(写真をクリックすると、大きな写真が表示されます)

Kの散歩帖
2023年11月30日(木) ラベル1130
琵琶湖周遊
先日記載した大津・京都旅がらみの話である。  こちら→(2023/11/23)

これまで滋賀県は通過したことはあっても降り立ったことはない。
滋賀県と言えばやはり琵琶湖。琵琶湖のサイズを息子に問えば、「外周200キロ余り、長手方向60キロ余り、深さ100メートル余り」という。
体感しておく必要があろうと、観光船にと乗ることにした。23日、大津に到着した日の午後のことである。


観光船は大津港から出る。大津が琵琶湖の最南端に位置することも初めて承知した。
乗船した観光船は大津港から出て大津港に戻るコース。掲載した写真左で、「D」のコースである。所要時間は1時間あまり。

3階立ての大きな船。我々は屋上で景色を見ながら過ごした。晴れの良い天気、風もなく穏やかな湖上であった。

スマホで現在地を確認すると確かに琵琶湖の中にいて、それが少しずつ移動する。
琵琶湖を体感する別の方法になった。

一時、加藤登紀子の「琵琶湖周航の歌」が流れたりする。湖上で聴く「琵琶湖周航の歌」は、また格別な感慨があった。



2023年11月29日(水) ラベル1129
「南西湿地」の草刈り
「南西湿地」と名付けた場所の草刈りをした。

「再(原)生雑地」や“お墓”の奥で目立たない場所にあるので、もはや「秋じまい」の対象から外しているのだが、狭い場所で、旅で疲れた体にはもってこいの面積と思われ、刈ることにした。


作業は小1時間で終わる。今日は刈る作業のみで終了したが、後日また気が向けば草集めをすることになろう。

ところで、この南西湿地と名付けた場所は、地籍図で見ると、再生雑地と呼ぶ場所と同一の田圃であったようになっている。
それが現在では明らかに違う地形をしている。
昭和58年に当地を襲った大雨で土砂が流れ、異なる地形になったと推定されるのだが、このあたりの経緯を以前雑文にまとめたことがある。 こちら→

今読み返してみると諄い(くどい)文章になっていて、読みづらいが、興味があればお読みいただきたい。

なおこの文章ほか、里庭内の場所にあって、名前を付けた場所を絵地図にしている。
 こちら→
当ホームページの開始時(2007年)に作成した絵地図である。

地名の上にカーソルを持ってくると文字が緑色に変わるところがあり、そこにはリンクが貼ってあって、写真が表示される。
ホームページ作成時の写真が出てきて、現在とは様子が違うところもり、懐かしさを覚えたりする。

草刈りから、思わぬところへ話が飛んだ。



2023年11月28日(火)  ラベル1128
公孫樹の落ち葉掻き
大津旅に出発する前は、まだ半分近く残っていた公孫樹の葉であるが、帰ってみるとほぼ全部落ちている。
旅を終えての初仕事として、公孫樹の落ち葉掻きをすることにした。

公孫樹の葉は繊維が強く腐りにくい。始末をしなければ雪解け後も残っていて具合が悪く、落ち葉掻きをするのが毎年の恒例行事になっている。
昨年は こちら→(2022/11/25)

さて、今年は


作業の仕掛かり時は日が照っていたのであるが、次第に雲が出てきて、昼近くになると一時雨が降るという天候である。雨がやんだ午後にも続けて作業し、一日をかけてし終えた格好になった。
午前中、2.5時間、午後1.5時間の合計4時間の作業になる。

この間、ひたすら竹の熊手でかき集め運搬車に乗せて捨て場に運ぶのであるが、その回数を、折った枝を算木にして数えてみると、22回運んでいた。

一方、この熊手でかきよせる回数はどのくらいなのだろうと思い始めて、1回の運搬車あたりの掻きよせ回数を数えてみると130回であった。1回では怪しいのでもう1回測ってみると、今度は120回であった。どうやらこの回数あたりらしい。
仮に130回として、運んだ回数の22回をかけると、2860となる。ざっと言って、今日3000回ほど熊手でかき寄せた勘定である。

冬を迎える準備が、さらに一つ終わったことになる。



2023年11月27日(月) ラベル1127
4泊5日の大津・京都旅
帰宅前に旅のあらすじを記載すると、泥棒志願者に長期不在を知らせることになり、内容を伏せて出発したが、4泊5日の大津・京都旅に行ってきた。
大津で3泊、京都で1泊と言う内容である。

息子が、ただいま大津で単身赴任中であり、東京に住むお嫁さんと孫、そしてお嫁さんのご両親と大津に揃い食事でもしようかというのが第1の目的である。

目的の第2は、せっかく大津に行くなら、京都に在住している高校生時代の同級生夫妻に会ってこようかと言うのがそれである。


工程のあらましを記載すれば、
23日;出発、大津で息子に会い琵琶湖観光クルーズ船に乗船。
24日;息子の車で比叡山全山の参拝と坂本にある穴太衆による石垣を見る。
25日;息子一家、ご両親夫婦、そして我々で食事、その後石山寺を参拝。
26日;京都に向かい友人夫婦に会う。南禅寺と永観堂を見学。
27日;東寺を参拝後友人と別れ帰宅。
という結果であった。

丁度、紅葉が見ごろの時期で、どこに行っても見事な景色。
寺と紅葉を満喫した。

後日、それぞれのスポットごとに、思い出の記を記述することがあるかもしれない。



2023年11月23日(木)
本日休刊
2023年11月22日(水) ラベル1122
ウラジロノキの剪定
小欄に何度か話題を提供したことがある、2階自室から見えるウラシロノキであるが、
 例えば こちら→(2023/10/13)
視界の邪魔になってきたので剪定をすることにした。



赤い実がついている枝はできるだけ残し、視界の邪魔になる上部に伸びた枝を切るようにした。
そのためには、三脚の天板に乗る必要があり、三脚が倒れないようロープで木と三脚を結んでの作業である。
枝は鋸で切るのだが、三脚から落ちないよう細心の注意を払いながらの作業である。
1時間あまりで切り終えだが、終わった時には少々安堵した。

2階から見る視界は良好である。



2023年11月21日(火)
初霜
過日初雪が降って、 こちら→(2023/11/18)
そのあとの初霜である。


朝の一仕事を終え、新聞を取りに外に出た時見つけた。
少し景色の良い所まで100メートルほど出かけて、これらの写真を撮ったという経緯である。

昨年の初霜はいつであったかと思い、探してみると10月31日となっている。 こちら→(2022/10/31)
読み返してみると、ここには過去の初霜のデータも記載していて、これらに比べると、今年の初霜はかなり遅い。

もしかして、初霜を見逃した可能性はないかと、温度データを調べてみた。



11月に入って一気に最低気温は下がっているが、今朝の値より低いものはない。どうやら見逃した可能性はなさそうである。

初雪が早かったり、初霜が遅かったり、などなど気候変動がもたらす結果なのであろう。
困ったものである。



2023年11月20日(月)
道の駅名 チャットGPTに考案させた
いつも行く図書館からほぼ100m離れた場所に「瑞穂」と名付けられた道の駅がある。
設備はKがシルバー人材センター務めをしていた頃改築(増築?)された記憶があるので、ほぼ20年程度の歴史がある建物である。
その道の駅がこの度リニューアルされることになり、すぐ脇で現在工事中である。

このリニューアルされる新道の駅について、この度、新しい駅名が公募さることになった。
締め切りは12月17日である。

この公募にあたりKも応募したのだが、その応募にあたり新しい試みを採用した。
チャットGPTに考案させてみようと思いついたわけである。


左がチャットGPTに考案させた結果のそのままである。

上部にKが記述した依頼文がある。
第1行にある「あなたはキャッチコピーの専門家です」と言う文章は、以前EテレでチャットGPTの使いかたを最初に学んだ時 こちら→(2023/5/13)
適切な回答を得るために、命令文(依頼文)の最初にこの種の単語を入れればよい、と学んだための文言である。

依頼文を送信すると、ほぼ瞬時と言っていいほどのスピードで、依頼通り三つの駅名候補が表示された。
採用したのは第1候補の「瑞穂の里」である。

写真右がKの応募結果の写しである。
応募規定を見ると自作であることの注意書きがあり、チャットGPTの考案名をそのまま利用するのも若干憚られ、漢字の「瑞穂」をひらがなの「みずほ」に改めて応募した。
さらに原案はチャットGPTの考案に基づくものと付記し、原文のコピーも添付して応募した。

なかなか良い案ができたと自賛している。

応募規定に駅名決定の時期は記載してなかった。未だ工事中でもあり、発表の時期はかなり先のことであろう。
結果が楽しみではある。



2023年11月19日(日) ラベル1119
新嘗祭
春祭り、秋祭りに続く集落の三大神事である新嘗祭が行われた。
昨日の雪景色が一変した、秋らしい好天の中である。


11月の第3日曜日に開催されるのが恒例になっている。
昨年も行われていて こちら→(2022/11/20)
この記事の中に簡単な経緯も載せている。よって、このあたりの説明は今回は省略する。

今年も、団子入り豚汁がふるまわれ、談笑しながらお神酒と一緒にご馳走にあずかった。

昨年まで必ず出席されていた長老の方の姿が見えない。聞くとショートステイに入所しておられるとか。
常連の姿が見えないのは一抹の寂しさを覚える。
「年年歳歳花相似たり、歳歳年年人同じからず」を感じる。
明日は我が身、でもある。



2023年11月18日(土) ラベル1118
初雪
今年の初雪である。
未明から降り始めたようで、午前中一時は降りし切ったが、午後になると止むという状況になった。


昨年の初雪が12月2日となっているから こちら→(2022/12/2)
今年は相当早い。
しかも、初霜の前に初雪が降るというのは初めての体験である、ような気がする。

ところで、この初雪をMも写真に撮っていて、そのうちのいくつかを抜き出せば次のようであった。


午前中の9時前後に撮った写真である。
写真を撮る目的が異なるとは言いつつも、写真撮影の腕前はKに比べてかなり上である。

里庭の雪景色をお楽しみいただきたい。



2023年11月17日(金)
冬支度の「セミ炬燵」
昨日に続いて冬支度の話である。
今日は朝から雨。外仕事はできないので屋内の冬支度をすることにした。
2階自室の暖房機器の設置である。


灯油ストーブはかなり前から使用しているが、それを「セミ炬燵」と名付ける暖房装置に模様替えをした。

「セミ炬燵」とは2018年に“発明”が完成したもので こちら→(2018/12/2)
ストーブの温風を引き込む“蛇腹”と椅子の下部をおおう“腰巻”そして“ひざ掛け”の3点セットをこう呼ぶことにしている。

以後毎年冬になると導入していて、我が身の、冬の風物詩になっている。



2023年11月16日(木) ラベル1116
冬支度のタイヤ交換
夕方から天気が崩れ、一両日は雨模様と言う。しかも、山沿いでは、雨が雪に変わる可能性もあるらしい。
午後、急に思い立って車のタイヤ交換をすることにした。


タイヤもジャッキも別棟に保管していて、別棟の前で交換するのが常である。
手順もほぼきまっていて、所要時間はおよそ1時間である。

今回、もう少し時間が短くならないかと、無駄のない動きを心掛けたが、時間を計ってみるとぴったし1時間であった。

秋が深まってきて、冬を迎える準備の時期になってきた。
今年の冬支度、第1号である。

しかし、考えてみると、昨日のこと下着を半袖から長袖に変えた。
そういう意味で言えば、今日のタイヤ交換は冬支度の第2号になるのかもしれない。



2023年11月15日(水) ラベル1115
爪の水虫
今回の腰痛は こちら→(2023/10/2)
思いのほか長引いて、今でも時折痛い時がある。
腰痛に当たって近くのクリニックに行ったのだが、その時頓服の飲み薬を出してもらった。飲み薬を飲むのは初めてのことであるが、存外よく効く。痛い時に飲むと痛みが和らぐのである。
1週間ほど前のことであるが、その飲み薬が切れたので、再びこの飲み薬をもらうためクリニックに行った。

この時「別の相談をしていいですか」と医者に断って、診てもらったのが右足親指の水虫と思われる症状である。
少なくとも1年以上前から出ている症状で、爪の半分程度が黄色に変色し、少し浮いたように見え、しかも指の先端で見ると下に粉状のものができている。これまでほとんど痛みを感じなかったので放っておいたのだが、ここにきて時折痛みを感じる時がある。
この際と思い、思い立って尋ねたわけである。

医者は「いいですよ」と言い、診てもらった。
医者は即座に「おそらく水虫でしょう。ただし一応検査をします。検体をとりますのでベッドに寝てください」と指示し、脇のベッドに寝かされ、医者ははさみのようなもので爪の先端を少しばかり切り取った。
そして「1週間後には検査結果が出ていますので、1週間後にまた来てください」と言う。

その1週間後が今日にあたり、クリニックに行ってきた。
少し待たされて、その後診察室に入ると、医者は「やはり水虫でした」と宣う。
そして、言葉をつづけて、「以前は爪の水虫に対しては飲み薬しかなかったのですが、最近塗り薬が出ました。その塗り薬を出します」と言う。


家に戻って確認すると、
薬のキャップを取ると瓶の先に小さな刷毛が付いていて、その刷毛に染み込んだ薬を爪に塗る格好になっている。指示書には1日1回とある。

診察室を出るとき医者が言ったのは「すぐには治りません。1年以上はかかります。月に1本程度の割合で薬を出します」とのことであった。
今のところ、医者の指示に従う積りでいる。



2023年11月14日(火)
桜(八重)幼木移植
昨日は作業リストに載っていない仕事を急遽行ったが、今日は作業リストに昨年から載っていて、実行できなかった作業をようやく実施した。
本日の小欄標題にした文字で、作業リストに載っていた項目である。

具体的に言えば、我々が移住する以前から植わっていた八重桜の脇に、ひこばえ的に出てきた芽で、草刈時刈り残していたものが大きくなったものを移植しようという話である。

いつから刈り残したか記憶はないが、おそらく3、4年は刈り残しているものと思われる。


最初に掘り起こすのだが、どのような事態が起きるか予測できないので、どのような事態でも対応できるよう、ミニーウィンチまで含める、道具類一式を運搬車に積み込んで出発した。

ただし今日は、予想より容易く掘り起こすことができ、30分余りで掘り起こせた。使用した道具は、スコップ、鍬、手鍬、手鋸の四つである。

ついで移植である。
移す先はMと相談の上決めていて、「一の坂」添いで、以前桜があったのだが枯れてしまい、根元が残っている場所のすぐ脇にした。

移植の作業は慣れている。こちらも30分程度で終了した。

移植の時期は、落葉のこの時期が一番良いとされている。
おそらく問題なく、活着すると思っている。



2023年11月13日(月)
猪穴の修理
今日の天気予報は昨日とは真逆で、一日中雨が降るとされていたのに、実際は午後になると雨はやみ日が差すほどの天気になった。
雨の予報で外仕事は計画になかったのだが、この天気を見るとなんだか落ち着かない。
仕事リストには載せていない小さめの仕事をすることにした。

4、5日前と思うが、別棟と呼ぶ場所が猪に荒らされ、大きな穴が何個所も掘られている。これの修理である。


この地の猪穴を修理をするのは今年2回目で、前回は鍬1本持参したと思うが、今回はそれに整地用のレイキを加えた。

レイキを使ってみると思いのほか具合が良い。鍬より横幅が広いので、効率的に作業が進む。結果としては鍬の使用率は2割程度で残りはレイキで作業した。
それが功したのか否かは分らぬが、思ったより短時間で、30分余りで作業を終えた。

傍を通るたび目に付き気にはなっていた事で、思わぬ天候の急変で作業ができ、少しばかり得をした気分である。



2023年11月12日(日)
ウラジロノキの実 3モード撮影
今朝天気予報を確認すると、午前中2時間ほど小雨が降ってあとは曇りとなっていた。
この予報をベースに、今日一日の過ごし方をイメージしたのだが、蓋を開けてみると雨が止むことがほとんどなく、小雨ではあったが、ほぼ一日中降るという状態であった。

そんな関係もあって、今日の小欄に載せる話題がなかなか思い浮かばない。
困ったなと思っているときに、思いついたのが今朝撮った写真である。

ウラジロノキの葉が落ち、そこに真っ赤な実が鈴なりで残っていたものを、スマホで撮ったのだが、広角と標準さらに望遠の3モードで撮ったのである。

その時ふと思ったのが、この写真撮影画面はスクリーンショットで取れるのであろうかと言う思いである。
試してみると、1-2度はうまくゆかなかったが、繰り返して試すと運よく撮れた。

これら4枚の写真を並べれば、格好がつくと思いついた訳である。


と言う次第で、お茶を濁すことにする。

それにしてもこの赤い実。今年初めて見る光景である。
鳥が食べた形跡がない。
鳥が食べないほど、何か特殊な味がするのであろうか。
そんなことを思いながら撮った写真なのである。



2023年11月11日(土) ラベル1111
付録の笹刈り
今月2日の記事で今年の「秋じまい」をすべて終え、これから行う草刈り作業は“付録”だと記載したが、その付録の、草刈りというか笹刈りをした。
作業をしたのは紅葉を見る会 こちら→(2023/11/9)
の前のことで、来訪者が上の方まで見学がてら登ることもあるかもしれない、との思いもあったわけである。

笹刈りをしたのは勧ヶ原の一角と、展望台へ至る二つのルートである。


作業した日は2日と5日で、それぞれ2時間の作業になった。

一方、笹は刈ったままでは見栄えが悪い。
焼くわけには行かないので、整理をした。


運搬車の入るところまで掻き下ろし、運搬車に乗せて刈草置き場まで運ぶ、という作業である。
作業したのはいずれも7日で、作業時間は全部で2時間であった。

この作業、昨年は行った記憶がないので、おそらく2年ぶりのことと思われる。

本来なら刈った方が良い笹は、他にまだある。
刈ることになるかどうかは、今のところ見通せない。



2023年11月10日(金) ラベル1110
報恩講
Kの生家の屋号は「上田屋」といい、宗派は浄土真宗である。
報恩講と言うのはその浄土真宗の開祖である親鸞聖人が入滅された弘長2年(1262)11月28日を偲び、主に11月を中心に行われる、浄土真宗の重要な法要の一つとされる。

生家の上田屋は、平成の合併で今は同じ邑南町であるが、合併前は別の町で、集落は「七日市」という場所にあった。
師匠寺になるお寺は西善寺と言い、上田屋と同じ七日市にあり、歩いて十分程度の距離である。
Kの両親はそこそこ熱心な信者で、父はこの西善寺の門徒総代を一時務めたことがあり、また母は、お寺で法要が行われる時出される「お斎」と呼ばれる食事作りに、長い間お寺に行っていた。

前置きが長くなったが、今日その西善寺さんからお坊さんに来ていただき、我が家で報恩講の務めを行った。
毎年この時期に実施しているのだが、これまで小欄に取り上げたことがなかったので、今回改めて載せてみようかと思った次第である


約束の10時に来宅されて20分前後雑談。それから半時間お経と説教があって、その後お茶を飲みながら半時間あまり談笑をして、帰られたと言う経過になる。

このお坊さんはKより一歳年上。高等学校も同じで一年先輩になる。「ワルガキほど大成する」とよく言われるが、このお坊さんも高校生時代は相当の悪で、私の同級生が当時のこのお坊さんに呼び出され、いじめられたとという逸話も少なくはない。

それが今では立派なお坊さんで、お経の声はよく説教も上手。県内西部のお坊さんの中でも重要な役を果たされているはずである。
多くのお坊さんが、他に職業を持ち、お坊さん業半分の時代にあって、このお坊さんは、“お坊さん一筋”。坊主業に専念されている。

お経後の雑談では昔話になったのだが、その中で、来ていただいたお坊さんの父上がお寺で幼稚園を開かれたという話になり、Kはその幼稚園の第一期生であったはずと返事をした。
帰られたのち、アルバムを出してみると卒業写真が載っていた。
(昭和26年、1951年の写真)


前列の橙色丸がK。
出席率の良い卒業生は大きな賞状を持っているが、引っ込み思案で出席率が悪かったKは小さめの賞状しかもらえなかった。私の賞状は小さいという記憶が残っている。
右上の橙色丸がKの祖父。祖父がここに写っていることは今回初めて気がついた。
上部中央の黄色丸が、今回のお坊さんの父上で、園長になったお坊さんである。

報恩講を機に、昔のことを思い出した。



2023年11月9日(木) ラベル1109
龍和会 紅葉を見る会
龍和会と言うのは集落老人会の名称である。
一方、「サロン田屋」と言う地域活動があって こちら→(2021/4/7)
そのスタッフが同じメンバーであることから、これら二つの機能がコラボして、「紅葉を見る会」を開催することになった。

すなわち、サロン田屋として一度施設に集まり、体操などしてのちサロン田屋として作った弁当を持参して、老人会が年間行事として開催する「紅葉を見る会」に出席しようと言う内容である。

普段のサロンより豪華な弁当を作り、費用の不足分は老人会で補填しようという方策である。
紅葉を見る会の開催場所は「里庭」である。


Mはスタッフとして弁当を作るため8時ごろから田家に向かい、一方Kは、会場づくりをして後田屋に向かったった。

今日の参加者はスタッフを含めて11名。
出された料理は、弁当と里芋を入れた芋煮。さらにお茶に菓子。果物はミカンに柿、と多彩であった。
この上無い好天に恵まれて、盛大な紅葉を見る会になる。

来年もまた行いましょう、という話で午後3時ころ散会になった。



2023年11月8日(水)
摘出ポリープの検査結果
10月に受けた大腸カメラ検査で、摘出したポリープの検査結果を聞きに病院に行ってきた。

渡された資料である。


結果は「低異型度の管状腺腫」とのこと。
よくわからないが、とりあえず悪性ではなく、がんになる前段のさらに前段との説明であった。
このまま放っておけば、10年かあるいは20年先に、癌になる可能性があるらしい。

他に何か見つからなかったかと尋ねると、小さな“内痔核”が見つかったと説明された。いわゆる“痔“が腸の中にできていたという。
町の大腸がん検査で要精検になったのも、摘出したポリープではなくこの内痔核が原因であったろうと説明をされた。

これまで2度大腸カメラ検査を受けたことがあり、今回が3度目であるが、いつも結果は同じで癌に対しては「白」という結果である。

今回の精密検査はポリープ摘出ということもあって、一泊入院になり、さらに退院後も1週間近く食事制限があった。酒も飲めない。結構大変なものであった。

町の検査で要精検となれば精密検査を受けねばならず、これを避けるためには町の検査を受けなければよいのである。
年齢のこともあり、町の大腸検査を受けるのも今回が最後で、これ以降は受けないつもりでいる。

以前読んだ「寿命が尽きる2年前」 こちら→(2023/3/5)
の著者(著者は医者である)が、自分はがん検診を受けないと言っている。
理由が、今回私が体験したことが主で、まさに著者の言う通りになった。



2023年11月7日(火)
取り貯めた音楽をスマホで聴く (再設定)
およそ半年くらい前だと思うが、スマホに内蔵しているマイクロSDカードが破損していることは承知していた。

このSDカードにはKが取りためた音楽や落語などのデータを取り込んでいて、破損により聞くことができない状態になっている。
気にはなっていたのだが、ウォーキングの時などは“らじるらじる”でラジオを聴くし、また寝る時など落語を聴くときはiPodで聞くし、何とか凌ぐことができるのでそのまま放置していた次第である。

さりながら、いつまでも放置というわけにもいかず、この度思い立ってマイクロSDを交換しデータを入れ直すことにした。


マイクロSDカードは例によってアマゾンで買い求めた。2000円弱である。

さて設定である、と思い立って大いに戸惑った。設定の方法をすべて忘れているのである。
どうしようか迷っているとき、以前小欄に導入の経緯を記載したことを思い出した。
探し出してみると次である。

取りためた音楽をスマホで聴く その1 こちら→(2021/12/19)
取りためた音楽をスマホで聴く その2 こちら→(2021/12/26)
取りためた音楽をスマホで聴く その3 こちら→(2022/1/9)
取りためた音楽をスマホで聴く その4 こちら→(2022/1/13)

冗長なところがないでもないが致し方ない。
若干懐かしさも覚えながら読み返し、今度はあまり迷うことなく半日程度で設定を終えた。


忘備とボケ防止のために記載している小欄であるが、こういう時にはかなり役立つ。
自画自賛である。



2023年11月6日(月)
猿が出た(?)
昨日のことになるが、Mが「畑に猿が出たらしい」と言う。
「大根が2本抜かれ上の方がかじられている。このような仕業は猿しかいない」と言うのである。確かめに行くと確かにおかしい。

記憶をたどれば一昨年も猿が出て、その時、猪用の金網の上に猿用の電柵を張った記憶がある。その電柵が機能しなかったのであろうか、との懸念がわき調べて見ることにした。
発信機に電源を入れ、電柵に流れる電流を測ると電気は流れているが量が少ない。
見ると、電柵の線自体が相当劣化している。線を張り替えることにした。
1時間ほどかけて線を張り替えた。昨日の午前中のことである。

ところがである。夕方Mが「猿が今日も出たらしい」という。かじられた大根の本数が増えているとのこと。
「線を張り替えたのになぜ」と訝ると、「昼間は電気を流していない。猿は昼間に出たのよ」と促された。

昨日はもはや遅く、今日その対策をした。


夜間イノシシが母屋周辺に来ないよう一の坂を横切る形で3本電柵を張っているのだが、この横切る線を利用して猿対策をすることにした。
現状のまま電気を流すと、里庭全体に昼間も電流が流れ危険を伴う。
これを避けるため、3本のうち下から1本ないしは2本(写真、赤枠)をつなぎ猿用の電流を流す。最上段の3本目(写真、橙色枠)をつなげば、猪用で里庭全体に電流が流れるという仕組みである。(対策1)

さらに追加の対策もした。
電柵を仔細に見ると、奥の部分で少し線が張ってない場所がある。ここから猿が侵入した危険もあり、この部分に電柵を追加した。(対策2)

さらにもうひとつ。
今のところまだ猿を確認はしていない。トレイルカメラを設置して確認をすることにした。(対策3)

対策結果の確認はこれからである。



2023年11月5日(日)
紅葉進む
朝夕は寒くなって紅葉が進み始めてきた。


いずれも今日の写真で、上段は朝6時40分ごろ、2階の自室から見たものである。朝霧が出ていて、その中に浮かび上がる色づいた葉色に、紅葉の進みを感じたものである。
下段は午後のもので15時40分頃のもの。奥の田の草焼きを終えて二合庵まで戻り、前のベンチで一休みしたときの光景である。
夕日の逆光の中で、それぞれの持つ葉色に光っているさまは、目を見張るほどのものであった。。

春の若葉も美しいが、このときは全ての木々の色は若干の濃淡はあるもののすべて薄緑で、しかも全ての木々が同時に一緒に変化する。葉色の変化を楽しむのもせいぜい1週間程度しかない。

それに対して秋の紅葉は、木々によって葉の色合いが異なり、しかも変化する時期は木々によって違う。
一斉にということは無く、したがって色合いの変化を楽しむ期間は長い。1ヶ月近くはあろう。
これから11月末、全ての葉が落ち切るまで、ゆっくりと色の変化を楽しむことができる。

写真に写る木々の大半は、この土地に定住後、この日の来るのを思い描いて、我々の手で移植したものである。
ほぼ理想形に近づいたと思う。

せいぜい、秋色の変化を楽しむことにしよう。



2023年11月4日(土)
傾いたモミジの修復
2本絡んだモミジがあって、そのうち1本に虫が入り傾いたのを昨年修理したのだが、
 こちら→(2022/11/13)
その後完全に回復したと思われ、いつの時であったか支柱を取ってしまったら、その後再び傾き、修理せねばと常々思っていたものがある。

ただ「秋じまい」を優先し、延び延びになっていて、ここにきて修理の時間が取れるようになり、作業をすることにした。


修理の方法は、これまでも何度か経験したことのあるミニウィンチ(写真、赤丸)で引っ張って傾きを修正し、反対側から支柱を持って支えるという方法である。

できれば1本の支柱で終わりたいと考え、工夫して作業をしたのだが、願いかなわず別の方向に傾いてしまい、2本の支柱で支える形になってしまった。

作業時間は1.5時間。
横を通るたび傾いたモミジが目に入り気になっていたのだが、終えることができ安堵である。



2023年11月3日(金) ラベル1103
Mの手伝い 2題
昨日から予約が入っていて、今日は朝からMの手伝いである。

作業は二つ用意されていた。
最初に行ったのが玉ねぎの苗植え。
畑を起こし、施肥を行い、ビニールのマルチをかけるまでは、すでにMが実施している。
後残ったのは単純に苗を植えるだけの作業である。


用意された苗は300本。
写真にはKのみが写っているが、これはMが写真を撮ったためで、苗植え作業はもちろんMもした。
少し早めの8時半から作業を開始して、植え付けが終わったのは10時を回っていた。

そのまま引き続き第2の作業になる。
内容は里芋堀り。


覆いのビニールをMが剥ぎ取り、その後Kが鎌で里芋の茎を切り取る。
ついで、Kが大きなスコップで里芋を根こそぎ持ち上げ、掘り上げる。
茎と芋とをばらし、裏の下屋まで運び込むのはMの役、という作業分担である。

最終採れた芋の量は写真より少し多いのだが、立派な里芋が収穫できた。
毎年のことであるが、植え付ける場所が里芋に適しているのか、里芋は年出来が良い。
一方これに反し、例年我が家の玉ねぎはあまり上手にできない。大玉ができないのである。
Mは自分ながら不思議がり、いろいろ手を変え試しているようだが、どうもうまくゆかないらしい。

今日はKが昼食当番。
掘り上げたところで、昼食を作ると言って、無罪放免になった。



2023年11月2日(木) ラベル1102
「秋じまい」の終了
実は、一昨日の作業である。
8月29日に開始した「秋じまい」が こちら→(2023/8/29)
終了した。


過日、Mと一緒に草焼き作業をしたとき、 こちら→(2023/10/26)
日当たりの悪い場所の刈り草を日の当たる場所へ運び出していたものを焼く作業である。

よく燃えるよう、その前日に天地返しをしていて、一挙に終了すると踏んで着手した作業だが、思いのほか時間がかかり、終了するのに2時間を要した。

これをもって「秋じまい」としての作業は、すべて終わることになる。
腰痛や大腸のポリープ除去での一泊入院などの影響で遅れ気味であったが、その後好天にも恵まれ、Mの助けなども得て、ほぼ予定通りに終了することができ安堵である。

これからも天気の良い日など、草刈りをすることが少なくないが、それは自分の気持ちにあって”本体”ではなく”付録”である。
無理をすることはない。

出来れば儲けもの程度に、のんびり行うはずである。



2023年11月1日(水)
ハットウジの多い年
ハットウジとは当地の方言でカメムシのことを言う。
数日前から、多く見かけるような気がしていたが、今日は少々驚く光景に接した。
2階廊下際にある窓ガラスである。


数匹止まっていることはよく目にするが、これほどの数を一度に見るのは初めての経験で、珍しいので写真に撮った。左は自室の前、右は隣の部屋の前である。

古くからの言い伝えで、ハットウジの多い年は雪が多いという。
そのあたりの真偽を確かめて見ようと思いネットを開いたら、面白い記事に出くわした。
 こちら→
ハットウジと雪の間には関係がなさそうと言いつつ(本気で研究している人もいるらしい)、ハットウジの語源についても触れている。
ハットウジは漢字で書けば、八塔寺というとも・・・。