(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

Kの散歩帖
2022年4月30日(土) ラベル430
集落 田植え第1号
承知する限り、八色石集落での田植え第1号と思われる。
わが家の母屋から北の方向へ向かって見える、田圃群の中である。


冒頭承知する限りと断ったのは、昨日は雨そして今日は所用が重なってウォーキングに出ておらず、したがって集落全体の状況を把握していない。
母屋から見える範囲の情報で述べることになり、一応断りを入れたという次第である。

午前中向かって左の田んぼで行われ、午後右の田んぼが田植えされた。
1日で2枚の田植えが全て終了したことになる。

田植えの事前準備としては、草刈りがあったり、荒起こしがあったり、代掻きがあったりなどと相当な手間を要すが、「田植え」のみを見れば随分と省力化が進んでいる。

田植えで思い出す風景がある。
昭和38年のこと。Kは大学受験に失敗して、自宅浪人をした。
おそらく5月であろう、我が家の田植えの手伝いをした記憶である。
私の役目は束になった苗をいくつか手に持って、畦道を歩いて田んぼの中に間隔をあけて投げ込む作業である。
植え手として近所の女性数名が手伝いにこられた記憶もある。
母を含めてそれらの女性が、撒かれた苗を拾い上げ、所定の場所に植え込むと言う様である。

あれから50余年。隔世の感である。
ただ我々がこの地に帰ってきた20年前には、田植えは今の風景に変わっていた。
したがって激変したのは昭和40年代から、Kが故郷を離れていた間の約30年のことである。

手押しの田植え機があったとも聞く。
この間の、変遷を知りたいと、思うこともある。



2022年4月29日(金)
別棟の雑草対策 その後
別棟と呼ぶ場所の雑草対策としてセンチピードグラスという芝の一種を植え付ける作業を実施している。
植付け経過は こちら→(2020/4/12)
あるいは こちら→(2020/4/18)

これらの植え付けを実施してから半月前後になるが、その植付けた株がその後どうなったか確認してみた。


写真に撮った場所は植え付け初期の株間が狭い頃の写真であるが、植え付け跡と思われる箇所に芝の形をした小さな芽が出始めていた。
このセンチピードグラスと言う芝は春の発芽の時期は遅く、通常の雑草よりも遅いとされる野芝よりもさらに遅い。
従って、小さな芽が確認できれば上々と言ってよかろう。

これから必要なことは出始めた芝の芽に陽の光を与えることで、そのためには周りの草を刈る必要がある。
今回覗いてみたら周辺の雑草はかなり背丈が伸びていた。ぼちぼち周りの草を刈らなければと思って帰ったところである。
紐の芝刈り機でさっと刈るだけの作業であり、雑作ない。
近々実施のつもりでいる。



2022年4月28日(木)
本日休刊
2022年4月27日(水)
山笑う
今朝カーテンを開けた時の窓外に見えた景色である。
同じ方向を撮っているが、少し画角が変えてある。


萌え出ずると言うか、まさに「山笑う」である。
雨上がりで、景色が少し湿気を帯びている感じも、これもまた良い。
しばらく、この薄緑の風景を楽しんだ。

しばらく経って、昼前にウォーキングに出た。
次はその時の写真である。


4月11日に眺めたときと同じ向きの写真。 こちら→(2022/4/11)
全ての木々が新緑に変わっていた。
いよいよ春が終わり、初夏が始まろうとしている。

田舎住まいで、最も心が浮き立つ時節でもある。



2022年4月26日(火)
癒しのチェロ
折に触れ、NHKのラジオ深夜便を聞くことは小欄ですでに何でも触れた。
今回もまたそうである。時間は深夜の1時台。
聞くともなしにiPodをつけると、以前深夜便のアンカーをしていた宇田川清江さんの話が聞こえてきた。そのまま聴き続け、1時台の最後になって音楽を流すという。
「ハヤシハルカ」という人の演奏で「未来へ」という曲との紹介がある。そのまま聞いていたら、まことに心地よいチェロの演奏が流れてきた。
忘れてはならないと床から出て、演奏者と曲名をメモし床に入ったら再び寝てしまった。

そして、今朝である。
一仕事終えて昨夜のをメモで検索をかけた。
「ハヤシ」は「林」であろう。「ハルカ」は当てがないのでひらがなで文字を入れた。
すると即座に行き当たった。こちらのサイトである。 こちら→

美人のチェロ奏者。収録しなければ、と録音作業を思い立った。
果たして収録できる音楽が公開されているか否かである。
現在、Amazonミュージックは解約中で、Spotifyで探してみた。 こちら→(2019/8/7)

有難いことに、こちらもすぐ出る。「癒しのチェロ」というシリーズのCDが数枚発売されている。
その中から「平成を彩った名曲ベスト」、「Love Songs」、「シネマ・ベスト」の三つのCDをダウンロードすることにした。
収録した曲は全部で41曲となった。

次の作業は収録した音源を聞くことができるように整備することである。幸い今日は雨。
そのまま続けて作業をすることにした。

スピーカーで聴けるように、NASシステムに乗せる。 こちら→(2017/9/5)
iPodに入れて、夜聞けるようにする。 こちら→(2020/1/31)
スマホに入れて屋外のどこでも聴けるようにする。 こちら→(2022/1/13)


(クリックして別画面を表示すると、
林はるかさん演奏の「未来へ」の
冒頭部が流れます)

しばらくぶりの作業で忘れていることもあり、作業を終えたのは夕方であった。
これでいつでもどこでも聴くことができる。

補足;「未来へ」の全曲は、深夜便の聞き逃しで1週間は聴くことができる(26日の1時台最後)。
「アレクサ」に「林はるかの曲」と声をかけたら、こちらも音楽を流してくれた。



2022年4月25日(月)
椎茸の甘(辛)煮
椎茸の甘辛煮。
以前から作りたいと思っていたのだが、なかなかいいメニューに出会えずそのまま放置していた。
今回図書館で借りた「暮らしの手帖」の中に、冷やし麺の作り方の特集が載っていて、その中の一つとして椎茸の甘煮の作り方が記載されていた。
急に作る気になって実行することにした。


材料となる椎茸は今年我が家で採れたもの。その中で特に小ぶりなものをMが笊で乾燥していてそれを使うことにした。
選んだのはその中でも特に小さそうなもの。まるごと切らずに煮るので、それでよかろうと思いついた。

ボウルに入れて水に浸す。
しばらく経って行ってみると、水を含んでかなり大きくなっていた。椎茸を水で戻すのは初めてではないが、今回の増え方は尋常とは思えず、若干驚いたところもある。
そんなこともあって増え様を写真に撮った。


鍋に入れて煮る。
基本的にはメニュー通り。
今回は冷やし麺に使う予定はなく、ご飯のおかず乃至は酒のあてとして作ったわけで、最後にアレンジでじゃこを少し加えてみた。

お味である。塩味が足りず甘味が強すぎる感がした。
これは、メニューが「甘煮」となっているわけで致し方ない。
次回から作るときはこの辺を考慮する必要がある、と思われる。



2022年4月24日(日)
カタクリが咲く場の草刈り
春先カタクリが咲く場所がある。
2、3年前イノシシに掘られて激減したカタクリであるが、少しずつ復活して、Mの計測によると今年は20余輪花が咲いたという。
花が終わってしばらく間がある。
周辺の草が伸びたので草刈りをすることにした。ただしカタクリは只今実をつけた状態で、この実が弾けて落ちるまでは刈るわけにはいかない。
その事に配慮した草刈りである。


これまでもカバーを用意して草刈りをしたことはないではないが、今回のように4個も用意して実施したのは初めてのことである。
用意したのは少し大きめの植木鉢。植木鉢の場合重量があり、少しばかり衝撃が当たっても動かないのが良い。
4個の鉢を配置してその周辺を紐の草刈機で刈り、また鉢を移動して刈るという手順である。

30分余りで完了した。
大した手間ではなかったが、見栄えは随分向上した。



2022年4月23日(土)
多彩な色合い
今朝新聞を取りに出た時の景色である。
前庭から四反田山方向を眺めたもの。多彩な色合いで占められていた。


写真右から順次説明をしてみると、一番右のピンク色は菊桃。その左の深い緑は木斛。後ろにある赤い葉はもみじ。
少し左に行って手前の薄緑は枝垂れ桃。既に花が終わって葉になった。
その左のピンクは名前を知らない。前住者の植えたもの。
さらに左に行って石垣の上には菜の花が咲いている。菜の花ももはや終盤である。
菜の花の後方中央に見える緑は唐楓。葉が出揃った時期である。
その左の赤みがかった木は八重桜の色の濃いもの。桜は最終盤である。
左に移って中段に見える大きな薄緑は公孫樹。今葉が出始めたところである。
その左の枝は欅。欅はまだ葉が出揃っていない。
そして中央の四反田山の木々も薄緑色に変わり始めてきた。

この色合いは 日々毎日変化し2、3日経つとかなり違った色合いになるであろう。

季節は春から初夏に向かって早いスピードで変わりつつある。


2022年4月22日(金) ラベル422
風景を作った人
今朝の読売、第1面のコラム記事。
俳優でかつ作庭家、さらに多くの顔を持つ柳生博氏を悼んでいる。


Kもずいぶんお世話になった。
Kがお世話になったのは作庭家としての柳生氏である。
もし柳生氏が考える庭作りの考え方に出会ってなかったら、今の「里庭」の姿も違った形になったであろう。
「風景を作る」という考えで、詳細は”生 和寛”氏の著作になる、下の写真の本で学んだ。


 「雑木を植える」、 「丸太小屋を立てる」、 「小道を作る」
全て柳生氏の考え方に基づいている。

昔、こんな経緯を別稿でも書いた。 こちら→

晩年の生き方の指標を示した恩人の死である。
記事に、死因は老衰とある。
大往生であったのだろう。



2022年4月21日(木)
図書館で借りた本
今日午前中は邑智病院へ行って来た。先日の定期検診で こちら→(2022/4/14)
前立腺がんの指標で異常値が発生し、その確認でMRI検査を受けるのが目的である。
ただし、今日は検査を受けるだけ。判定はまた後日である。

そして帰宅後の午後は雨。
外に出かけることもなく、今日の小欄のテーマを何にしようかと思案していたら、数日前図書館で借りた本が山積みになっているのが目に入った。
とりあえず、借りた本を並べて写真にしてみたところである。


毎度記述するように図書館に行って本を借りている。
貸出期限が14日なので、行く頻度はおよそそれに合わせ2週間に1回程度である。
借りてくる冊数はおよそ5冊。ただ、以前はあった貸出制限数が現在は無くなっていて、5冊を超えることもないではない。
今回は数えたら7冊になっていた。
貸出予約が入ってなければ、続けてもう一度借りることができ、今回は「旅やおかえり」がそれになる。
少し前、NHKのドラマの元になった小説である。 こちら→(2022/2/10)
まだ1/3程度しか読んでいないので、続けて借りてきた。
ルールというほどのこともないが、雑誌の「文藝春秋」か、「暮らしの手帖」か「天然生活」のうちどれかを借りるようにしているが、今回は「文藝春秋」の未読のものがなく、どういうわけか「暮らしの手帖」と「天然生活」を2冊借りてきた。

あとのものは大きな動機はない。
料理の本を借りてくることも結構あるが、今回はそれは入っていなかった。

30分から1時間程度図書館の中をうろついて、これはというものを腕の中に収め、およその冊数に達すれば帰ってくるという行為がこのような結果を招くことになる。

図書館に行くということが面倒くさく思われないことと、ボケ防止にもなると思って続けている事である。



2022年4月20日(水)
草刈り第1号
「二の畑」と呼ぶ場所の草刈りをした。
作業をしたのは昨日であるが、今年の草刈り作業としては第1号になる。


昨年の作業履歴を見てみると、昨年の第1号は5月2日となっているから、昨年に比べると2週間ほど早い。
使用した道具は丸刃でなく紐の草刈り機。作業時間は1.5時間ほどであった。

紐なので草集めは行わない。これで完了である。



2022年4月19日(火)
前庭の野芝
昨日、作業事例として引用した前庭の野芝であるが、冬枯れで緑を失っていたものがここに来て復活してきた。


いよいよ春本番である。

この野芝、植えたのは2017年の7月であったが、
翌年の2018年4月には定着を確認し、 こちら→(2018/4/28)
さらにその翌年の2019年の6月には、ほぼ全面に広がった。 こちら→(2019/6/13)
全面に広がるまでに3年を要している。

そうなると、昨日の別棟も、全面広がるには3年程度は必要となろう。

当前庭は他の雑草がほとんど生えなかったので放置でよかったが、別棟は背の高い雑草が生えてくる。
株(芝苗)が成長するためにはこれらの雑草を刈って、株に陽があたるように管理しなければならない。
なかなか大変と思い知った。

前庭の緑を味わいながら、昨日の作業のことを思い返した次第である。

序でながら、昨年8月に実施した轍の間に植えた野芝であるが、 こちら→(2021/8/22)
少しばかり広がりを見せつつある。




2022年4月18日(月) Ravel418
別棟の雑草対策 その4
4月12日の続きである。 こちら→(2022/4/12)

その後、16、17日と今日の3日続けて作業を行い、第一目標である上面の作業を完了した。


12日の時点で半分残っているとしたが、12日までは株と株の植付け間隔を40Cmとしていて、それ以後は間隔を60Cmに広げた。

間隔は1.5倍であるが、面積は2.25倍になる。
こんな事の影響で、3日間で終了できた。
横着をしたことになるが、逆に言えば、植付け間隔の差が株の広がりにどう影響するかの実験をすることになったともいえる。

これまでの全ての結果をまとめると
 作業日が述べ9日
 株数が570個
 株の採取時間が14時間
 株の植付け時間が15時間
という結果になる。

前庭に野芝を植えたときが こちら→(2017/7/3)
170株であるから、それに比べると大事業であった、ともいえる。
暇があるからできる、と言うこともできる。

「別棟」としてはまだ場所が残っているが、今後如何に展開するかは思案中である。
「種を蒔く」方法を考えてみようかとも思い始めている。



2022年4月17日(日)
逆さ 四反田山
ウォーキングの時定点写真を撮っていて こちら→(2022/3/2)

今日の写真はこれである。今日の午後5時過ぎに撮影した。
四反田山が、見事に逆さで写っている。


昨日、午前中のウォーキング時に撮影したものを右下に小さく載せている。
まだ「代」が掻かれていない。
従ってこの間に「代かき」がなされたものと思われる。
このような水鏡の景色が見れるのも田植えが完了するまでで、そう長くはない。

田舎に住む醍醐味が、いっときの間味わえる。



2022年4月16日(土)
紡ぐ 〜山内ゆう染織作品展〜
実は昨日の出来事。染織作品展に行ってきた。
今朝まではこの作品展に行ったことを小欄には載せないつもりでいて、したがって昨日は椅子の修理記事でお茶を濁していた。

今朝のこと、作品展を開いた山内さんからM宛にLINEが入って、新聞記事が添付されていた。山陰中央新報の新聞記事である。
見ると写真にMが写り、記事にはKの名前が載っている。


作品展に行ったことを、記載しようと思い立った次第である。


展覧会が開かれた平田家は江戸時代鑪(たたら)で財を成した豪農らしい。その母屋を昨年改修されたのが展示会場になったと言う。
一部、梁が見えるようになっていたが、さすがと言うほどの部材が使ってあった。

展示会の趣旨や山内さんご本人のことは新聞記事に載っているので割愛するが、記事の写真説明にある「南国花鳥図」は2021年の全国伝統工芸展で商工会連合会長賞を受賞したもので、上記写真では中断左から2番目にあたる。
また記事にある金賞の「朧」は、写真中段左から3番目のものである。

話しが転ずるが、Mは山内さんと数年来の知り合いで、1、2度は我が家に来てもらったことがある。
そんな仲であるから展示会場でも二人で長話をしていた(写真、下段)。

話が長いのでKは二人から別れて外に出た。
外に出て、会場入り口の玄関前で新聞記事を書いた記者に遭ったのである。
記者から声をかけられて質問に答えた。
最後に記者から住所氏名を聞かれて、「それは勘弁して」と一度は断ったのだが、「そこをなんとか」と迫られて、致し方なく答えたのが記事になったという次第である。

したがって、
新聞記者は、外で質問に答えた男性と会場内で山内さんと話をしている女性が関係あるものとは知らずに記事にしているはずである。
偶然が重なった面白い出来事であった。

こんな面白い出来事もあって、昨日の出来事を小欄に載せようと思い立った次第である。



2022年4月15日(金)
椅子の修理
文机に使っているロッキングチェアーの修理をした。
過酷な使い方をしているので、今冬になってもはや2回目の修理である。
過酷な使い方とは、「セミ炬燵」のこと。 こちら→(2018/12/2)
温風で接着剤が劣化するのであろう。接着箇所が、剥がれて割れるのである。

一週間くらい前から座り心地に違和感があって、割れているだろうと思いながらも放置していた。
今回思い立って修理をすることにした。
修理の手順は決まっている。
詳細は こちら→(2018/4/11)

ボンドを塗って締め付けるだけである。


始めれば30分ほどで作業は終わり世話はないのだが、接着剤の乾燥に半日以上は必要で、この間椅子が使えないというところが面倒といえば面倒な点である。

乾燥後座ってみれば違和感はない。
も少し早く治しておけばよかったと後悔するのも、これまた毎度のことである。



2022年4月14日(木) ラベル414
定期健診
邑智病院での、3ヶ月に1回の定期検診に行ってきた。

検査には3つの目的がある。
Kには「虚血性心疾患」という持病があり、これのための血液サラサラなどの薬をもらうのが一つ。
次は、Kが勝手に設定しているものであるが、生活習慣病の血液検査をしてもらっていて、その中に肝臓の正常性を測るγ-GTPの測定もしてもらっていて、この値によって酒を飲む量(休肝日の有無)の目安を勝手に設定していることがある。
三つ目は、前立腺癌の疑いがあり、これの腫瘍マーカーになるPSAという血液検査を受けることである。

最初の目的、薬を出してもらうのは何の問題もなく従来通り3ヶ月分の薬を処方してもらった。

2番目の件については、これまで小欄に何度か継続して載せている。
前回の小欄掲載記事は こちら→(2022/1/20)
そして今回の結果である。


基準値内の61で、これでまた安心して飲めるという結果になった。

次が3番目である。
事の発端は10数年前、町が行う健康診断で前立腺がんの疑いがかかり精密検査を安佐市民病院で受け、以降、毎年定期的に血液検査を継続していたものである。
10年近く安佐市民病院に通ったが、もはや問題なかろうとPSA(血液)検査のみを邑智病院に移管して、定期検査の一環に加えて血液検査を受けていたものである。
長年問題は無かった。
ところが今回は一変した。
これまで、4とか5で安定していたのに、いきなり10.77である。
γ−GTPと同じに、グラフ化すると次である。


こうなると担当医も放っておけないらしい。邑智病院に泌尿器科もあるので、そちらを受けてみないかと勧められた。

そのまま泌尿器科へ直行である。
泌尿器科ではしばらく待たされ、ようやく診断になった。
泌尿器科の先生が曰く、「このデータの出方はおかしい。異常値と思われるが、しかしそのまま放置もできない。とりあえずMRI検査をしましょう」ということになった。
MRI検査は4月21日と決まる。

朝早めに出方たのに、帰宅したのは午後の3時であった。
思わぬこともあって、病院のことでまる一日潰れる日になってしまった。



2022年4月13日(水)  ラベル413
タンポポ
桜は今の時期盛りで人々の口の端に登るが、今咲き誇っているのにかかわらず、全く話題に上らない花がある。
タンポポ、がそれである。


ウォーキングに出るとあちこちで目に入り、今が盛りであることがよくわかる。

その中にあって、よく言われるように日本タンポポはほとんど目に入らない。
ウォーキングコースの中にあって日本タンポポを見ることができるのはただ一箇所である。
写真で一番左がそれ。
我が家から集落の集会所である保養館に向かって県道を歩く時、保養館のすぐ傍の道の右側に咲いている。
例年なら10株前後は咲くが、今年は数が少なく4、5株しか咲いていない。

一方西洋タンポポはどこでも見ることができる。
荒れた場所では見ることがあまりないが、そこそこ草刈りがされた場所をであれば道端であろうと、あるいは畑のような場所であろうと咲いているのがよく目につく。

日本タンポポは10日ぐらい前から咲いているが、西洋タンポポはこの2、3日よく目につく。
さらに日本タンポポは群れて咲くが、西洋タンポポは花が一つ一つ単独で咲く。

ウォーキングの折り、これらの花を見て歩くのは楽しいものであるが、日本タンポポが減りつつあるように思われるのは寂しい事である。



2022年4月12日(火) ラベル612
別棟の雑草対策 その3
4月9日の続き。 こちら→(2022/4/9)

実作業の話である。
これまでに、延べ6日間実施した。
作業は大まかに言って二つに分かれる。一つは再生雑地に行って株を採取する作業であり、もう一つはこの株を別棟に運び込んで植え付ける作業をになる。

まず株の採取。


埋め戻し用の土を採取する場所を作ったので、最初に、埋め戻し用の土を取り込んで採取場所へ向かう。
採取場所では例の道具を使って株を掘り起こし、掘り起こした穴は埋め戻すという作業を繰り返すことになる。

1日に採取する株の数は50個から100個くらいの間。前回の残り具合から数を決めるが、70〜80という時が一番多い。
採取時間は1.5時間から2時間くらいになる。
これまでに5回採取していて、その合計は360個になる。

次いで株の植え付け作業である。



当日株を植え付ける場所をあらかた決め、草を刈り簡単な整地を行う。
そして株の植え付けに入る。

まず鍬で穴を掘る。
深さは5CMくらいが大凡の目安。そして穴の間隔はおよそ40CMくらいにしている。
次に株を植えて、鍬で起こした土を株の周辺に寄せる。そして株の上に水をかけ足で踏み込むという作業となる。
余談めくが、注ぐ水の容器は4L入りのウイスキーのペットボトルである。蓋がしっかりしていて、しかも取っ手も付いていてまことに都合が良い大いに重宝している。

無理をしない作業を心がけるようにしていて、1日に植え付ける面積はおよそ15平米前後。植え付ける株の数は70から80。植え付ける時間はおよそ2時間前後としている。

4回目が終わった時点でかなり進んだような気がし、県道にの上がって作業した場所を見下ろしてみたら、約半分しか終わっていなかった。
まだまだ先は長い。



2022年4月11日(月) ラベル411
里庭遠望
ウォーキング時の話である。
Kのウォーキングコースは、脇道を一旦北上しそこでUターンして県道を歩いて戻る方向に歩く。
そのまま里庭を左に見て県道を南下し、また脇道に入って我が家に戻るというコースになる。

その県道を歩いて戻る折り左側に見える里庭を遠望する景色が、我ながらびっくりするほどきれいに見える時がある。

それは雪景色であったり、紅葉の景色であったりあるいは新緑の景色であったりする時もある。

今日もそんな景色になっていて、思わず写真に収めた。
桜や他の白い花が点在する風景である。


左端が我が家、中央に見える山は四反田山と言う。
スマホで撮った写真としてはまぁまぁの出来であろう。


2022年4月10日(日)
里庭の桜
10日くらい前咲き誇った彼岸桜は、今はその勢いが衰えているが、それに代わって里庭では、2本あるソメイヨシノが満開である。
日本全土にあって、今ソメイヨシノが満開の地域は東北地方らしい。
となると里庭の平均気温は東北地方のそれと似ている状況なのであろう。

さてこの2本のソメイヨシノは、両者ともおよそ10年くらい前に植え付けた。
知足庵と呼ぶ、丸太小屋の前の1本は、成長が遅く、なかなか花を点ける時期が来なかったので先行きを危ぶんだものである。
もう1本のソメイヨシノは、苗を地域の女性クラブが各戸に配布したもので、植え付けてすぐの頃、根元の表皮を鹿に食われ、枯れるのではないかと心配したものである。

有難いことにこれらの2本、当時の危機を脱し今では立派な花をつけるようになった。これからはさらに大きく成長するであろうと期待される。


彼岸桜やソメイヨシノは我々の手で植えたものであるが、もともとこの里庭の地に桜の木が無かったわけではない。
あったのは八重桜や山桜で、今の時期に咲き始めている。
ソメイヨシノが終わりを迎える頃、これら遅咲きの桜が庭を埋め尽くすはずである。

彼岸桜から始まってソメイヨシノに続き、そして山桜が咲き終わるまで、ほぼ1ヶ月間里庭は桜の季節を迎える。
今はその最中である。


余談;同じ今日、Mが里庭で撮った桜の写真である。
写真の質がまるで違う。




2022年4月9日(土) ラベル409 
別棟の雑草対策 その2
随分時間が経ったが、前回  こちら→(2022/3/25)
の続きである。
センチピードグラスなるものを経験済みであると記述した。

当地に移住してきたばかりで、整地ができずあちこち荒れた場所があった。
まだネットで情報を探すと言う時代ではなかったので、荒地対策としてよい手はないか農協に話を聞きに行った。
勧められたのがこのセンチピードグラスである。
田んぼの畦などを覆うためのもので、芝ではないが成長が早く、荒地対策としては良いと勧められた。
種を取り寄せてもらって撒いてみることにした。種代が結構高く、1万5000円くらいしたような記憶がある。

2箇所に撒いた。納屋の前と再生雑地と呼ぶ場所の入り口である。
その時撒いた種はそのまま芽を出し、今でもその場所に生き付いている。
大きめの芝の体をなし、その他の雑草は生えてこない。


納屋の前は狭いが、再生雑地の方は一辺が20メートルくらいの三角形である。植え付けるための株を採取するには十分な面積があると思われた。

次に考慮すべきは、株を採取するための道具である。
道端に生えた野芝を削るようなわけにはいかず、深く掘り起こす必要がある。
できれば丸く掘りたい。納屋の中を物色してみた。
なかなか良いものが見つからなかったのだが、偶然に目に入ったものがある。前に住んでいた人が残しておいた物である。


本来の使用用途は分からないのだが、試しに使ってみたら この上ないものであった 。
理想の形をした株を掘り起こすことができた。
掘り起こした穴は 他所から土をもってきて埋めておけば、芝は根を張りすぐ元に戻るはずである。

これで道具建てはすべて揃った。
あとは実践してみることになる。



2022年4月8日(金)
小鳥の餌をテンが横取り
1ヶ月くらい前のことだったと記憶する。
台所から窓越しに見える木の枝に、Mが小鳥の餌台を取り付けてパンくずなど置くようにになった。
当分は餌がなくならず、「なぜだろう?」と訝っていたのだが、そのうち朝になると餌がなくなるようになってきて、「餌がなくなるようになってきた!」とMは大いに喜んでいた。

そのうちにおかしいと思いだしたらしい。というのは夕方餌があるのを確認し、翌朝早い時期に餌台を見ると餌がなくなっている。
暗い内に小鳥が来るはずはないし、何か他のものに食べられているのではと思い始めたらしい。

調べて欲しいと要請が来て、トレイルカメラ(赤外線カメラ)を設置してみることにした。


何が食べに来るのかわからないので、餌台を上から見下ろす位置にカメラを設置することにした。
かなり高くなるので風による倒れを恐れて建物に固定するなどの配慮もしておいた。
その結果である。
翌朝案の定、餌はなくなっていた。何が写っているかである。
カメラからデータを抜き出してパソコンにかけてみると、何も写っていなかった。
原因を探るに、被写体とカメラが遠すぎて映らなかったとも思われる。

次の策として、カメラの位置を近づけてみた。
翌朝、餌はなくなっている。
データを確認すると今度は見事に撮れていた。
テンと思われる。
夜中の9時過ぎと深夜の0時頃に、2回来ていた。
9時過ぎの時にはエサがあるので5分以上しっかり食べてそして降りている。
1時過ぎの時はもはやもはや餌がないので、1分以内で降りていた。
これで正体は確認された。

こうなるともう一つ疑念が起きてくる。
先の場合餌を食べている姿は写っているが、餌台にたどり着くまでの様子が写っていない。その登る姿を取ってみようと思いついた。
カメラの位置を下げてみることにした。
翌朝確認すると、こちらも見事に撮れていた。
苦もなく、いとも容易く上り下りしている。

もはやテンの仕業に違いはない。
Mは「もう餌はやらない」、と怒りを込めながら言っている。

補足;今回2日にわたって撮影できた動画をYouTubeにアップした。
 こちら→



2022年4月7日(木) ラベル407
撮影7年、編集7日
またもや孫絡みの話になる。

孫が誕生して以降の動画を寄せ集めて、一つの動画にまとめあげるという作業をしてみた。
孫が帰省した折われわれが撮ったものや、息子夫婦が折に触れ撮ったものを、LINEで送ってくれたりしたものをまとめるという作業である。

具体的に言えば、これらの動画は基本的にはGoogleフォトに保管していて、この中から関係する動画を拾い集めて一本の動画にするという作業になる。

最初は簡単に考えてとりあえず作ってみたのだが、作成して出来た動画を見てみると次第に欲が出て、あちこち修復をしたりなど何回も作り作り変えることになった。
そんな次第で今日やっと完成したと言う状況になった次第である。
孫は現在7歳で、従って撮影期間は7年に及ぶ。編集作業はまだ孫がいる内から始めていて、今日編集が完了したことになり、従って編集期間は7日に及ぶ。
タイトルの所以である。

寄せ集めた動画は次のようになる。


合わせて107個の動画からなり、これを撮影日順に並べて配列した。

一つの動画にするには動画編集ソフトを使う。
初めは無料の動画編集ソフトを使ってみたがうまくいかず、最終的にはWindows10が標準装備でもっている「フォト」の動画編集機能を使うことにした。

「フォト」の中に「ビデオエディター」という動画編集機能があって、これを使ってまとめることにした。
この「ビデオエディター」の中にはタイトルなどをつける機能や、動画の縦横を修正する機能、あるいは動画の速度を変える機能なども含まれていて、これらを使えばほぼ問題なく一つの動画にまとめることができる。


Kはこのビデオエディターを見様見真似で使ってきたが、その後ネットを調べたらビデオエディターの使い方を説明する記事も載っていた。
 こちら→

出来上がった映画は0歳から7歳までタイトルを付けて年代順に並べてあり、総時間は1時間57分に及ぶ大長編ものである。


1階のテレビでも動画を見ることができるようセットをしていて、
 こちら→(2022/3/13)
見たい時にはいつでも見れるようにできている。



2022年4月6日(水)
抗原定性検査
孫が東京に戻って一週間になる。
この間、孫との思い出に浸ることもあるが、一方コロナの発症のことも念頭にはあった。
孫側もこのことは気にしていて、お嫁さんから「元気にやっています」などとM宛てLINEで連絡が入ったりする。

このような状況を踏まえて、前から気になっていたことを実行する気が起きてきた。
コロナの抗原(定性)検査のことである。
邑南町では、抗原検査のキットを無料配布していてそれを利用しようという考えである。
具体的には役場の支所に出向くことになる。
今日図書館に行くのと合わせて瑞穂支所に立ち寄って検査キットもらってきた。

昨日花見に行ってきて何を今更という意見もないではないが、逆に言えば、花見に行ってきたからこそと言う考えもないではない。

夜になって検査を実行した。
説明書が入っていてそれに従って行うことになる。

専用の綿棒が入っていて、その綿棒を鼻に入れて粘膜を採取する。この時鼻がムズムズするのが難点ではある。
後は説明書に従えば難しいことはない。検査液を判定器に滴下して30分後に最終確認となる。
この間、滴下後線がなかなか現れず若干心配をしたが、15分経過した頃から線が現れた。


判定はrの箇所に1本のみ青線が出れば陰性で、rとTに2本線が出れば陽性と言う。幸いrの箇所に1本しか線が出なかった。
これで気兼ねなく人に会うことができる。

孫に会う一番の疎外要件はコロナであったが、ころで疑念が晴れ、楽しさのみが残ることになる。



2022年4月6日(水)
研修会兼花見
老人会で花見を兼ねた研修会に行ってきた。
参加者は10名。いつもより参加者が少ない。
場所は隣県の三次市である。

最初に花見をする。
花見の場所は尾関山公園という。なんでも、中国地方では屈指の花見の場所らしい。
全体が小山になっていて、桜観賞の場所は少しばかり小高いとこに登る。これが少々きついが登った後の景色はさすがであった。
お茶とお菓子をまとめて買って、鑑賞場所で皆に配る。小一時間滞在して次の食事場所に移動した。


和食の店に入って昼食をとる。
途中で予約を入れて訪れたのだが、コロナのせいか席に余裕はあった。
巻き寿司と蕎麦のセットを注文する。冷たいそばが美味であった。
食事に気を取られて写真を撮るのをついつい失念してしまった。失敗である。

研修会と銘打っているためそれなりの見学も必要である。訪れたのは「三好もののけミュージアム」。
妖怪にまつわる諸物を集めた博物館であった。

Kはこの種の妖怪ものにあまり関心がないので早々に退出した。
帰宅後ネットで調べると2019年に完成した施設であるらしい。
12億円あまりかけて建てた観光施設だが、収益は年間290万円しかないらしい。先行きが案じられると心配する市民がいるとの記載もあった。

ここを出て帰宅。予定通り午後3時であった。
天候に恵まれ、参加者は気持ちよさそうであった。



2022年4月4日(月) ラベル404
一人暮しの訓練
最近我が家で「一人暮らしの訓練」という言葉が話題になることがある。
そう遠くない時期に、K、Mのどちらかが一人残るわけで、その時でも生きていけるよう知識とか技術とかを身に付ける訓練をしておこうと言う意味である。

Kが料理を始めたのも、元々はそういう意味合いもある。
一方Mの方では道具を使う訓練が必要になる。

10日くらい前には畑を起こす「ミニ耕運機の操作を教えて欲しい」と言ってきて、操作方法をメモしながら、「二の畑」と呼ぶ場所を耕していた。

そして今日はチェーンソーの使い方を復習しようとメモ書きしたノートを持ち出していた。
また「教えて欲しい」と言わないところが感心である。
「何をするのか」尋ねると、「横庭の階段を修理する」と言う。

Kは黙って聴き、他の場所で別の仕事をすることにした。チェーンソーの音や杭を打っている音が聞こえてくるときもある。
小1時間経った頃であろうか、横庭の現地に行ってみると、階段は大半出来上がっていた。


Mにとっては予想以上の出来栄えらしく、「登ってみてほしい」という。登ってみるとなかなかの出来栄えであった。

一旦この場を離れ、しばらく経って再度行ってみると作業は完了していた。
完了後のMの感想は「道具が使えるというのはいいね。作業負荷が全然違う」と言っていた。

Mは運搬車の操作方法も覚えたいと言っていて、その訓練要請も遠からずあるはずである。


補足; 前回の階段修理はKが実施した。
  こちら→



2022年4月3日(日)
春祭り
4月3日は八色石の春祭りである。

よく晴れているが、風はいつもより冷たいような気がした。


例年のように、参道にあたる階段を掃除をしながら登って行く。境内に到着すると、これもいつものように我が家方向の写真を撮った。
境内まで登った人の数を数えると、今年は20人いて、たまたま今年は4月3日が日曜日にあたりその影響もあって参加数が増えたとも思われる。

春祭りの時は、祠の後方に鎮座する大岩にかけるしめ縄を交換する。交換作業は2年前から皆で行うようになった。
 こちら→(2020/4/3)

最後は祠に入って神主さんの祝詞を聴くことになるのだが、Kは先日孫に会っていることもあって用心し、祠には入らず外から参拝した。

今年もなんとか無事にお参りすることができた,、と言うところである。



2022年4月2日(土)
本日休刊
2022年4月1日(金)
彼岸桜を活ける
里庭は今、彼岸桜が満開である。
その桜の枝を切って活けるのだという。Mの作業である。

随分以前から気になっていたらしい。
彼岸桜の一本で枝が伸び電線にあたりそうなのがある。剪定したいと思ったが、その時切ったのでは枝は捨てるしかない無駄死になる。
花が咲いてから切り、活けたのちに捨てようと思ったらしい。
その時が来たということになる。


朝10時頃Kがウォーキングに出るときMが剪定を始めていたので、写真を一枚撮ってウォーキングに出て、1時間かけて戻ってきたら、Mはほぼ花を活け終わっていた。

彼岸桜は、母屋の横でもあるいは玄関先でも見事に咲き誇っている。