと数日はかかると思われる。



2021年9月7日(火)
結果は白
9月2日に予約をしておいた こちら→(2021/9/2)
大腸がん検診に行ってきた。

結果を先に言えば、検体採取やポリープ切除など一切何もなく、検査後医者の言葉は「全く問題ありません。綺麗でした」ということであった。

検査は大したことはあるまい、白黒つけよう、と高を括って始めた今回の検査であるが、思いのほかにしんどいという印象が残るものであった。
以前にも同じ検査を受けていて、それは医者に言わせれば8年前らしいが、その時の記憶に比べて何故か今回がしんどかったように思われる。

検査の準備は一昨日から始まった。
長年「血液サラサラ」の薬を呑んでいるが、これの服用は一昨日から中止である。
昨日は食事制限がある。食べて良いものは、お粥、素うどん、卵、豆腐のみ、後はバナナ、プリン、ゼリー、ヨーグルトなどの間食もの。
結局、朝、昼、夜とも素うどんと豆腐、卵で食事とした。後はプリン1個とバナナ。
血糖値不足も予測されて、屋外作業は控えめで過ごすことにした。
午後9時に下剤を飲む。
夜のトイレ動向を記録しておくよう指示があって、4回のトイレ行きの記録をした。
尾籠な話になるが、下剤の効果はてき面で、呑んだらすぐに行きたくなった。
記録した時間を再掲すれば、21時05分、21時15分、23時15分、02時10分の4回である。

さて今日は、8時前に家を出る。
受付を済ませてしばらくすると看護婦さんから呼び出しがあった。
昨日までの事情聴取があって後、薬の服用指示が出る。

腸内を洗浄する薬剤である。
1リットルの薬剤を6回に分け、10分程度で1回分を呑む。その間にトイレに行きたくなるはずで、行けば出た内容の濃度を記録する、という行為である。
薬剤が終われば、持参の水で同じく3回分飲む。記録は薬剤と同じ。


9時半からのみはじめ、水まで含めて飲み終わったら11時であった。
最後の方では、出た結果を看護婦さんに見せる指示があって、最終段で見せたときは「きれい、きれい、上手」と褒められた。

内視鏡を入れての検査は午後になった。
1時半にお呼びがあって、点滴を付け着替えた後処置室に入る。

検査技師と看護婦さん、そして医者と研修医の合計4名での検査となった。
横になって見上げるとモニターがあって自分でも見える。
医者らは別のモニターで処置。

「これから始めます」と声がかかって検査となった。
普通速い人なら15分程度で終わるらしいが、自分の場合はそうは行かなかった。
何やら、入りにくいところがあるらしく、時間が掛かる。
その間、何事もない時と、押しつけられたようなひどい鈍痛が来るときとが繰り返される。
医者の声で、「8年前の記録にも、難渋したとの記録が載っていた」というのが後方で聞こえた。
しばらく経って、やっと届きました。の声があった。
30分は優に超えていたと思われる。

抜きながら調べが行われて、結果的に冒頭の首尾を得たといことになる。

8割方は大丈夫と踏んで行った今回の精密検査であったが、予測通りの結果で安堵した。

帰宅したら、何故かひどく疲れた感がして、他の仕事をする気が起きなかった。
疲労感を覚える原因はよくは分からない。
そんな一連の検査であった。



2021年9月6日(月)
稲刈りが本格化
集落の稲刈りが本格化し始めた。
午後、2階から見えた様子である。


手前の稲刈りが終わった田圃は、先月の日曜日(28日)に刈り取られたのだが、それ以降天候が思わしくなく延び延びになっていて、今日から本格再開と思われる。

Kはコンバインが操作できないので詳細は不明だが、傍から見ていると、コンバイン1台で1日およそ2枚の田圃が刈り取られる。
思いのほか早い。
9月中には粗方稲刈りは終わるであろう。

黄金色の景色も今が見納めである。



2021年9月5日(日)
葛(くず)の花
ウォーキングに出かけて偶然立ち止まった、目の先で咲いていた。
葛の花である。


かつては葛の根が葛粉や漢方薬に利用され、また、秋の七草としてとり上げ珍重されたが、昨今は根がイノシシの好物ゆえ掘り返されて荒れる元凶になったり、また、繁茂力が強く油断すれば地面を覆いつくすなどあって、田舎では嫌われ者の植物の一つである。

したがって、葛そのものは珍しいものではなくどこでも見られるものである。
ただし、花となると、この時期どこでもみれるというほど一般的ではない。
そんな気がして写真に収めた。
花の色は赤紫で、仔細に見れば可憐でもある。

少し余談だが、葛の根絶は難しいとされる。
葛専用の除草剤も販売されているがKは使用したことはない。
Kは別の方法をあみ出した。 こちら→(2019/6/26)
誠に具合が良い。
先日草刈りをした「別棟」も一時は葛が繁茂していたが、この方法で根絶し終えた。

ネットで葛を詠んだ俳句を探してみた。
その中の一つ
   葛の葉の吹きしづまりて葛の花   正岡子規
 


2021年9月4日(土)
本日休刊
2021年9月3日(金)
草刈り時間の試算
またしても草刈りにまつわる話である。

草刈り機に使う燃料はエンジンの焼き付きを防ぐため、ガソリンにエンジンオイルという特殊な油を一定割合混ぜ合わせた、混合オイルと呼ばれるものを使用する。
混合オイルはガソリンスタンドなどで買うことができ、昔は出来合いを買っていた。
ある時、集落の草刈り時に、自分で作った方が安価だと教えられ、Kも自作の混合オイルを使用することにした。調べてみたら3年前のことになる。 こちら→(2018/8/28)

今回、その時買い求めた混合オイルが無くなり新たに買い求めることになった。


前回はホームセンターで買い求めたと思われるが今回はアマゾンである。
ただし、買い求め先の話は余談。

この混合オイルの混合比率は、25:1とか50:1とかの表示をされる。
この意味はガソリンとオイルの比で、例えば25:1の場合は、ガソリン25に対してオイルを1の量混ぜるという、表しになる。

作り始めの当初は標準とされる25:1で作成していたが、程なく濃すぎると白煙が出るなど良くないと知り、それ以降はおよそ35:1の割合で作り続けている。
ガソリン35に対してオイル1の割合である。
その1の割合のオイルが無くなった。買い求めたオイルは1缶4L入りである。
さすれば、これに対するガソリンの量は35倍で35×4=140Lということになる。

これまで混合オイルの消費量はどの程度かはっきりつかめていなかったが、これでほぼ確定できた。
3年間で、ガソリン+混合オイル=140+4=144L ということになる。
1年間では48Lということになる。

この値を元にすれば、草刈り時間も計算できる。試算を試みた。
混合オイルはチェーンソーでも使うが、その割合は多くない。
95パーセントが草刈りとすると、45Lがそれになる。
草刈り機の燃料タンクの満タン容量は0.6Lとある。
これまでの経験から、満タンで草刈りできる時間は平均で1.7時間と思われる。
45÷0.6×1.7=127
年間約130時間という値になる。

この値は別に管理している台帳 こちら→(2016/5/6)
に照らしてみて(当然ながら)的を得た値である。

外は雨で、他愛のない試算をしてみた。



2021年9月2日(木) ラベル902
大腸がん検診
3、4日前のことである。
Mが二つの封筒を持っていて「役場から健診結果が届いた。一つは薄いが他の一つは厚い。厚い方は陽性かも」と言いつつ厚い方の封筒を渡してくれた。
1ヶ月位前だろうか、便を提出して受けた大腸がん健診の結果である。
開けてみたら、Mの言う通り、陽性の判定結果と医者宛ての紹介状、それに精密検査受診の勧めの案内状が入っていた。


大腸がんの便検診はこれまでほぼ毎年受けていて、毎年陰性の結果が出ている。
今年の提出にあたって、毎年同じことで「止めようかな」と思ったのだが、Mが「出しておいたら」というので出す気になったものであった。

思いがけない結果が出たので、この先如何に対応するか若干迷った。
というのも、「死ぬときの病気は癌も悪くないな」という思いもあるからである。
「下手な病気で長患いするより癌で一思いに亡くなるのも悪くない」という訳である。

ただ今の現状は、白黒が付いていない。
白黒はつける必要があると思って、精密検査を受ける気になった。

今日は雨。
外仕事ができないので、邑智病院に行ってきた。
大腸の内視鏡検査を受けることになる。
受診日は9月7日。
前日から食事制限などが始まる。

今のところ8割方は何事も無しと思っているのだ、果たして結果は如何に・・・。



2021年9月1日(水)
刈り草積み
先日の「秋じまい」始まるの項で こちら→(2021/8/28)
刈り草の「積むとか焼くとかの作業」と記述している。
この積むとか焼くとかの作業で、「焼く」作業については小欄でこれまでに何度も紹介しているのだが、「積む」作業については触れたことが無い。

今回たまたま「積む」作業を行ったので載せてみる。
場所は別棟と呼ぶ場所。
ここは県道沿いにあってしかも他所の家のすぐ傍である。焼いて煙を出すのが憚られるので、ここでは刈り草は焼かずに積むのを恒例にしている。

心がけているのは見栄え。風景として見るに絶えられるように積んでいる、つもりである。
20年続けているので大分上図になったと自賛している。


先日来3日かけて刈り終えた場所を、昨日と今日の午後に積み終えた。
この場所で、刈るのに6.5時間。
積むのに4.5時間で、
刈る時間のおよそ7割を必要とした。

一時に比べ涼しさが増したとはいえ、まだまだ暑い。
汗をかきながら、休みながらの作業である。



Kの散歩帖