(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

Kの散歩帖
2020年8月31日(月) ラベル831
稲刈り始まる
実は、昨日の出来事。

我が家のすぐそばで稲刈りが始まった。
2階から見れば眼下に見える近さである。


集落内では、承知する限り2番目に早い稲刈りである。
右の田が午前中に刈られ、写る当該の田圃も午後の早々には終了した。

暑い中での作業、もちろん大変な仕事であるが、昔に比べれば随分と楽になったものである。

かつて子供の頃、稲刈りを手伝った記憶がある。
稲刈りそのものの記憶もあるが、強く残っているのは、刈った稲の”はで”干しである。
当地では、刈った稲を「はで」と呼ぶ、大きな構造物に干していた。
4〜5mの柱を何本か立て、その柱に横木を渡す。横木は杉か孟宗竹。この横木を70Cm前後の間隔で5〜8段くらい組み上げるのである。
ネットで画像を探してみた。一番近いのが次である。


この、稲を渡す役を手伝った。
写真のように投げ上げたりはしない。先端に切り鍵の付いた長い棒の先に引っ掛けて、持ち上げて渡していた。
作業は大概夕刻である。暗くなって、提灯を灯して行ったこともある。
時期も遅かったのだろう。寒い記憶がある。綿入れの半纏(”そでなし”と呼んでいた)を着て作業した映像が今でも残る。

猛暑が続く日々ではあるが、それでも何か峠は越した感じもしないではない。
稲刈りの風景に接して昔のことを思い出したりした、のであった。



2020年8月30日(日)
プレゼント作り

ウォーキングのとき「らじるらじる」を聴くことがよくある、とはこれまでに何度か触れた。

昨日のことである。
ウォーキングに出た。同じパターンで「らじるらじる」を聴くことにする。
昨今は「聴き逃し」を聴くことも多い。
たまたま開いたのが「ラジオ深夜便」の8月24日分、午前0時台(25日になっている)の「深夜便アーカイブ」という番組であった。
今回は選りすぐりのインタビューを放送するという。相手は、染色家の”ゆのきさみろう”さんという、老大家らしい。
歩きながら、聞くともなしに聴いていると、なかなか面白い。

その時ふと、思いついた。
最近知ったのだが、知人の娘さんが”染色”の道を選んだという。合わせて”織り”もするらしい。
その子は、随分以前我が家に来たことがあり、一緒に星空を眺めた記憶がある。大きく成長したわけだ。
自分が目指す道の先達の話なら喜こんで聴くかもしれない、と思ったのである。

帰宅して調べてみると、名は「柚木沙弥郎」といい「型染め染色」の大家らしい。染めた絵柄も一緒に出てくるが、そういえば、これまでに何度か見た気もする。1922年生まれながら今でも現役。
放送を録音してプレゼントにしようと、心決めした。

作業は今朝から始めた。録音は、実時間かかるので1階に下しているノートパソコンで行う。セットして放置して置けばよい(放送は2日続けて行われており、2回のセットになる)。
午後になって、録音した音源の編集。不要な部分をカットするなどする。
当初はこの、編集済みの音源をSDカードに収容して贈るつもりでいたが、待てよと思い直した。
どうせなら、CDにした方が良い、と思ったわけである。

夕方からCD化の作業をした。
CDへの録音、CDラベルの制作と印刷、CDジャケットの図柄制作と印刷など。
完成したのは夕食を挟んで夜の9時前であった。


(画像をクリックして別画面を開けば、
録音の最初の部分が聴けます)

2部製作した。一つはプレゼント用、もう一つは我が家用である。
CDラベルの背景は氏が製作した型染の模様を借用した。

CDジャケットを再掲すれば次である。

左の写真は2018年に駒場にある日本民藝館で撮ったもの。ネットから借用した。
右は略歴。これはかなり苦労した。
略歴を載せたいと調べたら、略歴が膨大(美大の学長なども務めている)で入りきらない。
とどのつまりが新聞記事の引用である。
ただ、引用先は写真やイラストなどが入っていて大きな紙面であった。
その中から、文字部だけ切り取って(7ヶ所)つなぎ合わせて作成したのが右に示した略歴記事である。

近々、娘さん宛て贈るつもりでいる。



2020年8月29日(土)
慈雨
昨今の気象は極端で困る。
梅雨は遅くまで続き、7月30日に開けた途端、連日の晴れと猛暑である。

兎に角雨が降らない。
備忘録を繰ってみると8月8日と23日に、「曇り一時小雨」の文字があるが、「一時小雨」とは名ばかりで濡れるほど降った記憶はない。後は全て「晴れ」である。
結果、畑や花壇は水が不足して、野菜や草や木までも枯れ始める様相を呈している。
Mの要請で長いビニールホースを蛇口にセットし、Mは毎日それで畑や花壇に散水の日々である。

夕方Mが、「雲が厚くなった。もしかしたら雨でも降るのでは」と言うから、「まさか、そんなことはないだろう」と答えていたら、そのまさかが現実になった。
6時半頃であろうか、降り始めたのである。


それも。思いのほか強く長い。
30分近くは降ったかもしれない。地面はしっかり濡れている。

一体どのくらい降ったのだろう。
我が家の雨量計は、まさか降るとは思わないので、降る前の水の高さが測ってない(反省;都度、空にしておく必要がある!)。
まあ、直線距離で1Km離れた公民館の雨量データを見れば推定が着く、と思い直してパソコンを開いた。
ところが、またしてもまさか、である。


公民館では1mmも降っていなかった。

八色石だけで降った模様である。
有難い。
正に、慈雨であった。



2020年8月28日(金)
本日休刊 (阿部総理退陣)

安倍総理の辞任表明に因み本日休刊します。

平成の残像までが消えゆく気がします。

ポストコロナの時代が混沌さをを深めることになるでしょう。

今日の株価(日経平均)の動きです。

驚きと動揺の様子がうかがえます。


2020年8月27日(木) ラベル827
マイナポイント その1
「マイナポイント」とは、政府が「マイナンバーカード」と「キャッシュレス決済」の普及を狙って行う還元制度である。今年の9月1日から実施が始まる。

一方、還元制度と言えば昨年10月から今年の6月まで実施された消費税の還元制度があったが、こちらは十分に利用させていただき、詳細数値は言えないが少なくとも5桁の金額の還元を受けた。キャッシュレス決済で買い物をするだけで5桁の恩恵に預かることができたので悪い結果でない、と自賛している。

「マイナポイント」は上限が5000円と決まっているので、消費税還元ほどの効果は得られないが、”二匹目のどじょう”を狙って挑戦することにした。

「マイナポイント」を受ける手続きは少々厄介である。
詳しくは  こちら→

最初に「マイナンバーカード」を取得する。
次に「マイナンバーカード」と「使用するキャッシュレスカード(1枚しかを利用できない)」を関連付ける。
そして、紐づけしたカードで買い物をする。
という3段階になる。

兎に角、マイナンバーカードを取得しなければ話が進まない。
今日はその話。

マイナンバーカードの取得申請は、必要書類を郵送して行うこともできるが、パソコンからも申請できる。
Kはそちらで行った。 こちら→
必要事項を入力し自分の写真映像を添付する。

申請が完了すると、忘れたころ(申請後1ヶ月後くらいか)に葉書が届く。その葉書を指定された行政機関に持参して「カード」を受領することになる。


数日前にその葉書が届いた。
交付場所は邑南町の瑞穂支所となっている。暗証番号が必要になる記載があるので、一応案を作成して支所に出向いた。

窓口では、身分証明の書類提示が求められる。運転免許証を提出した。
暗証番号を記入する用紙が渡されるので、考えておいた暗証番号を記入する。
(注)暗証番号には英数字6文字以上のもの1個と数字4文字のもの3個がある(らしい)。
これは想定内であった。

これで完了と思って待っていたら、お仕舞でなかった。
別の場所に連れていかれる。
ディスプレイプレイのようなものがあって、これに暗証番号を入力するように指示される。タッチパネル型の専用端末らしい。
キーの配列が通常のキーボードとは違うようだ。やっとのことで文字を探して入力すると表示が大文字になる。考えておいた暗証番号(パスワード)は小文字で作っていたので、小文字にしたいと傍にいる職員に問うと、マイナンバーカードの暗証番号(パスワード)は全て半角大文字なのだという。
そんなことはどこにも書いてないし、説明もない。
さらに、タッチパネルの反応が悪いのか、キーを打っても文字がすぐに表れない。押し方が悪かったのかと再度キーを押すと同じ文字が2個表示される。1文字消して次に移る、と散々な作業であった。

パソコン操作には慣れているはずのKであるが、大いに戸惑ってやっとのことで入力した。
なれない人が行えばさらに戸惑うはず、と不安を覚えた。

そんなこんなで入手した「マイナンバーカード」が上記写真の下段である。

次の段階は、入手したマイナンバーカードとキャッシュレスカードを関連付ける作業になる。
まだ着手していない。作業を終えたら報告するつもりである。



2020年8月26日(水) ラベル826
流人道中記

只今図書館で借りている浅田次郎の小説のの名前である。
上下2巻からなるが、今日上巻を読み終えた。

姦通の罪を犯した(罪の内容は上巻では明らかにされない)旗本を、若い見習い与力が、江戸から青森まで護送する道中の話である。

元々は読売に連載されたが(2018〜2019年)、当時は1回も目を通したことが無く、単行本になったことは承知していたが、たまたま今回図書館で目に入り借りてきた。

昨今加齢の影響で忍耐力が落ちているのであろう、図書館で借りてくる本で最後まで読み通す本は多くはない。大半が読みくさしで返すことになる。
「流人」もこの範疇に入る可能性は高いと、借りる時には思ったが、2つの幸いが重なって読み通すことができたと思っている。

一つ目は勿論浅田氏の力量。浅田氏の小説でこれまで読んだ記憶があるのは、「鉄道員(ぽっぽや)」と「一路」。いずれも最後まで読んでいる。「流人」も読み始めれば引き込まれて、ついつい読み進める結果になった。
もう一つは、昨今の酷暑。たまらず屋内の「避暑地」 こちら→(2020/8/24)
に籠ることが多くなる。
こうなると、手近にある本を手にするわけで、通常時に比べると読書に費やす時間が多くなっている。

こんな次第で上巻を終えた。
たまたま明日が返却指定日。「上」を返却して「下」を借りてくるつもりでいる。



2020年8月25日(火)
延7日
8月17日の続きである。 こちら→(2020/8/17)

17日の読みでは、3日もあれば刈ってしまうと踏んでいたのだが、一部刈る面積を広げたこともあって延4日掛かってしまった。
そして、それに続く「焼き」の作業に延3日、合わせて延7日もかかる大仕事になった。


時間にすれば、全て合わせて丁度10時間である。

折しも、暑い盛りの作業。
ことに今年は猛暑で、熱中症を気にかけながらの仕事になった。
午前中に行うのが原則である。
秋じまいの「大物」が一つ完了して少し安堵、と言ったところ。

ただ、全体を眺めれば始まったばかり。
11月の初旬まで、「秋じまい」は延々と続く。



2020年8月24日(月) ラベル824
避暑地

コロナに酷暑の厳しい日が続いている。
どちらも耐え難いが、田舎に住む高齢者にとっては酷暑の方が絶えにくいのかもしれない。
コロナの場合は、万一罹患すると酷いことになるが、通常の生活そのものは特に不便ではない。3密が起こることはまずないので、マスクをせずにウォーキングも出来る。

ところが、酷暑の方は耐え難い。特に昨今は特に暑い。
熱中症予防で屋外作業などはできる限り午前中に済ませるが、午後の過ごし方は問題になる。
通常屋内で過ごすときは2階自室に籠ることが多いのだが、今どき2階自室の温度は38、9度まで上がる。
とても過ごせる環境ではない。

そこで、近年は避暑地を作って逃げることにしている。
一昨年、1階の居間にクーラーを設置したので、ここが避暑地になる。

避暑地として用意するもの。
昼寝用のベッド(数年前、屋外用にMが求めたが昨今は昼寝用に転用)
ノートパソコン(普段は2階自室に置いているものを持ってくる)
パソコン台(普段は窓際で花瓶の台になっているものを転用)
卓上電灯(普段は2階の客間兼物置に置いているものを持ってくる)、主として読書用
残りの家具類は平素置いてあるものをそのまま使う。

これで、昼寝からパソコン操作、読書、そしてテレビ視聴(パソコンにNHK+をインストールしてテレビも見れる)と数時間過ごすに不便はない。

ちょっと贅沢過ぎると内心忸怩(じくじ)たる思いをすることも無いではないが、熱中症予防として後期高齢者には必要な事態である、と気を鎮めることにしている。



2020年8月23日(日) ラベル823
ピンチヒッター

小欄に載せるテーマであるが、何かイベントなどがある時は、今日はこれで行こうと予め決めておく事もある。
今日もそんな次第で、自治会主催の避難訓練が予定されていて、今日はこのことを載せるつもりでいた。
ところが、掲載できるような写真を撮ることができなかった。
致し方なく、別の話題でお茶を濁すことにする。
いわゆる、ピンチヒッターである。

数日前に作った、トマト入りの鍋である。

トマト入りの鍋としてはこれまでに2回載せている。いずれもトマトすき焼き。
 こちら→(2020/8/7) と こちら→(2020/7/20)

しかし今回は別の料理。

レシピ名は 茄子がおいしい♪「トマト鍋」  こちら→

ニンニクとオリーブオイル、ワインなどで味をつける洋風鍋である。
レシピにはウインナーなども載っているが、今回我が家にはない。鶏のみである。
この材料ですき焼きの割り下を使えばそのまますき焼きにもなるという材料群。

今回はレシピに従って、ニンニクをオリーブオイルで炒めるところから。トマトのホール缶の代わりには野菜ジュースを適当量入れた。
後は炒めて煮るだけ。大した手間は要らない。

さっぱりしていて予想以上の味。
Mはすき焼きよりこちらが良いという。

来年以降やはり、トマトすき焼きは年に1回くらいに留め、それ以外はこちらのレシピにするのがよいかもしれない。



2020年8月22日(土)
山崎正和氏

今朝の読売1面の記事。化勲章受章者の山崎正和氏が亡くなったと報じるものである。

通常Kの場合、文化勲章受章者と言えば、何らかの知識があって「ああ・・・、あの人」と幾ばくかのイメージが浮かぶことが多いのであるが、恥ずかしながら、今回山崎正和氏の場合は全くそれが起きなかった。

ただ記事を読み進むにつれ、「劇作家」とか「地球を読む」とかの単語に出会ってそして顔写真を見たりして、もしかしたら「あの人}と思う人が頭に浮かんできた。

新聞記事の切り抜き(こちら→(2016/5/16))をしているかもしれない、と検索してみることにした。
果たして、氏の記事が出てきたのである。

2019年2月24日付けの読売コラム「地球を読む」の一文である。
平成が終わり令和を迎えるのを直前にして、平成の時代を振り帰り、「日本人はまんざらでもない」と読み解いている、と思う。

この「地球を読む」というコラムは読売の日曜日に掲載される(毎週ではない?)もので、数名の知識人が交替で書いているのだが、この中に山崎氏の記事が載ることがあった。
著者の紹介には「劇作家」とある。
内容の詳細は覚えていないのだが、氏が、教育制度について書いた記事が載ったことがある。「中庸を得た」記事で肯くことが多い内容であった。ただ、「劇作家」なる人物がなぜにして、「教育」が論ぜられるのか不思議に思った感覚が残っている。
以後も氏の記事を何度か読んだ。いずれも、気持ちよく読んだ記憶がある。

そして今日の読売である。
1面の死亡を告げる記事のほかに、22面と30面に特集を組み、氏のこれまでの業績を伝えている。
曰く、
 佐藤栄作、大平正芳、小渕恵三の政策ブレーンであった・・・
 急進的な考えを退け、社会の秩序を重んじる・・・
 最大の戦後知識人・・・

氏のことを初めて詳細に知った。

今、Kの手元にあるもので山崎氏が書かれたものは先の「地球を読む」の記事しかない。
氏の著作を読んでみようかと思い始めている。



2020年8月21日(金) ラベル821
下屋の日除け
我が家の裏には「下屋」と呼ぶ設備がある。
重宝して使っているが、屋根の素材が半透明な波板のため、陽射しの強い夏には日除けのために覆いを載せる。
例年はも少し早い時期に載せるのであるが、今年は何故か遅れてしまった。
Mにせかされつつ、手伝ってもらいながら、今日ようやくのことで取り付けた。


日除けの材料は太目のよしず張り。ホームセンターで買ってくるのだが、数年は寿命がある。
かつては重石を4隅に置いていたが、無くても捲れることはほとんど無く、敷きっぱなしで完了である。

この下屋、場所は母屋の裏側に当たるのであるが、誠に便利である。
冬は雪除けになるし、その他の時期は、格好の作業場である。
また、時には、ここで食事をとることもある。
事程左様に、使い道は多岐にわたる。

と、重宝な場所であるが、以前は様相を異にしていた。
ことのついでに、この場所の歴史を振り返ってみる。


購入するかの下見の写真(Mの両親撮影;我々はまだ神岡に居た)
廃車の4Tトラックが放置。土地購入後、我々が処分した。
移り住んだのは2001年8月。


当該個所は砂利が敷き詰めた格好であったが、2002年裏納屋の改修の折りに、この場所をコンクリートで覆った。
作業場にもなったし、子供らの(まだ孫はいない)遊び場にもなった。



下屋工事をしたのは2007年11月である。
八色石在住の大工さんにお願いした。


で、今日に至る。




2020年8月20日(木)
本日休刊
2020年8月19日(水)
命の危険
暑い日が続いている。
NHKのニュースなどでは、コロナ対策と同じ位の強さで熱中症予防が促さ(うながさ)れる。
この時の枕詞が「命の危険にかかわる暑さ」と表現され、ことに「高齢者は」と言葉が続く。

確かに暑い。特に我々”後期高齢者”は特段の注意が必要であろう。

どれだけ暑いか温度計を覗いて見ることにした。
温度計は こちら→(2016/8/12)

パソコンに取り込んで8月1日以降のデータをみる。


梅雨明けが7月30日であったから、それ以降は連日の猛暑ということになる。
最高温度が32〜33℃という日が続き、ことにこの5日間は34℃を超えている。
特に今日は35℃を超えているように見え、今日だけを取り出して仔細に覗くと、果たして35℃を超えていた(図下段)。
時間は午前の11時18分で温度は35.1℃となっている。

かつて記憶にある当地の夏は、30℃を超えれば「暑い」という感覚で、しかもその「暑い」は8月の盆前の数日間に限られていたような気がする。

そして、この暑さの変化は特に近年顕著な気がし、10年前(平成22年、2010年)に書いたKの駄文 こちら→
の内容と比較しても、そのことが言えるような気がするのである。
(注) その後、我が家には2台のクーラーが設置された。

いづれにして、とにかく暑い。
予報ではあと数日は「命の危険」に晒される日が続くという。
万全の注意力を保持して(と語気を強めるくらいの気持ちで)、乗り切りたいと思っている。



2020年8月18日(火)
キンカン

柑橘類ではない。塗り薬のキンカンである。

長年愛用しているのだが、残量が少なくなったので買い求めた。
またもや、アマゾンである。100ml入りが2本セットで2700円であるから、安くはない。


とは言いつつも、前回の購入日を調べると2018年10月に100mlを1本購入しているから、100mlでほぼ2年。
愛用の頻度からすれば、高くもない。

痒いにつけ痛いにつけ塗るわけで、したがって、小分けして3ヵ所に置いて使っている。
3ヵ所とは、2階自室、1階の台所兼居間、そして作業場の納屋である。
納屋の場合は、草刈りなど屋外に出る時は携帯袋(作業に必要な小物類を収納する)に入れて持ち歩くことも多い。

愛用歴も長い。かれこれ20年になる。
使い始めのきっかけは頂き物である。
当地に帰還後シルバー人材センター(社会福祉協議会内)に勤務したことがあるのだが、その時の会員さんの1人から頂いた。経緯はすっかり忘れている。
使ってみると甚だ具合が良い。以後、愛用者になった。

瓶のキャップを外すと塗布部が現れるのだが、この塗布部を少し鋭利な金具で押すと、塗布部は簡単に外すことができる。これで小分けが簡単に出来る。

今回Mが使ってみたいというので、新品から薬品を半分ほど古い瓶に移して、瓶を2本にした。
1本をMに贈ると、使っているようで「肩こりに効くのかも・・・」と喜んでいる。

愛用者が一人増えそうな気配である。



2020年8月17日(月) ラベル817
「秋じまい」を始める

春から夏にかけての草刈りは、「紐」と自走式の草刈り機で行うが、お盆を過ぎての作業は作業の様子が変わってくる。
年を終えるための作業になり、個人的には「秋じまい」と名をつけているのであるが、仮払い機に「丸刃」を装着して根こそぎ刈り、刈った草は集めて焼くことにしている。

今年初めての「秋じまい」を行った。
場所は「再生雑地」。

連日の猛暑の中での作業である。
熱中症にならないように15〜20分に1回は休みを故意に入れて実施した。

今日の作業は、刈払い機の燃料が無くなって、ほぼ2時間経過したここまで。
原則、燃料を継ぎ足してまでの作業はしないことにしている。

この地の作業はあと1日では終わらない。あと2日近く必要と踏んでいる。



2020年8月16日(日) ラベル816
イノシシ対策 その3

まさかの3連続掲載になってしまった。イノシシ対策の話である

上る道は塞いだし、カタクリ場所には網をかけたし、もはや問題は起きないであろうと思っていたのだが、今朝起きて現地を見てまた驚いた。
網を剥ぐって、荒しているのである。

Mの念入りな探索によると、侵入口は昨日とは全く別の個所で、電柵はあるものの後方の石垣が低くなっている箇所があって、その低い石垣に飛び上れば電柵に触れずに侵入できるという。
確かにこの場所は問題個所で、数年前にもここを侵入口にして荒されたことがあり防護処置を施した。
ただ、その防護処置が不備であったため1、2年で機能しなくなり撤去した経緯がある。
今度はその反省点を考慮に入れても少し頑強なものを作ることにした。

強くしたのは防御線のポール材。前回は広葉樹で作ったが今回は鉄製である。これなら当分腐ることはない。永続的に効果を発揮すると思われる。

生きるためとはいえ、先方もなかなかしつこい。
今回の対策が果たして功を奏するかいなか。
2度あることは3度ある、ともいうし、3度目の正直、という言葉もある。

2020年8月15日(土) ラベル815
イノシシ対策 その2

昨日時点では1回で終了の積りであったが、続編を書く羽目になってしまった。
昨日の記事中「他に前庭の一部も荒されており」としているが、その個所が今日も続けて荒されたのである。
その場所は、Mが丹精込めて管理しているカタクリの咲く場所。
今年の事例では次になる。 こちら→(2020/3/31)

昨日、一部荒されたのちMがトタン板を敷いていたのだが、その板の周りをひどく荒された。

里庭のイノシシ対策はかなり広範囲に実施していて、里庭の周囲大半を電柵で年中防御している。昨日記事で「電柵下の草云々」としているが、これも、その電柵網の一部に当たる。
ただし、この”電柵網”には欠けた部分があって、それは母屋裏側の急傾斜(崖)下である。勾配が急で、これまでイノシシが上る例はほとんど無かった。そのため、この個所には電柵を設置していなかったのである。

さて、今朝のこと。Kがカタクリ個所が荒らされているのを最初にみた。
もしやと思って昨日の工事個所を見るが、そこから上がった形跡は見当たらない。他にどこか、と探したが結局、ここから上がったと言う場所を特定できなかった。

Mに話す。
Mが執念で探した模様で、それが”電柵網”の欠けた個所であった。
急な傾斜の草が倒れておりイノシシが上った跡に見える。しかも、その個所からカタクリ場の方へ向かう所で、土が掘られた跡(とも見れる)もある。
この個所から上がった確率が高く見えた。

以上の経過を経ての対策である。

Mはカタクリ場全面を網で覆った。
Kは波板で入口封鎖である。これで、上りようのない垂直の壁が全ての個所でできたはずである。



2020年8月14日(金)
イノシシ対策

今年はイノシシの被害が少ないと喜んでいたのだが、梅雨が明けたころからぼちぼち出始めた。
そして今日は、石垣が壊されている。
場所は、母屋の横の花畑の縁。
これまで、イノシシには随分荒されたが、石垣の石が落ちたのは初めてである。

他に前庭の一部も荒されており侵入個所を探してみると、母屋前の町道沿い、ツツジの植木がかけた場所があって、そこから入っているように思われた。

今日はお盆の最中である。
物音を立てず静かにご先祖さんを迎えるのが良いとされるが、背に腹は代えられぬ、侵入個所と思われる所に杭を立て線を張ったり、追加で板を置いたり、電柵の下の草が伸びて電線に接触しているので草を刈ったりなど、ひとしきりイノシシ対策の作業を実施した。

午前中、炎天下での作業。2時間弱であった。



2020年8月13日(木) ラベル813
毒食わば皿まで その2
昨日の続きである。
今日の工程は、HDDと全く同じ情報が書き込まれた(クローン化された)SSDをパソコン内に組み込む話である。

この工程で購入した部品は「サイズ変換ブラケット」という名のついた鉄板部品。
HDDとSSDでは外形寸法が異なるのでそのままでは取り付けができない。HDDと取り付け寸法が同じになるようにする部品である。これもアマゾン。444円なり。


(単品の写真を撮り忘れた。
赤枠で囲まれた黒い部分がそれにあたる)

クローン化したSSD本体を「をHDD/SSDケース」から取り出し、この「ブラケット」に固定する。写真では見えないが裏側でビス4本で固定できる。
これで準備完了である。

さて本番。
パソコンの蓋を明けて取り換えることになるのだが、大いに弱る事態になった。
先生が見つからないのである。
取り換える作業の概念は理解できるものの、分解の仕方は、パソコンのメーカーや機種によってそれぞれ異なり、他のパソコンの取り換え法はほとんど参考にならない。
ネットやYouTubeの中を探し回ったが結局同じ機種での取り換え作業は見つからなかった。
致し方ない。運を天に任せて実行することにした。


カバーを取って開けてみる。どうやらこれがHDDかと思うものがあるのだが、それが光学ドライブ(DVDやCDをセットする個所)の下に位置している。
これをどうやって外すのだろう。
これが垂直に起き上がると理解するまでに相当悩んだ。
兎に角、四苦八苦して、およそ2時間を要してようやく交換を成し終えた。

後は問題なく立ち上がるか、である。
配線をし直して電源を入れてみた。若干ながらドキドキした。

有難いことに立ち上がった。
後はこまごまとした微調整である。

さて、その成果であるが、結果としてはかなり良い。
立ち上がりの時間も、通常の操作も、実施前に比べると”爽快”である。
Mに言わせると「どうしたん」というくらい、サクサクと動く。

メモリ増強以降の総費用は9028円であるが、投資効果は十分にあるような気がする。
一番最初の話からすると、 こちら→(2017/8/25)
Windows10、マイクロソフト認定のOffice付き、メモリ8GB、SSD搭載機で3万円であるから申し分ない、と自画自賛である。



2020年8月12日(水) ラベル812
毒食わば皿まで その1
1階で使用しているパソコンの改造をしたという話。
前回はメモリの増設を行った。 こちら→(2020/7/27)

動きの遅いパソコンを改造する手段として考えられる方法は2つあって、1つは先のメモリ増強であるが、もう1つはHDDをSSDに変更する方法である。
昨今は、メモリ増強よりSSD化の方がより効果があるとも言われている。
前回の改造で一定の効果は得られたが、どうせするならSSD化もしてみようという気になった。いわば「毒食わば皿まで」の心境である。

HDD、SSDとは記憶媒体のことである。
パソコンのあらゆるデータを保存する部品。
これの構造が違うのである。HDDにはヘッドという構造部品が内蔵されていて、このヘッドを動かしてデータを読み書きする。一方、SSDには、動く部品は入っていない。
例えれば、レコードとCDの違いに似ている。レコードはアームの先に針をつけて音を拾うがCDには動く部品はない。
この2、3年でSSDの性能と価格が一挙に改善され、採用される場面が増えている(らしい)。

前置きが長くなった。本題に戻す。
作業の手順は2つあって、最初は、現在HDDに書き込まれている情報をSSDに全て書き写すということになる。この事を「クローンを作成する」というらしい。
今日はその話。

購入した部品はSSDそのものと、SSDをパソコンに仮付けする部品である。
なぜ仮付けかというと、情報を書き写す時点では、HDDもSSDも両方パソコンに接続されていなければならないからである。
SSDの容量は現在のHDDより少し大きい240GBとした。価格は3788円。
仮付けの部品は、HDD/SSDケースと呼ばれるもの。パソコンにUSB端子で接続する。999円である。
合計で4787円、いずれもアマゾンで買い求めた。


(左が本体、右がケース)

先生は今回もYouTube。

最初に本体をケースに収納してパソコンに接続する。
書き写すための無料のソフト(EaseUS Todo Backup)をパソコンに取り込む。
このソフトを操作して書き写す。
ということになる。

全く知らないところから行うわけで、結構大変であった。
ああでもない、こうでもない、と試行錯誤しながらの作業でおよそ半日を要した。


最終、成功したときの書き写し時間は1時間34分であった。

ただし、これで作業は終わりではない。
パソコンを開けて、HDDと交換するする作業がある。
この話はまた明日。



2020年8月11日(火)
今年の唐楓の発芽 その3
6月14日の後日譚である。 こちら→(2020/6/14)

前報では、緑が7鉢、赤みが12鉢としたが、結局赤みの鉢の苗は全て枯れてしまった。
残ったのは7鉢である。

かと言ってその7鉢を全力をもって育てるという気概には欠け、夏場になって日照りが続くと水やりが不足で葉がしおれそうな日も出てくる。
反省の意味も込めて鉢を一段大きくすることにした。
昨年はこの作業を7月21日に行っている。 こちら→(2019/7/21)

方法は昨年と同じ。


畑の土に腐葉土を混ぜ、化成肥料を少し足した。
後は小ポットの土ごと移し替えるだけである。

これで元気に育つはずである。



2020年8月10日(月) ラベル810
自註鹿鳴集

読売の日曜読書欄。
コロナ禍でどこにも行けない夏休みを読書で過ごそうと、「
ファンタスティックな本を、読書委員が総力を挙げてお薦め」という企画である。20余名の読書委員が自分の推薦する1冊を上げている。
その中の一つ。

「自註鹿鳴集」、確か自分も持っていたはず、と思い始めた。
捨ててはいまい、と探してみることにした。

”表紙はかなり赤茶けている・・・、岩波の文庫本・・・”とそのイメージまでも浮かび始めてくる。
まず、書棚を探す。文庫本が並んだ棚が1列ある。
全て外に出して探したが、似た様相の本はあるものの、求める本は出てこなかった。
まてよ、別棟かもしれない、と思う。
別棟と呼んでいる建物があって、そこにも古い本が捨てずにある。鍵をもって別棟に向かい、書棚を探すがやはりなかった。

別棟からの帰り道である。ふと、別の映像が頭に浮かんだ。
箱入りで背に筆字で書かれた「自註鹿鳴集」の文字である。
”文庫本ではない”と気がついた。

自室に戻って再び書棚を探す。文庫本以外の個所。
書棚の最上段ですぐに見つかった。

出して中を見ると、写真入りで、なかなか立派な本である。
出版社は「中央公論美術出版」とある。
初版が昭和40年、求めた本は3版で昭和42年となっている。価格は1200円。

昭和42年はKの大学3年に当たる。当時の身ではかなり高価な本であったはずである。

紹介者が勧める「若者」ではないが、
これを機会に、ぼちぼち読み返してみようかと思っている。



2020年8月9日(日)
朝顔

Mに「朝顔が咲いているから見ておいて」と言われたのを思い出して見に行った。
一仕事を終えて、新聞を取りに出たときのことである。
場所は家の横。

青紫の花が見事にに咲いていた。
数は5、6輪。

夏の日の朝の情景である。

毎年この場所にMが咲かせるのだが、小欄に登場するのは初めてのことと思われる。



2020年8月8日(土)
外山滋比古さん亡くなる

英文学者の外山滋比古さんが無くなったとの報である。NHKのニュースと読売の記事で知った。
96歳。
亡くなる直前まで知的好奇心を失わない生き方であったという。

氏の著作で最も有名なものが「思考の整理学」という(らしい)が、Kはこの本のことを全く承知していない。
今回の記事に出会って「思考の整理学」を調べてみたら、1983年刊行とある。
1983年はKが39歳の年に当たる。会社で多忙を極めた時期で、ベストセラーなどに目を向ける余裕はなかったのであろう。

Kが氏のことを承知したのはかなり近年である。
英文学者とあるが、Kにとっては英文学は全く関係がない。むしろ、日本語である。
手元にある資料で、氏に関係する最古は2008年の次の新聞記事と思われる(他には出てこなかった)。

購入して読んでいる。
日本語の”作法”もさることながら、氏の文章自体に感銘を受けた記憶が強い。
難しい用語を使わず、しかも理路整然としている。文章をもって、意を告げる書き方とはこういうものか、と思い知らされた。
書棚を探したら、他にもう1冊読んでいた。発行年は2010年となっている。
求めたきっかけは思い出せないが、おそらく先の本で受けた印象からであろう。
本のタイトルはまさに「文章のかきかた」を表示している。

この2冊、今回は書棚から探して引き出したが、一時は机の端に置いていた時期もある。
いわゆる”座右の書”である。
文の書き方で行き詰まったときなど、取り出してパラパラっと読むと、文の先が開けるときがあったりした。

少し余談だが、Kの場合、これから書く文章の文体をイメージするとき2人の人が頭に浮かぶ、ことがある。
普段の平易な文章をイメージするときは、外山滋比古氏である。
一方、ちょっと凝った文を書こうとするときは、幸田文氏の顔が浮かぶ。
幸田文氏の文は、少し古風で小粋である。歯切れも良い。
とても、真似して出来るものではないが、気取ってみようと思うときは幸田氏の顔が浮かぶのである。
幸田文著の「季節のかたみ」は今も机の端に置いてある。



2020年8月7日(金) ラベル807
傑作を味わう

今年はMが作るトマトが誠に見事である。
雨除けを工夫したらしく、またそれ以外にも試し技が効いているらしく、色形、完熟度など、どこをとっても申し分のない品が採れる。

味わい尽くさなければ罰が当たる、という次第で2回目の登場となった。
トマトのすき焼き。

7月20日に一度作ったもの。 こちら→(2020/7/20)
「年に1度くらいならいいね」と言っていたが、2度目でも文句なしに美味であった。
トマトが傑作、調理法も傑作といっていい。

レシピを再掲する。

この中に、肉を入れる前にトマトを一口味わってみるという件があるが、これが誠に味わい深い。割り下の甘さと融合して、絶妙な味となる。
このレシピでは、特に割り下は指示通りの配合でで作るのが良い、と思われる。

肉は、今回は豚のみ。
それでも、全く問題なしに美味であった。
”締め”はパスタ。赤ワインを足してレシピ通りに作れば申し分ない一品になる。

次回は鳥でやってみようかと思い始めた
そうなると、3度目の登場となる。



2020年8月6日(木)
仏法僧(ブッポウソウ)今昔

仏法僧が今年も来ている。
5月の初旬から姿を見せ始め、8月には去ってゆく。したがって今年のブッポウソウも、見ることができるのは今が終盤である。

仏法僧に係わり始めて10年あまりになる。
当初は夢中になっていた。仕事が手につかないほどである。
関わりの経緯を示す。
最初がこれ こちら→
次が  こちら→
巣箱を移動して こちら→
撮影を開始 こちら→
そしてクライマックスが こちら→
さらに、2018年には何度か餌運びを確認し、巣立ちも見た。 こちら→(2018/7/9)

ところが昨年と今年は、来ているのは間違いないのだが、具体的に何をしているのかあまり分からない状態にある。
時折り数羽が飛び交って啼き声を発散したり、巣箱に入る姿をたまに見せたり、など垣間見ることはあるのだが、進行状態が良く分からないのである。
ただ、よくわからないのには我が方にも責任の一端はあって、いささか関心度が薄れ以前ほど熱心に観察していないことも分からない理由ではある。

まとまりのない構成になったが、ブッポウソウを取り巻く今昔である。

今日も、巣箱の上空で3羽の仏法僧が啼き声を発しながら飛び交っていた。。

森の宝石と言われる仏法僧であるが、それを居ながらにして、飽きが来るほど見られるのであるから、贅沢な話ではある。



2020年8月5日(水)
墓掃除
Mとの間で、
昨年はお盆が迫ってから大慌てで掃除をしたので、今年は余裕ををもって掃除をしようということになっていた。

これまでに、Kが2日、Mが1日、周辺の草を刈ったり墓所の草を抜いたりしていて、今回が仕上である。
Kは周辺の草を集めて焼き、Mは墓周りの草焼きと掃き掃除をした。


作業は午後にしたので暑い盛りである。
熱中症にならないよう、それこそこまめに、水を飲みながら実施した。
要した時間は一人当たり2時間余り。

これまでに要した時間を2人分全て合算すると10時間を優に超す。
墓掃除と言っても馬鹿には成らない。



余談;この墓は2010年の秋にKの生地から移築したのであるが、その折の写真を若干ながら。




2020年8月4日(火)
藤井恵さんレシピ 2題

旬のとれたて野菜を使ったレシピである。
じゃが芋ときゅうり。期せずして藤井恵さんのレシピが並ぶことになった。

じゃが芋の方。
レシピは次である。

読売の切り抜き。
混ぜて揚げるだけなので手間は要らない。
1.5Cmで切ると大きすぎるのではと思うが、これが食べてみるとなかなか良いのである。

もう一つのきゅうりのレシピは こちら→
豆腐をボウルで混ぜるだけ。すり鉢などを使わず、こちらも手間いらずである。

我が方の出来上がりは次である。

じゃが芋の方は調理後すぐに写真を撮った。
一方きゅうりの方は、食べている途中で撮影を思いつき、量が半減しているので皿を変えて写真に収めた。すこしくたびれた感があるのはそのためである。

いづれも今回で2度作っている。
じゃが芋の方はMの記憶にあるが、きゅうりの方は食べた記憶がないらしい。
食べる側の記憶は、大方そんなものであろう。

それはともかく、
藤井恵さんのレシピは我が方の好みに合うものが多く、有難い。
それでも、同時に二つ並ぶのは珍しい出来事で、小欄に登場する所以になった。



2020年8月3日(月) ラベル803
永久次席
昨日行われた集落行事の話。
毎年、お盆を前にしたこの時期の日曜日に実施される集会所周辺の草刈りである。


以前にも報告したことがあり、 こちら→(2018/8/5)
この時は、たまたま最長老であった。

毎回20名弱の人が集まるが、昨今は女性で参加される人は減ってきた。
今回も参加者は男性のみで、参加者を見渡すと、Kの年齢序列は上から2番目になる。
Kより1ヶ月前に生まれた人がいて、したがって、2番目ということになる。
その人は、めっぽう元気で、Kが弱って参加できなくなる時期が来てもその人は参加するような人。
この人を抜いてKが最長老になることは大方あるまい。

この夏の草刈りでは終了後「直会」が開かれるのが恒例であるが、今年はコロナ禍で省略された。
大いに残念であった。

予期せぬ出来事で慣行が代わることはあっても、Kがその人を抜いて最長老になることはまずない。
永久次席である。



2020年8月2日(日) ラベル802
照ノ富士優勝

照ノ富士が優勝した。
今場所早々に「照ノ富士特集」を載せた小欄にとっては こちら→(2020/7/21)

大いなる慶事である。


先のの記事中、大関、横綱への復帰を期待したがそれは少し先のことで、今場所は勝ち越せば十分程度の心持であった。
それが、まさかの優勝である。

「地獄を見た男」の復活。
昨今、暗いニュースに満ちているが、「人生まんざら捨てたものでもない」ことを教えてくれる、誠に嬉しいニュースであった。

怪我や病気で思いがけない事態に陥る、人間いとっては避けられない出来事である。
要はその出来事の受け取り様であろう。反発するのか、致し方ないことと受け入れて、、その中で道を探るのか。
照ノ富士は後者であった。
良寛の「災難に逢う時節には逢うが良くて候・・・」の極意である。

若いのに大したものだ。



2020年8月1日(土)
扇風機
毎度申し上げるように家財がテーマになるのはネタ切れの場合が大半である。
今回も同様。お付き合いいただきたい。

只今我が家で稼働している扇風機は、新旧入り混じって2台ある。
1台は2階自室、もう1台は1階台所兼の居間。


写真左が自室のもの。
Kが会社に入った年の夏に買い求めた品であるから相当古い。50年以上前になる。
会社の独身寮で使い始めた。

サンヨー製である。
機能はOn-Offと強弱切り替えを決める押しボタンが4個あるだけ。首振りは背後のモーター上部に配置されたボタンを上下して設定する。もちろん、リモコンはない。
羽根は3枚。
価格がどの位であったか記憶がなく、ひょっとしてと思ってネットを調べたが、さすがに出てこなかった。
風の強弱が切り替えられ、首も振る。これさえあれば機能としては十分で、今でも全く問題なく使っている。

台所兼居間にある品は1月余り前に購入したものであるから相当新しい。
その前の扇風機はおよそ20年使用したが、2-3前首を振らなくなった。中を開けてみたが、プラスチック製のギアが欠けていて修理ができない。
仕方なく、今年新規に買い求めた次第である。

新規購入品は羽根が8枚付いている。これが効いているの分からないが、体に当たる風が柔らかで心地よい(気がする)。
機能として新しいのが、室温を感知して自動で風の強弱を調整するもの。ただし、この調整は本体のみで可能で、リモコンに付いていないので、ほとんど使用することはない。
どのくらいの寿命があるか分からないが、おそらく我らの余命よりは長いであろう。

そういえば、朝ドラ「半分、青い。」で扇風機を開発する場面があったのを思い出す。
ドラマの最終部で主人公2人が「そよ風の」のような風当たりの扇風機を作りだすという。
当時、そんな風が作りだせるのと”眉唾”で見ていた気がするが、今回買い求めた扇風機を使ってみて「なるほど」と思い直さないでもない。

梅雨が明けていよいよ夏本番である。
扇風機をかけながら、今年も何とか暑い夏を乗り切りたい。