2020年5月31日(日) ラベル531 |
想定外 |
山水の話である。
取口から、放流口までには10ヶ所余りのパイプ接続部があるのだが、これが外れて水が漏れることがある。
今回も外れた。
いつものようにつなぐのだが、接続に抵抗感がある。やっとつないでも、接続部から水が漏れて噴き出したりする。
どうやら、ここから先でパイプが詰まっている箇所があって、抵抗がかかっている風であった。
筧の個所が詰まっていれば大事で、できれば手前のパイプの部分で詰まっていて欲しいと、手前から順次外していったが詰まった個所は見つからない。
最後は筧のみ。
それでも未練がましく最終確認を試みた。
筧の上部口から水を流し込み下の接続パイプから勢いよく水が出れば詰まっていないはずである。柄杓で汲んで水を入れたが、パイプからは少量ずつしか流れ出なかった。
筧のどこかで詰まっているのは間違いなさそうである。
仕方なくばらすことにした。
筧の最下部で竹とパイプを接続する個所に大量の砂が溜まっていた。
筧の本体を調べると、ブヨブヨする個所もある。少し力を加えたら壊れて外れてしまった。底の部分には10mm近くの穴もある。
もはや作り替えなければならない状態であった。
この筧を作ったのは平成26年である。 こちら→
6年経過していて作りなおしは致し方ないとして、最下部に砂が溜まるのは想定外であった。
仮の受けそうを置いて修理に入ることとした。
前回作りなおしの時は砂が溜まった形跡はなかった。
何か打つ手があるか、考えながら作りなおすことにする。
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2020年5月30日(土) |
本日休刊 |
ちょっとしたハプニングがあって記事が用意できず、本日も休刊します。
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2020年5月28日(木) |
再生 さらにその後3 |
2015年に切り落とした、欅の枝の再生である。
毎年記載していて昨年のものは こちら→(2019/7/7)
それ以前のものは、昨年引用先を記載していて今年は省く。
まだ新緑と言ってよい時期にもかかわらず、枝ぶりは堂々としてきた。
大したものである。
ところで、余談だが、昨日の花の名前のこと。
小欄を読んだMから回答が寄せられた。
正解は両者とも「除虫菊」という。
近くに「植物博士」が居るのを忘れていた。
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2020年5月27日(水) |
名前は? |
先日の草刈り時、毎年の慣例にしているのだが、野菊らしい可憐な花が点在していて刈り残すことにしている。
場所は桜台の上。
刈る時は未だ蕾が主体であったのに、今回通りがかったら花の方が多くなっていた。
名前は分からない。
この時「名前探し」の道具 こちら→(2020/5/4)
のことを、ふと思い出した。
花を大きく撮って名前を探すと「ヒナギク」と出た。も少し詳細を調べると「デイジー」と呼ばれるともある。
妙に納得してその場は収まった。
そして、ウォーキングの時である。
同じコースを歩くのでいつも目には入っていたのだが、何事とも思わず通り過ぎていた花がある。
やはり白い菊。
数軒の庭先に花壇風になって咲いている。
里庭のヒナギクと同じなの?、と思い始めた。
花の形はよく似ている。
ただ、なんとなく無骨な感じがする。
さらに、咲き方が違う。里庭は点在しているのにこちらは群れている。
失敬して写真を撮らせてもらい、名を調べた。
名前の候補はいくつかあるが、最初に出たのは「フランスギク」とある。別名は「マーガレット」とも。
花の形は似ているように見えたが、仔細に見ると花弁の数が違う。里庭の方が数は少ない。
これらの微妙な違いを検出して名前を使い分けたのだろうか、と今度は妙にびっくりした。
しかしながら、「本当に違うの?」と今回の名付け結果には違和感がないでもない。
道具ではなく、違いの分かる人に聞いても良い、と思い始めている。
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2020年5月26日(火) |
カメラの話 その4 |
前回は「連写」であったが、 こちら→(2020/5/19)
今回は「望遠」である。
元々、このカメラを採用した理由の第1が、望遠性能であった。
コンデジでありながら(常時持ち歩きができて)、光学ズームで10倍(250mm)の望遠機能が装備されている。
更にはデジタルズームも補完されていて両者組み合わせると、望遠性能は倍加する。
購入し、使ってみて、その性能は予想以上であった。
これまでKが所有する機材で「望遠」と言うと、一眼レフに500mmのズームレンズを装着するのが最高性能である。
このセットで月のクレーターなどを撮ってきたのであった。 例えば こちら→(2020/4/8)
このレンズは当地に越してすぐのころ購入した。
カメラメーカーの純正品を購入すれば100万円近くするので、レンズメーカーのもので我慢した。それでも10万円を超す値段であった。
素人のKにとっては十分の性能である。
両者の外観を比較すれば次になる。
重量は、一眼レフセットが2700g、コンデジは300gである。
偶然だが、値段も重量も、およそ1/9であった。
さて、その性能。
我が家2階から遠望できる、山上の送電鉄塔を二つのカメラで撮ってみた。
地図で確認すると、鉄塔までの距離は840mある。
望遠性能は一眼レフで500mmが最高である。
ところがコンデジは、セット条件によるが、光学とデジタル組み合わせで700mmまで可能であった。
映像の精細さもほとんど変わらない。
強いていえば、一眼側では、鉄塔上部に張られた電線が僅か写っているが(赤丸部)、コンデジ側ではその電線がほとんど見られない(写っていない)気がする。
とにかく、値段も重量も1/9のカメラで、一眼レフと遜色のない性能を持っていると確認できた。
予想以上と言える所以である。
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2020年5月25日(月) |
竹の秋 |
ネットによれば「竹秋(ちくしゅう)」とも言うらしい。
この時期、と言っても大分前からであるが、竹の葉が黄ばむことを言う。
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写真は里庭から見て真向いの景色を、例の新カメラで少し望遠をかけて撮った。
黄ばむ原因は、竹の子に栄養を取られるからと、これもネットに書いてある。
竹の秋は春の季語。
ネットに載っている俳句の中から一句
ちる笹のむら雨かぶる竹の秋 飯田蛇笏 山廬集
もう少し経つと、葉は落ち、新葉が出て元の竹に戻る。
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2020年5月24日(日) ラベル524 |
OneNote Web Clipper |
昨今は料理をすることが多い。
朝食はMがやってくれるが、昼か夜はどちらかをKが毎日作っている。
昼か夜かをK、M交互に交替しながら作るわけで、コロナ禍以来、我が家内で生活様式が具体的に変わった1例である。
それはよい。作る時の話である。
Kの場合料理を作る際は必ずと言っていいほど資料を参考にする。
料理本の時もあるが、多くはこれまでに収集したレシピ集である。
本や雑誌を映像にしたもの。テレビ画面を写真で写したもの。パソコンなどで検索してこれはと思うものを保存しているもの。
などである。
ところが、最近ちょくちょく困る場面に遭遇することが起きていた。
先に記したレシピ集の保管法であるが、
本や雑誌、テレビなどの写真画像で撮りためたものは「OneNote」というパソコン機能に保管している。
OneNoteについては以前記載した。 こちら→(2016/5/16)
ここでは新聞記事で話をしているが、レシピも同じ方法での保存である。
一方、パソコンを検索して集めたレシピ集は、検索サイト「Chrome」のブックマークにそのデータを保管している。
Chromeでの保存法も以前触れた。 こちら→(2019/7/2)
で、困ったことと言うのは、加齢もあるが、項目数の増加もあって、OneNoteに保存したのかChromeに保管したのかが分からなくなることが出てくるのである。
こっちのはずと開いてみて、当てがはずれ、開きなおすのである。
しからばどうするか。
対策は2つに分けているものを合同すればよい。この事は昔調べたことがあったが、その時は上手くゆかなかった。
しかし”窮すれば通ず”である。今回調べ直したら解決策が見つかった。
パソコンで探し当てたページをその場でOneNoteに保管できる方法が見つかったのである。
「OneNote Web Clipper」という機能。Microsoftが作っている。 詳細は こちら→
ChromeでもIEでも使用できる。
上は、Chromeで使用している場面で、これからOneNote に保存するところである。
下は、取り込んだ後の様子になる。
雑誌の切り抜き映像とパソコンで保存したレシピ映像が、OneNote の中の「My Cooking」という項目フォルダに一括して保管されている。
今は迷うことなくOneNote (1階のタブレットで)を開けば良い。
その中に望みのレシピが保管されている。
まことに重宝している。
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2020年5月23日(土) |
栃の木の新芽 |
Kの知る限りで大きな葉をつける木は3種類ある。柏、朴の木、そして栃の木がそれ。
そしてこの3種類の木は全て里庭内で生えている。
柏は自生。朴の木は苗を神岡から持ち帰った。栃の木はMの実家から苗木をもらったものである。
その栃の木が若葉をつけているのが目に入った。
気がつかないうちに葉が大きく立派に育っている。
そういえば、この木の新芽を新たなカメラで撮ったはずである。
帰ってパソコンを探すと写っていた。
上が新しいカメラで望遠をかけて撮ったもの。日付は4月30日となっている。
下はスマホで今日撮った。
20日と言う時間をかけてものの見事に変身している。
この間にもう1回くらい経過の分かる写真を撮っておけばよかったが、それはもはや致し方ない。
カメラ性能の話をすれば、上の写真はスマホでは撮れない。
新カメラの面目躍如と言ったところである。
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2020年5月22日(金) |
山水の濾(ろ)過 |
山水の取水口に濾過装置が装着された。
Mの発案である。
と言えば、
大層なものが取り付けられたように受け取られるが、そうでもない。
台所の流し台で使うゴミ取り袋が取り付けられた。
写真左は袋を洗って取り付けて2日目のもの。相当な量が貯まっている。
取り付け当初はあまり見栄えが良くないので、如何なものかと訝ったが、これほど貯まるとは思わなかった。
取り付けなければ、このゴミ(土)が全て受け槽に溜まるわけで、今では重宝なものと思っている。
昨今、コロナ禍中での災害時避難法が話題になっている。
「3密」を避けてどう避難をするかと言う話である。
我が家では、すでに対策を立てた。2年前である。
こちら→(2018/9/8)
この時に命をつなぐ水であるから、仇やおろそかにはできない。
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2020年5月20日(水) |
行事再開 |
コロナ禍は島根のド田舎の当地域でも影響し、4月以降公的行事は全て閉鎖されていた。
それが、先日の政府の「解除」を受けてぼちぼち再開の動きが始まっている。
「サロン田家」を再開すると先日案内状が配布された。
受け取った当初は「早すぎない?」と言う気も起きて参加をためらっていたのだが、地域広報の責務
こちら→(2020/4/23) のこと
を思い出し、記者の役目も兼ねて参加してきた。
正常なサロンは午前中から始まって、昼食を馳走になり、午後3時頃に散会となるのだが、今回は午後の開始。
昼食はなく、お茶会のみという段取りである。
参加者は全員マスク着用。
集まると、体温や血圧の測定。これは正常時でも行われる。
「3密」を避けて座るようテーブルを離す。
少し寒い日であったが窓ガラスは開け放つ。
などの対策がなされる。
体操はいつものコースでほぼ1時間。。
お茶会は御萩(おはぎ)とゼリーとコーヒー。スタッフは「変な取り合わせですが・・・」と前置きして配っていた。
御萩のきな粉は大豆でなくえんどう豆を挽いたものらしい。薄緑色で味も美味。
1月余りを経ての再会。参加者は懐かしそうに振舞っていた。
お茶会では話が弾み、予定を30分以上伸ばして散会した。
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2020年5月19日(火) ラベル519 |
カメラの話 その3 |
前回は接写機能の紹介をした。 こちら→(2020/5/13)
今回は「連写」である。
カメラの話でこれまでは「連写」という用語はなかったものと思われるが、昨今のデジタル技術の進歩で可能になった撮影法である。
これまでに持っていた一眼レフにはこの機能はなく、今回のカメラで購入後初めて存在を承知した。
このカメラでは「4Kフォト」という名前が付けられている。
狙う写真は、動きのある被写体の決定的瞬間を撮ろうとするものである。
動きの予測される被写体に向かってシャッターを切るのであるが、カメラはシャッターボタンを押している間中高速でシャッターを切り続ける。
1秒間に何十枚という単位で写真を撮り続ける。
押している間中はシャッターが切れているので、結果としては何十、何百枚かの写真が写される。
この間に被写体が動いてくれていれば、その結果が写真になって残っているはずで、後からこの写真群の中から決定的な動きのある写真を選び出せば良いことになる。
選び出す作業はカメラ内でも可能であるが、パソコンを利用すれば画面が大きいだけに作業は容易になる。
選び出すソフトはカメラメーカーがネット経由で提供してくれるので、それをパソコンに取り込んで行うことになる。
たまたま、前回「接写」で撮影したときと同じトンボがいて、その辺りで飛んだり止まったりする場面に出くわした。
飛び始める”瞬間”をとってみようと、初めて挑戦した。
普通に見る時は飛んだり止まったり、結構頻繁に繰り返すのだが、いざカメラを構えて写真を撮ろうとすると、なかなか思うように飛び始めてくれない。
飛び始めるのではないかと、ころあいを測ってシャッターボタンを押すのであるが、結局飛び出さないのでボタンを離すということになる。
10回近く繰り返して、ようやく飛び始めてくれた。
その中から選んだものである。
正に飛び出した瞬間が採れて(撮れて)いる。
ただし、翅の映像がぼやけている。翅の動きにシャッター速度がついていけていない。
今回は、シャッター速度の設定を(解説書のまま)Mに設定していた。他には「H」と「SH」がある。
次回は「SH」で試してみるつもり。
それにしても一昔前までは、飛び出しの瞬間をとるなどは至難のことで、カメラ「性能」と「根気」と「運」とが重なって可能になるもので、自分で撮れるものではなかった。
それが今やコンパクトカメラで可能になっている。
不思議感に襲われる次第である。
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2020年5月18日(月) |
勇み足? |
政治がらみの話は避けるとしつつも、それに反して、少し触れることになる。
今朝の読売1面のトップ記事である。
コロナ禍の中で今週にも強行採決されようとしていた法案が「見送りかも」、という内容である。
この法案は、特に特例既定の部分であるが、検察力が殺がれる恐れがあると懸念されていて、問題の大きい法案であった。
テレビなどで報じられるように、多くの知識人や検察OBが反対の意思表明をしていたものでる。
この記事を読んで、良い方向に向かうだろうと行方を見守っていたのであるが、(民放は見ないので)NHKのニュースなどでは一向にその様子が見えない。
昼のニュースでは、菅官房長官の会見の様子が流れ「国会のことは国会がお決めになる」と言いつつも「政府としては粛々と進める方向で調整している」との発言があったりした。
読売が記事にしたのは昨夜のこと、それが昼になっても報道されない。
さては、先の記事は読売の「得ダネ」狙いで、真相は「勇み足」だったか、思ったりもしていたのである。
ところが
夕食を作りつつ「しぶ5時」を流し見していたら、阿部キャスタが「只今入ってきたニュース」として「政府は延長の意向を固めた」と報じ、夕方7時のニュースでは安倍総理が記者を前にして「国民の理解を得た上でとり進めることにした」と延期を認めた。
という経緯になった。
政治の横暴が見逃される危険をはらんだ法案だけに延期されたのは、まず、良としよう。
ただし、廃案ではない継続審議である。次期国会までに法案内容が見直されるのを望みたい。
世論が政治を動かす。
日本はまだまだ、捨てたものではない。
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2020年5月17日(日) |
一律給付金 |
正式には「特別定額給付金」と言うらしい。
政府が方針を変更して、一人当たり10万円に変更した曰くつきの緊急制度である。
その申請書が届いた。届いたのは金曜日。
住人が少ないことと、比較的この種の業務には動きが速い(と思われる)役場の性格の結果と思われる。
大都会では7、8月との声も聞かれる中にあって、当町は早い方であろう。
給付は申請書が役場に到着後、「約7〜10日後」に指定口座に振り込まれるとある。
書類を整えて今日投函した。
さて、何に使うか。
政府の意向は貯蓄せず消費に回して欲しいというから、その意に従うつもりではあるが、今のところ何に使うかは、まだ決めていない。
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2020年5月16日(土) ラベル516 |
ブタナとタヌキ |
早くもブタナが目につきだした。
昨年もこの花を取り上げた記憶があって、探してみたら”野の花”として載せている。
こちら→(2019/5/27)
野の花などと言って珍重する花ではなかった。
昨年は、その後もなんとなく気になりだして視ていたのだが、10月末頃まで花を咲かせるのが見られた。
通常花が咲くといえば1シーズンであろう。それが3シーズンも咲いている。
爆発的に増えるわけである。
過ぎたるは猶及ばざるが如し、増えすぎるから嫌われる花になっている。
ところで
昨年とり上げた際に、たまたまとしてタヌキ(むじなとしているがタヌキであった)の写真を一緒に載せている。
まことに偶然な話であるが、昨日再生雑地でタヌキに出くわした。スマホで慌てて1枚撮った。
今年も、ブタナと合わせて載せてみる。
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2020年5月15日(金) |
一部制限解除 |
今朝の読売、2面の記事である。
コロナ禍に対して昨日政府が発動した一部都道府県を除く、39県に出した緊急事態宣言解除報道の補足記事である。
留まるところが一向に見えなかった”禍”が、初めて終息の方向に向かい出した(と思われる)ことを記載した初めての記事。
特に記事左部にある「経緯」が、Kにとって過不足なく載っていて、今後この”禍”を思い出すときに丁度良く、記事の切り抜きを思いついた。
政治がらみの内容は原則とり上げないのが小欄の”つもり”であるが、切り抜き記事の逸散防止のためここに載せることにした。
「クルーズ船」、「突如の臨時休校」、「オリンピック延期」、「7都道府県に対する緊急事態宣言」、「一律10万円給付」などなど、随分以前の出来事のようでもあり、つい先日のようでもあり、夢見心地のような気がしないでもない。
ただし、今次”禍”の与える影響は、当初全く予想ができなかったところへ決着するのかもしれない。
今は臨時の「テレワーク」や「リモート会議」が常態化する気配が生まれ始めている。
産業構造も変わる兆しがある。安きを求めて海外生産に注力したが、今後は国内回帰も生まれよう。
各産業界は「ガイドライン」を発表し始めていて、「3密防止」が常態化する兆しがある。
などなど。
今回の”禍”を機に、
社会構造が大きく変わる可能性がある。
行動様式も大きく変わる可能性がある。
第2次大戦で生活が大きく変容し「戦後」という言葉が生まれたが、同じように今回の出来ごとの後では「禍害(かがい)後」というような言葉が生まれる、そんな気がするほどの大きなできごとであった、気がするのである。
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2020年5月14日(木) ラベル514 |
翁草が旬 |
数日前から翁草が矍鑠(かくしゃく)である。
この翁草、花の時は首を傾げているのに、種になり翁草らしくなると真っすぐに首を伸ばし立ってくる。
人間界とは逆で妙である。
写真左は種を蒔いて生えるのを狙ったもの。10年位前の事である。
種は大振りと小振りの花が咲く2種類あって2人の知人からもらい受けたのだが、今では混在して見分けがつかなくなっている。
写真右は種が飛んで勝手に生えたもの。
これら両者はいずれも母屋前側の写真であるが、母屋裏側でもちらほら咲いていて、里庭の風土は翁草に合っているらしい。
余談になるが写真左の方、周辺に雑草がはびこっている。
春先、翁草が芽生えの頃、踏みつぶされるのを防ぐためMが柵をしたのであるが、これがため草取り、草刈りがし辛く放置した結果である。
今年初めての出来事であるが、そこそこ見れるのでそのままにしてある。
周辺の草はコメツブツメクサというらしい(コメツブウマゴヤシとも思われるがツメクサであろう)。
今回調べた。
1930年ころの帰化植物という。蔓と種の両方で増えると思われ、今の時期あちこちで目に入る。
野芝の間でも生えるがこちらは抜いている。
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2020年5月13日(水) ラベル513 |
カメラの話 その2 |
少し以前カメラを買ったと記載した。 こちら→(2020/4/28)
買った理由をいくつか挙げている。
その中の一つ。「接写」のこと。小さなものを微細に撮りたい、とした。
その一例を示す。
左上の写真が原図。
トリミング無しである。1m位離れた場所から90mm程度の望遠をかけて撮っている。
それを順次トリミングして、拡大してみた。
このカメラは、ピントを合わせる位置を指定できるので、ほぼ頭が来そうな位置にピンを合わせるセットをしている。
さすがに、最後の目玉だけの映像にすると少しボケている感じがするが、それでもそこそこ見れる気はする。
最初の映像からすると、最後の目玉は(概略)縦横14倍に引き伸ばしている。
最初の写真をA4の紙に印刷したとして、これを14倍すると、よこ4m、縦3mのサイズになる。
ここまで引き伸ばした映像を近寄ってトンボの目玉を見れば最後の写真位の精度に見えるということになる。
私としてはこれ以上に望むものはない。上々である。
今回撮影時、も少し動きのあるものを、と思っていたのだがそれはできなかった。
またどこかで試してみる。
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2020年5月12日(火) |
鉢置き場の再整備 |
鉢の置き場が再整備された。
全てMの手によるもの。
経緯は2、3日前に述べている。
2日掛かり、それぞれ半日以上かけていると思われる。
写真右の葉物の鉢の台は、これまで納屋においてあり、物置台になっていた。
それを持ち出したもの。
この種の作業の着想では、KはとてもMに及ばぬ。
今後は維持力が試される。
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2020年5月11日(月) |
保護されていない通信 |
2週間くらい前に気がついた出来事である。
Kの場合、普段自分のHPを見る時のプラウザ(ネット回線を視聴するソフト)はIE(インターネットエクスプローラー;マイクロソフト製)が大半で、Chrome(クローム;Google製)は料理レシピを探すときなど限られた
ものにしか使っていなかった。
ある時たまたま、「里庭桜物語」をChromeで開いたら、ページの上部左側に「保護されていない通信」の文字が表示されていて大いに驚いた。
この「保護されていない通信」が表示されるWEBが存在することは以前から承知していて、このWEBはそれなりに怪しいのだろうと推測し、あまり深入りして読まないようにしていた。
ところが、自分のHPにも表示されるとは、思いもしなかったことである。
HPは一応真っ当に作成しているはずである。
何故にこの文字が表示されるのか、消すのはどうすれば良いのか、調べてみることにした。
表示される原因はすぐに(と言っても大分資料を読んだが)判明した。
WEBの名前を表示するには一定のルールがあって、名前の頭に「http://・・・」などの文字を付加して始めることになる。この行頭の文字列には2つの種類があって、先のほかに「https://・・・」というのがあり、「http」の後に「s」が着くものと付かないものがある。
「s」が着くかつかないかの差は、(いろいろと条件はあるのだが)特定の認証機関があって、その機関に申し出てサイトの安全が証明されたものに「s」が付与されることになる。
この機能の存在は、以前から承知もしていて、Kの認識は、例えば銀行など特に安全性(信頼性)が重要視される機関が受けるものと考えていた。
ところがGoogleはWEB全体の安全性向上を狙ったらしい。
2018年ころから、Chrome上に表示されるWEBで先の「s」の付かないWEBに「保護されていない通信」の文字を表示するようになったいう。
この「保護されていない通信」の表記は穏やかではない。
できれば無くしたいと思い調べてみた。
方法はいくつかあるがいずれも有料である。それも些少ではない。
当「里庭桜物語」では、とりあえず取得を見送ることにした。
「里庭桜物語」を訪れてくださる方が、何のプラウザを使用しておられるかを調べる方法がある。
この結果が上に示した写真の右側である。
IEが一番多く4割程度であるが、Chromeも新旧のバージョンを合計すると2割程度に上る。
多くの方に「不審を抱きつつ」ご覧いただいていることになるが、小欄掲載の主目的がKのボケ防止にあることをご承認いただき、ご了解願いたい。
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2020年5月10日(日) |
本日休刊(余談付き) |
余談ながら
Kの動きに触発されて、Mも動き始めた。
雑木の鉢の整理である。
Kの動きより大掛かり。
鉢をのせる土台も含めて修理するらしい。
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2020年5月9日(土) らべる509 |
雑木植木鉢の整理 |
普段話題にほとんど上らないが、裏庭の一角に植木鉢が置いてある。数えれば5,60はあろう。
このうち、Kのものはおよそ4割強。あとはMのものになる。
松など高尚なものはなく、皆近くで集めた雑木の類である。
Kの場合、苗を集めるときなどは、”立派なものに仕上げるぞ”と意気込むのだが、そのうち周辺の出来事に気を取られ、鉢の方は放置が続くことになる。
卑近な例が、雑木苗のばあい2016年に苗を仕立て こちら→(2016/11/18)
その翌年に一度手を入れているが こちら→(2017/11/12) |
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その後は全くと言ってよいほどで手を入れず、夏の暑い時期に水を施すのが関の山という程度であった。
Mの場合も、雑木の鉢に限れば似たり寄ったりで、これら手の入らない植木鉢が寄り集まった状況になっていた。
4月の半ばのこと。これではならじと気がついた。
数年ぶりの本格的な手入れの実行である。
最初にKとMの所有鉢を仕分けた。
手入れの実作業をしたのは3、4日まえである。
雑草や苔を取り除き、根を少しばらして、整地した。剪定や施肥も行った。
全て作業を終えるに3時間余りを要した。
出来た鉢数は約30。10鉢近くは枯れて駄目にした。申し訳ない話である。
手が入ってないとは言え、年数だけは経ている。再生した鉢を見ると、植付けた直ぐの鉢とは違ってそれなりの風格があるように思われた。
これからはも少し手を入れようと、こころがけを変えた次第。今のところ晴れの日の水やりは続いている。
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2020年5月8日(金) ラベル508 |
小説「喝采」 |
今朝のHNKニュース7時台で放送された話なので、視聴された方も多かろう。
小説家原田マハ氏がリモート生出演され、高瀬アナのインタビューに応じた場面が報道された。
話題は、原田氏が「喝采」とういう名のドキュメンタリー風小説をSNS上で発表されたという事に関する。
Kは、原田マハ氏の著作を1、2読んだことがあって、 こちら→(2019/9/7)
しかも、好意をもって読み終えた記憶が蘇り、今日も興味をいだきつつ画面を視た。
原田マハ氏の動く映像は初めてである。
本題に入ろう。
原田氏は、日本とフランスの両方で生活してるのだという(Kは初めて知った)。
たまたま、3月はフランスで生活していて、コロナ禍に会い、フランスの「ロックダウン」に遭遇したという。
その後まよった挙句であるが、志村けんさんの逝去の報で日本への帰国を決意したらしい。
この体験的ドキュメンタリーを小説にした。
小説のタイトル「喝采」は、この映像は日本でも大きく報じられたが、パリ市民が医療従事者らへ謝意を表するため窓を開け放ち、一斉に拍手をした事実から思いついたのだという。
小説には「澄み渡った夕空に響き渡る喝采。」でったとの記述がある。
およそ10分のインタビューであった。
インタビューの最後に氏が語った言葉は「たゆたえども沈まず」。「困難なことがあっても必ず蘇る」と言う意味だという。
番組を見た後、ネットを調べてみた。
浜田氏のHPがあり、その中にも「喝采」が掲載されていた。 こちら→
数分で読み終える位の短いものでるが、さすがにプロは上手い。
写真も全て氏の撮影。美術館の絵以外はパリがロックダウンされて以降に撮影されたものと言う。
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2020年5月7日(木) |
雑地の草刈り |
春の草刈りが佳境である。
同一名では里庭で最も広い”雑地”の草刈りをした。少し長いので”雑地”というが、正式名は”再生雑地”という。
今時期の草刈りは道具として、刈払い機に「紐の刃」をつけたもので行う。当初は年中「丸刃」で刈っていたが、数年前から「紐」にした。
この方が刈った後の刈り草を整理しなくて済む。
さて、雑地。
この時期この場所の草刈りは少々厄介である。何故かというと、刈り残す必要のある草類がある。大方Mの要請による。
残すものは、イオウソウ、花菖蒲、そして今名前が出ないが秋に紫の花を点ける草。
更に今年は、これはKの判断だが、キンポウゲを刈り残すことにした。
春先に黄色の花をつけるキンポウゲ。
キンポウゲについては昨年「野の花」で取り上げた。 こちら→(2019/4/23)
何故か今年は数が異常に多い。
ついでのことで、残してみることにした。
(写真は同一個所。1枚は、反対方向から見ている) |
二日がかり、合計4時間の作業であった。
次回は花菖蒲が咲き終わったころ。今度は自走式の草刈り機で刈ることになる。
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2020年5月6日(水) |
里庭桜物語 その7 |
前回の「桜物語」 こちら→(2020/4/24)
で、今年の話は終わりとなんとなく思っていたのだろう、桜に対する注意力が欠けていた。
今日屋外作業の帰りに、この木の下で何気なく見上げて、”まだ咲いている”と気がついた。
遅咲きの桜である。形態は八重。色は濃いピンク。
咲き始めの頃摘んで塩漬けにすると、”桜茶”の元に格好である。
最初この場所には枝垂桜を移植していて、その枝垂桜が定着しなかったので、その後に植えたはずであるが、この遅咲き八重を植付けた経緯を全く思い出せない。
何という名前なのだろうと「遅咲きの八重桜」で検索したら、多くの品種が現れて、その中で形と色が近いものを抜き出しても10指に近くあった。
いくつか抜き出せば次のようになる。
どれに当たるか、結局は決められなかった。
正式名が判明するまでは、里庭では「遅咲き八重」と言う名にしておこう。
今年の「桜物語」は今回が、間違いなく、最後と思われる。
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2020年5月5日(火) |
石楠花(シャクナゲ) |
今日もウォーキング途中の話である。
毎度申し上げるように、ウォーキングのコースは長年に渡り決まっている。その途中、コースのほぼ仲程に来た頃、右手の少し上がった場所から目に入ってくる。
それはそれは、見事な花を点けた石楠花である。
色は「濃いピンク」というか「薄い紫」というか「高貴な感さえする」色。
10日くらい前から咲き誇っている。
ところが、不思議なことに、この石楠花の存在に今年初めて気がついた。
木の根元は20Cm近くある。結構な古木である。
にもかかわらず、存在に初めて気がついたのである。
ということは、これまでは花を点けていなかったのであろうか。
先日、Mがこの花の話を持ち掛けてきた。
Mがこの花の話をするのも今年が初めてである。
花に目敏いMが、もし石楠花がこれまでも咲いていたなら話をしないわけはないはずで、これから推測すると、今年初めて見事に咲いた可能性は高まってくる。
ただ、「今年初めて」という確定証拠は探し出せない。
謎を知る術(すべ)は、来年以降も注意して見る以外に残されていない。
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2020年5月4日(月) ラベル504 |
名前探し |
昨今は、何か分からない事象が起きると、パソコンなりスマホのWEBで検索して答えを知ることが極めて多い。Kもその恩恵にあずかっている一人である。
ただしこの場合は、分からない対象の単語を入力して検索にかけるわけで、物の名前が分からないと手の打ちようがない。
先日も同じ事象が発生した。
今は少し時期が過ぎた感じであるが、当地において春に起こる現象の中に、長さ4、5Cmで直径が1Cm近い黒褐色の毛虫が道路を横断する光景に遭遇することがある。
それがかなりの数に上る時があって、車など運転しているときなどは、踏みつぶさないように避けて運転するに難渋することもあるほどである。
Mとの会話でこの毛虫が話題になることがあった。
「あの毛虫は何なのだろう」
「随分以前から気になっているが未だに分からない」
という会話である。
だが、名前が分からないので、そのまま分からずじまいで終わっていた。
数日たってふと気がついた。手があるではないか!
「Googleアシスタント」
スマホで利用できるアプリで、その機能を利用して写真を撮影すると、対象の名前を表示してくれるのである。
Googleの所有する膨大な映像資料を自動検索し、その中から似た形状のものの名前をAIで瞬時に探し出すという優れもの。
1年くらい前に知ってスマホに入れているが、その存在をすっかり忘れていた。
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名前を知るには2通りの方法がある。
スマホにアプリを入れておく前提で、アプリを起動させておいてから物体を焦点にして写真撮影をするか、写真を撮っておいてから検索ボタンを押して、名前を表示させるかの2通りである。
一昨日のこと。ウォーキングに出たおりである。
少なくなっているが途中で例の毛虫に遭遇した。
急いでスマホを出す。この毛虫の動きは素早くて、早く撮らないととすぐに横の草に入る。
慌てて写真に収め名前を表示させると二つの候補が出た。
「シロヒトリ」と「ヒトリガ」の幼虫。
パソコンで調べると、いずれも「蛾」の仲間であるが「ヒトリガ」の姿はかなり派手でこれまでに見た記憶がない。一方、「シロヒトリ」は白い蛾。何度か見た記憶がある。
これらからみて、いつも見る「毛虫」は「シロヒトリ」の幼虫と思われた。
「毛虫」はひどく不気味に見えるが、毒はないらしく触っても問題ないとのこと。
這いまわる理由は餌探しだそうで、スイバや蓬他何でも食べるらしい。
長年の懸念が解消されることになった。
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2020年5月3日(日) |
一口カツ |
コロナの影響が比較的少ないと思われる我が家にあっても、それがない訳ではない。
影響がでた1例、食事当番に現れた。
以前は、Mが勤めに出た場合、夕食はKが作るという暗黙のルールが出来ていた。それが、仕事が全休になった。
こうなると、夕食は毎日Mの担当となり具合が悪い。ルールを作り替えた。
あさは原則Mが作るとして、昼と夜は交互に作るというルールに変更した。すなわち今日、Kが昼を担当すると夜はM。そして明日は担当がひっくり返って昼をMが行い夜をKがするというやり方である。
こんな次第で今日は夕食をKが作った。めったにないことだが、今日のメニューは昨日の時点で決まっていて、それは一口カツ。
話が少し遡るが、少し以前NHK番組でプロフェッショナルの料理人が緊急出演して家庭料理を伝授した、とした。
こちら→(2020/4/26)
この時はチャーハンを作ったわけだが、他にもメニューはいろいろあった。今日の主題の「一口カツ」もその番組の中にある。
もう一度話を昨日に戻す。冷蔵庫の中身を確認したところ、我が家では、普段豚肉と言えば切り肉が主で、ブロックはほとんどない。それが昨日は珍しくある。そのことをMに話すとMから「一口カツを作ってみたいといっていたので買っておいた」と返事が来た。そして「今日の夕食は私が当番。明日の夜でも作って欲しい」と言葉が続いた。
こんな経緯で今日Kが、「一口カツ」に挑戦することに相成ったと言う訳である。
と、これまでは長々と前置きである。
さて本番。録画をまだ残していて、見ながら忠実に実行した。
レシピは川端康成も食べに来たという上野の洋食屋4代目の主、島田さんのもの。
肉たたきでたたく。一口大に切る。小麦粉を混ぜる。玉子に浸ける。パン粉をまぶす。一口大に丸める。
と、いたって普通の工程。
油で揚げる段は、「140℃位からゆっくり揚げる」とある。
ただ今回の我が家の場合は、鍋の大きさに対して肉の量が多そう。
一度では揚げられないから2回になる。しかも肉は団子状で厚い。それなら2度揚げが良いのではとレシピにはない2度揚げを採用した。
出来上がった見栄えは衣の色も程よく上々に見えた。
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さて、食べてみる。
火も中まで入っている。
が美味しいけれど、”さすがにプロのレシピ”という感はしなかった。
いたって普通の出来である。
2度揚げしたのが良くないのか、それとも、元々こんなものなのか。
期待度が大きすぎたので、失望感が生じたのかもしれない。
と「プロフェッショナル」に挑む2度目の試みは、期待した成果を得ることなく、平凡な形で終了することになった。
ところで今回は豚のブロック肉が登場したが、番組では、「伝説の家政婦」が「ローストビーフ」の作り方を紹介する場面もある。
ここでは「牛もも肉500g」のブロックが登場するのだが、
今後間違っても「牛もも肉500g」が我が家に登場することはないであろう。
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2020年5月2日(土) |
山笑う |
2、3日暖かな日が続いて一気に山が動き始めた。
着色である。
いわゆる、”山笑う”時節の到来である。
「山笑う」の語源は中国の漢詩で
春山澹冶而如笑(春山淡冶にして笑うが如く)
夏山蒼翠而如滴(夏山蒼翠にして滴が如く)
秋山明淨而如粧(秋山明淨にして粧ふが如く)
冬山慘淡而如睡(冬山惨憺として眠るが如し)
から来ているが、
日本ではそれぞれが俳句の季語になっているのは承知のとおりである。
Kの場合、いずれの風景も嫌いではないが、内しいてと言えば、やはり「山笑う」であろう。
これから賑やかになっていく気がして、晴れ晴れとした気分になれる。
故郷やどちらを見ても山笑ふ 正岡子規
その他に「山笑う」を詠んだ名句を取り上げたサイトがあった。 こちら→
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2020年5月1日(金) ラベル501 |
初めての爪切り |
右手親指の爪のことである。
昨年の9月に起きた話であるが、経緯は既に紹介していて こちら→(2020/3/5)
その爪がその後も少しづつ伸びて、爪の先端が物に当たるようになってきたので、今日怪我以来初めて先端を切った。
切った長さは0.5mmくらいである。
親指の爪は、普段は気にしないが多くの場面で使用していて、例えば小さなものを拾い上げる時、あるいは缶ビールの栓を開ける時など、指先に爪がないと仕事にならない。
今回の怪我の影響はこれまでで9ヶ月に及ぶ長丁場。随分と不自由な生活であったが、ようやく先が見えてきた。
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