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Kの散歩帖
2021年5月31日(月) ラベル531
77歳
5月最後の日となった。
Kはこの5月のどこかで誕生日を迎え77歳になっている。
漏れても欲しいほどの個人情報ではないが、一応、情報秘匿の意味で具体的な日は明かさないことにする。
この77歳の誕生日を若干の感慨を持って迎えたのであった。

というのも、この日を目標に生きてきた経緯がある。
77歳まではボケることなく、言い方を変えれば凛として生きたいと思った訳である。

思いには理由があって、二人の父親が起因する。
一人はMの父親。76歳で亡くなった。厳格な父で越えがたい人であったが、年齢だけは越えたことになる。
もう一人はKの父親。こちらは93歳で亡くなった。亡くなる前日まで一人でトイレに行ったと聞く。
この年を越えることは到底かなわぬが、この父親が残したものがあって、それは掛軸。


父親の直筆で、「77才」の文字が残る。
元々はKの実家にあったものだが、今は我が家にある。
この77歳を目標にした。
せめてここまでは矍鑠と生きてみたいと思った訳である。

さらに近年は、もう一人77歳を目途にして生きた人に出会い こちら→(2020/1/16)
この77歳という区切りが、さらに意味を持つようになっていた訳でもある。

さて、この区切りを超えた。
これから先をどうするかである。
考えた結果であるが、80歳とした。後は望まないことにする。
この日を凛として迎えられるよう、自分なりの生き方を探ってみたいと思っている。



2021年5月30日(日) ラベル530
番狂わせ
梅雨とは思われない爽やかな良い天気である。
草刈りをしようとして裏庭に出たら、山水が細っていた。
昨日までは大量に出ていたので、どこか詰まったか、つなぎの個所が外れかけたかである。
草刈りより、山水の復旧が先だと考え、復旧に必要な道具一式を持って裏山に向かった。

で、その入り口に至ってびっくりである
笹が通路を覆っていて、とても歩ける状況ではない。
復旧の前に、この笹を刈らねば話しにならない、という次第になった。


復旧用の道具一式を持って帰り、草刈り機をに持ち換えて出直してきた。

これまでに何度か笹刈をしたが、今年が一番繁茂している。
下を這っているホースを切らないよう注意しながら、取水口までの笹刈りをした。
途中、笹の少ない箇所もあるが、1時間を超す作業になった。

笹刈が終わって後に、水の復旧作業に取り掛かかる。
水が細った原因は、ホースの外れではなく、取水口の詰りであった。

この笹刈作業は、作業予定に入れてはいたが順位としては下位のもので、この時点ですることになるとは思っていなかった。
大いなる番狂わせである。



2021年5月29日(土) ラベル529
Googleフォトの”無料保存終了”対応
Googleフォトが「無料で容量無制限」としていたこれまでの対応が、今度の5月31日をもって終了することになっている。
この情報を始めて知ったのは、かなり以前で、その源は娘からであった。
KがGoogleフォトを重宝して使用していることを承知している娘からのLNE情報で、Yahooニュースに載っていたという。


日付けを見ると昨年11月になっているから半年前のことである。
返事では「対応を考える」としているが、まだ先のことと考えたりして先延ばしにしてきた。

が、期限が目前である。
対応を実施することにした。

Googleフォトはどんなに大きなサイズの写真でも、Googleがある一定の圧縮をかける条件を承諾すれば数量無制限で保存してくれる。有難い機能である。
Kがスマホで撮る写真は全て保存している(同期をとっているので、撮った写真は何をせずとも自動でアップロードされる)。
さらに、一眼レフなど、別のカメラで撮影した写真も全てアップロードして保存ししている。
この、別のカメラの映像データは、我が家でデジカメを最初に使い始めた2001年以降のもの全てをアップロードしているので、いわばデジタル映像は全て一括保存されていることになる(昔の映像を探すとき、全て一元管理出来ているので容易に探し出すことができ、検索機能もある)。

どう変わるかであるが、保存容量で価格が変わり
15GBまで無料、100GBまで2500円/年、200GBまで3800円/年、2TBまで13000円/年となる。

これを受けて、具体的にとった対応は次になる。

まず一つは、アップロードされてないデータをアップロードする。火事場泥棒の気がしないでもないが、Googleもそれは承知済みであろう。
デジカメ映像は一時的に1階のパソコンに保存している。この映像は、これまで年単位で年末にGoogleフォトにアップロードしていた。2020年までは済んでいる。
2021年になって以降のデータがアップしてない。これを今回年末を待たず、まとめてアップロードした。

次いで撮った対応は、写真サイズの変更である。これまでは、カメラ(スマホ、デジカメ)の性能一杯にサイズ設定をしていたが、これをとりあえず半分程度の設定まで落としてみた。
これで様子を見るつもりである。

ちなみに、これまでアップロードしていた映像をダウンロードしてそのサイズを確認すると、Googleが圧縮をかけているためであろうが、写真毎にそのサイズが異なっていて、およそ平均すると、スマホもデジカメも、写真1枚の容量が1.5MBであった。
この時、仮に毎日10枚写真をとるとすると、年当り5.4GBとなる。無料で使用できる15GBを考えるとほぼ3年は無料で使用できる。
だだし、これまでは無料ということで必要以上のサイズにしていた。半分にしても使用上全く問題はない。
設定を半分にすると6年は持つ。

先に「これで様子を見るつもり」としたが、この考えの根拠である。

なおアマゾンも、アマゾン会員なら無料で無制限、のサービスを提供しているという。
こちらも調べてみるつもりではある。



2021年5月28日(金) ラベル528
高度な草刈り

大傾斜と呼ぶ場所の草刈りを、すこしばかり新たな試みを加えて実施した。
この時期の草刈りは、高刈りで行うのが恒例であるが、この時、今年初めて習得した”丸刃で高刈り”を大傾斜で始めて試みた。
”丸刃で高刈り”は先日習得した新たな技法である。 こちら→(2021/5/14)

草の密度が高いとこは丸刃で、低いとこは紐で刈った。これまで、密集したところでは紐で刈るにかなり難儀した個所もあったが、丸刃で刈ることで容易に刈ることが出来た。
結果として、思わぬ副産物が発生した。

花の咲く草類の刈り残しである。
この大傾斜の一角に、ギボウシとノアザミが咲く場所があって、ギボウシは昔からノアザミはこの数年前から増えてきたのであるが、草刈り時これらの草類を近年は時々刈り残していた。
というのも、刈り残すには、花の個所で花のみ残し周辺を刈ることになるわけでかなり手間がいる。
従って、大きな株でのみ刈り残し、小さな株は刈り倒すという状況になっていた。
ところが今年は、丸刃の採用で刈ることが容易になり、小さな株でも刈り残すという気が起きてきた。


株が目に入れば、刃先を瞬間止め、次いで周辺を刈るというかなり高度な技である。
つい、刃先が走って、刈り倒すということが無いでもないが、それでも7〜8割の株は刈り残せたのでは無いかと思われる。

こんな遊びを加えても、今回の所用時間は2時間で終了した。
以前、根元から刈っていた時期はこの2、3倍の時間をかけていた。
高刈りの成果と思っている。



2021年5月27日(木)
雑木鉢の手入れ
午前中は雨との予報があって、雑木植木鉢の手入れをすることにした。
昨年もほぼこの時期に実施した。 こちら→(2020/5/9)
丸1年間のご無沙汰である。

昨年は剪定と土に生えた雑草をぬくだけであったが、今年は違う項目の手入れも頭にあった。
それは、ビニールポットに植えられたものを素焼きの鉢に変えるという作業である。
このための土も用意した。
土は腐葉土、鹿沼土、赤玉土、さらに化成肥料を混ぜたものである。


午前中で終わると判断して始めたが、結構時間を要して午後までかかった。
できた鉢の数を数えると16鉢である。

前述の昨年の記述を見ると、昨年整理後の鉢数は30と記している。
14も減っている。
そんなに駄目にしたかと、我ながら、唖然としている。



2021年5月26日(水)
Ωの時計
一昨日、久し振りに息子からLINEが入った。
腕時計の写真付きで、文面は時計のベルトを更新したという内容である。
「夏になると皮ベルトはすぐダメになるが、良いものを見つけた。NATOベルトなるもので、ナイロン製。NATO軍兵士に支給されているもの」という内容である。


写っている時計はスイスのΩ製。
10余年前、もはや使わないのでと、息子に譲ったものである。
息子は”勝負時計”として使っているようで、何か事ある時にはめて出かけるらしい。
お嫁さんとの結婚の許可を貰いに、お嫁さん宅を始めて訪問したときも、はめて行ったと聞いた気もする。

LINEはそのΩの時計のベルトを新たにしたという話しであった。
そしてLINE文面の最後に、「ブログのネタに困ったらどうぞ(笑い)」の添え書きがあった。
小欄に載せてもよいという許可である。

前述のように、この時計は元々Kの所有であった。
購入したのはかなり古い。昭和50年まで遡る。
この年始めて海外出張に出かけた。会社の同僚4人で、行った先はスイスである。
この出張に関する記事が2つある。
 こちら→
 こちら→

時計は、この出張の折り、自分用の土産として購入した。
当時、「スイスと言えば時計、時計と言えばΩ」という先入観があって、同行した4人すべてがΩの時計を買ったと思う。
スイス滞在時、スイス人から「スイスには他にも良い時計が一杯あるのに、日本人はΩの時計ばかり買う」と笑われた記憶も蘇る。

と、この時計に関する記憶はここまでで、これ以上の情報の記憶がない。
も少し無いかと探してみることにした。

別棟に、現役時の海外出張の資料をまとめたダンボール箱がある。これを探してみた。
当てはある。小さな手帳があるはずであった。


ダンボール箱を開けるとすぐに出てきた。中を見ると、有難いことに、購入の詳細も記述していた。
購入日は、昭和50年の5月6日。夕刻である。
場所はWil(Googleマップで確かめると、会社の所在地から3Km離れた隣町)。
同時に3個買っていて、Mのもの、とお金を渡されて買ってくるよう頼まれた部長用。
K用の値段は495SFr(スイスフラン)となっている。

先の手帳に当時のSFrの円レートも記していた。それによると123円/1SFrとある。
従って、この時計は当時の日本円で丁度6万円のものになる。
一方、当時の昭和50年から見れば現在は物価が上がっているはずで、
その割合を調べてみたら、 こちら→
平成27年を100としたとき、昭和50年の物価指数は54%とある。
ほぼ、倍になっているとみてよかろう。
すなわち、今の感覚で12万円程度の時計を買ったと思われる。

息子からの久し振りの連絡で、昔の話を思い起こした。
随分昔の話しである。



2021年5月25日(火)
蕗を煮る
1週間くらい前草刈りが行われ、その後に蕗が出ていた。
別棟と呼ぶ場所の前側。
我が家の土地ではないが、普段蕗をとる姿を見かけないので、貰っても良かろうと急に思いついた。

蕗をとるのは初めての経験である。
思ったより力が要る。なかなか抜けない。
当地では蕗をとることを「蕗を引く」という。そのことを思い出して、力を込めて急に引っ張ってみた。こちらの方法がとれやすい。
「蕗を引く」という言葉の意味を理解した気がした。

その場で葉っぱをとり、我が敷地内に捨てる。
急に思いついたわけで、手袋はなく、素手で処置したため、手に灰汁がついて黒くなった。
この間、10分足らずの時間であった。


帰宅して調理。レシピはネットで調べた。
いくつか読み比べて次に決めた。 こちら→

板ずりしてのち5分茹でる。水にとって皮を剥き、1時間水に浸す。
醤油、砂糖、酒、みりんでゆっくり汁が無くなるまで煮る、という行程。
レシピにはないが、最後に削り節を入れてみた。

さて、お味である。
苦みが僅か残り、風味は良い。
が、蕗にしっとり感が足りない感じ。少し固めで、とり残した皮が口に残る。
も少し丁寧に皮を剥く必要があるようだ。
Mの口からも「賛辞」は出なかった。

研究の余地がある、ようである。



2021年5月24日(月) ラベル524
椎茸榾木の整理
今日は雨。実は昨日の午前中に実施した作業である。
ほぼ一月前に植菌した椎茸の榾木が、 こちら→(2021/4/23)
わけあって仮置きしてあって、それを本来の置き場に移動して整理する作業である。
Mに手伝ってもらって実施した。


榾木の整理には手順がある。
・榾木は数年の寿命があるが、年数を経て椎茸が生えなくなった榾木を、別の場所に移動して腐葉土化する。
・前回植菌の榾木は、”井”型に積んでいて、それを正規場所に移動して立てる。
・空いた場所に、今回植菌の榾木を運んで”井”型に積む。
という、3段構えの作業である。

年数を経た榾木は軽くなっているが、植えたばかりの榾木はかなり重い。2人掛で運んだり積んだりということで、3時間近く要して、ようやく一連の作業をし終えた。

結構重労働ではあるが、ここまでしておけば後はほとんど放置。
椎茸が生えてくるのを待つのみである。



2021年5月23日(日) ラベル523
ラグビーと相撲
午前中は外仕事に邁進したが、午後は1時から6時まで、ぶっ通しでテレビ観戦をした。
5時間ぶっ通しでテレビを見るのは、近年では記憶にある限り初めてと思われる。
見た内容は、1時から3時10分がラグビートップリーグの優勝戦。3時10分から6時までが大相撲夏場所の千秋楽である。

近年加齢の性で、何事にも興味が薄れ、以前はよく見ていたプロ野球やゴルフ、テニスなどのスポーツ観戦をほとんどしない。興味を持って見ているのは大相撲のみという有様である。
そして、ラグビーは一昨年のワールドカップは熱を入れてみたが、それが終わって以降は熱が冷め、その後は全く見ていない。

ところが先日、たまたまテレビをつけたら、ラグビーの試合を放送していた。サントリーとクボタのの戦い。トップリーグの準決勝争いという。
見ていたら、面白さが蘇ってきた。迫力のある動きが間断なく繰り返され続く。最後までの時間があっという間であった。
優勝戦は是非見てみよう、と思っていたわけである。

一方、大相撲は、このところ欠かさず見ている。
若手の小兵が活躍して場をにぎわすが、Kの贔屓(ひいき)は照ノ富士。
特に再起後は こちら→(2020/7/21)
求道者のごとく、一途に相撲と取り組んでいる姿が見られ、応援したくなる。

この2つのスポーツの優勝戦が今日一挙に放送されたという次第である。


ラグビーの結果はパナソニックが優勝。パナソニックに所属の福岡選手は医者になる道を選んでいて、今日が最後の試合という。これまで「所属チームの優勝のみがし残したこと」と言っていたらしいが、それもなしえて、「何一つ後悔なく次の道に進める」とインタビューで答えていた。

照ノ富士の方は、優勝決定戦までもつれ込むという、きわどさ。それを制して何とか優勝した。
勝負を終えて一旦引き返す折り、一瞬顔を覆うしぐさを見せたが、落ちそうな涙をこらえたのかもしれない。
鬼の顔にも涙である。

そんな5時間のテレビ観戦であった。
これからも、相撲は続けてみるであろうが、ひょっとしたらラグビーも見る気が起きるかもしれない。



2021年5月22日(土)
本日休刊
2021年5月21日(金) Ravel521
画像からテキストをコピー
写真の保管に「Googleフォト」を使用していることはこれまでに何度か触れている。
そのGoogleフォトで新しいサービスが始まった。

およそ1ヶ月くらい前かと思うが、Googleフォトに載せた写真である種のものを開くと、画面の上部に「画像からテキストをコピー」という文字が現れ始めた。
ある種のものとは、文字を含む画像である。


上に示すように、新聞記事であろうと、包装の画像であろうと、画像の中に日本語の文字さえあればこの表示が現れる(写真の左列)。
この場面で、「画像からテキストをコピー」をクリックすると、画面が変わって、画像から文字を抽出してテキスト化された文章が画面の右に表示されるようになる(写真の右列)。
このとき、右の画面で「テキストをコピー」をクリックすると、抽出された文字群が「コピー」状態になり、Wordなどに即座に「貼り付け」ることができる。

新しいサービスとは、いわゆるOCRの機能がGoogleフォトに搭載されたという話しである。


これまでもKはGoogleのOCR機能を使用してきた。例えば「名曲・名盤」のテキスト作成時などである。
 こちら→(2019/7/3)
これでも随分有難いと思った訳であるが、今回のGoogleフォトの場合に比べると、映像を一旦Googleドライブにアップロードし、Googleドキュメントの機能を利用してOCR化するなど、手順にして4〜5倍の労力を要していた。

さらに話を遡って、小欄にOCR関連記事が最初に登場したのを探すと2017年になる。
 こちら→(2017/11/7)
4年前はこんな次第であった。

今回のGoogleフォトでの新たなサービスは、隔世の感を覚える出来事になる。



2021年5月20日(木) ラベル520
コロナ、ワクチン接種 第1回
5月4日に届いたワクチン接種第1回の予定日である。 こちら→(2021/5/4)
Kの受付時間は9時からとなっているので(Mは9時半)、車に2人同乗で余裕を持って出かけた。会場には8時40分頃到着した。
そして、二人とも接種を終えて会場を出たのはほぼ10時。非の打ちどころのない、誠に手際のよい接種対応であった。

以下、その対応ぶりを振り返ってみる。

Mは車に残り、Kは会場に向かう。
すでに、数名の人が待っているが、会場入り口のドアはしまっていて、原則入れないらしい。
4、5人の女性が中に入ってベンチに腰かけているが、立つのが辛い人に限って入れた由。
9時になると同時にドアが開く。まっていた人が入り始めるが、間隔をあけての注意の声が係の人から呼びかけられた。



最初に受付がある。ここでのチェックは、指定された時間の該当者であるか、書類は揃っているかなどの確認が行われた。中には、あとの指定時間の人がいたり、持参書類の不備の人がいたりであるが、これらの人は場所を少し動かして、別の待機員が処置に当たる対応が取られていた。
(ここに限らず、後工程で問題が起きないよう事前工程で措置する、という体制が随所で取られていた)

問題のない人が中に入るよう誘導される。通路を通って接種会場へ。接種は2組用意されていて、ここで随時2つに分けられる。
Kは左廻りの組に振り分けられた。

最初に予診票確認。未記入などが無いか確認されたと思う。次に予診。検温などが行われて予診票に記載される。
次いで医師の問診。Kは「血液さらさら」の薬を服用していて予診票に記載していたので、そのことに触れ、「これは全く問題ありません」と言われた。問診時間は20〜30秒と思われる。
ここまで、全くよどみなく次々と工程が進む。

そして、接種になる。
この接種システムが素晴らしい。
これまでテレビなどで見る接種は、接種を行う人が座っていて受ける人がその場に出向き接種を受ける。受けた後健康観察場に移動して観察を待つ、という方法であった。
ところが今回は、受ける人は移動しない。接種を行う人が順次移動して行う。接種が終われば観察時間を知らせる15分タイマーが配られる。接種を受けたものはその場で15分待って居ればよい、のである。
タイマーが終わって音を発すれば、係員が来て次へ誘導する、とうシステムである。

後は、接種済み証を交付され、第2回の予約日が渡され終了となる。
この間の時間を撮影した写真の時間で追うと、接種会場に入ったのが9時8分、接種証を交付された時間が9時34分となっていた。この間26分になる。

話しが少しずれるが、係の人に聞いたところ、今日の接種予定者は、午前140名、午後140名の合計280名らしい。
午前で見てみると9時から12時で3時間ある。この間に140名の処置になる。
接種ラインが2つあるので、1つ当たりは70名。
180分/70人=2.5分/人。単純計算では、各工程は一人あたり2.5分で処置すれば間に合う計算である。
実際には、各工程一人当たりは多く見ても1分であろう。
十分余裕のあるシステム設計と思われた。

多くのシミレーションや試行錯誤を重ねてのライン設計であったと思われるが、見事なものであった、と感服した。

帰宅後は安静にした。酒は飲むなと言われたのでノンアルコールビールで過ごした。午後3時頃から接種した場所で痛みを感じ始めた。この痛みは寝る時も残っている。
その他の異常は全くない。

兎に角、接種を終えて安堵した。



2021年5月19日(水)
田毎の空 その2
5月5日にも同趣旨の記事を掲載した。 こちら→(2021/5/5)
ただこの時は、我が家から見れば右手方向の限られた部分の田圃に水が張られたのみで、正面から左手方向はまだ水のない田んぼが残っていた。
それがここにきて、眼前、見える田圃の全てに水が張られ、それぞれ空の景色を映している。
農村風景の中で、1年を通し、最も綺麗と言ってよい時期であろう。


2階から、八色石の街をほぼ全面写した形になる。
写したカメラは昨年手に入れたコンデジ。「ワイド撮影」という手法で撮影した。
 こちら→(2020/4/17)

今回の写真、画角にして140度程度と思われる。

折しも、例年よりかなり早く突入した梅雨のなか。
しっとりとした雰囲気の中に佇む八色石集落になる。

初夏を代表する日本の原風景である。



2021年5月18日(火) ラベル518
窓越しのヤマボウシ
本日の記事内容はMの提案によるものである。
玄関の上部に透明なガラスがはめてあるのだが、そのガラスを通して見えるヤマボウシの花数が、今年はすこぶる多いのでその様を「載せてみたら」と勧められたのである。
「上から下がる電灯の傘は入れても良いし」と写真の撮り方もアドバイスがあっての内容であった。
その時は「考えてみるは」と答えておいたのだが、他に優先すべきテーマも見つからないので、そのまま本日採用することにした。
ただ、Mの提案は玄関からのみの話しで、裏庭や2階からの映像はKの追加アイディアである。

とりあえず映像である。


上の2枚は前庭にのもの。左が玄関、右は同じヤマボウシを2階から見下ろす形で撮ったものである。
下の写真は裏庭に生えるもの。居間からやはり窓越しに撮影した。

部屋に居ながらにしてこれほどの花が見れるのであるから、有難いことである。

と言っても、これらの恵みは”濡れ手で粟”ではない。

我々の手によってもたらされるもので、その経緯を振り返ってみると次になる。

まず、前庭は 平成19年   こちら→
前住者の造形を一変させたもので、件のヤマボウシは写真の最下段でほぼ真ん中に写っている。

そして、裏庭は 平成18年 こちら→   と、平成20年 こちら→
元々何もなかった庭に、裏山からヤマボウシほかを抜いて移植した。

さらに毎年の手入れは、大半がMによってなされている。

昔から「白い花が多く咲く年は豊作」と言われている。今年はその当たり年かもしれない。
そんなことを思いながら、窓越しのヤマボウシを見る日々である。



2021年5月17日(月)
暖房機器の撤収
例によって未明に起きたのであるが、妙に気温が高い気がする。”暑い”と感じるほど。
手元にある寒暖計を見たら20℃を越えていた。

こうなると、これまで重宝してきた暖房機器が急に不要なものに思えてきて、しかも外は雨、屋外作業は儘ならず、機器の撤収作業をすることにした。

桂枝雀の落語に「宿替え」というのがある。
宿替えとは引っ越しのことであるが、昔の噺で荷物を背負って宿替えをする。主人公の亭主は大きな風呂敷を広げ、最初に炬燵の櫓を乗せる。
この櫓の個所で、枝雀は、「寒い時は、お炬燵様、お炬燵様と有難がるのに、暑い時は、なぜこんなものがあるのと邪魔にする」と面白おかしく描写する。

噺と全く同じで、暑くなって急に暖房機器が邪魔に思えてきたという訳である。


この暖房機を設置したのが昨年の10月末であるから、こちら→(2020/10/28)
半年余りお世話になったことになる。

温風の性で、椅子の座面の接着剤が剥がれた個所があって、ついでにこちらも整備した。

さて冒頭の20度越え気温高であるが、一体何事と温度記録データを出してみた。
16日から17日の2日間の気温推移である。


矢印の間が17日の0時から12時に当たる。
日が変わった時間が気温は最も高く21.5℃位い。それから、温度がさらに下がり、12時頃に21℃。午後になると、さらに下がるという、不思議な形態を示していた。



2021年5月16日(日)
万国旗風
里庭から街に出て帰りの景色である。
図書館などがある街からの帰り方向で2/3程度帰った場所の道沿い左側に展開する。
今日初めて気付いたわけではなく、2度目か3度目。
ただ、今日は車を左に寄せて停車し、窓越しに写真に収めた。


トマトか何かの苗の風よけであろうが、その色合いと配置の風情が、何か子供のころ運動会で万国旗がはためく情景を思わせる。
この畑の耕作者も、かなり意識して”製作”されたと思われる。
こんな試みはなかなか良い。

遠くない集落なので、耕作者を探せばすぐに判るはずだが、その詮索はしないことにした。



2021年5月15日(土)
野鳥図鑑
読売今朝の一面コラムである。
文章の本質もさることなっがら、載っている「野鳥写真図鑑」の方に興味を誘われた。


Kも早速導入を試みた。
キャノンが出している「アプリ」と勘違いし、最初はアプリストアで探し始めた。
「野鳥図鑑」とか 「野鳥 キャノン」とかの検索をかけて探したが、他の野鳥アプリは表示されるが、当該のものはどうしても出てこない。
その時ようやく気がついた。アプリではなく通常のサイト名であると。
Googleで検索すると一発で表示された。 こちら→
スマホでも勿論見ることができる。

カメラメーカーが提供するだけに、流石に写真は綺麗である。
生態などの解説も詳しく載っていて、啼き声も聞ける。
写真図鑑としては上等であった。
探し出す鳥の名前の候補がある場合には、申し分のない参考手段になろう。
ただし、名前が全く分からないで名前を探し出したいときの「検索図鑑」としては少々物足らない。
探し出す機能が鳥の大きさしかないのである。

ついでの積りで、検索用のアプリを探してみた。
中で、最も評判の良さそうなアプリをインストールしてみた。
「野鳥図鑑」という。
こちらは、羽の色や大きさで検索することが出来、名前の候補が全くない時には探しやすいと思われる。
状況で使い分ければよい。

スマホのホーム画面に二つのボタンを並べて表示した。


折りに触れて使ってみるつもりである。



2021年5月14日(金) ラベル514
丸刃で高刈り
草刈り法の話しである。
これまでも草刈り法には何度も触れていて、春から夏にかけては「紐で高刈り」の方法で草刈りをする、としていた。
「高刈り」とは長めに草刈りをするのであるが、それなりの理屈があって こちら→
Kも好んで採用している。
但し、「高刈りは紐」という先入観があって、イネ科のように繊維が強い時もあるいは草の量が多い時も、必ず紐の草刈り機で難儀をしながら刈っていた。

先日のことである。
道端の草刈り場で同じように紐で刈っていたら、巣箱修理時焼き番線を提供してもらったAさんが通りがかり立ち話になった。
そしてAさんが言うに「高刈りでも刃を使ってみんさい。楽に刈れるから」と宣う。
Aさんも高刈りをすることがあるが、その時も丸刃でおこなうのだという。
なるほど、と思い至った。

今日、先日の残りを刈りに出向いたが、丸刃と紐の草刈り機2台を持って出た。
そして、丸刃で高刈りを試してみた。


誠に具合が良い。
紐なら時間をかけて刈る場所がスイスイである。

20年かけて草刈り法はマスターした気になっていたが、まだまだ知らぬことがあるようである。



2021年5月13日(木) ラベル513
休肝日の結果 その2
半年前に休肝日を設定した旨掲載し こちら→(2020/12/21)
3ヶ月前に第1回目の結果を報告した。 こちら→(2021/2/19)

今日、病院に行き、第2回目の結果がでた。
グラフを示せば次になる。


γ-GTPの値が前回は72に下がり、今回はさらに下がって61にまで落ち、正常値の範囲内に収まるという結果になった。
(補足;前回までは正常値の範囲が11〜51となっていたが、今回は13〜64に変更になっている。理由は不明。)

この半年間、休肝日を設けた以外はほぼ同じ生活をしているので、休肝日の効果が現れたと言ってよいであろう。

繰返しになるがKの休肝日対応を再載すると、毎週水曜日を休肝日と決め、ノンアルコールビールと偽ウィスキー(2021/2/10)で過ごすという安易な方法を採用している。

少し余談になるが、検査日は毎回木曜日が原則である。そして定めた休肝日が水曜日であるから、検査日の前日が休肝日に当たる。
この場合、もし検査の結果が良い値になったとしても、それは3ヶ月に渡る休肝日の効果ではなく前日に飲まなかった効果が現れたという疑念も考えらない訳ではない。
この懸念を払拭するため、前回も今回も、検査前日は通常通り飲んでおいた(という理由で飲んだ側面もある)。

それでも、結果は良くなっている。
Kの考案した「休肝法」は効果があると宣言して良いように思われる。

も一つ余談を言えば、ばね指を手術した病院で、何故か休肝日の話しになり、その時看護師(女性)さんに「休肝日は週2日設けないと効果がない」と断定されことがある。
Kの「休肝法」はこの定説をも覆したことになる。



2021年5月12日(水) ラベル512
ウラジロの花
2階から見下ろす場所にウラジロと呼ぶ木がある。
少し大きくなりすぎて視界の邪魔になるので、昨年秋に選定をした。 こちら→(2020/11/14)

年が明け春になって葉が出始め、葉が大きくなってきたと眺めていたら、白い花が咲き出した。


この木を植えてからは随分の年が経つが花を見るのは始めての気がする。
2階から見下ろす形で、遠目では仔細が確認できなかったが、カメラで望遠をかけて撮影したらアジサイの花のように、多数の花からなっていた。
木に咲く花としてはかなり豪華である。
剪定で花が付き始めたのなら、剪定の効果は抜群と言える。

ところで
我々は、この木のことを葉の裏が白いことから「ウラジロ」と呼んでいるのだが、ネットで「ウラジロ」と検索すると、所謂シダ類の「ウラジロ」が表示される。
一方、木でウラジロとつくもので「ウラジロガシ」を見ると、葉の形が全く違う。
従って、我々は「ウラジロ」と勝手に読んではいるが、正式な名前は別にあるものと思われる。
何時か本気で探してみる必要がある。



2021年5月11日(火) ラベル511 
仏法僧の巣箱更新 その3
先日の続きになる(作業日は9日)。
先日の記述で最終部の「太目針金で固定」の個所は端折りすぎて正確性を欠いていた。
書き直すと次のようになる。

実は1回分だけ、太目の針金が残っていてそれを用いて縛っていたわけである。この針金、締めすぎると折れることがあるので、最後の力加減は注意を要する。
判っていながら、最後の力を入れたら、切れてしまった。思わず「切れた!」と声が出た。

全く偶然なのだが、その様子を下の道路から見上げていた人がいた。この種の作業には滅法詳しいAさん。
「焼き番線でなければダメだ。家にあるからとりに来んさい」と宣うた。

夕方貰いに行き、お礼をと言ったのだが「要らない」と言われて只で調達してきた。
というのが経緯になる。

帰宅後調べてみた。
締め付けを目的とした専用の「番線」があるという。 こちら→
「焼きなまし」をした柔らかい伸びのある鋼線であった。


”調達した”「番線」で縛ると、誠に力強く締め付けられた。

もう一つ苦労したことがある。
蛇除けの”傘”。
更新前から付設していたのだが、支柱が太くなったため穴を大きくする必要が起きてきた。
最初は大きめの鋏で切れるかと試したが硬くて切れない。それならと、巣箱を作る時に用いた電動の糸鋸を取り出してみたが、これでも硬くて刃が立たない。
とどのつまりで何とか切ることが出来た道具は、セメントでも切れる超硬カッターである。超硬(ダイヤモンド)カッターをハンドグラインダーに取り付けてようやくのことで切り終えた。
この超硬カッターの存在を教えてもらったのは、我が家の下屋を作ってもらった大工のBさん。10余年前教えてもらい、購入していたものである。

このような経緯を経て仏法僧の巣箱が完成した。
多くの人の支援と知恵を頂いて出来上がったものになる。



2021年5月10日(月)
初めての草焼き
今年初めての草焼きをした。
数日前(5月4日)に自走式草刈り機で刈っていた草がかなり乾燥し焼ける状態になってきたので焼くことにした。場所は二の畑。
紐で刈れば放置しておけるのだが、自走式の場合は刈り草が目立ち焼かざるを得ない。


今回の場合、刈るのに1時間半、集めて焼くのに2時間を要し、草焼きと言ってもバカにはならない。
結構な重労働である。

そんな中において、仏法僧が縄張り争いをしているのか複数飛んできて、上空で騒がしく啼きかわし、たまには木に止まったりする。
動きのせわしい鳥で、木に止まると言っても長く止まっていはいないので、なかなか写真には撮りにくいのだが、何度かの挑戦の結果で、止まっている姿が1枚ほど撮れた(下は拡大図)。
草焼きの煙の向こうの木にとまったときの映像である。


2021年5月9日(日)
仏法僧の巣箱更新 その2
昨日の続き。取り付け、据え付けの作業である(作業日は8日)。
この作業は最初からMの手助けを得て行うことにした。

完成した巣箱を取り付ける支柱探しから。
幸い保管していた中に格好のものがあった。
以前のものに比べると少し太いが、長さは5メートルで同じである。
針金で縛って取り付けた。


次は据え付け。
前回支柱は、3本の鉄パイプで挟み込んで固定した。これを踏襲するつもりである。
作業前は、3本のうち1本抜かなければならないかと考えていたが、古い支柱を取り外してみると間隔を広げるとそのままで行けそう。パイプ抜きという厄介な作業が省けて大いに助かった。

一方、予想していなかった問題も起きた。
支柱の直径が前は9センチメートル位であったのが13センチメートル位に太くなった。
これで支柱の重さはほぼ倍になる。

以前立てる時はMと2人で難なく起せたので今回も全く気にせず立てはじめたのであるが、立てはじめるとかなり重い。とてもこのままいきそうにない。
途中で一旦止めて、支えになる金属はしごを持ち出しこれで一時受け台を作ってみた。手が離せるので一時休憩ができる。これで行けるかと思ったが、これでも無理であった。

思案の挙句はミニレンチの出番である。ロープの端を支柱のできるだけ高い場所に結び、一方の端を近くにある桜の枝に結んで引っ張り上げた。
これでようやく起すことはできる。ところが今度は電線に引っ掛かりそう。
一旦戻して、位置を直して、やり返すという騒動もした。

そんな次第で思わぬ時間をとり、ここまでで総時間は1時間半に及んだ。

後はパイプと支柱を太目の針金で縛って固定する作業になる。
手元の材料を探してみたら、普段使う針金が使い切っていて在庫がない。
材料を調達することにして、今日の作業はこれで中断とした。
2日で完了の積りであったが、完成はさらに伸びることになってしまった。



2021年5月8日(土)
仏法僧の巣箱更新 その1
裏納屋横に設置している、仏法僧の巣箱が壊れて更新することになった。
巣箱を製作したのが平成19年で こちら→
この地に移動したのが平成26年で こちら→
年月を経て支柱が腐食し倒れてしまったのである。

支柱が腐食しているのは少し以前から承知していて、取り換える必要性は感じていたのだが、まさか折れて倒れるとは予想していなかった。
倒れているのを発見したのはMで、見つけた日は5月3日の夕方である。
とりあえず巣箱を母屋裏まで運んで点検した。補修で済まそうかと一瞬頭をよぎったが、ここまで来れば作り直しが良かろうと、更新で意を決した。
Mに言わせると、仏法僧の啼き声を聞いたという。
あまりのんびりはしておれず、次の4日に、近くの製材所に材料を買いに出かけたが、大型連休で休業中。
致し方なく、6日に材料を買い求め製作に入った。


古い箱をそのまま真似て作る。丸穴明けを心配したが、幸い電動の糸鋸を持っていたので難なく開けることが出来た。
午前中に材料を切り出し、午後場所を変えて組み立てた。およそ3時間の作業である。
全てを一気に仕上る積りであったが、屋根を取り付ける蝶番がない。
どこかに無いかと探し回ったがどこにもなく、助けを求めたのはアマゾンである。
アマゾンを探すと、丁度良いのがある。それも翌日配達。

7日の夕方、アマゾンから丁番が届いて組み立てを全て完了した。

とりあえず、今日の報告はこれまでとする。

今日取り付け作業を実施したが、その報告は明日の積り。



2021年5月7日(金)
ママ深夜便で聴いた歌
朝、ポツポツ雨が降っている。
さて、何をしようかなと思った時思い出した。「深夜便」絡みの話しである。

大分前のことになるが、夜の2時頃目が覚めた。この時間にラジオをつけることはめったにないのだが、その時はふと付ける気になった。「深夜便」である。
ラジオからしみじみとした音楽が流れてきた。
番組は、「深夜便」の時間帯に、月に一度「ママ深夜便」と名付けて、子育てで夜眠れぬママ向けに放送しているもの。リスナーからの投稿を紹介し、希望曲を流す、という内容である。

流れる音楽は女性の声で始めて聴くもの。
何という音楽だろうと思ったが、途中から聞いたのですでに曲名の紹介は終わっていて、その曲が終わると次の曲に話しが移った。
「深夜便」のこの時間帯は「聞き逃し」サービスはないが、後日、ネットに曲目紹介が出る。これを探せば曲名が分かるだろう、と思っている内にいつの間にか再び寝ていた。

今朝思い出したのは、この時流れた曲名のことである。
「曲目リスト」の掲載は期限があって、2週間しか載らない。聞いた日も覚えていないので、兎に角古い日順に探すことにした。
載っていればよいがとホームページを開くと、なんと、最初の日付けで出た。
4月23日付けで、今日が期限一杯であったのである。


(クリックして別画面を表示すると、
ソン・ガインが唄う「私の心の写真」が流れます。)

出てきたリストを最初から探すことにした。
探す道具はSpotify。  こちら→(2019/8/7)
男性は外して探すことにする。

順に聴くが出てくる声にこれというのがない。
ただ、Spotifyで聞けないものが出てきた。
それが、「ソン・ガイン」という人の歌う「心の写真」という曲である。

出ないものは致し方ない、とあきらめかけた時に、ひょっとしたらYouTubeにあるかもと気がついた。
YouTubeを探したら、聞き覚えのある歌声が流れてきた。
韓流ドラマの主題曲らしい。

韓流ドラマは好みではないが、曲は良い。
収録して、保存リストに加えることにした。



2021年5月6日(木)
ニホンノウサギ
一の坂と呼ぶ場所を自走式の草刈り機で草刈りしていた時である、左脇の林の中を小さな動物が走り過ぎるのが目に入った。
一瞬ネズミかと思ったが、様子がネズミとは違う雰囲気も感じられた。数メートル先で止まった気配がしたので、草刈り機のエンジンをかけたまま近づいて見た。小さな茶色の塊が見える。
まずは証拠をとスマホを出して、遠くから1枚写真にした。それでも塊は逃げないでいる。ならばと少しづつ近付いて2,3枚写真にした。近づくに従い、長めの耳も見え、塊は野うさぎの子供と思われた。
最接近の写真が次である。


体長は10センチメートル余りとみられる。
写真を撮り終えても、野うさぎの子は動く気配がなく、そのままじっとしている。
草刈り機のエンジンはかかったままだし、まあいいか、とその場を離れた。

ネットで調べると、野うさぎは、正式には「ニホンノウサギ」というらしい。日本全国で見られ、低地の野山を住家にするという。単独行動をし、縄張り範囲は400メートル程度とある。

これまでに何度か、直径1センチメートル位の糞粒の塊を何度か見た記憶がある。
「何の糞だろう?、うさぎかな」と思ったことがあったが、今日の事実確認からして、それはうさぎのものであったに違いない。

20年この地に住むが、「ニホンノウサギ」の生きている姿は始めてみた。
里庭内に「ニホンノウサギ」が住み着いているのは間違いないないのであろう。
縄張りの範囲からすると、住み着くのは1家族程度と思われる。



2021年5月5日(水) ラベル505
田毎の空
「田毎の月」ならぬ「田毎の空」である。
毎年この時期にしか見ることができない景色。
しかも、毎年という訳に行かないことが多いのだが、今年は見事に出揃った。


(上段;6時過ぎ、下段;14時過ぎ)

2階から八色石の街を眺める方向の景色なのだが、全ての田圃に水が張られ、それぞれ空を含む周辺の景色を映している構図である。
耕作者の都合で、毎年どこかの田圃の作業が遅れて歯抜けが出来、全て出揃うことが少ないのだが、今年は有難いことに全て出揃った形で整った。

しかも、昨晩は多めの雨が降り田圃の水位が上がって凹凸で出る土を大半隠していて、見事さも一層である。

午前中は雨が降ったが午後は止み、陽も出る気配。
今日は一日中、2階に上がり降りするたびに「田毎の空」を楽しんだ。



2021年5月4日(火) Ravel504
接種券
コロナワクチンの接種券が(昨日)届いた。


1ヶ月位前だったか、ワクチンを受けるか否かの問い合わせが書状で来ていて、それに受ける旨の回答をした結果である。
まだまだ先のこと、と思っていたが予想外に早い。

中には、接種券、予診票、そして接種日や注意事項を記載した案内状が入っている。
Kの接種日は第1回が5月20日、第2回が6月10日となっていた。
場所は、「元気館」という大型施設。
邑南町は、町村合併単位で3つの大型施設を指定していると聞く。政府などが検討する病院などでの接種可否は、今のところできるという話を聞いていない。

邑南町の施政方針で如何と思うものも無いではないが、この手の行政サービスは、邑南町はかなりスマートだと思う。
昨日のニュースか、横浜市が、ワクチン接種の受付をネットで始めたら応募者が殺到して受付を中止したという。
それなどに比べると、随分以前から手堅い手を打っているように思われる。

届いた封筒を見ると、これら接種業務は「保険課」が担当しているらしい。保険課の課長は、邑南町としては珍しい女性が当たっていて、その女性課長はKらの住む地域の住人である。町の広報今年の4月号に載っていて、承知した。

話しがそれてきた。

邑南町でも、罹患者が出ている。昨日2人、今日が1人。通算でで5人。
以前は”よその話し”であったが、今や身近である。
ともかく5月20日まで、行動を自重して、発熱などの異常が起き接種できないということのないようにしようと思っている。


2021年5月3日(月)
シーズン イン
草刈りの季節が始まった。
これまでも、わずかな面積をちょこちょこっと刈ることは数回あったが、道具一式携えてまとまった面積を草刈りしたのは、今年に入っては今日が初めてである。


場所は母屋からすぐ上がった、欅台と名付けたところ。
二合庵という小さな小屋を設けた場所で、里庭の”迎賓館”でもある。

伸刈る前、伸び放題というほど茂っているわけではないが、刈った後は凛とした雰囲気になって気持ちは良い。
時間は1時間弱。
紐で刈るので、後始末が要らず簡易である。

これから秋まで、晴れた日は草刈り作業が屋外仕事の中心になる。


余談;先週痛めた右の背中を若干ながら心配して作業を始めたが、有難いことに何事もなかった。
まだ、サポーターを外してはいないが、どうやら心配はない模様である。



2021年5月2日(日)
今年の翁草
翁草の花は3月から4月に咲くのだが、名前の由来になる髭の様相を呈して、最も翁草の人相を備えるのは今頃が旬である。
2014、5年に種を蒔き、順次株を増やして、この数年は今を盛りの姿で前庭の一角を凌駕していた。
例えば、
 こちら→(2019/5/18)
 こちら→(2020/5/14)

ところが今年は様相が一変した。
春先から、今年は株が小さいなと思っていたのだが、この時期になっても、まばらに小さな姿が見えるだけで、往時の盛んな姿はどこにもない。


寂しい限りである。

Mが言うに「翁草は数年で絶えるらしい」と聞いたという。

今回記事を載せるにあたって調べてみた。
確かにそれを思わせる記事もあった。記事をそのまま転載すると次である。

「オキナグサは毎年花を咲かせる多年草ですが4〜5年が寿命なので、株を残したい場合はタネを採集して育てます(寿命が近くなった株をタネや挿し木などで再び育て直すことを”株の更新をする”と言います)」

そのような性質を持っているらしい。

我が翁草も全滅ではない。
今後残った株が大きくなるのを期待するしかないのであろう。



2021年5月1日(土)
田植始まる
八色石集落の田植が始まった。

今日は土曜日ということもあって、お勤めの人にとっては好都合なのだろう。
里庭から見て、複数の家が始めておられる。


さりながら、今日が第1号ではない。
第1号は昨日見られた。

背景の山の木々は”笑う”という形容から”新緑”という形容に変わってきた。
人も、野も、山も、集落が一斉に動き始めた感じである。