(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

Kの散歩帖
2022年5月31日(火) ラベル531
M要望のDIY
先日完成したベンチはKの発議であった。 こちら→(2022/5/20)
今度の製作物の発起人はMである。

2、3ヶ月前のことと思うが、雑誌の写真を見ながら「縁側が欲しい」と言い出した。
図書館で縁側(濡縁)の特集記事のある雑誌を借りたらしい。立派な縁側が何例も載っていた。
具体的な構想もある程度あって、「母屋の裏側に設置。但し、冬は雪ずりで邪魔になるので、別の場所に移動出来るようにする」という考えである。
とてもKには出来そうもなく、その時は「大工さんにでも頼んだら」と答えておいた。

その後、先のベンチを製作したわけである。
この経験も踏まえて、縁側も出来そうな気がし始めてきた。
ネットで調べると、「2×材」での製作例もある。
「やってみようか」とMに話して、濡縁製作が具体化することになった。

ベンチの場合は座板などの厚さを2センチメートルとしたが、も少し厚くしたいとMがいい、製材屋に相談すると3センチメートルの厚さも可能という。
したがって今回の素材は、
座板が厚さ3センチメートル、枠や脚は4センチメートルで長さはそれぞれ2メートルというものである。

参考にした製作事例は こちら→
我が家の製作寸法は横幅140センチメートル、高さは58センチメートル、奥行き(座板長さ)58センチメートルというもの(ここに至るまでには、相当な議論があった)。
これを3台製作して、横に並べるという構想である。

先日記載した卓上旋盤の整備は、この縁側構想を実現するためのものであった。 こちら→(2022/5/28)
ベンチは手で持つ鋸盤を使用したが、今度は3倍の量がある。手持ちはしんどいと思い整備をした次第であった。


27日に切断を行い、その後、29日と30日、そして今日の3日をかけて濡縁1台の製作を完了した。
特に昨日は雨で、午前午後と集中して作業を行った。
要した時間は切断も含めて12時間になる。


出来栄えも上等と言えよう。2人で持てば移動も十分可能な重量に収まった。

材料は2台分頼んで到着しているが、少し休んで2台目に取り掛かるつもりである。
3台目は材料発注から、今のとこ目途を立てていない。



2022年5月30日(月) ラベル530
菜の花の草刈り
今日は雨。但し期待したほどの雨量はない。
さりながら、外仕事ができるほど弱くもない。
ほとんど屋内作業で時間を過ごしたが、この作業はまだ公表できるほどは仕上がっていない。

致し方なく、昨日の作業でお茶を濁すことにする。
昨日は抜けるような好天。菜の花の草刈りをした。

この菜の花、春先孫が帰省したとき、名の花摘みをしたところである。 こちら→(2022/3/27)
摘んだ菜の花は、お浸しなどで食べて、早春の食卓を賑わす。また、黄色が鮮やかで、目にも良い。
こぼれ種で生えるので、実が熟して種が落ちるまでは草刈りが出来ない。
この菜の花の周辺は、すでに一度草刈りを済ませたが、この時は菜の花だけは残しておいた。
ここにきて漸く実が落ち、草刈りができる状況になたというところである。


屈強な茎になっているので、丸刃の草刈り機で刈る。
30分余りを要した。

一度刈った周辺の草丈が伸びているので序でに刈る。
そのまま丸刃の機械で刈ることにした。
合わせて2時間の作業になった。
後は集めて焼くことになる。



2022年5月29日(日)
始めて挑戦の鍋
冷蔵庫や冷凍庫の整理期間に入っていて庫内が手薄になっている。
冷凍庫に牛豚のあいびき肉が残っていて、これで何とかしようと考えた。
手間を考えれば鍋で収めたい。

収集済みののレシピ集を探してみるが目ぼしいものが見つからないので、新しい鍋を探してみることにした。
最初に手にしたのが、普段からよく参考にする鍋雑誌の一つ。
繰ってみて、探し当てた鍋である。「肉味噌湯豆腐」。
初めて挑戦する。


初めてのレシピはほぼレシピ通りに作る。
フライパンで肉味噌を作り、専用の鍋に移すことにした。


ニラは畑にあるのを採ってきた。雑草と一緒に生えていて、より分けてきれいにするのが大変であった。
畑でチンゲン菜が目に付いたので、ついでにこれも採ってきた。葉が虫に喰われているが無農薬だから仕方がない。

結果である。
とろみのある肉味噌はかなり美味しい。
手間の少ない鍋にしては、美味しい鍋であった。
今後もひき肉のある時は、ちょくちょく登場しそうな鍋である。



2022年5月28日(土) ラベル528
卓上鋸盤の整備
卓上鋸盤の整備を思い立った。
思いに至った理由は別の機会に譲るが、およそ1週間前のことである。

元々この鋸盤を買った目的は今になって思い出せないのだが、実質的に使用したのは薪ストーブ用の小枝切りであった。  こちら→(2016/8/4)
ところが、切れ味が悪くなったり等使い勝手が悪くなり  こちら→(2019/8/18)
チェーンソーで切断するようになって、この鋸盤はお蔵入りした。
以来全く使用していない代物である。

整備にあたっては、先ず二つの確認事項がある。
一つは、回転作動をするか否か。もう一つは、丸鋸が取り外せて、新規品に交換できるかである。
試みたのは5月20日である。屋外に引き出し試してみた。
電気を通じてみる。操作スイッチの動きがよくないが、何とか無事に回転した。
次は、丸鋸が外せるかである。丸鋸を締めるねじが、右ねじか左ねじかも分からない。用心しながら確認したら、普通の右ねじであった。
いろいろ苦労して、小1時間を要して、丸鋸を外すことが出来た。
何とか使えそうと思われ、整備に着手することにした。


新規丸鋸をアマゾンに発注して、交換作業を行ったのが23日である。
試し切りをしてみたら、願い通りの切れ味が蘇った。

次は、使い方のマスターである。
これまでは小枝切り、精度は要らない。今度は精度ものである。
長さや直角度など、出来る限り精度を上げたい。
装置の横側に保持具のようなものが付いてい、これの使い方を考えてみることにした。
取り扱い説明書はもはや手元にない。試行錯誤である。
空いた時間に少しづつ試しはしたが、集中的に行ったのは26日であった。
午後、半日をかけている。
ほぼ狙い通りの切断精度が得られるようになって、昨日切断作業を実施した。



2022年5月27日(金)
美しい田植え跡
ウォーキングの折り、歩く右側に展開される美しい田植え跡であるが、今年も再現された。
苗を植えた跡が見事に一直線で、全く乱れがないのである。


(同じ場所で、画角が変えてある)

Kは経験がないので解説は出来ないが、このように乱れなく植えるというのは、かなり難しい作業なのだと思われる。
というのは、他の人も故意に曲げているわけではなく結果として乱れたわけで、それをこの人は見事にクリアしているのであろう。

勿論誰の手によってなされたものかは、Kは承知している。
あまり褒めそやすわけには行かないが、Kより一回り若い人。

このような作業振りは、たまたま今年に限って行われたものではない。
以前から毎度繰り返されていて、小欄で昔触れたことがある。 こちら→(2018/5/13)

この風景を見れば、何時も心が落ち着くような気がして、ウォーキングの時はいつもこの場にひと時立ち止まることになる。

稲刈りが終わるまでは、いやいやそのあとの切り株の残りも見事なので年中か、ウォーキングのときの立ち止まりは続くことになる。



2022年5月26日(木) ラベル526
裏納屋の整理
裏納屋の整理をした。
大々的に行うのは、20年前の転居時以降初めてのことになる。

2、3週間くらい前、Mが言い出した。
その時Kはあまり気乗りがしなかったのであるが、その後Kにとっても”整理の意義”が見つかる出来事があり(この事は、後日別報のつもり)、大いに乗り気がでて本気で作業を行った。

大凡の作業の仕方は不要物を処分することが中心になるが、処分時のことを配慮して、金属類、廃棄物処理場に持ち込むもの、「別棟」で保管するもの、燃せるもの、の4種類に仕分けることにした。

かなり暑い。
(補足;本作業は昨日実施、昨日記載の笹刈りは24日に実施している)
熱中症に気を配りながら作業をした。


(上段は作業途中、下段は終了後の写真)

朝の9時頃から作業を始めた。
途中では、とても今日中には終わらないと思えたが、それでも不十分ながら一応はやり終えた。

金属類は、金属回収車がたまに廻ってくるので、その時渡すため、県道沿いの駐車場に仮保管。処理場行きは後日実行のこととして、シートをかけて仮保管。
というところまで、一応完了した。
終えた時間は、午後5時を過ぎていた。



2022年5月25日(水) ラベル525
笹刈り
草刈りならぬ笹刈りである。
場所は山水取水のための通用路。

山水の取水口は200メートル余り離れた裏の山であるが、取水口の整備や、途中のゴム管の維持管理のため、年に何回もこのゴム管沿いに整備した通用路を往復することになる。

この通用路が笹によって塞がれた。
特に始めの入り口に近い箇所が酷い。長さにして50メートル程度。歩きにくいほどである。
年に一度の作業であるが、この笹刈りを実施した。


毎年の慣例作業になっていて、昨年もほぼ同じ時期に実施している。 こちら→(2021/5/30)

要した時間は1時間余り。

放出口の山水が細っているので、笹刈りに合わせて取水口の確認もしたが、細った原因は設備の不備によるものではなく、水そのものが少なくなっているのが原因であった。

今年は大地が含む水分量が少ないようである。
そういえば、稲作用の水も不足気味で、田植えの準備にはかなり苦労があったと聞いている。

ここのところ好天が続いた。
笹刈りも終わったことだし、そろそろ一雨欲しいところである。



2022年5月24日(火)
ジャコウソウ
母屋入り口の左側、石垣の上で群れて咲いている。
随分以前、Mに「ジャコウソウ」と教えられた気がする。


葉や花に触ればほのかな匂いがする事から名付けられたとも。
小欄には初めての登場であるが、それほど、普段は目立たない花である。

管理は全てMの手による。
当初は小さな株であったと記憶するが、いつのまにか、これほど全面に広がっているのに今朝気付き、慌てて写真に収めたという経緯である。

今朝改めて触って匂いを嗅いだが、何某かの香りを期待したものの、何も匂いを感じることが出来なかった。
やり方が悪いのか?
鼻が悪いのか?
匂うといういわれが違っているのか?
記憶がちがっているのか?

答えが出ていない。



2022年5月23日(月) ラベル523
チシャの食べ方新工夫
初夏の今どき当地は葉物野菜が限られ、採れるものは「チシャ」しかない。
ネットで調べると「チシャ菜」と言われ、レタスの一種とあるが、これまで住んだ地域では見たことが無いので、山陰独特の野菜かもしれない。

当地の食べ方は「チシャ揉み」と相場が決まっている。
チシャを塩もみして酢と砂糖で味付けし塩サバの焼いたものを身をほぐして混ぜる、というもの。
小さいころから食べなれた味である。
ただし、食べ方はこれのみで、他の食べ方は一切伝わっていない。

我が家では時折りレタス代わりに鍋に入れることもあるが、 こちら→(2021/4/29)
この度新たな試みを行ったので紹介してみたい。


上段が今日のチシャの採取風景。
新工夫が下段の写真で2種類ある。

先ず左、「チシャのオイスターソース炒め」。
レシピの出所は、数日前NHKで放送された「きょうの料理」で大原千鶴さん考案のものである。
録画を掛けておいた。


端っこ野菜を食べつくそうという企画の一つ。レタスの外側の硬い部分をごま油で炒め、オイスターソースで味付けするという簡単なもの。
これをチシャで試してみた。白ごまの代わりに今回はジャコを入れる。
結果は大成功であった。

新工夫の2番目は「新玉ねぎとチシャのサラダ」。
レシピ考案者はKである。
新玉ねぎをスライサーでスライスする。チシャは幅5〜8ミリ、長さ3〜7センチメートルに切る。氷水に数分浸して後水気を切る。
後は市販のドレッシングをかけて食べる、というもの。
今年になって考案したものであるが、既に4,5回は登場している。
Kの好みは「ごまドレッシング」と「ポン酢」を混ぜて掛けるというものである。

これまでチシャは余り気味であったが、大量消費の目途がついた。



2022年5月22日(日)
リンドウ特区の草刈り
年に1回しか草刈りをしない場所がある。
「リンドウ特区」という。
例えば、昨年の例でいえば こちら→(2021/12/20)

20年間この慣例を守ってきたのだが、その割には結果が伴わない。すなわち、思うほどリンドウが増えてくれないのである。
それどころか、悪弊も見える。
他の場所は年に複数回草刈りをするに比べ、当地は1回。したがって他の雑草の勢いが強いのである。

今年はやり方を変えてみようかと、K&M間で話しがまとまった。
刈るならリンドウの芽が出ない(と思われる)早めの時期が良い。

となって、
リンドウ特区の草刈りを実施した。


周辺より草丈は高いが秋に比べれば優しいもの。
小一時間で刈り終えた。
乾燥を待って掻き集め草焼きをする予定でいる。

草刈りの話題が2日続くことになったが、Kの仕事といえば、これから秋までは草刈りが中心。
致し方がないのである。



2022年5月21日(土)
別棟の草刈り
「別棟」の草刈りをした。
5月2日にも実施していて、今年になって早くも2回目になる。


例年ならこれほどの頻度をあげて草刈りはしないのだが、今年はそれなりの理由がある。

実は3月から4月に掛けて、この地にセンチビードグラスという芝に近い植物を移植していて
 最終報告は こちら→(2022/4/18)
その移植株に陽を当て成長を促す必要がある。

周辺の雑草が伸びると移植株に陽が当たらなくなるので、致し方なく、刈らなければならないという次第である。

ただ、紐の草刈り機でなぎ倒すわけで、しかも周辺雑草もそれほど酷くはない。
2時間余り掛ければ終了するので、まあ良しとするところである。

ところで肝心の移植株のその後であるが、十分に根付いたという確認がとれない。
移植株を探してみるのだが、、時間が経って、「これ」というものがなかなか見つからない。
芝の形状に近い葉が出ている箇所もあるが、形状の似た雑草も存在する。区別ができない場合も多い。
そんな次第で、確認がとれないという状況が続いている。

当分の間は草刈りを続けて、辛抱強く待つしかないのであろう。



2022年5月20日(金) ラベル520
KのDIY 最終回
一昨日の続き。今回のDIYシリーズ記事の最終回である。
完成したベンチを最終設置場所に運び込んだ。

設置場所をどこにするかは少々悩んだ。
母屋の周辺に置く案もあり、これも捨てがたい候補ではあったのだが、最終結論としては「二合庵」と呼ぶ丸太小屋の脇に据えることにした。


当初はブロックを敷いてという思いもあったが、場所を移動する可能性も無いではなく、そのまま土の上において見た。
下に僅かに詰め物をしたら、しっかりと固定し、全く問題はない。
脚が腐食するという心配する向きもあるが、その時は脚を交換すればよいと腹を括った。

設置後座ってみるとすこぶる気持ちが良い。
新緑の葉を透す木漏れ日がなんとも言えない雰囲気を出してくれる。

設置したのは15日の午後。
その後、時折行っては座り心地を確認している。



2022年5月19日(木) raberu519
MRI検査 異常なし
1月近く前の話であるが、邑智病院の定期健診で、前立腺がんの指標になるPSA値が一挙に10を越えるという思わぬ事態に遭遇したことがある。 こちら→(2022/4/14)

急きょ泌尿器科に回されMRI検査を受けることになった。
MRI検査は4月21日に受けたのだが、当日は検査の判定が出ず、今日を指定されて結果を聞きに病院へ行ってきた。

PSA値の変化が急激すぎるので「異常値と思えるが・・・」と担当医も訝る事態であったが、案の定MRI検査結果は「腫瘍の疑いはなし」というものであった。


結果を渡された。
「肥大」は昔からである。驚くことではない。
ただ、担当医が言うに「出血は珍しいですね。あまり見たことがない」らしい。「とりあえず問題はないでしょう」という結果に収まった。

よく言われるように最近の検査装置は精度が良すぎる。
老体であるから何らかの異常は存在するわけで、検査をすればその異常は必ず発見される。
疑えば切りがない訳で、こうなると検査も考え物ではある。

まあ、兎に角、一件落着ということにしておこう。



2022年5月18日(水)
KのDIY その7
DIYも最終工程である。
塗装作業を行った。

塗料は木材に対して防腐効果のあるものである。
以前は、クレオソートという名の防腐剤が存在したが、発がん物質が含まれているとされ製造が中止されて以来、我が家ではこの防腐剤を使用している。
シンナーなどで薄める必要はなく、容器に小分けして塗るだけ。ただ、移す前によく振っておく必要がある。
色むらが少なく、多重塗りしても目立たない。塗るに技術不要の塗料である。

塗っている折り、Mが通りかかり写真を撮ってくれた。


小1時間の作業。5月15日の午後。この日も陽射しの中で作業した。
一両日待って、所定の場所に移動する予定である。



2022年5月17日(火)
KのDIY その6
昨日飛び込み記事を挿入したが、再びDIYの件である。

一昨日の時点で基本事項は終了した、とした。
本稿を書き始めた11日の時点に到達したことになる。 こちら→(2022/5/11)
よくできたと、我ながら笑みが出るほどなのだが、座ってみると僅かな違和感を感じる。座面を水平に置いているのに座り心地がいまいちの感じがする。
試しにと、ベンチの脚の前側に1Cm程度の板を敷き、座面の前側を高くして座ってみると、心地が誠に良い。
Mにも試してもらうと、前を高くする方が、座り心地が良いという。

一体、椅子の座面はどうなっているのだろうと、屋内に入って椅子の座面を調べてみた。椅子によって勾配は多少異なるが、全ての椅子で前側が高くなって出来ていた。
これまで全く気付かなかったけれど、人間工学的に見て、椅子の座面は前を少し高くするのが良いらしいのである。

今回のベンチも完成と思ったが、修正を加えることにした。
それでは、いくら高くするか。
背板を傾けるに参考にした椅子を測ってみると、横方向28Cmで高さがほぼ1Cm高くなっている。
この値を採用することにした。


座面に勾配を付けるには2つの方法がある。
前脚に継ぎを当てて高くするか、後脚を切断して低くするかの二つである。
若干迷ったが、前脚を高くする方法を採用することにした。

2×4の残り材があるので、それを使う。接合法は既に習得した。ビスで固定して、ダボで埋める。
ここは問題ない。
問題は、前を高くした分脚は地面に対して直角でなく少し傾いている。その結果、脚の底面は地面に対して水平でなく、角しか当たらない。
脚の全面が土地に当たるよう、脚の下部を角度をつけて切断する必用がある。
これが結構厄介であった。

椅子を横に立てて切断することになる。最初は手鋸で試みたが、高い場所で簡単には行かない。
結局、今度も電動鋸を持ち出した。あてる定規に所定の角度をつけ、それに沿わして電動鋸を移動する。
試行錯誤しながら何とかやり終えた。

脚の下部に出っ張りが付き、見栄えは少し落ちるが、座ってみると心地は十分満足できるものとなった。

作業したのは14日の午後。強い日差しの中で2時間余りかけて実施した。



2022年5月16日(月)
運転免許証の更新手続き
本日地元の川本警察署に出向き、運転免許証の更新手続きを行ってきた。


後期高齢者になると免許の更新も大仕事で、半年にわたる長丁場になる。

昨年の12月半ばと記憶するが、1通の書状が届く。
これが最初の動きになるのだが、「認知機能検査のご案内」という文書で、今年の1月19日、13時に川本警察署に出向くようの指示が記載されている。
75歳以上のものに義務付けられた「認知機能検査」の案内文である。 
この事の詳細は以前触れた。
 こちら→(2022/1/19)
 こちら→(2022/1/21)

これに出頭して「認知機能」を受けて合格すると、次に待っているのが「高齢者講習」という、技能講習である。
自動車教習所で実際に車を運転して、運転技能に問題がないか判定を受けるものである。
この「高齢者講習」がまた大変であった。
何が大変かというと、予約が取れないのである。

邑南町内にも教習所があって、認知機能検査後すぐに、予約申し込みの電話を入れると、「今は満席で受け付けられない。5月連休後に電話をください」と返事がある。
とてもそれでは間に合わないので、次善の策で浜田自動車教習所に電話で申し込んだ。
この浜田で取れた予約日が、先日の5月9日である。

この日はMにもついて行ってもらった。
車のナビを設定して向かったのだが、このナビデータが古く、自動車専用道に乗ってしまったらとんでもないところまで行きつき、高速道を降りて折り返し、ようやくのことで、教習所にたどり着いたというハプニング付きであった。

講習は目の検査と実技運転。
これの修了書を受けて、ようやく免許の更新手続きが受けられることになる。
今日、それをしてきたという次第。
目の検査があって、免許証に貼り付ける写真の撮影がある。
新免許証は郵送を依頼した。「6月中旬には届くはず」、らしい。

手続き費用もバカにはならない。忘備のために記録をすると次になる。
 認知機能検査 510円
 高齢者講習 5100円
 免許更新 2500円
 免許証郵送費 700円

まあそれでも終わって、大いに安堵である。



2022年5月15日(日)
KのDIY その5
今日も続き。
組立て作業も終盤である。
背板と座板の貼り付け作業と仕上である。

背板と座板の貼り付けにおいては、少し工夫を凝らした。
参考資料では、座板を先に張り、背板を座板の上に乗せる形で固定してある(一昨日の写真)。
Kはこれを逆にした。背板を先に張り、背板の下端を隠す形にして座板を張ることにした。
Kの場合2つの利点がある。
一つ目は背板の高さのバラツキを隠すことができる。
出来るだけ、同一寸法で切断したつもりでも、切断誤差が1mm近くは出た。座板の上に乗せれば、この誤差による高さのバラツキがモロニ出る。
背板の上面の高さを一定にして固定し、高さの誤差を下端に集めて、座板で見えないようにした、という次第である。
二つ目の利点は、座板の前方向にあたる寸法を板厚分ほど長くとることが出来る。座り心地の改善につながったと考えている。
後はダボ加工を施しながら板材を固定した。


残るは仕上である。
材料の隅々は、全て直角の角がある。
手触り感を向上するため、丸みを付けたい。
当初は木工やすりで仕上げるか、などと考えていたが、ダボ加工の先端残りを研磨した電動サンダーを試してみた。
これが誠に良い。
アマゾンでさらに調べると、表面仕上げ用のバフもある。
これまでのサンダーが古くなっていたので、セットで購入した。


仕上には相当な威力を発揮した。
実施したのは5月の7日と8日。

これで基本作業は終了である。



2022年5月14日(土)
KのDIY その4
今日も続き。
事前準備を終わって組み立てを開始する。

場所はKの駐車場。一升瓶を収納するプラケースを2台並べ、上に幅広の板を渡して仮の作業台も設えた。


参考資料には、座板枠から組み立てるとあるが、その前に「念には念」で、部材が揃っているか並べて確認した。
中心に座板枠の部材、両側に脚と手摺、奥側に背板枠の部材である。部品は揃っていた。

座板枠を組み立てる。四角な枠であるから問題はない。ダボ穴を開けてからビスで固定する。
次いで脚の固定。
但し、このあたりから参考資料があまり役に立たなくなってきた。
というのは部材寸法を少し大きめに切断など、我流で寸法をとったところが随所にあって、参考資料通りに作れない。
家にある椅子で座り心地の良いものを探し、その椅子の寸法を充てるという方法をとることにした。
背板の寝かせ角度も同じである。
測ってみると、高さ20Cmで底辺5Cmの角度を持つ三角形の形状で傾いていた。

新作のベンチもこの角度で傾けた。
そして最後が手摺である。(ただし、この段階で手摺を付けた写真は存在しなかった)

これで枠が完成した。
これだけの事を5月4日と5日の2日かけて実施している。所用時間は1日2〜3時間。
試行錯誤しながらの作業で、結構な時間を掛けたことになる。



2022年5月13日(金)
KのDIY その3
昨日の続きである。

木取り表にしたがって板材の切断が完了すれば、組み立て作業になる。
それぞれの板材を木工ビスで固定するわけであるが、参考資料を見ていくと、その前に解決すべき技術課題があるように思われた。

資料では、木工ビスの頭を隠して、見栄えの向上を図っているのである。


普段はビスで固定したままで、固定後はビスの頭が見えるのだが、この頭が隠れて見栄えは良い。
ただ、背板にあると、この飾りが背中に当たり、違和感があるとも推測される。

ビスの頭を隠す技法を検討する必要があるように思われた。
ネットに相談である。いろいろな投稿が見つかるが、その中でKが参考にしたのは次の動画である。
 こちら→
3つの技法が紹介されている。参考資料に示された方法も載っているが、Kが最良と思われる技法が紹介されていた。
”ダボ”という木製の栓を埋め込み、飛び出した不要部を切り落とすものである。
これなら、飾りが背に当たることもなく、見栄えも良い。
ダボという木栓も販売されているようである。

アマゾンで調べてみた。
即座に見つかる。しかも、下穴を開ける錐も専用のものが売られていた。


4月30日に発注して5月2日に届いている。

とりあえず試しに余り木で試用してみた。


特に大きな問題はない。
鋸で不要部を切り離すが、まっ平らには切断出来ない場合が多い。
平面にする何らかの処置が必要になるが、Kの場合電動サンダーを多用した。

これで、事前準備は完了と思われる。



2022年5月12日(木)
KのDIY その2
昨日の続き。

材料が入荷したのでいよいよ加工作業になるが、その前に木取りの見直しをすることにした。
というのは、元々材料の長さを1.8Mで試算したが、入荷したのは2Mである。
この長くなった分を活用できないかと思い始めた訳である。
一つの部材の変更が他の部材の寸法に影響し複雑な作業になるが、結論としては、背板の枚数を元は14枚であるのを、15枚に増やし、背板の高さを39Cmから50Cmに変更した。
椅子の高さも少し高くした。
全体的に一回り大きくした格好になる。


この長くした部材が、購入資材(2×4材が6本、 1×4材が7本)で切り出せるか確認したのが、下段の木取り表である。

これで前準備は完了で、実作業に入ることにした。
数日は必要で、その間雨の心配もある。
作業場をKの駐車場に設定した。車は野ざらしである。


切断精度は手引き鋸の方が高いが、切断個数が多く大変そう。電動鋸で切断することにした。
直角の定規を当てて、それに沿って慎重に切ることになる。

他の用事もあり、こればかりに掛かるわけには行かない。
切断作業のみで、4月30日と5月1日の、2日を掛けた。



2022年5月11日(水) ラベル511
KのDIY その1
一昨日の続き。 いよいよ本編である。
どんなベンチを作ったか?
結論から先に述べると、次である。


塗装などはこれからで未完成な品であるが、形状は完成したので、作業場を空けるため持ち出し記念撮影したものである。

本題に入ろう。
参考にした資料はネットで検索した。
「木工椅子 DIY」などの単語を入力して検索を掛け「画像」を選択すると、おびただしい数の椅子事例が表示される。
この中から、これはと思われるものを選び出せばよい。

今回Kが選んだのは次である。 こちら→
2×4材、1×4材の直線加工で、しかも出来上がったものは重厚感もありそう。詳細加工図もある。
これならKでも出来そうな気がして、採用を決めた。

次に行うのが材料の調達になる。
資料には「木取り表」が付いているので、これを参考に、材料の必要数を計算する。
材料長さを180Cmと仮定して、必要数を計算すると
 2×4材が6本
 1×4材が7本
となった。

次が購入先である。
アマゾンで調べると、1本で数千円する。とても手の出る価格ではなかった。

幸い近くに製材所があるので、出向いて相談を試みる。
色々話した結果をまとめると、次のようになった。

  素材サイズ  長さ   材質   材料費  外周研削費  合計 
  2×4     2m   杉    540円    200円    740円
  2×4     2m   檜    650円    200円    850円
  1×4     2m   杉    290円    200円    490円
  1×4     2m   檜    340円    200円    540円
これに消費税が10%かかる。

結論として、
 檜材で
 2×4で研削ありを6本
 1×4で研削ありを7本
依頼することにした。

「急がない」と言葉を添えておいたのだが、翌日には届けてくれた。届いた日付けは4月27日である。


材料費の合計は9768円になるが68円値引きがあって、9700円となった。
配送費は無料である。



 
2022年5月10日(火)
「慎み」「寛容」
昨日の続きでベンチの話にするか若干迷ったが、こちらは「今日」の出来事なので、こちらを優先することにした。
今日の読売記事である。


「教養」という言葉はなんとなく鼻について好みの単語ではないが、書かれた内容には、心惹かれることが多かった。
思わず色を塗ってしまったが、そして、実践できているとは決して言わないが、目指すべき指標に違いない。
「寛容」とか「慎み」とか・・・。

この事は、以前小欄に引用した、藤原正彦氏の記事に相通じるものと思われる。 こちら→(2020/10/8)
藤原氏は「寛容」「慎み」を「情緒」とか「惻隠(そくいん)の情」と言い換え、具体的には「卑怯なことはするな」と説く。

村上氏の言われる、
「人間として生き、人間として死ぬ。その時ある程度満足して死ねる」
ように精進しなければと、改めて知らされた日になった。



2022年5月9日(月)
KのDIY 序章
この1週間くらい、外仕事の合間にDIYに取り組んでいる。

作っているものは、屋外に置くつもりのベンチであるが、完成の成否に若干の懸念があって小欄への掲載を控えていた。
ここにきてようやく完成の目途が立ってきたので、掲載を決意したのであるが、その序章として過去に作ってきたDIY製品を一括紹介してみようと思いついた。

いづれも、現在活躍中のものである。


左上から時計回りで順に説明すると、
最初が、食事用のテーブル。上に掛けてある布はMの作で今回は関係ない。材料は衝立を利用した。
大きさは長手で160Cm、幅が125〜110Cmある。2002年2月の製作である。
衝立の裏がテーブルの表になっているので、テーブルの裏には彫り物がある。凝った品である。

次が、2階自室で使っている事務机。幅165Cm、奥行き74Cm。2007年3月の製作である。
幅が広いので、新聞を横開きに全面広げることが出来て重宝し使用している。

下段に行って右が、下屋の下に置いている作業台。角材を4本並べただけ。
長さが3400Cmあり奥行きが63Cmである。2008年1月製作のものである。

最後がテレビの台である。2011年11月の製作。テレビは2台目であるが、置き台は初代がそのまま継続中である。
台の脚は、掘り炬燵の枠を再利用した。
と以上になる。

いづれも10年以上前の製作年で、しかもテーブルもしくは台であった。

今回製作を試みたのは、椅子。
Kにとっては初めての挑戦である。

元々、椅子を作ってみたいという欲望はあった様で、今でも捨てないで残っている雑誌がある。


発行年を見ると、左が2004年、右が2009年になっている。
いづれも椅子作りの詳細が図入りで載っている。

ただ、今回製作のものは、別の個所の情報を参考にした。
次回から、本題に入る予定でいる。
おそらく、複数回の登場になろう。



2022年5月8日(日)
本日休刊
2022年5月7日(土)
大容量ファイルの送信
一月ほど前、孫の動画を作成したと小欄に記載した。 こちら→(2022/4/7)
長さは約2時間、容量は約2GBの大容量ファイルになった。
この動画を息子に「要るか」と訊ねると「欲しい」と言う。
この動画ファイルを息子に送る時遭遇した問題である。

容量の小さなファイルならメールに添付して送信することができる。しかし今回の動画は容量がバカでかい。メールに添付してということは不可能である。
しからばUSBメモリーに保存して郵送ということになるのだが、USBメモリーや郵便代を含めると相当な額になる。
何か良い手はないかと思案した。
その時思いついた方法、フォルダの「共有」である。

これまでも、「共有」なるものの存在は承知していたが、自宅のみでパソコン操作をしているKにとっては不要なものと思っていた。
しかし今回は、息子と「共有」出来ないかと思い始めた次第である。

調べてみると、解説文は無数にある。
KはOneDriveを使うつもりで、次の解説を参考にした。 こちら→
具体的にはこの中の「[リンクのコピー] を使用して共有する」を使用することにした。


説明文では厄介そうに思えるが、実際に行ってみれば難しいことはない。

手順は
@共有したいフォルダを選択し、右クリックで表示される「共有」をクリックすればよい。
A次いで自動的に表示される、「リンクの送信」で「コピー」をクリック。
Bさらに表示される「リンクのコピー」で「コピー」をクリックすれば、「共有」フォルダのURLがコピーされて
C例えば、Wordなどに、そのURLを貼り付けることができる。

ここで作成されたURLを息子にメールやLINEなどで知らせれば、息子は、このURLを打ち込んで(コピーペーストで貼り付けて)、「共有」フォルダを開くことができる。

D一旦作成後に、このURLを知りたいときは、「共有フォルダ」を選択後、右クリックで表示される「オンラインで表示」をクリックすれば、
Eネットワーク画面が表示され、URLを確認することができる。

具体的には、息子にLINEでURLを送信し、受け取った息子からは、帰省時に息子が撮った孫の写真をほぼ100枚、日付け別にフォルダに分けてこのフォルダに乗せ返信してきた。


この返信された写真も、全て合わせると2GBの大容量になっていた。
無料の”大容量ファイル交信システム”が出来上がったことになる。



2022年5月6日(金)
筍の始末記
5月2日に思わぬ大量の筍を掘ることができたと記載した。
急いで始末をし、刺身で食べたところ、事のほか美味であったところまで報告している。

本日はその刺身で食べた残りの筍の、始末をどうしたかの記述である。


翌日はこれを土佐煮として食べた。土佐煮のメニューはこちらになる。 こちら→
雑作は少ないが、味は良い。Kの好みの料理法の一つである。(写真上段、左)

そう毎日筍のばかり食べているわけにもいかず、残りの筍は保存することにした。
ネットを調べると水煮した筍を、水につけたまま冷蔵庫で保存する方とパック詰めして冷凍する方法が載っている。
次回食べる予定が不明なので、冷凍することにした。とりあえず2パック作ってみる。
(写真上段、右。但し、1パックその後鍋て食べて1パックしか残っていない)

この処置をしたところで、まだかなりの筍が残っている。どうしようか思案した。
ちょうどそんな折、Mが椎茸をざるに入れて屋外で乾燥しているのが目に入り、これを真似してみようと思いついた。
干し始めたのは4日の朝である。
並べてみると、かなり大きな笊であるが、重ならないように並べるとほぼ笊いっぱいの面積になるほどであった(写真がないのが残念)。
そしてその後有難いことに好天が続く。
いつも陽に当たるよう、場合によったら干す場所を移動しながらの手も加えて乾燥を施した。
結果である。
今日の夕方には、全く湿気が感じられない程カチカチに乾燥した。量も随分少なくなている。(写真下段)
ビニール袋に入れて保管の予定でいる。

世の中に「干し筍」なるものが存在するのか、調べれば分かることだが今回はそのことをせず、とにかく実行してみた。
あといつの時か、水に戻して使ってみて「干し筍」の評価をするつもりでいる。



2022年5月5日(木)
今年もやってきた
朝、一仕事終えて新聞を取りに外に出ると頭上で[ギャーギャー」という小うるさい鳥の鳴き声が聞こえてきた。
ブッポウソウの鳴き声である。今年聞くのは初めてのことになる。

毎年この大型連休時期に南方から子育てのために飛来してくるのが常であるが、今年も忘れずにやってきてくれたことになる。

たまたまスマホを持っていたので、頭上の飛翔姿を撮影しようと構えてみたが、鳥の動きが素早く撮ることはできなかった。
そのうち向きを変えて50Mばかり先の梢の先端に留まる。これなら撮れるとスマホのレンズを望遠側にセットしてようやくに納めたのが次の写真である。


7月末か8月の初旬まで、ブッポウソウとの付き合いが始まる。
今年の結果はどうなることやら。
無事の巣立ち、の姿を見ることができれば嬉しいのだが・・・。



2022年5月4日(水)
草焼き 第1号
母屋前の町道沿いの場所になる。
昨年の秋、草刈り時期を間違えたようで、刈った後芽が20CM程度伸びてしまい、それが寒くなるにつれて枯れた状態になった。
冬を越し、春になって新しい芽が出て、葉が新旧が混在の形になった。こうなると見栄えが悪く刈り倒さなければならない。
およそ10日前に丸刃で刈り倒した。

丸刃で刈った草の量の多いものはそのまま放置というわけには行かない。集めて焼くことになる。
乾燥の時間を取って今日焼く作業をした。


水分を含んだ葉で燃やし難そうに思えたので、この間十分に乾燥期間を取り、2-3日前には天地替えをしてさらに乾燥を図り、今日挙行した。

準備の甲斐あって、なんなく燃やすことができた。
要した時間は1時間弱。
この時期に草を焼く人は稀で、白い煙がもくもくと出る様は、若干異様な風景であった。



2022年5月3日(火) ラベル503
ドラマ 「人生最高の贈りもの」
詳細は別の日のこととするが、現在ちょっとしたDIYをしている。
今日の予定は、そのDIYと草刈りをするつもりであった。
草刈りを午前中に終えて、午後のこと、DIYに取り掛かったら必要部品の欠落に気がついた。
注文するしかない。Amazonに注文をかけたところでDIY作業を中断した。

思いがけない空き時間ができたことになる。
この空き時間で何をするか、思いついたのが映画鑑賞である。
と言っても出かけるわけではない。プライムビデオで無料の映画鑑賞をするというアイデアである。

テレビでプライムビデオが見れるようセットは済んでいる。 こちら→(2022/1/12)
開いててみた。最初のホーム画面には数々の放映番組が紹介されている。
その中にあって、以前から大仰なタイトルだなと思える番組があった。タイトルは「人生最高の贈りも」のという。映画ではなくテレビドラマらしい。

開いてみると 寺尾聰が出ると言う。

寺尾聰は「博士の愛した数式」、「阿弥陀堂だより」、「雨あがる」などの映画で見ている。
宇野重吉の息子でなかなか良い。見てみるかと思い立った。


写し始めて初めの部分で脚本家の名前が出る。岡田惠和とあった。岡田惠和は、朝ドラ「ひよっこ」などを手がけたKの好みのの脚本家。
期待が一気に膨らんだ。

そして物語は展開する。

ストーリーの紹介は割愛するが、さすが岡田惠和の脚本で、思わず涙が出そうになる場面が随所にある。
昨今加齢のせいで感受性に乏しく、物語に感動することが少なくなったKだが、このこの岡田脚本は、それでも泣かせてくれる。
勿論、寺尾聰や石原さとみ他の好演もある。

見終わった後は、爽やかで暖かい気持ちが残った。

2021年の正月番組として、テレビ東京で放送されたドラマらしい。
手づるを探せば今でもアチコチで見ることができる様子である。
お薦めである。



2022年5月2日(月)
旬の筍
近くに筍(タケノコ)が生える山がある。山の持ち主が近くに住んでおられず、誰が行って筍を採取しても良いと教えられている。
4年前、丁度この時期孫が帰省した時1本採取した記録もある。


ただし、それ以降は採れたことが無い。
強力なライバルがいて、行ってみるといつも先を起こされている。強力なライバルとはイノシシのこと。
この時期になると、夜のうちに嗅ぎついて食べられてしまい、人間の手には届かないのである。

今日も駄目だろうとは思いつつ、それでも万が一を期待して行ってみた。
ところが、思いがけず見事なものが数本食べられずに残っていた。喜び勇んで掘り起こし持ち帰ったという次第である。

筍は鮮度が命と聞く。
たまたまMは外出中で待ってはおられない。処理を自分ですることにした。
Mの見よう見まねとネット情報が教本である。
ある程度皮を剥がし、水に糠ふたつまみと鷹の爪5本を入れて湯がくことにした。


湯がく時間は1時間。箸で刺して柔らかくなったのを確認して火を止める。
後はほぼ1日そのまま放置らしい。

夕刻になって、小さめのものを一つほど取り出し酒のあてに刺身で食べることにした。
冷蔵庫で冷やしておいて刺身用に切る。山椒の葉があったのでそれも添えて食べてみた。
身はやわらかく、えぐみは全くない。そして旬らしいほのかな香りもする。
これまでに食べた筍の刺身の中では、今回が第1級のように思われた。



2022年5月1日(日)
立花隆
昨日の朝のことである。
階下に降りたら、Mがつけたテレビ放送が流れていた。
番組タイトルはNHKの「あの人に会いたい」、立花隆氏のことを懐古していた。
立花氏は世界に起こる様々の分野が研究の対象、そして最後は自分の病気である癌までもがその対象となった。
番組はもはや後半らしい。癌を告知されてからの、自分の生きようを語っている。録画したいと思ったがもはや間に合わなかった。

再度見る方法がある。NHKプラス。ただしこのNHKプラスは通常では録画ができない。
Kが少し以前マスターした新技法で録画を撮った。 こちら→(2022/3/13)
データをテレビに移してゆっくりと見た。立花氏の生涯を10分という長さに収めている。

氏が膀胱癌にかかったのは2019年で78歳の時という。
がんも調査の対象とした立花氏は、自分のがんも治らないと覚悟をされたのであろう。検査も治療も拒否したと言う。


「じたばたしても同じ事、死ぬまでをちゃんといきること」、人間の生きようを語っている。

立花氏がなくなったのは昨年の4月30日という。八十歳であったとも。

Kももうすぐ78歳となる。
立花氏が癌の告知を受けた年に当たる。
立花氏の生涯に比べるべくもないが、「死ぬまでをちゃんと生きなければ」、と思い直したところである。

補足;この番組NHKプラスで、6月30日(土)午前5時40分からの番組として放映されている。