2020年6月30日(火)
キャッシュレス還元 終了

およそ2週間に1回の図書館に行ってきた。
そのついでに買物をすることが多い。K用の酒とつまみ類の調達が主目的である。

今日も寄ることにした。
意図したわけではなかったが、今日は消費税増税に伴う5%還元の最終日であった。

この店は、その場で5%の値引きを実行してくれる。今日も、そして最後の恩恵にあずかってきた。

思い起こせば、この5%のために昨年キャッシュレス化に挑んだ。7月から9月である。紆余曲折を経て最終決定のカードは楽天のEdy。 こちら→(2019/9/22)
ほとんどの買い物はこれで済ます。

現金で支払う主なものは、病院での支払い、老人会やイベントの参加費が主になっている。



2020年6月29日(月) ラベル629
十八番料理 2題
少なくとも1年振りと思われる十八番料理を作ってみた。それも2つ。

最初は「スプラウト大豆」
以前の掲載は こちら→(2018/6/17)
2日前から大豆を浸しておいた。芽のころ合いも今日が最適である。
味付けは前報と同じで こちら→
「いりこ」入りである。



次は「きゅうりモミ」
こちらも以前掲載していて こちら→(2017/7/10)
基本的には同じ作り方なるも、スライサーで輪切りの個所を少し斜めに切ったことと、補完材を「いりこ」にしたところが異なる。
そして、最も大きく変更したのが、「酢と砂糖でお好みに」の個所。
Mからは不味いの謗り(そしり)覚悟で、胡麻ドレッシングで仕上をした。
ところが結果は予想に反して「どうしたん!」と言うほど。大好評であった。

「スプラウト大豆」はその後1、2度は作った記憶があるも、今年になって初めて作るのは間違いなく、一方「きゅうりもみ」は、夏野菜が大量に取れはじめる時期にならないとできない料理で、今年は勿論初めてである。

「スプラウト大豆」は定番となっているのだが、今後は「胡麻ドレのきゅうりモミ」も定番になるかもしれない。



2020年6月28日(日)
恒例行事

大凡一人で行う恒例行事である。
ツツジが咲き終わって、サツキが咲き終わって、の今頃に行う。
母屋の前の町道沿いに立つ植木の剪定である。

やり方は全くの我流。
電気のバリカンで刈り上げる。
心がけているのは、下に配置された石が見えるように行うこと。
最初が下、次いで脚立に乗って正面と手前上面。最終が裏に回って後部上面と背面、という段取りになる。

全て刈り上げるのに4時間くらいかかる。
そして剪定枝などの片づけが3時間。廃棄物は運搬車に満杯の1台分はある。
2日掛の作業である。

昨今はMから「上手になったね」と、お褒めの言葉がいただけるほど腕を上げている。



2020年6月27日(土)  ラベル627
ばね指治療法

持病と言っていいかもしれない。
右手中指の”ばね指”である。
以前から痛むときがあって、治療を受けたりしている。 こちら→(2019/1/28)

5月の初旬か、急に痛み出した。じっとしていても痛いほどで、困ったことになったと思ったわけである。
というのも、当時はコロナ禍で県境をまたぐ往来が禁止されていて、広島県にあるいつもの病院に行くことができない。
しかも痛み出したのが土曜日で、「月曜日までは何かでしのぐしかない」との記憶もある。
その時思いついたのが今回の治療法である。

ピップエレキバンを手の平に貼る法。
Kの場合、この種の治療法はあまり信用しないのだが、Kの長姉が愛用していて数年前にもらったもの。
肩こりに貼ると効果がある気がして、たまに使用していた。

物は試しで貼ってみた。貼る場所は注射を受けた個所付近。
様子を見ると、これがなかなか良いのである。
深く曲げたりすると痛むが、何もしない状態では痛みがない。
とりあえず、県境をまたいでの通院は控えることにした。

以後、この状態が今日(こんにち)迄続いている。
やはり曲げたりすると違和感はあるが、普段何もしない折りは痛みを感じない。
それで、県境をまたぐ往来が解除された今でも、病院へは行っていないのである。

ただ、屋外作業時などは邪魔になる時も多い。その時は外す。

で、この時のポイントが保管法。小さいのですぐに無くなる。
考案したのが、SDカードのホルダーに収納する。これがすこぶる良い。



2020年6月26日(金) ラベル626
流砂防止実験 続き

昨日の続きである。
濡れながら設置した昨日の装備であるが、結果的には不備を露呈する結果になった。
以下、その概要である。

昨日来の雨は今朝まで断続的に降り続いたものの、9時頃には止んできた。
例の一斗缶雨量計を見ると相当量溜まっている。測ってみると100mmあった。
前回の結果が問題なかったため こちら→(2020/6/19)
自信をもって現場を覗いて見る。
ところが様子がおかしい。シートの最下部では砂が流れた跡が見え、シートの上にも砂が流れ込んでいる。
おかしいと思いながらシートをめくると、シートの下では数ヵ所砂が流れていた。

これまで問題視していなかった、堰とシートの間とか、シートの脇とかからの雨水が流れ込んだような形跡も見られる。

前回は問題がなかったのに何故なのだろう。
雨の量は、総雨量は前回は70mm、今回は100mm。確かに今回が多い。
ただし、問題は総雨量ではなかろう。だらだらかけて降った雨は影響は少ない。
むしろ、瞬間的に降る雨の量が問題が大きいはずである。
そう思って雨の量を調べたら大きな違いが見つかった。
前回は時間当たりの最大降雨量は12mm。今回は27mm降っている。
前回の倍以上の値になっていた。

これまで問題視していなかった、シート周辺の水に対しても配慮が必要なようである。
対策は?
シート周りの空きスペースを極力減らすこと、これが必要になる。

具体的にはビニールシートを継ぎ足し、横の空間を少なく敷き詰める、ということにした。

一旦整地の後対策にかかる。
継ぎ足しのシートを用意し、周辺の空きが少ないよう敷き詰めた。

昨日のように、さっさと言うわけにはいかわけで、今後は片側はそのまま残し、必要時は引っ張って張ればよいように考えた。
一応万端の準備はしたはずあるが、まだ気づかぬ抜けがあるかもしれない。
それはその時である。



2020年6月25日(木)
因果応報

昨日の夕方の、ちょっとした横着心のつけが今朝早くに回ってきた。
因果応報と言うほど大げさではないが、思わぬ事態になった次第である。

今日から天気が崩れると予報されていた。しかも強く降る可能性があるとも。
しからば、例の流砂防止をしなければなるまい、と心決めはしていた。

昨日の夕方、天気は晴れ、今のうちに敷こうかなと心が動いたのだが、降るのは明日の昼前らしい。
何も今しなくても、と横着心が起きてその場をやり過ごした。

今朝の4時頃か。雨音らしい気配がする。
まさかと思って外に出たら、雨が降り始めていた。
しかも、弱くはない。
昨日の夕方の油断を悔やんだが致し方ない。明るくなればすぐに敷こう、と決心した。

濡れても良いように身支度を整える。
曇っている性かなかなか明るくならない。
作業を始めたのはほぼ5時であった。

雨が降りしきる中の作業になった。
経験済みの作業であるから、しかも段取りをつけて作業をしたので、15分弱で完了した。

短い時間でも、身はかなり濡れた。
着替えたり、所作をして何とか落ち着いたのは6時であった。

明日も降るというから、これで落ち着ける、と安堵した。



2020年6月24日(水)
山水取り道の草刈り

年に1回、ほぼこの時期に行う草刈り(笹刈り)がある。
山水をとるホース沿いの道の草刈りである。
草刈りと言っても大半は笹で、したがって、笹が出揃うこの時期に刈ることになる。

山水の取り口は2、300m位離れているが、中程は杉林で邪魔ものはあまり生えない。
一方、入り口と取水口周りは日当たりが良いため笹が生える。

紐では刈れないので丸刃で刈るが、刈った笹の始末はしない。
刈り放しである。

小1時間の作業。
里庭生活の一端である。



2020年6月23日(火) ラベル623
小さな感慨

正月とか、自分の誕生日とか、「ああまた1年生きながらえた・・」と若干の感慨を覚えることがあるのだが、今回の行事も、いつの間にかそんな小さな感慨を覚える出来事になってきた。
毎年この時期の火曜日に受診する安佐市民病院での定期健診である。

今日も行ってきた。
この事の経緯は昨年も触れていて こちら→(2019/6/25)
詳細は割愛するが、心臓とか副腎の検査になる。
検査は、最初が胸部のレントゲン撮影、次が腹部CT、1階から2階へ場所を変えて心電図、最後が腹部のエコー検査と多岐にわたる。これに要する時間は約1時間。以前に比べると装置が進化している感がして、時間が短くなったと思われる。

総合の受診科は循環器内科。ここでの、特に待ち時間が長い。およそ2時間は待つ。この様子は一向に変わらない。
担当医が丁寧な人で、個々の患者に対する応対時間が長いことによる、と思われる。

ようやくにして自分の番になった。お昼前である。
結果は特に異状なし。
「副腎は昨年に比べて大きくなっていれば取らねばならぬが、変化がないので様子見にしましょう」となった。
来年も受診となる。

一方、大きく変わったものもあった。院内の雰囲気である。コロナ禍の影響が色濃く出ていた。

院内に入る時は体温測定がある。各窓口には透明なシートがかかる。椅子は一人置き。そしてソーシャルディスタンスをとるための目印。
患者数も例年より少ない印象を受けた。

この変貌がいつかは変わって元に戻るのか、それとも、これが「新常識」となっていつまでも続くのか。
来年来ればその結果が分かるかもしれない。

少し余談めくが、我々(今日もMが同行してくれた)にとって、緊急事態宣言以降県外に出向くのは2度目である(2月~5月は県内のみ)。
中国地方は6月以降県境をまたぐ移動が解除されていて、6月頭に一度緊急の用が発生して広島入りしたが、この時は急いで帰宅したため、周辺の変化に目が行かなかった。
今回は時間制限がなかったため、若干の買い物などして帰宅したのだが、それぞれの店での変わりようは少ないように思われた。せいぜいレジに透明シートがかかる程度である。
昼食をとった店は、駐車場は満杯で少し待つほど。座席の間隔は以前よりかなり広げてあった。

夕方5時前には帰宅したのだが、普段、八色石とか里庭とか変化の乏しい生活を送っている身ゆえ、少々疲労感を覚える日になった。



2020年6月22日(月)
記載忘れ
先日実施した「流砂防止」に係わる動きの中で、一つ事実がつかめたにもかかわらず記載を忘れたことがあった。
6月13日の折り、 こちら→(2020/6/13)
1Km離れた公民館の雨量データと里庭内で測った雨量データ(一斗缶内に貯まった水)が一致したが、実験上の不手際があって、再実験をするとしていたもの。

その後18、19日に相当量の雨が降って、その結果を19日付けで報告しているのだが こちら→(2020/6/19)
この折、公民館データには触れていているが、同時に測定した里庭内の雨量のことに触れ忘れた、という経緯である

前置きが長くなった。
まとまった雨が予想される18日の前に、里庭内に雨量計を設置した(と言っても、例の一斗缶を空にしておいただけであるが)。

その結果である。


公民館データは再掲する。値を読むと68mmとなる。
一方里庭内に貯まった雨を物差しで測れば丁度70mmとなった。

ほぼ等しいといってよい。
今後、公民館の測定値を里庭内の雨量と読み替えても、そう大きな問題はないと思われる。

もっとも、「馬の背を分ける」という言い伝えもあるから、異なる地ということを念頭に置きつつ、公民館データを使っていくこととする。



2020年6月21日(日)
夏至の日の部分日食撮影騒動

数日前の新聞に、夏至の日の夕方部分日食が起きると報じていた。
久方振りの日食なので、何か形に残したいとは思っていたが、具体的な撮影準備をすることなく今日の朝を迎えた。
致し方ない、木漏れ日で半欠けの映像でも撮ってお茶を濁そうと考えた。

天候が良かったこともあって、外仕事に精をだし、午後の4時頃いつものパターンでウォーキングに出かけようかと言うとき思い出した。
日食のことである。
それどころではない、と急遽撮影体制をとることにした。

今日の部分日食の時間経緯のみは調べがついていて、当地の場合は16時2分からかけ始め、食が最大になるのは17時8分50秒ころ。そして終わるのが18時10分である。

まだ時間はある、悠長に作業を開始した。
木漏れ日の撮影である。どこが良いかと考えた。
野芝など緑の上では影は栄えない。日の傾きと方向からして、自分の車を入れている車庫なら写りそうと推定した。
車を車庫から出そうと車庫に入る。
右わきに階段があってしまい忘れの段ボール箱が斜めになっていて、そこには既に部分日食の陰が映っていた。
そこは屋根がトタン板で、トタンに小さな穴が開き、そこを通った光が日食の陰を作ったのである。
思わず、写真に収めることにした。

写真のデータで見ると16時35分となっている。
ところがこの映像は太陽が2つある。トタンを見ると穴が2つ開いていた。

どうせなら太陽が1個の写真を撮りたいと思い始めた。
穴を自作するしかない。
手短に段ボール箱をばらして穴を開けた。丸く開かないので、穴の開いた座金を貼って丸い穴を作り上げた。
さて影は、やってみると綺麗な影にはなかなかならない。
写す場所と穴との距離を相当離さないと影にならないようである。
結局3m位離して何とか形になった。
次の問題は影の撮影である。急ごしらえの装置であるから、穴あきの段ボールは手で保持しなければならない。影は3m先で写っている。
この影をコンデジをズーム一杯にして撮影した。
左手に段ボール、右手にカメラ。撮影点は3m先、望遠故スクリーンの中心になかなか来ない。
四苦八苦しながら数枚写真に収めた。その中から上出来を2枚載せてみた。左、16時58分、右17時9分。
従って、右の写真が最大の食に近い映像となった。

一方、当初狙った木漏れ日の映像である。
予測通り、車庫に写りだされた。
普段は丸い(楕円)の木漏れ日が月のように長細く欠けて写っている。17時10分頃。

不完全燃焼ながらも、もはやこれ以上の写真は撮れないと、作業を終えることにした。
車を車庫に入れる。

車庫の先に小部屋があって、その部屋に入ろうと仕切りのガラス戸を開けようとしたら、思いがけずガラス戸に日食が写っていた。
Mの車を停める車庫の上のトタン板の穴が映し出したものである。
今日の映像の中では最もクリアーな日食が写っていた。17時30分頃。

この場合、ガラス戸とトタン板の穴までの距離は5~6mはある。
となると、先の段ボールの映像がシャープさに欠けるのは、段ボールと写す先の距離が不足であったのかも分からない。

心待ちしていた、夏至の日の日食。予期せぬ大騒動をしたが結局願いの結果は得られなかった。
3年先に再度日本で部分日食が見られるらしい。

次回はも少し準備して挑みたいと思う次第だが、さて、果たしてその日が迎えられるか。
確率は五分五分と言うところであろう。




2020年6月20日(土) ラベル620
花菖蒲

再生雑地と呼ぶ場所に咲く花菖蒲が盛りである。
この花菖蒲については、昨年も触れていて こちら→(2019/6/17)
経緯は既に述べているので、今年は割愛する。

昨年も小欄の慣例で花の写真を載せているのだが、今年撮った写真と期せずしてほぼ同じ場所から撮っていた。
この場所からの映像が一番見事に見えるのかもしれない。
ただ、昨年はスマホで縦にとったのが1枚のみ。
今年は、スマホで縦と横と2枚。コンデジのパノラマ撮影で1枚の計3枚を載せてみた。

赤枠は前の映像がどの範囲を写し込んでいるかを示している。
パノラマ撮影は、およそ150度くらいの角度を振って撮っている。

花が終わったころ一度草刈りをし、秋になってもう一度最後の草刈りをして、都合これから2回草刈りをする予定でいる。



2020年6月19日(金) ラベル619
流砂防止実験 後編
昨日の続きである。

午前中くらいは雨が降るとの予想であったが、6時過ぎに外に出るともはや雨は止んでいた。
その後、所用を済ませていると、9時前には薄日が差し始める。
これで、今回の雨は終了と思い、結果を確認することにした。

昨日から、およそ結果は良さそうという感触は得ていたが、それでも事は慎重に運ぶことにする。
全体像の写真を1枚撮ったうえで、覆いを順次取り外していった。


結果は良さそう。
砂などは乾燥はしていないが流れた形跡は全くない。
実験としては申し分のない結果であった。

ところで今回の雨量はどうなのだろう。
1km離れた公民館の値を調べると、70mm程度を示していた。

前回が こちら→(2020/6/13)
120mm程度で、この被害である。

前回に比べると少ない値であるが、それでも、そこそこ降っている。
この値で流砂が全くないのは、結果として合格と言ってよいであろう。

掛かる手間も大したことはない。
今後は、この実験結果を採用することにした。

野芝が全面を覆うまで、大雨が予想されるときは今回の試みを実用することにする。
野芝が全面を覆うに3年はかかろう。先の長い話である。



2020年6月18日(木)
流砂防止実験 前編
数日好天が続いたが、今日と明日は雨が降ると予報されている。しかも、場所によっては「警報」が出るほど強い可能性もあるという。

先日15日に着想した こちら→(2020/6/15)
「流砂防止」を試すには格好の天気である。決行することにした。

実行は昨日から決めていて、昨日の午後には予定していた段取りでシート類を敷き詰めた。


予報では昼前頃から降り始めるといっていたのに、朝6時頃外に出ると、もう降り始めていた。
実験場を覗いて見る。どこにも異常はない。ただ、最下段の砂が残っていて、野芝の株も見える。
少し足りないかもと思い直して、雪囲いに使用するビニールの波板を継ぎ足した。

雨はほぼ終日降る。「警報」が出るほどではないが、かなり強い雨が続いている。
午後になって再度覗いて見たが、今のところ異状はない。シートは機能しているように見えた。

明日も降るというから、結果の確認は明日の遅くになるであろう。

明日の後編へ続く。



2020年6月17日(水) ラベル617
山水取水堰の掃除

山水の取水堰を掃除した。おそらく、5、6年ぶりと思われる。
以前は定期的に掃除をしていたのだが、 こちら→
その後、取口(ホース口)の近くをすこしばかり掘り起せば曲がりなりにも水が得られることを”発見”して、以来、大々的な堰全体の掃除は放置していた。

掃除のきっかけは「筧詰り事件」である。 こちら→(2020/5/31)
「昔はこんなところに砂はつまらなかったのに、なぜだろう?」と思った時に気がついた。ホース口には網のゴミ除けを2重にセットしているとはいえ、その網が埋まるくらいに砂が溜まっている。
これでは、ホース内に砂が入るわけで、結果としては筧が詰まる。
掃除をしなければと意を決した次第であった。

ただし、この掃除は重労働である。Mにも手伝ってもらうことにして、今日決行した。


二人で1時間余り掃除して、そして疲れもあって、こんなところでよかろうと切り上げた。

ところが帰宅後、以前の掃除の模様(前掲の引用)を確認してみたら、以前の掃除前が今回の掃除後よりも堰は広くて深い。

加齢があって以前ほどはできないとはいえ、もうひと頑張りしなければと思いなおしたりもした。
そう遠くない時期にもう一度掃除に挑戦、と考え始めてもいる。



2020年6月16日(火)
カエルの戦術

今年の夏至は6月21日であるから、今時は年の内最も早く朝が明けると言ってよい。
そうはいっても、Kが起きるのは3時過ぎのこともしばしばで、外はまだ暗い。
当然ではあるが電灯を点ける。
1階台所で窓際の電灯を点けることも多い。時間はおよそ1時間。
この間に事が起こる。

今朝も起きた。

灯りを目指して飛んでくる虫(蛾)を捕りに上ってきたアマガエルである。
地上からは1.5m位はあろう。それをよじ登ってきたわけである。

結構素早く行動しないと、時間内にここまでは登れまい。
ただし、この目的の位置に達してからは、カエルはほとんどその場所を変えない。
10Cmくらい前に虫がいても、それを捕りには向かわない。じっと我慢して、虫が近づくのを待っている。

虫はカエルの存在には無頓着のようで、勝手に激しく動き回る。
従ってカエルにとっては、捕りに行く間に逃げられるより、待っていて目の前に来るのを捕る方が確立が高いらしい。
この事を承知しているのであろう。

現に、1~2分見ている間に1匹捕まえて食べてしまった。
カエルの高等戦術に違いないと見て取った。
大したものである。



2020年6月15日(月) ラベル615
流砂防止工事 その3

裏山に至る坂道の砂が流れるのをいかにして防ぐかと言う話である。

一昨日は大雨で砂が流れた。どうせまた降るから、流れた砂はそのままで放置とも考えたが、雨はいつ降るか分からない。それに傷跡は相当大きく、見てくれも悪い。
意を決して、修復することにした。

流れ落ちた下方の砂をかき集め塵取りに受けて上方へ運ぶ。少なからず楽ではない。
しかも、砂をかき集める際、砂に覆われた根付いた野芝の株を掻き起したりすることもある。
賽(さい)の河原の感がした。
これまでは、自然に任せようと悠長に構えていたが、追加の対策が必要と強く感じるに至った次第である。

流砂防止工事の経緯は6月11日に述べている。
この時の判断は、第1弾でとった坂の上方の水を脇に流す対策(堰)は功を奏していないと考えていた。
ところが、Mが一昨日の大雨時現地を確認したら、この機能は効果を発揮していて、上方の水はチャンと横の畑に流れているのだという(注、その後Mが溝を拡張したり、取り外し可能な柵(孟宗竹)を設置したりはしている)。
しからばなぜ砂が流れるのか? 
Mの確認によれば、”堰”の下に降った雨で流れるのだという。
思いもしなかったことだが、一昨日は通算120mmの雨。高さ12Cmの雨が降れば”堰”の下の水のみでも砂を流すと納得した。

ならば手がある。
”堰”の下を覆えば良い、と考えた。
何かないかと納屋をさがす。最終的には、たまたまあった、幅広の薄いビニールシートを試してみた。
何とかなりそうである。風に煽(あお)られる心配があるが、今日は試験、本番ではも少ししっかりと行う予定である。

窮すれば通ず、というところである。
結果が楽しみ。
なお、本法が駄目な場合は、もう一つ別の手も思いついている。



2020年6月14日(日) ラベル614
今年の唐楓の発芽 その2
4月26日の後日譚である。 こちら→(2020/4/26)

唐楓の発芽の話では、昨年は興奮気味で熱を入れて管理をし投稿もしたが、今年は発芽事態が付録のような出来事であったことや、2度目ということもあって、昨年に比べ熱が冷めた感があり、管理も行き届いていない。

4月26日以降、続いて発芽したのであるが、当初日照りに水やりが不足して数本新芽を枯らしたりなどした。
これではならじと、その後水やりは続けたものの、行き届かぬ日が続いていたことになる。

今日、新芽を少し大きめのポットに移植すことにした。
昨年の様子を探してみると、この作業を5月の11日に行っている。実に1ヶ月以上遅いことになる。
申し訳ないような気も起きた。

方法は昨年と同じ。鹿沼土と赤玉土と畑の土を1:1:1で混ぜ、化成肥料を適宜加えた。


水苔を底に敷き新たな作った土を入れ、芽は土付きのまま移植する。これも昨年と同じ。

移植していて気付いたのだが、芽自体に力強さがなく葉の色が赤み掛かったものも多い。
管理不行き届きの結果であろう。
芽が緑色と赤みのものを分けてみた。
緑が7鉢、赤みが12鉢。
行く末を見守ってゆくつもりである。



2020年6月13日(土) ラベル613
功罪相半ば
久し振りの大雨である。
正式に調べてはいないので何とも言えないが、春先以降で初めて本格的なものかもしれない。
現に、山水なども随分少なくなり、平時の1/3~1/5に減っていたものである。
これはまだしも、田んぼの水が減っていて、水がなく干からびて割れ目が目立つ場面に会うこともあったりした。
そういう意味では恵みの雨と言える。

一方、罪の方。これは些細な話。
一昨日記載した裏山に至る坂道の砂がかなり流れた。
当日の記事のように、砂の流れは起きるであろうと覚悟はしているものの、2日目に起きるとは思いもしなかった。
まあ致し方ない。
野芝の株は、水の流れそうな個所を避けて植えてあり被害は少ない。雨が止めば、流れ落ちた砂を元に戻すのみである。


ところで、いったいどれほどの雨が降ったのだろう。
直線距離で1Km離れた場所の公民館にある雨量計のデータを見れば、累計で120mm余が降っている。
少なからぬ雨と言ってよいであろう。

ところで余談めくが、Mが山水の受け槽近くにブリキ製の一斗缶を掃除のために置いていた。これに今回の雨が溜まった。格好の雨量計である。物差しで高さを測ると126mmあった。
Mに言わせると「水があったかも」と言うが、先の公民館データと突き合わせると、ものの見事に一致する。
あったにしてもわずかの水で、1Km離れた公民館データは里庭の雨量と大差ないことを証明しているように思われる。

ただし、上の仮説は身勝手な解釈が含まれている可能性があるので、遠くない時期に、水を完全に捨てたのち雨を再度貯めて、雨量計データと突き合わせてみるつもりではある。

当地はつい先日梅雨に入ったばかりである。うっとうしいひはこれから当分続く。
雨量測定の機会は、否応なしに、いくらでもあろう。


2020年6月12日(金)
あと僅か

”あと僅か”と言えば、言葉の響きとして「もの惜しい」ニュアンスがあるが、それほど貴重なものではない。
右手親指の爪の話である。

この件についてはこれまでに2度触れた。
 こちら→(2020/3/5)
 こちら→(2020/5/1)

その爪であるが、残るところがあと僅かになったということである。
この前に爪を切ったのが5月1日で、この時は深めに見りすぎた感があって失敗したとの思いがあり、伸びるのを待っていた。
それが少し伸びて、今が頃合いなのであるが、も少し経つと切ることになる。
次回切れば、痕跡は全くなくなるだろうと思われ、今日「最後の記念に」写真に撮った。

怪我をしたのが昨年の9月であるから、この「異形」の爪とも長く付き合ったことになる。
一時は生え変わらないのではと思った時期もあって、元通りに復帰してくれて有難いと思うこと大である。



2020年6月11日(木) ラベル611
流砂防止工事 第2弾

裏山に至る通路の流砂を防ごうとする試みである。

第1弾は今年の初期に水の流れを他所に流そうと試みた。
 こちら→(2020/2/23)
 こちら→(2020/3/7)
 こちら→(2020/4/18)
結論はNGで、他に良い案が浮かばず、自然に任せて雑草の増えるのを待とうかと思った時期も無いではなかった。

しかしながら、自然任せも芸がない。思いついたのが、野芝である。
野芝の植付けノウハウは十分に身につけた。これを使えばよいと思ったのである。

実施したのは5月から。
一日に一輪車1台分の株を貼り付けた。およそ20株程度である。
これまでに4日実施してほぼ完了した。

5月植付け分をみるとおよそ根付いている。
あとは広がりを待つのみであるが、全面覆うには3年程度かかる。
それまでは、砂が流れることは防げない。流れた砂を掻き上げたりなど、まだまだ手がかかることは多かろう。

最終結果の報告は3年後になる。お待ちいただきたい。



2020年6月10日(水) ラベル610
山水の筧作り
5日前には出来上がっていたのだが、報告の機会を失っていた。
山水の筧作りの話である。
作りなおしの原因については既に述べた。 こちら→(2020/5/31)

作業は孟宗竹の調達から始まる。以前は売るほどあった孟宗竹であるが、竹林を駆除してからは1本もない。
近所に頼んでもらい受けた。


基本的には前作 こちら→
と同じであるが、改良を加えた個所もある。
最も大きな改善は上部山水の落ち口。
前作は落ち口を構成する大小2本の竹のそれぞれに、テーパーをとって嵌め合い形状とし、シール材で固めたのであるが、外力が加わればすぐに壊れて外れていた。

この部分を今回は、基本構造はホースにした。
太さが少し異なる2本のホースを使う。写真では白と黒。
白は少し太く柔らかい。黒は少し細くてかたい。黒のホースを白にはめ込むと、白のホースは少し膨らんで太くなる。
最初に竹の内部でそれを行う。埋め込んだ後白いホースを引っ張ると太くなった個所でしっかり止まる(止まるような穴径にしてある)。
次に外側の工作。白いホースを5Cmくらい出た個所で切断し、その中に黒いホースを根元まで押し込む。これで竹を挟んだ形にホースがなり、しっかりと固定される。水も漏らない。
後は飾りの細い竹。黒のホースに嵌合するよう、(細い竹)節の穴を開ける。しっかり奥まで挿入する。その後、木工ボンドで再固定する。
という、工程である。
試行錯誤での工作で、この部分だけで2時間くらい要した。

後は、分かった工程。木工ボンドが乾くのを待って翌日取り付けた。
竹の調達を含めると3日に渡る、総時間5時間の作業であった。

ところで、作りなおしの原因となった砂の詰りに触れていない。
この事については別の機会に譲ることにする。



2020年6月9日(火)
ステップ2 その2

ここのところの天気予報を確認すると、今日までは数日好天が続く。しかも気温は暑いらしい。
一方、明日からは一転して雨。梅雨入り宣言も出そうな気配である。

この予報を前提にして数日前から草刈りの計画を立てていた。「二の畑」と呼ぶ個所で「ヤギ」で刈り、後は焼却するという計画である。ステップ2の作業である。 ステップ2とは こちら→(2020/6/3)
焼却するとなると、刈り草が乾燥しているか湿気ているかで、仕事の負荷は相当違う。乾燥していると一気に燃えるが、湿気ればくすぶって相当な時間を必要とする。

で、実際の行動は
刈ったのは一昨日。午前中は集落の草刈りがあったため、当該地の草刈りは午後に実施した。
午前の疲れがない訳ではないが、この機を逃せば支障が出ると無理して刈っておいた。
草丈はそれほどでもないが、野芝他の密集度がひどく「ヤギ」も難渋するほどであった。ともかく2時間かけて完了した。

そして今日。刈り草は狙い通りに乾燥している。焼却にはもってこいである。集めて焼く準備をして現地に行った。
近くに、たまたまMがいて畑で野菜つくりの作業をしている。
思い出したことがあった。刈り草を集めておいて、野菜の周辺に敷き詰めることがある。
Mに「今回は焼いてよいの」と聞くと、少し考えたのち「取っておいて」と答えが返った。
それなら話が異なる。
刈り草は乾燥している必要はない。
気持ちが急にペースダウンした。

今日は特に暑い。確認はしていないが、真夏日に違いない。
集めた段階で作業を終了にした。

集めるだけでもほぼ2時間である。
草集めは、梅雨の合間に、折りを見つつ実行する予定でいる。



2020年6月8日(月)
錦糸卵

好きなのに、うまくゆかない料理がある。卵料理。
特に錦糸卵とオムレツが駄目である。
両者ともひっくり返すところが、何度やってもうまくゆかないのである。

今日も錦糸卵があればよい場面が生じてきた。無しで済まそうかとも思ったが、時間に余裕があったので調べてみようかと思う気になった。
これまでは我流でやっていてうまくゆかないわけで、何かコツがあるか、それとも簡便な方法があるか、と考えた次第である。
調べる先は勿論ネット。「錦糸卵の作り方」で検索した。
いくつも出るが、この中で”技術”が不要と思われるレシピを試してみた。

レシピは こちら→

ポイントは次と言う。
 水溶き片栗粉を加える
 笊で沪す
 一定時間後火を消す
 端が捲れてくるので”手”でひっくり返す
 余熱で裏を焼く

レシピに忠実にやってみた。

難なく見事なものが出来上がる。

「錦糸卵」はこれに限ると思い至った次第である。
OneNote に保存したのは言うまでもない。 こちら→(2020/5/24)


2020年6月7日(日) らべる607
集落恒例行事

コロナ禍で大半の行事が中止される中ではあるが、今回の行事は誰も疑うことなく開催された。
集落設備周辺の草刈りとサツキ類の剪定である。
屋外作業であることと、作業中近付けば危険を伴うことなどから、いわゆる「3密」は自ずと守られる。
疑うことなく挙行された所以である。

場所は2ヶ所。
一つは「保養館」と言う名の集会所周辺、こちらがメイン。
もう一つは集落の鎮守様である「龍岩神社」の参道回りである。

作業開始は午前8時。
1時間くらい作業して休憩となる。密集が心配される場面であるが、自然にばらけた状態に落ち着いた。
後半は、刈り草の処置が主になる。

参加所は約20名。普段は女性の参加者も数名見られるが、今回は何故か男性のみであった。
天候はほぼ快晴で湿気は少なく、少し暑さを伴うものも、絶好の草刈り日和であった。
11時前に散会となる。

この草刈りは毎年この時期に開催されるわけで、振り返るとKは2001年から参加している。
となると今年は、20回目の節目の行事。

思い出してみると参加者の顔ぶれはかなり変わっていた。
  「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」
の感を覚えないでもない。



2020年6月6日(土)
元外交官の死
今朝の読売。久々の「五郎ワールド」である。
前回切り抜きを掲載したのが昨年の7月 こちら→(2019/7/6)
であるから、ほぼ1年前のことになる。

今回は、元外交官 岡本行夫氏を追悼している。


岡本氏の外交官としての立ち位置を”五郎風に”過不足なく書き留めた評論となっている。

Kの場合岡本氏の訃報はNHKニュースで知った。
もちろん、橋本氏のように知己を得ているわけではない。
テレビの番組に登場し、外交問題を解説されるのを垣間見たのみである。氏の本も読んではいない。

それでも、朴訥な語り口と、そこから出る言葉に賛同したり参考にしたりしたものである。
日本を真っ当な国にしたいという思いがくみ取れた。

テレビニュースで承知したのは5月8日であろう。
翌日、氏の訃報を報じる記事を読売紙上で探した記憶がある。
探し出して、記事をスクラップしておいた。
今回の五郎ワールドを読み、思い出してスクラップを開いてみた。


大きな扱いではなかった。
Kより若い。
コロナ禍でなくなったという。あまりにも惜しい。



2020年6月5日(金)
逆さ絵
以前も全く同じことをした記憶があって、探してみたら2017年であった。 こちら→(2017/5/11)
新聞を取りに外に出たら、景色が逆。カメラを取りに帰った。
ただし、前回は取りに行ったカメラはスマホであったが、今回はコンデジ(新カメラ)である。


パノラマ撮影で1枚に収めた。
前回は繋ぎの個所の色合いが不自然になって処置ができなかったのであるが、今回はそのような不備はない。

我が家の前に限ったことなのだが、今年は例年より田植の準備が遅れている。
前回の写真は5月であったが、今年は6月。
ほぼ、1ヶ月遅れている。

それはともかく、逆さ絵が撮れるのはいくつかの偶然が重なる必要がある。
田圃にが整備され水が張られること。そして、風邪の無い穏やかな日であること。雨でないこと。
そして何より、元気で生きていること。

有難いと思いつつ撮った1枚である。



2020年6月4日(木)
定期健診

3ヶ月に1回の定期健診で邑智病院へ行ってきた。
この件は既に小欄に何回も掲載していて、
古いのが こちら→(2016/6/2)
最新のが こちら→(2019/7/4)

ただし、健診に行った直近は上記と異なり今年の3月12日になるのだが、この日は別にギリシャでオリンピックの採火式があった日で、小欄の扱いは健診より採火式の方を優先した記事にしていた。 

さて、3月12日と言えば、国内でもコロナ感染が広がりを始めたころであるが、邑智病院の対応はそれ以前に比べ大きな変わりようは見られなかったと思われる。
ところが今回は様変わりしていた。
玄関先では、入場者全員に体温検査が行われ、待合室のベンチは離れて座るよう✖印が施されていた。
さらに、患者数がかなり少ない。
病院側が、健診感覚を広げるなどして患者数を減らしているのか、患者自身が行くのを控えているのか、この件の真相はよくわからない。。

たまたま、3月12も写真を撮っていた。


今日と比べれば大分差がある。(いずれも9時前の写真)

前置きが長すぎた。本題の健診結果であるが、血液検査は特段の問題なし。
いつもの薬を処方してもらった、次第である。



2020年6月3日(水) ラベル603nikki-20-6.html#603 へのリンク
ステップ2

4月初旬から始まった里庭の草刈りである。春は「紐」で刈るのが常套。
この「紐」で刈る作業は5月中に一巡(中には複数回の個所もあるが)して、刈り終えた。
6月に入ると草の丈が伸び量も増えて、紐では枯れない場所も出てくる。

そうなると次の道具で刈ることになる。平地は「ヤギ」と呼ぶ自走式の草刈り機が出番。
東京都流にいえば「ステップ2」の段階になる。

「ステップ2」での最初の作業は「雑木並木」の草刈りとなった。刈ったのは5日前。
紐で刈れば刈り草は放置できるが、「ヤギ」や「丸刃」で刈れば、後の始末が付随する。
今日、刈り草の焼却を実施した。

刈った日以降の好天もあって、難なく燃える。
そうはいっても、集めて焼いて、2時間を要した。

気温は寒からず暑からず、動くと少し汗ばむ程度。屋外作業にはもってこいのシーズンである。



2020年6月2日(火)
またしても鍋

小欄 ネタに困れば昨日のように家具になるが、夕食のレシピに困れば鍋である。
今日もMが仕事に行って夕食はKが当番。何にするかよい案が浮かばず、またしても鍋にした。
それも「我流鍋」。
「我流鍋」の詳細は以前紹介した。 こちら→(2018/2/26)

我流鍋の神髄は「在るものでする」こと。
畑に行ってさやえんどうとチシャ菜を採ってきた。じゃが芋は芽の出た古いのが残っていたのでこれを使う。
白菜の古漬け菜で塩出ししたのが冷凍庫に残っていたので、これを少し取り崩す。
後は手羽元、しめじ、豆腐が 保冷設備に保存されていた。

下ごしらえに入る。
手羽元は焼いて焦げ目をつける。これは藤井恵さんの教え通り。
じゃが芋は芽を取り除き金属たわしで強く洗う。皮付きのまま大きめに切る。
チシャ菜も鍋に使うのは初めてであるが、洗って千切る。さやえんどうは蔕(へた)をとる。
古漬け菜はちょっと自信がなかったので、万一を考えて取り出して捨てられるよう、巾着にした。

調理法は水炊きであるから特段のことはない。
昆布でだしを取る。あとは酒と塩少々。
つけだれは各自めいめいに作る。

食した結果であるが、総じていつものとおり美味であった。
じゃが芋は皮付きに限る。チシャ菜も大きな問題はない。
そして巾着は、Kはそこそこ行けると感じて食べたがMは「勘弁して」と断って外に外していた。
これだけは次回の登場はなさそうである。

初夏の夕餉の話である。



2020年6月1日(月)
レイアウト変更

家具の話が出る時はネタ切れの時である。今日もその類。
 
およそ1ヶ月くらい前であるが、食卓用のテーブルのレイアウトを変更した。と言っても向きを変えただけであるが・・・。
テーブルを上から見て反時計回り方向に90度回転したのである。

転居後初めての変更であるから19年を経て初めて変更したことになる。変更して初めて気がついたのだが、何か、広々とした感がある。

このテーブルの謂れについては以前触れた。 こちら→(2017/3/2)
元々は衝立である。衝立の”景色”として大きな節穴があった。

レイアウトの変更前は、この穴の方向に座す人は原則いなかった。
ところが変更後は、この穴の位置にMが座ることになった。
穴を塞ぐ必要がある。

当初は厚めの下敷きのようなもので塞いでいたのだが、気に入らず、穴を塞ぐ工事をした。
全てMの作である。なかなか良い。
もしKがするなら板目のようなもので塞ぎ、目立たないようにするのだろうが、あえて布目の模様でアクセントをつけた。
発想が違う。

レイアウトは当分このままで行くことになろう。



(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

Kの散歩帖