2019年6月30日(日) ラベル630
クローム(Chrome)

パソコンなどでインターネットに接続しようとすると、それ専用のソフトが必要になる。このソフトのことを総称して「プラウザ」と呼ぶ。
その代表的なものは、マイクロソフト社が作った「インターネットエクスプローラ(IE)」というもので、Kも長年これを使用している。
マイクロソフト社は数年前「エッジ」と呼ぶプラウザを作り、これを推奨するが、未だに切り替えずIEを使用してきた。

一方、グーグル社が開発した「クローム(Chrome)」と呼ばれるプラウザがある。閲覧速度が早いと言われ、都合の良い点もあり、Kも部分的には使用してきた。

何故全面的に切り替えなかったかというと、ただ1点理由があって、「お気に入りバー」(クロームでは「ブックマークバー」という)のサイト名が消去できなかったからである。

「お気に入りバー」というのは、いつも閲覧するページを画面の上部に登録し、登録ボタンをクリックすれば即座にそのページに切り替わるというもので、見たいページが増えるにつれボタンの数がどんどん増えることになる。
ボタンはアイコンという図柄とサイト名とで構成され、両者表示すると一つのボタンで横に長く占有する。ボタンの数が増えるにつれ、ディスプレイに表示できなくなり、ボタンの一部が隠れることが起きる。
これを避けるために、IEには「タイトル幅の調整」という機能があって、サイト名は削除してアイコン(図柄)のみ表示することができる。アイコンのみでもボタンの意味は分かるので、この機能を採用すれば、多くの画面登録が可能になる。

一方、クロームにはこの機能がないのである。
数年前のこと、ネットで調べたが、「クロームには無い」という説明に出逢った(気がする)。
以来、IEを主力プラウザとして使用し続けてきた。

詳しい理由は後日掲載すると思うが、今回、クロームを常用したい事情が起きてきた。
こうなると、ブックマークバー(お気に入りバー)の短縮形が欲しくなる。
改めて、ネットを探すことにした。
何故か難なく探し出すことができた。 こちら→

しかも、この記事には、サイト名の消去のみならず、フォルダを作成してボタンを集約することも可能とある。
真似てみることにした。


真似た結果である。
ブックマークバーがフォルダ構成できるとは思いもしなかった。
随分すっきりである。

クロームを主力のプラウザにできる目途がついた。


余談;IEの「お気に入りバー」でもフォルダまとめできるか試すと、こちらでも問題なく作成できた。



2019年6月29日(土)
植木がつながった

毎年この時期に行う剪定がある。
横庭と呼ぶ場所に、先住者が植えたサツキとツツジが連なっていて、それの剪定である。
その連なりは、母屋の前の町道に沿って生え、我が家の前を通る人はこれを横目で見て通ることになる。

木の数は数えた事がないので正確には判らないが、大小合わせて20本前後はあろう。

随分以前のことであるが、丁度これらを剪定しているとたまたまMがやってきて、所々で連なりが切れているのを見て、全部の木々を繋げない?、と提案してきた。
なるほどと合点して、それ以降は横に伸びる枝は切らないようにして、剪定してきたのである。

以後、少しづつ途切れが無くなって、昨年はまだ1っ個所残っているという記憶があるのだが、今年は全てつながった!、と思われた。

全景を示せばこんな感じ。


長さにして20メートルくらいと思われる。

右端に3本途切れたものがあるが、これは離れすぎていて現状では無理。繋ぐには間に数本増し植えの必要がある。
これまでは思いもしなかったが、増し植えしてこれも繋ごうか、と思う気が起き始めている。



2019年6月28日(金)
Kさん葬儀の写真集

先日見送ってきたKさん葬儀の写真集である。

最初は気がつかなかったが、葬儀の模様を写している人が誰もいない。何かの足しになるかもと、スマホのカメラで写真を撮り始めた。
葬儀の慣習は地域によって異なり、写真を撮ることにためらいが無かったわけではないけれど、できるだけ邪魔にならないよう配慮しつつ撮ることにした。
どうせ撮るなら全場面と、一連の流れで行われる過程をすべて撮った。帰宅して写真枚数を数えたら、ほぼ100枚あった。

帰り際、長女の”あっちゃん”にまとめたら要る?、とたずねると「是非欲しい」との答えがある。

その写真集づくりを行った。
A4、1頁に1テーマを収めることにする。
で、できたものは、表紙、会場風景、通夜、出棺、火葬、葬儀、初七日法要、裏表紙の計8枚綴りである。

我が家用に1冊残し、あと、奥さん、あっちゃん、よっちゃん、用に3部印刷して発送した。

記憶を留めるよすがにはなろう。

余談;スマホで、場合によれば遠くから撮った写真もあるが、トリミングと色彩調整を行って編集すればそれなりに見えるものになる。スマホの性能は素晴らしい、と改めて知った。

2019年6月27日(木)
梅雨入り

気象台は、中国地方が昨日梅雨入りしたと発表した。
データのあるものとしては最も遅いらしい。

平年はどのくらいだろう、といつものネットを探してみた。
広島気象台のデータが見つかった。

確かに6月20日を過ぎてからの梅雨入りは1回もない。
データには、梅雨入り日と梅雨の時期の水量の平年比(%)が載っている。
梅雨入り日と水量に関係があるのか、ついでに調べてみた。

梅雨入り時期は6月上旬が圧倒的に多い。ほぼ2/3を占める。(グラフ上段)
時期と水量の関係を見たのが下段のグラフである。
これで見ると、期間と水量に相関はほとんど無い。

遅く入った今年は、どんな梅雨なのか。
予想はできない。



2019年6月26日(水) ラベル626
葛の根絶
かつて、葛(くず)は秋の七草の一つとされ、根が葛粉の原料になるなどと珍重されたが、昨今は旺盛な繁茂力で地面を覆い、また、根がイノシシの好物で生えた場所がイノシシに荒されるなどの性質で、歓迎されない植物の一つになっている。

里庭内にも、以前はあちこちで見られたが、できるだけ絶やすよう心掛けている。

されど、根が地中深く潜んでいて枯らすのは難しい植物で、専用の除草剤が販売されるほどである。
専用除草剤例えば こちら→

Kが行う絶滅法は普通の除草剤を使用する。ラウンドアップ系の葉から吸収するタイプのものである。
以前はこれを、葉が伸びたままかけていた。
葛の葉は長く伸びる。長いものは10メートルくらいのものもある。これを枯らすと葛のみならず周辺の草まで枯れる。周辺への影響を考え、散布を控えることも無いではなかった。

5、6年くらい前の事と思う。閃いたことがある。
巻き取って除草剤をかければいいのでは、との着想である。
試してみたら、まことに上首尾であった。
今では、この方法で、大半の葛を枯らしている。

それでも、残ったものがたまには出てきて、今回も対応した。


写真左が6月19日の映像。巻き取って(引っ張り集めて)除草剤を満遍なくかけた。右が今日のもの。
効果が現れ始めている。後はこのまま枯れるのを待つだけ。文字通り根絶する。

極めて簡便で有効な方法である。

この手の枯らし作戦を説明する資料に出逢ったことは、これまでにない。
Kの専売特許かもしれぬ。



2019年6月25日(火) ラベル625
恒例行事
安佐市民病院の循環器内科を受診してきた。

元々は心臓系の懸念で受診し始めたのだが、一昨年からは、副腎腫瘍の疑いで受診している(模様である)。
この経緯を小欄に記載していて、
 2016/6/7
 2017/6/20
 2018/6/19 2018/6/26 
の日付けで、それらを載せている。

1年に1回の出来事で次の受信日が決まった時は、それを忘れないようカレンダーに記録していて、行くこと自体は忘れないのであるが、何の目的で行くのかは大凡忘れている。

冒頭、「(模様である)」と書いたのはそのことを意味していて、目下の危険因子は、心臓より副腎にあるらしい。
この度、先の小欄記事を改めて読み直し、このことに気がついた次第である。

今回の診察でも、医者は副腎の説明から始め、心臓の方の説明は最後に付け足しで少し触れるという程度であった。


さてその副腎の結果である。
昨年のデータと比較したが、特段大きくなった形跡はないという。副腎腫瘍の可能性はかなり低いという見立てであった。
ただし、経過観察はもう少し必要で、来年も受診することになった。

今回、診察は午前中で終了し、午後は広島市内まで出て買い物などした。
田舎暮らしで毎日過ごし、めったに都会に出ることがない。
診察を理由に都会に出る、という恒例行事も悪くなく、年に1回の通院を不満なく受け入れている。



2019年6月24日(月)
Good Design

毎朝自分でコーヒーを入れて飲むことは以前触れた。 こちら→(2018/12/25)
この時毎回使用するフィルターの形に関する話である。

製造法を見たことはないが、紙を裁断し、二つ折りし、周辺の2辺に糊を付け圧接するのであろう。
出来上がった形状は紙がぴったり重なって、二つ折りした部分を剥がすのには労が要る。
日本製商品の細やかなとこで、この労を省くため、紙の1辺に高さ2、3ミリの半月状の突起がついていた。
この突起を起点にして重なった紙をはがせばよい。
これまでは、この手の形状のフィルターを、何の疑いもなく使用していた。

そのフィルターが使い切って無くなった。
物資の調達は全てMが行うので、どこでどう違ったのかは確認していないが、今回新たに調達したフィルターには、その半月状の突起がないのである。
剥がしにくい粗悪品?、と思って仔細に見たら、突起ではなく凹みがあった。
この凹みを起点に剥がせばよい形状になっていた。

なるほど、と感心した。
これまでの突起の場合は、突起の高さでほぼ円周の長さの紙は廃棄物になる。
ところが、今回のものは、廃棄の部分の長さはは30mmくらい。かつての1/10である。
使用上に差はない。

Good Design である。

2019年6月23日(日) ラベル623
Kさんが逝ってしまった

Kさんが逝ってしまった。山梨に住む人。
三井金属時代にお世話になった方を数えて5指に入る人。その中で、家族ぐるみで親しくしていただいたと言えば1番の人である。


昨日と今日、Mと一緒に見送ってきた。

話は、Kが三井に入社した昭和43年に遡る。
当時の三井は、現在のキャリア官僚のような古い制度がまだ残っていて、たまたま大学を経て入社したKはそれなりの業務につく経験をさせられる。
Kはダイカスト事業部という部署のそれも3交替職場の鋳造課に配属された。
およそ半年の予備実習を受けて後、いきなり作業長の職務につかされることになる。
作業長とは、昼夜連続で操業するため3つの組(1組60名位)を組織するのであるが、その組の長である(残る2組は歴戦の人が作業長)。
何もわからない作業長を作業副長として支援してくださったのがKさんである。
まことに行き届いた方で、陰になり日向になり、支えてもらった。その期間は1年弱であったと記憶する。Kさんはその後、そのまま作業長に就任となった。

Kさんとの繋がりはこの時から始まった。
すでに結婚をされていて、ご自宅にお邪魔した数は数え切れない。
Kが結婚したのちは、このつながりにMも加わった。
Kさんには2人の娘さんがいる。長女を我々は”あっちゃん”と呼び、次女を”よっちゃん”と呼ぶ。そして我が方も2人の子供が生まれる。つながりに、それぞれの子供も加わった。

話が少し飛ぶ。
昭和50年のこと。亜鉛ダイカストが主体であった会社は業容拡大のためアルミダイカストにも参入することになった。
亜鉛では日本一であったが、アルミでは後発になる。
新味を持たせるため、当時性能的には世界一と言われたスイスのビューラー(BUHLER)社のダイカストマシンを購入することになる。
購入の内容は機械本体のほかに、ビューラーの製造技術も購入するとされ、その製造技術を現地で学びマスターするチームが編成された。
Kは渉外係、金型設計者が2名。そしてダイカストマシンの操業技術の習得要員でKさんが一緒になった。
Kはもちろん、Kさんも初めての海外体験。約10日間の研修であったが、生涯の良い思い出にもなった。
この時の関連記事が二つある。
 こちら→
 こちら→

その後職場が異なることはあったが、つながりは強くなったり弱くなったり、延々と続く。
当地に越してからは、2011年にKさん夫婦、”あっちゃん”夫婦の4名で暮れの迫った12月に来てもらうという出来事もあった。 

1ヶ月くらい前は電話で話した。

そして、今月20日のことである。
突然電話が鳴った。出てみると”あっちゃん”からのもの。「おじちゃん?」と呼びかけてくる。
「おお!」と返事して、たまたま今年Kの長男が東京に越した場所がこの”あっちゃん”のすぐ近くで「近いんだって?」というと「そうだけれど、今日はその話ではないの」といって「父が、今日未明に亡くなったの・・・」と知らせてくれた。日程を聞くと、22日が通夜、23日が葬儀。

それからはばたばたであった。
行く用意をした。思いでのものをと、選んだのはスイス行きの写真。二人並んだ機内のものと、BUHLER社の前で4人写ったもの。
Mも都合を何とか調整して一緒に行くことになった。

22日早朝家を出る。広島、新横浜、八王子、甲府で式場に着いたのは14時過ぎ。
Kさん家族が揃い、Kさんが横たわる。Kさんは少しやせていたが穏やかな顔つきであった。
無くなる前日までは自宅で食事をとられたという。体調が急変し入院。一旦意識が戻り、20日未明に亡くなったらしい。理想の大往生である。
持参した写真をお棺に入れる了解をもらった。

葬送の儀式一式は島根のものとは大違いである。
Kさんのかつての部下や同僚が大勢駆け付けた。Kにとっても同じ意味の人。
Kさんのおかげで懐かしい対面をさせてもらうことになった。
誰かが横でつぶやいた。「さすがにKさんだね。懐かしい顔が揃っている」と。

通夜、納棺・火葬、葬儀、初七日と続いた式に参列させてもらって、家に帰り付いたのは23日の日が終わり24日に日付が変わった時刻であった。

寂しいけど、参列できて安堵した。Mも同じと言っている。



2019年6月21日(金)
本日休刊
2019年6月20日(木) ラベル620
遭えなく全滅
NHK朝のニュースで放送して、そうだ見なくてはと思っているときに、Mが階下から上がってきて「みた?」と聞く。
オリンピック観戦チケットの抽選結果のことである。

Mを横にしてパソコンでインターネットを開くと、ニュースでも言っていたが、混雑の様子で37分待ちの表示が現れた。

Mは階下に下り、Kはそのまま待機してほぼ時間が経過して、表示画面に切り替わった。


開会式他水泳やテニスなど合計6項目(セッション)申し込んだが、全て落選であった。

申し込み手続きには結構苦労した。
 こちら→(2019/5/21)
 こちら→(2019/5/29)
その結果がこれである。

まあ、致し方ない。
中途半端に1、2枚当たるよりは良い、と悔し紛れにわが身を慰めるのであった。



2019年6月19日(木) ラベル619
「唐楓の種子」の結果

昨年7月から12月の間に、6回にわたって小欄に登場した「唐楓の種子」の結果である。
 第1回 こちら→(2018/7/30)
 第6回 こちら→(2018/12/10)

野芝がびっしり生えていて土が出ていないので、あきらめ半分、期待半分で探したら、小さな芽が見つかった。しかも3本。


手を一切かけていない(と言っても、落ち葉掻きなど随分配慮はしているが)、正真正銘の実生苗である。
他にないかと少し時間をかけて探してみたが、今のところ、この3本以外には見つけることが出来なかった。

踏んだり、刈り取ったりしないよう、目印の杭を立てておいた。

今後の成り行きに注目したい。



2019年6月18日(水)
似て非なる

5日前に”再生雑地”とよぶ場所を草刈りしたときの話。
かなり広い場所であるから、そう時間をかけるわけには行かない。色々なことを瞬時に判断しながら、作業を進めて行くことになる
例えば昨日の、花菖蒲の株を残すのも、これに類することになる。

それでも、花菖蒲の株は葉が太く長いので見分けがしやすいが、形がよく似ていて、瞬間の判断に迷うものもある。

それが、イオウソウ と セイタカアワダチソウ。
イオウソウは黄色かかった小さな花をつける、日本古来種で、絶滅危惧種に指定されている。
セイタカアワダチソウは外来種で、繁殖力が強く、放置するとどんどん広がる。必ず切って捨てる必要がある。

どちらか一つなら、それでも問題は少ないが、同時に二つあるとかなり厄介で、一方は残し一方は切らねばならぬ、ことになる。

それが、この”再生雑地”で起こる。


(左;イオウソウ、中;セイタカアワダチソウ
右;両者が距離を置かずに生えている)

Mにイオウソウは残すように頼まれていて、刈り倒さないように気を付けて作業をするのだが、その中にセイタカアワダチソウがあると、一瞬残しそうになる。よく見て、気がついて改めて切り倒す、ということが起こるのである。
こんなに似なくても、と思うのである。

しかしながら、それぞれの形はその植物にとっては子孫を残すために必然の形状で、進化の過程を経て形成されたものであろう。
たまたまそれが似ていたのであって、それを似て非なる、と片方を優遇するのは当方の勝手で、植物側からすれば迷惑な話であろう。

面倒なという腹立ち心を抑えて、悠然と草刈りをしよう、と思い直したのであった。

大した話題ではない。ネタ切れの日の苦し紛れの話である。



2019年6月17日(月) ラベル617
花菖蒲園
里庭内にも花菖蒲が乱れて咲く場所がある。「再生雑地」と呼んでいる場所。
4日前にこの場所を”高刈り”で草刈りした。
その時は花はほとんど咲いておらず、とりあえず株をのこして、刈っておいた。
それが、今日行ってみると、咲き誇っているのである。


花菖蒲の元々の株は、昨日も少し触れたシルバー人材センターの頃で、センターの会員さんが4、5株持ってきてくださった。
花菖蒲が趣味の会員さんで、珍しい株だ、と赤色などが混じった装飾性の高い株であった。
その時は「二の畑」と呼ぶ場所に植えたが、畑作の邪魔になるので数年後この地に移植したのである。
以後は全く手をかけていない。花が咲く時期までは刈り残し、秋口に他の草と一緒に刈り取る、という作業を続けている。
株数は自然に増えた。ただ増える株は原点復帰というのか、白や紫で、珍しい株系の花は増えずいつの間にか退化した。
かつて国鉄総裁であった石田禮助の名言「祖にして野だが卑ではない」をバックボーンするこの里庭では、原点復帰はむしろ良かったと思っている。

これから少しの間は菖蒲園を楽しめよう。
この情景を独り占めできるのであるから、贅沢なものだ。



2019年6月16日(日)
旧交復活

当地に帰郷後、地元の社会福祉協議会に4年間勤務し、シルバー人材センターの業務に着いた事がある。
この間に、二人の女性がパートナーになった。AさんとBさん。

以前小欄に一度登場した。 こちら→(2017/1/16)

Aさんとは5年前、Kがスマホを始めた折りLINEの設定を誤って情報を流し、偶然それを見たAさんが「Kさん?」と呼びかけてくださって、以来LINEでのやり取りを年に1、2度するという程度の付き合いである。
Bさんとは、年賀状のみ。今年の年賀状では「今年は絶対会いたいですね!!」と頂く程度である。

今年の4月のこと。歯医者に行った。
歯医者の待ち時間は長い。AさんにLINEをしてみようかと思いついた。勤務地に変更があったかどうかを聞く内容である。「またどこかでお会いしましょう」の文言も添えておいた。
若干時間をおいてAさんから長い返事がLINEできた。勤務地に変更はなかったことと近況報告が綴られ、文末に「お会いして一杯やりながらおしゃべりしたいですね。Bさんにも声をかけてみます」とあった。

これら記載の「したいですね」には多分に儀礼的な意味が強いが、これを実現化してみるのも一興かと思いついた。
それには「飲める環境」を作る必要がある。
Mに運転手役を相談すると、快諾してくれた。

という経緯を経て、今日、食事会を開催した。
お二人を自宅に迎えに行き、近郊のお店での昼食である。

Aさんとは3年振りか。Bさんとは少なくとも10年以上ぶりの再会である。
Kが社協を退職して13年。当時30代のお二人も、40台の中・後になる。
この間にほぼ子育てを終え、美しさを増し女性としての風格が出ていた。

11時半ころから2時半ころまで。昔話を楽しんだ。
3人でLINEのグループも作成した。これまでより、交信の頻度が増えるかもしれない。
旧交復活の兆しである。

長生きすればよいこともある、の代表事例である。



2019年6月15日(土)
野の花 ブタナ その2

野の花シリーズ、5月27日に掲載のブタナ  こちら→(2019/5/27)
の続編である。


その後、ブタナの勢いはますます盛んで、あちこちで見られるようになってきた。
昨年まではこれほど、あちこちで見られた記憶はなく、今年は当たり年なのか、それともブタナの勢いに押されているのか、来年以降の様子をみないと真相は分からない。

K自身、これまでブタナに注目することはほとんど無かったので、生態をつぶさに見たことはなかった。
が、今回の掲載を期に、よく目が留まるようになってくる。

時期が進んで、花が実をつけるようになってきた。
タンポポに似た羽毛をつける。

その形はことのほか整然として、まことに綺麗である。

左の写真は、中が少し透けて見えるようで、羽の一部が飛び去っているのかもしれないが、この写真で穂(実)の数を数えたら71個であった。飛び去ったと仮定すると、本来の数は100位になるのかもしれない。
中の写真、右の写真で見えるように花は次々と実に変身する。
これら写真に写る個所だけで実の数を推計すると、およそ百万個くらいになる。

ならば、花の内に刈り取ってしまえばと思うが、先方の戦略はその上を行っていて、花を切り倒しても放置すればその場で実に変身する。刈り取った花を集めて焼却などの処置が必要になる。

では集めて焼けば絶えるのか、と言えばこれで解決しない。
このブタナ、1年草かと思ったら多年草であった。
根は残って翌年も花をつける。

最後の手段は除草剤であるが、もはやこれほどの広がりは、周囲への影響を考慮すると、除草剤の散布は無理と思われる。

最早、お手上げである。
せめてもの救いは、里庭の敷地内では今のところ多くない。
広がらないうちに潰し込む必要がある。



2019年6月14日(金) ラベル614
瓢箪から駒

昨年末からアマゾンミュージックという有料の音楽配信サービスを利用している。
この事は、これまでに何度も触れ、これを利用してクラシック音楽のライブラリーを作成中のことも先日記載した。 こちら→(2019/6/7)

このアマゾンミュージックを受信する料金は、入会の当初3ヶ月は月当り99円であったが、その後は780円(アマゾン会員価格)を支払っている。
いつまでも続ける気はなく入会したが、入ってみるとなかなか便利で、退会出来ずに使っている。
その料金が、半額以下になるという、耳寄りな情報を得た。
アマゾンが発売している「スマートスピーカー」を入手すると、月額料金が380円だという。
ならば、「スマートスピーカー」の値段はと調べると、様々な機種があって高いものは3万円近く、安いのは数千円である。
一番安い機種を調べると、「Echo Dot」というのがあって、通常価格が5980円のものがたまたまセール中で今月10日までは3980円だという(調べた日は2日頃であった)。

「スマートスピーカー」なるものはどうでもいいが、月額料金が400円下がるなら、おもちゃ代わりに買ってもすぐに元が取れると買い求めることにした。

到着したのは5日。2日ばかり放置していて、やおら開梱した。
思いのほかちいさいものであった。
設定はスマホで行うようになっている。
順調に進めば問題なく終わるのであろうが、私の場合Wi-Hi設定のところで誤操作をし、その後かなりてこずって、2時間くらいかかってようやく設定を完了した。

私の第1目的は「使うこと」より「安くする」こと。その設定に入る。
で、驚いた。
設定を行えば「Echo Dot」からしか「アマゾンミュージック」が聴けないのだという。パソコンで聴けなければ「名曲・名盤」作りの作業ができない。致し方なく780円で据え置くことにした。

そして、次善の策で「使って」見ることにした。
で、再び驚いた。
まことに能力が高いのである。
「アレクサ」と呼びかけるだけで、好みの音楽をかけてくれる。
NHKラジオも聞ける。天気予報も教えてくれる。
本も読んでくれる。
とにかく、音声で行えることはなんでもできるらしい。

2階に置くより1階に置いた方が使えるとテレビの前において見た。
Mに使い方を教える。初めは興味を示さなかったが、「アレクサ」と呼びかけるだけで何でも知らせてくれると知って、便利さを認めているようだ。
天気予報を聞いたり、”さだまさし”の音楽を聴いてみたりしている模様である。
もちろんKも利用する。朝起きたとき「今日の予定は」と問うと「グーグルカレンダー」に登録したKの予定を読み上げてくれる。便利なものだ。

元々、月額料金節約の目的で購入したが、瓢箪から駒で、「スマートスピーカー」の有能さに驚いているところである。

余談;10日を過ぎたところで価格を調べると確かに5980円で販売されている。丁度良い時に買えたと悦に入っている。

2019年6月13日(木) Ravel613
前庭の野芝

2017年に「前庭改造計画」と名付けて母屋の前に野芝を移植した。
その第1回報告が こちら→(2017/7/3)
その最終報告が こちら→(2017/9/16)

野芝は問題なく活着し、昨年の段階ではかなり広がりを見せた。 こちら→(2018/7/8)

そして、今年である。

ほとんど隙間の無いくらいまで広がってきた。
3年がかりで対応してきた「前庭改造計画」の完成である。

野芝は、他の本格的な芝に比べ、管理に手がかからないのが良い。
背は高くならないので、芝刈りはほとんど必要がない。
隙間などに雑草が生えることがあるがが、これらは気がついたとき抜けばよい。
肥料はたまに、Mが粒剤のものを散布している。

毎朝、新聞を取りに出た折りこの庭を眺めるが、綺麗にできたと自画自賛をしているところである。



2019年6月12日(水)
小・中学同窓会

故郷の小・中学校同窓会に出席してきた。銘打って「75歳を祝う同窓会」である。
昭和26年に矢上小学校に入学した者は、総勢67名であった。
内、本日の出席者は24名、欠席者34名、物故者9名という構成になる。欠席者の中で住所不明の人が3名あった。
生を受け、75年を経ての経緯ということになる。

同窓会の場所は故郷の矢上。時間は12時半から夕方まで。今回は泊りなしの会であった。


古稀の時も同窓会を実施しているので、再会者が多く、大方の人は名前が判ったが、久しぶりの参加者も何人かいて、誰と思う人も無いではない。
名前を聞いて、昔のイメージを思い出したりもした。

生まれ故郷を離れたとはいえ、同じ町内、私も幹事側の一員である。
役として、当日配布資料の作成を請け負った。
打ち合わせ時、配布資料に入れる出欠表に顔写真の埋め込みができないかとの提案がでて、やってみることにした。
作業手順は、小学校の卒業写真をデジタル化し、一人づつ顔部分を切り取り、サイズ合わせをしたうえで、Excelでできた出欠表に貼り付けるという作業になる。
名前と顔写真とが間違いないように貼り付けるに大いに苦労した。

同窓会は概ね順調、飲んで語って、最後はカラオケ。
同窓会に出席できる有難さを感じる日になった。



2019年6月11日(火)
野の花 ホタルブクロ

野の花シリーズの6回目。今回はホタルブクロである。


この2、3日は気温が低めでウォーキングをしても汗ばむこともなく心地よい。
そのウォーキングの途中で時折見ることができる。
ホタルブクロ。


背の高さが50、60Cmはあるので、草むらの中で咲いていても見つけることができる。
楚々たる風情が感じられ、行きあたると、止まってしばし見たくなる。

風情の良さから愛好家も多いらしい。我が里庭内でも見られるが、これはMのお手植えの結果である。

Mの言によれば、神岡で見たホタルブクロの色は赤紫、それが当地は全て白という。
ネットに聞けば、関東は紫か赤紫、関西は白らしい。

そういえば今はホタルのシーズンである。
転居当時は、ホタルの乱舞に驚き、狂喜したが 例えば こちら→ (文中、中程)
今や慣れっこで、わざわざ外に出てみることはほとんど無い。



2019年6月10日(月)
榾木(ほだぎ)の移動
椎茸の菌植えをしたのが4月13日であるから、 こちら→(2019/4/13)
2ヶ月近く、そのまま放置していたことになる。
榾木を正規の場所に移動した。数日前の作業結果である。

この作業には、
 ・古くなった榾木を処分する
 ・2年前菌植えし、井桁に積んでいるものを立て形に並び替える
 ・今回菌植え分を、井桁に積む
の、3つの大きな項目があって、Mと一緒に行うことにしていて、なかなか一緒の時間が取れず延び延びになっていたものである。


2年に1回の作業であるから、不随作業も多くて大変。
Mが事前に草刈りはしていたのだが、それでも並び替えると、草やその他不要なものが現れ、草刈りをし直したり、不要物をかき集めたりなど、周辺作業に多くの時間をとられた。

2人で3時間余り、午後の半日をしっかりとられる作業になった。

ただし、後は待つだけで、”自然”が仕事をしてくれる。
美味が味わえるという、ご褒美が待っている。



2019年6月9日(日) ラベル609
S氏の土産

小欄に何度か載ったS氏の話である。
最も最新は こちら→(2018/6/6)

少し以前、氏からメールが来た。九州に行く用事が出来たので、帰りに三江線を見に寄るかもしれない、との内容である。
それなら是非我が家にもと返信しておいたのだが、その後一向に音沙汰がない。
多忙な氏のこと、致し方ないと思っていたら、
昨夜(と言っても本日)0時過ぎに電話が鳴った。
何事ならんと、Mが出たら、長話を始める。どうやら氏からの電話らしい。私も起きて対応した。
M、K合わせて小1時間話をしたが、結局の結論は、三江線の宇都井駅を見に行くが我が家による時間はない、とのことであった。
どこから電話しているのと聞くと、福岡のホテルからという。朝、新幹線に乗り広島で降りてレンタカーで宇都井駅に行くという。宇都井駅で落ち合う約束をして電話を切った。

さて今日。1、2度電話で連絡をとり、宇都井駅正午頃落ち合うことになった。
それに間に合うよう、我々も家をでる。
ほぼ正午、S氏ら(40歳代と思われる男性と二人連れ)と駅で落ち合った。

久しぶりの挨拶をしてそこそこに、S氏が土産と言って差し出したものがある。
神岡の地酒。ラベルが面白いという。その場で開けて中身を見た。

日本酒らしからぬ瓶の形状で、瓶を回して裏を返せば、ノーベル賞受賞設備の”(スーパー)カミオカンデ”が現れた。水の代わりに酒が入った正にカミオカンデそのものである。
かつては三井金属の鉱山町神岡もいまや受賞設備の方が通りがいい。神岡らしい土産の品であった。

宇都井駅をしっかり見て、場所を変えて簡単な昼食。
同乗者が運転するというので、少し飲んで、昔話をたのしんで、1時間余りで別れをした。

未明の電話以降のあわただしい半日余りの今日の動き、「Sさんらしいね」とMと話しつつ帰路についたのであった。



2019年6月8日(土)
本日休刊
2019年6月7日(金) ラベル607
私の名曲・名盤(改訂版)
私の収録落語 こちら→
私の収録音楽 こちら→(2019/4/30)
に続く、「私の」のシリーズ第3弾である。

クラシック音楽の世界で、およそ名曲とされるものを、音楽性、録音性の両面から見て優秀な名盤と言われるCD音源の音を集めるという企画である。

何が名曲かの指南は収録音楽のところでも触れた、私のクラシックバイブルである志鳥栄八郎氏の著作を基本にすることにした。これに記載の音楽をほぼ(私の勘で、これは要らない、というものを外す)採用する。

何が名盤かの指針は先の志鳥氏の著作のほかに2011年発行の「名曲名盤300(音楽之友社)」という本が手元にあり、当初はこの2冊を基本にすることにした。
しかし、これら情報はいずれも古い。ほぼ20世紀に製作されたCDばかりの記載である。

新しく制作されたCDにも良いのがあるのではと思い始めた。
資料を探すが、なかなか見当たらない。その中で見つけたのが次の電子書籍である。
 私選クラシック音楽101
 私選:クラシック音楽名曲名盤501
 私選21世紀のクラシックCD
いづれも、高木明啓という人の著作(東大航空学科卒のエンジニア。元NTT勤務、今は独立の人らしい)。
電子書籍故安価、3冊とも買い求めた。
電子書籍の便利な点もある。掲載されたCDタイトルをクリックすると、販売サイトに直結し、諸情報が即座にわかる。
クチコミなどを読むと氏の評価は半々であるが、私は大いに参考にすることにした。

これで道具立ては揃った。
曲と目ぼしいCDを決め、CDを探す作業になる。

探す先は アマゾンミュージック 経緯は こちら→(2019/1/27)
検索法に少しノウハウがあるが、うまく探せば望むCDは必ず見つかる。
録音法は構築済みである。 詳細は こちら→(2019/2/18)
これで、目的のCD音源が丸ごと1曲パソコンに取り込めることになる。

しかしながら、作業はこれで終わりではない。
音楽コンテンツとして完成させるためには、丸ごと取り込んだ音源を曲ごと(例えば”楽章”など)に分割し、名前を付ける必要がある。
分割は”SoundIt”というソフトで実施し、名付けは、手入力では大変なので、パソコンのOCR機能を使うことにした。 OCR機能については実験済みである。 こちら→(2017/11/16)

さらに今回は、収録した音楽の解説書も作成することにした。音楽の解説と、取り込んだCDの内容を載せたものである。
Wordで作成した。苦労話の一端を少し以前の小欄に載せている。 こちら→(2019/4/21)

で、ようやく完成した。ただし、室内楽編のみ。


取り込んだアルバム数(ほぼCD枚数に同じ)は39個。曲数は344曲。総演奏時間は34時間26分である。
データ量で見ると、flacで保存したものは20.4GB。mp3で保存したものは4.7GBである。
32GBのSDカードに全て納まる(写真上段、右方)
解説書のページ数は97になった。

これから、協奏曲、管弦楽曲、交響曲も集めるつもりでいる。
まだ先は長い。

(補足)3年前、同様な趣旨の動きをYouTube音源でしたことがある。(1曲丸ごとまで、解説書なし)
ただ、YouTube音源のダウンロードは違法の可能性が高いとされる。
今回は違法性はなく、試みに新味を加えたので「改訂版」の名を入れた。


2019年6月6日(木)
絶滅
ウォーキングをしていて、思わず声をあげそうになった。
八色石のモンスターが消えている。絶滅である。


つい先日の6月1日、今年も復活と記事にしたばかり。 こちら→(2019/6/1)

持ち主の気持ちを考えると、切りたい気分も理解できるが、外野で楽しんでいたものにとっては若干ながら惜しい気がしないでもない。


2019年6月5日(水)
サロン田家

今日は「サロン田家」の開催日。参加してきた。
高齢者を対象にした活動の一環である。
これらの有り様については、以前触れている。 こちら→(2018/12/14)

3週間に1回の頻度で開催されるので、「もうきたの」というくらいの感じになるが、できるだけ参加するようにしている。
500円の参加費で、10時から15時まで。Kはスタッフを除く参加者としては若い方になる。

今日の昼食メニューは、ソーメンに八宝菜。体操後のお茶会に手製の「まき」が出た。
料理は女性スタッフ2人に参加者も手伝う仕組み。「まき」にくるむ餡(あん)を丸めるところでKも手伝った。

これら一連の活動は邑南町内でも進んでいる方で、体操以降の時間帯に役場の職員が見学に来ていた。

500円の参加費で、たいそうな御馳走がでて、半日過ごせる。参加側としては有難いことである。



2019年6月4日(火)
樹木希林の本
数日前の読売に、今年上半期の本のベストセラーの記事があって、樹木希林の本が上位を占めたと載っていた。
今回、改めて探したが見つからず、ネットで同じ内容の記事を探すと載っていた。1位と3位を占めている。

新聞に、何万部売れたとほぼ毎日広告が載るのでこのことは以前から承知していて、そしてこのことは今や社会現象であるという別記事も読んだことがあって、私も世に遅れじと1冊買っている。
買った場所は東京。
5月10日(こちら→)に本を2冊買ったとしているが、パソコン本のほかに買い求めたのがこの樹木希林の本である。
順位でいえば3位の方。本のカバーに樹木希林が横たわる写真が載っている方である。


この写真は2016年の正月の新聞に、見開きで全面に載ったもので「死ぬ時くらい好きにさせてよ」のキャッチコピーが添えてある。
この新聞の写真はいまでも保管していて、本を買うならこちらと前から決めていたので、求める時は迷わずこちらを選んだ。

拾い読みをしていて、ほぼ1ヶ月になるのにまだ読み切ってはいない。
それでも、氏の持論の、「覚悟」とか「し”きる”」とかの思いは随所に出ている。
昨年、75歳で亡くなった。
私も先日75歳に到達した。同じ歳になる。
及ぶことはできないが、心がけは負けないよう、真似しようと思っている。

本には120の言葉が載っているが、
その最初は

幸せというのは
「常にあるもの」ではなくて 「自分で見つけるもの」。

とあり、最後は

いまなら自信を持ってこういえます。
今日までの人生、上出来でございました。
これにて、おいとまいたします。

の言葉で結んである。



2019年6月3日(月)
高刈り
晴耕雨読ならぬ晴刈雨読の日々である。
晴れていればほぼ毎日である。
ただ、昨今はあまり無理をしない。一日に1〜2時間である。
4月末ごろから初めて、目立つところは2、3度刈ったところもあるが、一応里庭内を一巡した。
その最後の場所が今日のところ。


(左;刈る前、中;後-遠景、右;後-近景)

刈る方法は「高刈り」。
この方法は昨年も触れている。 こちら→(2018/4/29)
かつてこの地は、小笹やススキも生え、刈るのに1時間そして刈草の処分に1時間要していたが、今日は今年初めて刈るのにかかわらず、わずか20分で完了した。
刈り草は放置したままである。

高刈り法は今年で4年目になるが、今では有効な方法であると確信している。
年寄りには(も)もってこい、の方法である。



2019年6月2日(日)
除草実験 その4

昨年から実施している実験の最終報告になる。
実験の目的は、冬枯れした野芝の中に緑で残るクローバーがある。このクローバーに除草剤を掛けると、野芝に影響せずクローバーをなくすことができるか、というものであった。

これまでの経緯は次である。
 その1 こちら→(2018/12/15)
 その2 こちら→(2018/12/26)
 その3 こちら→(2019/1/24)

そして結果が出た。

目印にコーティングされた針金を埋めておいた(赤印)。その上方が除草剤を撒いた場所に当たる。
周辺と見分けが全くつかないほど野芝が生えている。しかもクローバーの痕跡はない。
実験はほぼ成功と言ってよかろう。
ただ、”ほぼ”といったのは若干の理由があって、春先の野芝の新芽が出る頃はこの個所の出方が少し鈍かったことがある。影響するのかな、と思った時期があってこの言葉を添えた。

ラウンドアップ系の葉に作用する除草剤は、冬枯れの時期にはその植物に作用することはほとんどない、と言ってよいであろう。
ただ、周辺への影響に考慮しつつ散布する必要があるのは言うまでもない。

里庭管理の道具立てが一つ増えた。



2019年6月1日(土) ラベル601
八色石のモンスター
昨年から注目のモンスター。
 こちら→(2018/9/10)
 こちら→(2018/11/12)

今年もその姿を現し始めた。


骨格の上に肉部をつけ始めたところであるが、およその全体像は見えてきた。
そう遠くない時期に完成させ、隆々たる肉体美を見せてくれるであろう。

根元の直径は5、6Cmの葛のつたであるが、これほどの葉をつけるのであるから、その仕組みの不思議さに驚かされる。



Kの散歩帖

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