今日は、ほぼ3週間に1回の割合で行われるサロン田家の日であったが、これについては詳報済みなので食事風景のみ載せて他の話題。
それは、気負わずに野芝の移植をしよう、という話である。
かつて、野芝の移植は、ちょっとしたイベントであった。 こちら→
これらの結果をもって里庭の中はかなり野芝が広がっているが、イノシシに掘り返されたりなどを含め未着の場所も多い。
野芝を植えるのは二つの理由がある。一つは景観上のことであるが、もう一つは省力化のことである。
昔読んだ本で「シルバー農園のすすめ」というのがあって、それによると、75歳以降は”縮小・後退期”と定め手がかからないようにするのが良い、とある。そして、その手段に芝を広げることを勧めている。
芝を生やせば野草が減って草刈りの手間が省けるからである。
前置きが長くなった。本題に戻す。気負わず野芝を広げる話。
方法は、近くにある芝の元をスコップで小さく掘り起こし、広げたい場所に移植する、というものである。
気負わず、行ったついでに、10分か20分作業をする。
そのためには、その場所に常時スコップを置いておけばよい、と思いついた。
常用のスコップはもったいないので、別のものを探すと納屋に古いのがあった。
これ幸いと持ち出して試すと、野芝が切れないのである。古いスコップで常用と比べると先端が摩耗して丸くなっている。
そこで先端を尖らせることにした。
手始めに金切り鋸で試したが、スコップの材質が硬く切れるものではない。
次がハンドグラインダー。専用の刃に変え、スコップを万力に固定してやってみる。
悪戦苦闘でおよそ30分かけて切断した。
(上段左が加工前、右が後
いずれも古いスコップの方が対象品) |
掘ってみると問題なく切れる。
この専用スコップ、今のところ薪小屋に置いており、行ったついでに思いつけば作業をしている。
この一帯が終了すれば、次は「再生雑地」と呼ぶ場所にスコップの置き場所を移動する予定である。
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