2023年9月30日(土)
期待外れ
以前小欄で1、2度紹介した事のある大豆の甘辛煮の話である。 こちら→(2020/6/29)

Mの要請があったりなどして、その後も時折つくるのだが、水から揚げたのち2,3日待っても大豆から芽が出ないこともしばしばあって、最近では一昼夜あまり大豆を水に浸したのちすぐに調理に入ることが多い。

芽が出た時もそうであったので、すぐに調理することが原因とは思われないが、出来上がった料理で豆の硬さが少し硬めである。
Mは「丁度よい。おいしい」と言うのだが、歯が悪いKにとっては少し硬めに思われる。

そこで今回は、初めての試みとして、大豆を調理する前に水煮することにしてみた。
もともと、甘煮のレシピが大豆の水煮を使用する内容になっている。 こちら→

水煮の方法はやはりネットに相談した。 こちら→


一昼夜水に浸した大豆をレシピに従い1時間近く水煮した。
それを笊に上げ、甘煮の作業に入る。

さて、その出来栄えである。
ずいぶん柔らかくなっていると予想し食べたのだが、結果は期待はずれのものであった。
原因はよくわからない。
水煮の調理法が悪いのか、あるいは、水煮とは、もともとそういうものであるのか。

ほとんど、柔らかくなってはいないという結果であった。

最初から調べ直してみる必要がありそうである。



2023年9月29日(金)
彼岸花の最盛期
八色石集落にあって彼岸花の名所といえば、やはりここになるであろう。集会所である保養館前の傾斜である。
里庭にもMの手によって植えられた彼岸花が咲くが、これほど集中して咲く場所はない。

2日前、ウォーキング時にこの場を通り盛んに咲いているので写真に収めたが、今朝またウォーキング時に見ると、2日前よりさらに多そうである。
再度また写真に収めたというところ。今朝は霧の中で咲いていて、少しばかり幽玄さも伴う写真になった。


彼岸花とはよく言ったもので、必ずと言っていいほど彼岸の中日ころ最盛期を迎える。日にちで言えば、9月22、3日である。
今年もそうなるものと思い、その頃、花の出方を見ていたのだが、咲きようが少ない。
今年は花の少ない年なのだろうと勝手に思い込んでいたのであった。

ところが、ここにきて急に花が増えてきた。最盛期が1週間ほど遅れて来たものと思われる。
ちなみに、過去の様子をGoogleフォトで探し出して確認すると、一昨年の例であるが確かに22日頃咲き誇っていた(写真下段)。

素人考えであるが、彼岸花は温度が低くなるのを感じて、咲く用意を始める。
ところが、今年は暑さが遅くまで続いた。したがって咲く準備が遅れてしまい、いつもは咲くはずの彼岸の頃に間に合わなかったものと考えられる。

彼岸花の“感”さえ狂わせるほどの、今年の夏の“熱さ”ということになろう。
困ったものだ。

今年の夏のみの、特異現象であってほしいものである。



2023年9月28日(木)
チャットGPTの虚言
久しぶりにチャットGPTを試すことにした。
チャットGPTの第1回記事は こちら→(2023/5/13)

試した内容は、昨日記述した映画「山のトムさん」の感想文を書かせてみようと思った次第である。


最初知っているかと尋ねると、知らないとの答えが返り、そして相手の言う追加情報を入れて返ってきたのがそのあとに続く文章である。

答えはほとんど瞬時に返ってきた。

一見、見事な内容である。実情を知らなければ、そのまま信じてしまうほど現実味を持った文章になっている。

ただし、この文章には二つの大きな事実誤認がある。
その一つが背景になった舞台。富士山が舞台としているが、これは事実ではない。
チャットGPTがこの誤りを犯した背景は、この映画のロケ地となった場所が長野県の富士見町という場所らしく、 こちら→
それで、富士山が舞台としたのかもしれない。

もう一つ最大の誤りは、トムさんという名前を主人公の女性に与えられた名前としているが、これは違う。
トムさんは飼っている猫の名前である。

よく、チャットGPTは「平気で嘘をつく」と言われるが、まさにその通りで、便利な道具と思われるだけに、使う上では、よくよく心しなければならないと思ったところである。

蛇足になるが、
500字程度と頼んだにもかかわらず、結果の文章は756字ある。これは我が方の依頼の仕方が間違っていて、「好意的、」にという頭の文字が災いしているのであろう。
明確に500字以内と依頼したら、次の文章が返ってきた。


この文の文字数は454字である。これも瞬時に返事が返ってきた。



2023年9月27日(水)
映画「山のトムさん」
「山のトムさん」という映画を3回に分けてみた。

2回は大相撲の前で雨の午後に、もう1回は今日、「サロン田屋」からの帰宅後、少し時間に余裕があったので残りの部分を見た。
プライムビデオで無料である。


石井桃子の小説が原作らしい。
主人公の小林聡美が、友人や甥っ子などと田舎暮らしをするというストーリーである。
話は甥っ子を初めて田舎の家に連れてくるところから始まる。

あとは素朴とも言えるその田舎での、暮らしぶりが主題である。
トムとは猫の名前。住む家に大きなネズミが出るので、その対策として飼い始める猫の名前である。
(猫は子猫から次第に大きくなり、しかもチャンと演技をする)

鶏を飼ったり、猫が病気になったり、飼うヤギが逃げたりなど、美しい田舎の風景の中で、淡々と物語が進む。
それだけである。

映画の最後では、星空の下で、主人公に「自由、本、花、月がある。これで幸せでない者が居るであろうか」と喋らせて終わる。

ほのぼのとした、そんな映画であった。



2023年9月26日(火)
グランドゴルフ地区予選
邑南町老人会が主催するグランドゴルフ大会が行われ参加した。

以前はいきなり本戦で、300人前後の人がより集まり一日中かけての大会であったが、2年くらい前からであろうか、合併前の3町村で予選を行い、予選で上位50人が本戦に参加するという仕組みに変わった。
その瑞穂地区予選である。


普段は100人前後の参加者があるらしいが、今日は少なく80人弱であった。
そんな中での戦果であるが、本日は特段調子が悪く69位という成績。
八色石集落はからは3人参加したが、もちろん最下位である。

Kの場合、あまり熱心な参加他者ではなく、できれば本線には参加したくないと思うくらいであるから、上出来の結果ではある。



2023年9月25日(月) ラベル925
涼しさ戻る
一昨日あたりから、ようやく涼しさが戻ってきた。

朝夕は、背筋が寒いと感じることもあって、昨日のことであるがベストを出して着ることになった。
もちろん、今年初めてのことである。

朝の用事をあらかた済ませ、7時前ウォーキングに出たのだが、暑いかなと思いつつもそのままベストを着たまま出てみた。
暑いとかんずれば脱げば良いと思ったわけである。

その時の写真である。


コース中には何個所かカーブミラーがあるのだが、そのコースの中ほどに立っているカーブミラーである。ここまで歩いてきてもさほど暑さは感じない。脱がずのままである。
結局最後までベストを脱ぐことはなかった。

9月も下旬になってようやくの涼しさである。
もはや言い尽くした感はあるが、今年の暑さは異常であった。



2023年9月24日(日) ラベル924
アサギマダラの誘引植物
今年は、アサギマダラの誘引植物が3個所になった。
フジバカマが2個所でヨツバヒヨドリが1個所である。


フジバカマは主としてMの手によって管理され、原生種のフジバカマが随分以前から前庭の一角で咲いていて、さらに今年から、園芸種と思われるフジバカマが畑の脇で咲き始めた。
畑のものは、昨年から手掛けているもので、茎を知人から貰い受け挿し木をして増やしたものである。
もらうときは、原生種と言ってもらったらしいが、その花付きの様子などから、Mは園芸種と思っているようである。

一方、ヨツバヒヨドリの方はKが手がける。管理というほどのものではないが、「秋じまい」で草刈りをするとき、このヨツバヒヨドリが咲いている場所を刈り残すのである。
場所は「再生雑地」で、昨年から始めるようになった。 こちら→(2022/9/11)

昨年はヨツバヒヨドリの株のある場所のみを刈り残したのだが、今年は花が咲く一角をすべて刈り残してみた。
昨年蝶が飛来した形跡が全くなく、株のみが残っているより自然の中に咲いている方を蝶が好むかもしれない、と勝手に考えた訳である。

アサギマダラ来るのは、9月中旬から10月中旬と言われている。
本番はこれから。
結果が楽しみではある。



2023年9月23日(土)
薪積み
薪割りをした薪を、薪小屋に積む作業である。

薪割りを完了したのは9月1日で、 こちら→(2023/9/1)
ほぼ1ヶ月近くなってしまった。

当初は早く積もうと思っていたのであるが、一見楽そうに見える作業でも、実際には腰が痛くつらい作業で、Mに援助をしてもらうのが恒例になっている。
ところが、この間にMが指を怪我するというハプニングなどもあって、こちら→(2023/9/11)
今日に至ったという経緯もある。


薪小屋の左半分には昨冬の使い残しが残っていて、今年分は右側に積むことにする。
作業を始めたのが午後の1時半。そして終えたのが2時半。
2人合わせて、正味2時間の作業になった。



2023年9月22日(金)
邑南町老人会 研修会
邑南町老人会が主催する研修会に参加した。
八色石集落からの参加者はMも含めて4名(Mも今年から役員)。

車で15分程度の場所にある公民館での開催であった。動員があった為もあろう、200人前後と思われる参加者があり、盛会の研修会であった。
講師は広島県にある病院の病院長。


副題に「終活なんかやめておけ」という文字があり、若い人なら別だが、もはやこの場に集まる人の年になると、病院に頼るのはほどほどにして、それよりも自分らしく生き切って、心置きなく死を迎えようというテーマの講演であった。


講師が言う最も理想的な往生は「老衰」と言うが、老衰とは「心と身体をすべて使い切って死ぬことだ」と説く。
それは「自分らしく生ききること」でのみ得ることができるという。

このような考え方は、Kが最近読んだ二つの本
 こちら→(2023/3/5)
 こちら→(2023/5/3)
にも載っていて、考えた方は3氏ともほぼ同じであった。

ただ今回の講師のユニークな点は、自分らしく生きることの手段の一つとして「念仏」を唱えることもありうると語る。
腑に落ちる点がないでもない。
そんな感想を持ちながら会場を後にした。


講演は1時半から3時半過ぎまでの2時間余の講義であったが、なかなか話の上手な先生で、笑いを誘いながらで話を進める。午後の講義で眠くなるかと思ったが、そのようなことは1度もなかった。
また、この講師は循環器内科の専門医で、20年近く前、数度診察を受けたこともある。
懐かしさを覚えながら話に聞き入った。



2023年9月21日(木) ラベル921
ウォーキング時の心拍数
録画日を確認すると9月13日となっているから、1週間前の「あさイチ」である。
効果的なウォーキング術について特集していた。

少し見てみると面白そうな話題もある。
ただし、外仕事が待っているのでそのまま見るわけにもいかず、録画をかけて外仕事に出かけた。
後刻、この録画を見ての話である。

Kの興味を引く話題が二つあって、その一つが、ウォーキング前の筋トレの方法である。
ただし本件については、今日は割愛。

もう一つが、ウォーキング時の心拍数である。
ウォーキング時効果を上げるためには、ある程度負荷をかける必要があるという。その負荷の強度を示す値として心拍数が提示される。
年代別に心拍数の数値が区分けされていて、この範囲の負荷で歩くと脂肪が燃焼され、しかも筋肉が強化されるが、この範囲を外れた値で歩くと、糖質が燃焼されて効果が落ちるのだという。
Kの場合は、1分間の心拍数が122から136程度の値になる。

ここまでは良い。問題は心拍数をどうやって測るかである。番組では10秒か15秒の間心拍を数えてそれを1分間に換算する方法が提示されたがなかなか難しい。
そのとき大吉さんが、「時計でそんな機能が付いたものが」という。スマートウォッチのことである。


スマートウォッチなら私も使っていた。 こちら→((2023/3/8)

以後、ウォーキングに出たおりで、思い出した時には、スマートウォッチで心拍数を計っている。
その値は124とか、あるいは126とか、概して120台の前半が多い。先の表で見ると、一応合格の範囲に入っている。

Kのウォーキングの目的は、これで痩せるという思いはほとんどない。
聞けば、ボケ防止にはウォーキングが一番良いとあったためで、それも、ある程度負荷をかけた歩きが必要と聞いたためである。

今回の結果は、ある程度それを証明する値が得られたわけで、喜ばしい出来事であった。



余談;先に示したスマートウォッチは不覚にも壊してしまい、2台目を購入して使っている。


1台目と、仕様や価格はほぼ同じである



2023年9月20日(水) ラベル920
秋じまい 点描
今時は、雨が降らなければ、「秋じまい」と称して草処理の作業をする。

丸刃をセットした刈払い機で草を根本から刈り、数日おいて、乾燥後それを焼くという作業になる。

ほぼ連日作業をしているわけで、小欄にいちいち載せるわけにはいかないが、作業が一段落した折を見て、結果を載せてみようかと思っている。

第1弾として今回は「大傾斜」の様子。


上手の方から刈るのを恒例としていて、今年は刈るのに6日を要した。1日当たりの作業時間は1.5時間から2時間である。

原則的に、刈るのは午前中で焼くのは午後。


枯れた草を、上の方から最下段まで掻き下ろしてのち、小分けして丸め着火するという段取りである。
最初のうちは幅が狭く傾斜も緩いが、最後の方になると、傾斜はきつく幅も広くなる。

今年は焼くのに3日を要した。こちらも、1日あたり1.5時間から2時間である。
刈ると焼くの総時間は、14.5時間であった。

「大傾斜」は「秋じまい」としては要衝の一つで、これが終わると、なんとなくほっとするところもある。



2023年9月19日(火)
初秋の蝶
これまであまり記憶がないのだが、最近母屋周辺で黄色い蝶が数匹(頭)群れて飛んでいるのをよく見かける。
2、3週間くらい前からかもしれない。

群れているところを写真に撮ろうとスマホのカメラを構えるのだが、これまでうまく撮ることができなかった。

そんな折である。
午後の3時過ぎ、「大傾斜」の草焼きを終えて帰ろうとし、母屋の脇に近づいたとき、車の轍の跡で少し窪みができ水気が溜ったところに件(くだん)の蝶が固まって停まっているのが遠目に見えた。
その数が、これまで見たことのないほど多い。

写真に撮ろうとカメラを構え、少しずつ近づいて1、2枚写真を取った時、これまたあまり見たことのない光景だが、カエルが蛇に追われて逃げてくるのが目に入った。蝶の群れの方向に向かって逃げてくる。
蝶の群れの中に入ったら蝶が逃げると思った瞬間、カエルは群れの中に飛び込み、蝶の群れは飛び散った。
結果として蝶の群れを、近づいて撮ることができなかった。

すべてが一瞬の間の出来事である。


蝶を撮ることに心が向いていたので、蛇に追われて逃げるカエルの姿を写真に撮ることができなかった。今から考えれば、これも惜しい話である。

しばらくその場に留まり、蝶が再び群れて止まるのを待ったが、その光景は戻らなかった。

遠目に撮った写真を拡大してみると、13匹が群れている。
これまでにない貴重な写真ではある。

帰宅後蝶の名前を調べてみると、 こちら→
羽に紋らしきものが写っていないので、「キタキチョウ」と言うらしい。

それにしても、
これまで、この時期に、これほど黄色い蝶が飛ぶのを見たことがない。
これまでにない暑さの性かもしれない、とつまらぬ想像を巡らしてみたりなどした。



2023年9月18日(月)
敬老の日
今日は敬老の日。
地域自治会が主催するイベントが催され参加した。


午前中が式典。80歳、85歳、90歳の人が表彰された。
来年はKも被表彰者となる。

午後は、隣の自治会に住む人たちによる地芝居。
顔見知りの人も数名いて、そして台詞は田舎弁で喋られ、なかなか面白かった。
最後の口上で紹介されていたが、一座創立後26年になるという。

この間に、弁当と紅白饅頭が配られ食すことになるのだが、写真を撮り忘れた。



2023年9月17日(日)
本日休刊(義母、満中陰法要)
義母の満中陰法要が執り行われました。
コロナ禍後でもあり、静かに執り行おうと姉弟3人で打ち合わせの結果、子供と孫中心の法要となりました。
血のつながりのないものとしては、小生だけが参加でした。


法要の後、すぐ近くにある宇津田家の墓に納骨をしました。
20年前に病没した義父のすぐ脇に並ぶようにして、遺骨は収められました。



2023年9月16日(土)
ジャネの法則
昨日の読売記事である。


「体感時間」というものがあって、それは年をとるほど短くなる、とある。
このことは確かに実感することで、「ついこの前9月になったばかりなのに、もはや9月も半ばである」。

記事には、「ジャネの法則」という仮説があるとも紹介されている。
心理的な時間の長さは年齢に反比例するというもので、1歳の人が感じる1年間を1とすると、10歳の人は1/10、60歳の人は1/60の長さに感じるらしい。
Kの場合はほぼ80歳であるから1/80になる。

1/80かどうかはわからぬが、加齢とともに早く感じるのは事実である。

話が少し転ずるが、
今日知人から事務連絡のメールが届いた。
その文中最終部に、「月日が速く過ぎるもので、ルーティーンワークが追いつきません。」とのコメントが記載してあったので、本日の記事の要約を添付してメールの返事とした。

この年になると、新聞記事などに加齢絡みの話題が載ると、ついつい保存しておきたくなる。
「加齢の法則」であろう。



2023年9月15日(金)
花が咲いても食べられる
薪作りをしながら、横の畑で花が咲いているのを見た記憶があるから、毎年8月頃から花が咲き始めるのであろう。
ニラ(韮)に咲く花のことである。

花が咲き始めたら、ニラの本体は固くて食べられないだろうと思い込み、これまで食べることはなかった。

3日前のことである。
今年もニラに花が咲いていた。普段ならそのまま通り過ぎるのだが、今回は、何故かちょっと試してみようかと思い始めた。少しばかり取り込んで家に帰り、鍋の端に入れて食べてみる。

全く問題ない。普段通りに食べられるのであった。

そして今日である。
ニラがメイン材料の一つになる鍋をすることにした。


藤井恵さんの 「そうだ今日もお鍋にしよう!」 に載っている。


畑に行って採ってくる。花は現地で選別して捨ててきた。

鍋料理を食べながらMが言うには「霜が降りるまでは、ニラが食べられる」そうである。



2023年9月14日(木)
野芝移植地の草刈り その2
野芝移植地の2回目の草刈りをした。1回目は8月12日と18日である。 こちら→(2023/8/18)

草刈りという意味では「秋じまい」と同じで、周辺の草刈りは「秋じまい」として8月29日に実施しているのだが、こちら→(2023/8/29)
その時は刈り残して、今回まで伸ばしてきた。
というのは、8月29日では少し早すぎ、刈ったのち再度また草が伸びると考えたからである。


今回は第1地区を9月11日に、そして第2地区を今日実施した。

ヒメシバなど穂の出る1年草が茂っているのだが、刈り倒したのち、穂が落ちないようその日のうちに始末するのが「秋じまい」とは異なっている。

さらに、穂が落ちないようにするためには、カンカン照りの日照りより、むしろ曇っている方が良い。
9月11日もそして今日も、小雨の降る日で、小雨の合間をぬって作業をした。
それぞれ2時間で作業を終わる。

5月30日から始めた野芝移植事業であるが、 こちら→(2023/5/30)
今年の作業は、今回をもってすべて終了のつもりでいる。



2023年9月13日(水)
百日紅(さるすべり)
ずいぶん前から百日紅(さるすべり)が花をつけている。

「100日」と名前が付く位であるから花期は長い。いつの頃が最盛期と断定するのは難しいが、今の時期でも多くの花をつける。


「里庭」にあって風景を構成するものは、およそKとM二人で模様替えをしてきたが、唯一この一角だけは業者に頼んで模様替えを行った。 こちら→
15年前のことである。

夏で花の少ないこの時期に、毎年紅い花をつけて慰めてくれるので有難い。

さらにもう一つ、百日紅には別の思い出があって、この紅い花を見る度に思い出す。
そのことは、以前別の文で取り上げた。 こちら→

勤務先にかかわる話で、人生の一角を構成する思い出になる。



2023年9月12日(火)
ラグビーワールドカップ
今日の読売記事である。
昨日は新聞休刊日で、日曜日に行われたラグビーワールドカップフランス大会の日本の初戦結果を報じている。コラムもワールドカップ絡みの内容なので、一緒に切り抜いた。


KもMと一緒にテレビ観戦をした。夜の7時半から10時過ぎまで。
相手にトライを最初に奪われた時は少々びっくりしたが、すぐに追いつき、結果的には42:12の圧勝で終わり、溜飲を下げたところである。

前回大会は日本で開催。 小欄では3回取り上げていた。
 こちら→(2019/9/20)
 こちら→(2019/10/20)
 こちら→(2019/10/22)

前回大会ほどの熱意をもって観戦できるか、覚束ないところもある。

余談だが、小欄の前回記事を読み返すまで、「五郎丸ポーズ」は前回大会の出来事をであったと勘違いしていた。記事を読み直して、さらにその前の南アフリカ大会の出来事であったことに気がついたという次第である。

話を戻して、
次回相手は強豪イングランドという。もし勝てば、大いに盛り上がるのだが・・・。



2023年9月11日(月) ラベル911
昼も夜も
映画か音楽のタイトルのような標題であるが、そうではない。
昼も夜も食事を作ったという話である。

9月2日の夕方のこと、夕食当番で、台所で食事作りをしていたら、Mが大きな声を上げながら飛び込んできた。「指を切った」という。

「病院へ電話して」と言うので、近くのクリニックに電話をしたがもはや出ない。
やむなく近郊の邑智病院に電話をし、許可を取って車で向かった。到着後電話を見たら6時25分であった。

少し間があって処置室に入り、出てきたのは7時ごろであった。
怪我をしたのは右手の小指、「8針縫った」という。
看護婦さんが言うに、「水仕事はしないがいい」らしい。

という経緯をへて、
通常は昼か夜かの食事をつくるのだが、昼も夜も食事を作ることになった。
朝は、Mが簡単なものを作るという。

そして日が経って、今日抜糸の処置を受けてきた。
「手袋をしながら、食事は作れる」ということで、今日持って、普段の昼か夜かの当番制に戻ったという次第である。

この間、1周間あまり。昼も夜も食事を作ったのだが、結構大変であった。
何を作ったのか、備忘録に記載していたので抜き出してみると次のようになる。


(「市販品」とあるのは、義母の葬儀時戴いた
果物籠に入っていたものの、おすそ分け)

昼食は11時ごろから準備をして12時から食べる。夕食は17時頃から用意をして19時から食べるというのがおよそのパターン。
何か仕事をしていても、すぐその食事作りの時間になる。
何を作るかを含めて、かなり忙しく大変であった。

世の奥様方の大変さを痛感した次第である。



2023年9月10日(日)
予期せぬ成長
今日、「大傾斜」と呼ぶ場所の、草刈りをした時の話である。

以前この地に唐楓の苗を2本移植したことを覚えていて、草とに刈り倒さないよう用心しつつかり進め、苗の周辺ではさらに用心して草を払い、苗全体が見えるようになった時に気がついた。

思わぬ成長をしていた。自分の背丈ほどもある。


この苗を植えた時期を探してみると、2019年であった。 こちら→(2019/11/30)

4年が経っている。もはや苗というより幼木と言っていい。
この間のことを振り返ると、鹿であろう枝の先端を食べられたこともあるし、猪に根こそぎ堀起こされて、枯れ死寸前のこともあった。
よくぞここまで育ったという感慨が起こる。

これまでの経験から言うと、苗木はこの程度にまで大きくなるのに時間を要し、この時期からは一気に大きくなる。
今回の唐楓も同じ経過をたどるであろう。今後が楽しみである。

ところで2019年の記事では、5本の苗を植えたとしている。
想いを巡らしてみると、現在でも残っているのは、今回の2本を含め合計3本で、残る2本は今はない。
1本は、草刈りのとき間違って刈り倒してしまい、もう1本は枯れてしまった。

そんな経緯を経つつ、「里庭」は成り立っているのである。



2023年9月9日(土)
本日休刊
2023年9月8日(金)
自研性笹刃 その後
今は「秋じまい」の最中である。雨が降らなければ、原則草刈りをする。
その時使う刈払機の刃は丸刃であるが、作業の効率性を左右するのは丸刃の切れ味である。

Kが使っている丸刃は、中古の研磨機をもらい受けそれで研磨したものを使っているのだが、刃の良し悪しは研磨法によってかなり違ってくる。
研磨法が良ければ切れ味は長持ちするが、悪ければすぐに切れなくなる。

かなり以前であるが、その研磨法を取得したと記述した。 こちら→(2019/11/6)

Kの草刈りは、燃料1回当たりの作動時間になる、1日あたり1.5時間から2時間である。
丸刃に対しては、できればこの間交換をしないで済むように、切れ味を保ってほしいという望みがある。

この時会得した新技法では、研磨した丸刃で、作業時間一杯切れ味を保てる確率はおよそ5、6割であった。
それでも当時のKにとっては、革新的な“新技術”であったわけである。
ただ、さらに改良を加えたいという気持ちだけは残っていた。

話がかなり転ずる。
毎年11月の末には、八色石集落で新嘗祭という行事が行われる。
2020年の新嘗祭はコロナ禍の中で行われた。 こちら→(2020/11/22)
この家の屋号は代子屋というのだが、80をとっくに過ぎた女性がいて、草刈名人として有名である。
その名人の使う丸刃の研磨機を見せてもらう機会があった。8枚刃の研磨機なのだが、その砥石の回転方向がKとは逆の方向についている。理由を聞くと「昔からそうしている」との答えであった。

その時は、既に草刈りの時期を過ぎている。名人の方法を試したのは翌2021年の秋であった。


火の粉が上の方に飛び散るので、若干危険も伴うが、試しに使ってみると結果は良い。
他に工夫も加えたが、研磨後の刃先は以前に比べ尖った形になったように見える。

以後この方法で研磨をしていて、
1回の給油時間内で刃を交換せずに済む割合は、9割近くになっていると思われる。

古くなったチップソーの刃などをこちらに流用するので、この数年新たに丸刃の刃を買うことはない。
経済的にも大きな効果をあげている。



2023年9月7日(木) ラベル907
定期健診
3ヶ月に1回の定期健診に行ってきた。行く先は邑智病院である。
前回は こちら→(2023/6/8)

血液の流動性を上げる薬とコレステロールをコントロールをする薬をもらい受けるのがメインではあるが、その他に何項目かの血液検査を受けている。


前立腺がんの指標になるPSAの測定は6ヶ月に1回の割で行われるので前回は無い。今回の値は5.09。6を起こさなければ問題なしとされている。1年前10を超える値が出てひと騒ぎしたが、どうも測定誤差であった気がしないでもない。

その他には、コレステロール関係の値や血糖値などが調べられる。結果に対して医者の評価は、「近年では最も良い状況にある」というものであった。

一方、私が注目しているのが、γ-GPTの値。
普段の酒の飲み方の指標にしている。

前々回その値が10を超え、「ゆるゆるの休肝日体制」に入ったのだが、前回から値が改善され、「ゆるゆるでも大丈夫なのだ!」と意を強くしている今回結果である。

この年になっても、ほぼ希望通り飲んでも大丈夫な身体に、感謝しているところである。



2023年9月6日(水)
再び慈雨
前回の慈雨 こちら→(2023/8/11)
以降、1、2度夕立のような雨が降ったが、それ以外、雨らしい雨が降っていない。

野芝の株の方は、それ以後も時折確認しているのだが、かなりの時間をへて根付いたようで、雨の心配は少なくなってきた。
ところが一方、これだけ雨が降らないと別な心配が起きてくる。
それは山水。

今年の夏は、暑い割には山水が細くならず喜んでいたのだが、雨が降らないとやはり心配になってくる。
通りがかりに気をつけて見ていると、少しずつ細くなる気配が見え始めていた。


そんな折、昨日のことであるが、昼過ぎかなり強い雨が降ってきた。長い時間ではなかったが豪雨である。
降った量を調べてみると70ミリメートルの強い雨であった。

そして今日である。
山水を見てみると、強い雨が降った割には量が増えていない。
取水口が詰まっている可能性もあり、行ってみることにした。

取水口に来てみると、やはりつまりがあるようで、水がオーバーフローしている。
簡単な整備を行って、帰ってみると山水は通常の量に戻っていた。

懸念材料が消える慈雨になった。



2023年9月5日(火) ラベル905
アマゾンフォトの再登板
我が家では写真管理の道具立てとしてGoogleフォトを愛用している。
Googleフォトは、かつては容量無制限で使用することができ、重宝であった。

ところが、2021の6月以降は、容量に制限ができ、有料化に切り替わった経緯がある。
 こちら→(2021/5/29)

お金を払ってまで使う気は無く、さらに、デジタル遺産のことも考慮して、保管の中心をGoogleフォトから外付けHDDに変更する作業を行った。今年の冬のことである。 こちら→(2023/2/21)

以上の処置により、Googleフォトが制限値の15GBを超えそうになると、Googleフォトの写真を削除することが可能になる。
古い(消した)写真が必要なときは、HDDを開いて探せばよい訳である。

ただしこの処置は、デジタル遺産としては有効であるが、Kが日常使う方法としては問題があるとも思われた。
Googleフォトの場合、全ての写真データは日付順に並んでいてパソコン画面を上下すれば全ての写真を一度に見ることができる。
一方、HDDデータは年ごと月ごとにフォルダ分けされていて、それぞれのフォルダを開いて写真を探す必要がある。
とても面倒で、日常作業としては使い切れないという思いであった。

一方、現実問題として、Googleフォトの現在の使用量はというと、現在の値は12.6GBである。
制限値の15GBにかなり近づいている。
具体的に、何か手を打たなければと思い始めた。

Googleフォトの金額を調べると100GBで月当たり250円である。
元々はお金を払ってまで使う気はなかったのだが、250円/月ならまあいいかと宗旨替えして、契約をした。2週間前のことである。

数日は手を打ち終えたと安堵した気になったのだが、一方釈然としない気もまた起きてくる。
一度使ったことがあるアマゾンフォトを こちら→(2021/8/23)
調べ直してみようかと思い始めた。

以前使った時には、同じ写真が複数枚アップされたりし、信頼性が薄い気がしていたのだが、今回開いて調べてみると、初期設定を間違えていたと思われる節もある。
設定の間違いと思われる個所をただし、過去にアップされた写真データをすべて消去してのち、新たに写真データを一部アップロードして確認してみた。
問題なさそうである。

Googleフォトの補完としてアマゾンフォトを使うことにした。
そのためには外付HDDに保存した写真データをすべてアマゾンフォトにアップロードする必要がある。


ファイル数にして十万以上、データ量にして212GB。2、3年分ずつ小分けにしてアップロードしたが、すべてアップロードするのに4日を要した。

その結果である。


写真左がGoogleフォト、右がアマゾンフォト。
上段が日付で今日、下段が2015年2月7日のデータである。
Googleフォトもアマゾンフォトも同じ写真が載っている。

Googleフォトの補完としてアマゾンフォトが使える目処が立ったので、先に契約したGoogleフォトの有料契約を解約した。


「お金を払ってまでは使う気がない」という初期目標を果たしたことになる。



2023年9月4日(月)
水道の漏水騒動 後日譚
以前水道の漏れについて触れたが こちら→(2023/8/9)
その成果を示す値が出た。


水道メーターの検針表である。

水道の漏れ対策工事が完全に終了したのが7月29日で、今回の検針は8月9日から9月3日までの間の水道使用量調べた値で、工事がすべて終了した後の初めての検診結果である。

少々びっくりの値であった。
それ以前が38立方メートルとか37立方メートルとかという値に対し、今回は11立方メートルに激減していたのである。

ただ、検針日の関係で、この間の水道使用日は24日であり、少なめには出る。
しかし、これを30日に置き換えても、値は14立方メートルにしかならない。半分以下の使用量である。
料金は半減で、4、5千円円は減額となるから、その効果は大きい。

一方、修理費であるが、こちらも予想よりは大きかった。先の月額効果をもってしても2年近くでようやく回収できる値である。
それにしても遠からずは回収できるわけで、省資源になったという意味を含め、気持ちは晴れやかである。



2023年9月3日(日)
野芝植えの結果
2年前に実行した野芝の株植え こちら→(2021/8/22)
の結果である。


場所は2個所。
「一の坂」の土砂の流出防止と、前庭の車の轍の間の雑草対策であった。

一の坂の土砂流出防止は、結果だけで見れば100%達成と見てよい。いまでは草が地面を覆い、大雨が降っても土砂が流れるということはほとんど無くなった。
ただ、覆った草の内容を見ると、野芝で覆った部分も少しはあるが、それよりもオオバコが大半を占めている場所もある。特に人間が歩く道の中央部はほとんどがオオバコである。
これは致し方のないことで、主目的の土砂流出が防止できたことで、良しとすることになる。

ついで轍の間の雑草対策である。
完成度で言えば50%達成と言う程度であろう。
今年になってかなり広がった。
特に入り口から奥に向かっての中央部分ではかなり広がってきた。ただし入り口付近と奥部の広がりは未だ充分とは言えない。
原因は定かではないのだが、中央部が分水嶺になっていて、大雨の時などは土砂が両方に向かって流れ出る。この性で、野芝が広がりにくいとも考えられるが、確信ではない。
未だにMは、鍬など持ち出してきて、間に生える雑草の除去を行っている。
も少し様子見である。

自然の力を借りる景色づくりは、なかなか思うようには行かないわけで、それが面白いという点でもある。



2023年9月2日(土)
とんぼ
3日前8月30日の写真である。


時刻は7時7分とある。
ウォーキングに出たとき、朝日が差し、逆光の状態になった中でトンボが群れをなして飛んでいた。
赤とんぼと思われる。お盆過ぎから、赤とんぼはたまに見かけるが、通常の状態ではトンボの姿はスマホのカメラではなかなか撮れない。
この日は逆光の中で白く光っているので、カメラに収めてみた。

話が転ずるが、
この記事を書いているのは3日の未明である。

3日の未明のこと。
にたまたま目が覚め、iPodでラジオを聞いてみた。時間は朝の2時過ぎで、「ラジオ深夜便」が流れる。長淵剛の特集をしていた。その中で曲“とんぼ”が流れる。聞くとも無しに聞いたのだが、なかなかいい曲。
青春の戸惑いを曲にしたものだが、80目前の年寄りが聞いてもいい曲と思われるので、やはり名曲なのであろう。

その“とんぼ“を聴いているとき、数日前赤とんぼを写真に収めたことを急に思い出した。

寝る前、今日の掲載テーマは別のことを頭に描いて寝ただが、この写真のことを思い出したので、起きだして探し出し、記事にしてみた次第である。

毎度ながら、とりとめのない、思いつきの記事である。



2023年9月1日(金) ラベル901
薪作り その6
薪作り作業の最終回になる。
前回は こちら→(2023/8/25)

その後、かなり集中して作業を行ない、割る工程までの全ての作業を今日終えた。
この間の内容を一括して記載することにする。


薪作りに充てた時間であるが、午前中に草刈をし、薪作りは原則午後にした。
理由は暑さ対策。
というのは、草刈は移動するので日陰が選べない。一方薪作りは、一定の場所で作業をする。パラソルで日陰を作り、その下で作業をすることができる。
という理由で、もっぱら午後に行った。

さて作業。
前回の折り、チェンソー作業が少し残ったので27日に、続きを行う。

翌28日から「割り」作業に着手した。
まず装置一式の準備である。
電動の薪割り機であるが重量が重く、運搬車で運び設置する。これを繋ぐ電気リールは2本。
毎日、都度組み立てるのは大変なので、作業が終わるまでは、夜間は雨対策を施してそのまま残せるように手配した。

そして、薪割り作業は、28日、29日、そして30日の3日間となった。
充てた時間は各日とも、ほぼ2時間。夕方5時近くなると、日が傾きパラソルで日陰を作るのが難しくなるので早めにやめた結果である。

この間、薪割りをしていると、切断の方向とか節目の具合とかで、どうしても割れないものが出てくる。そういうものは一旦外してまとめておき、最後に再度チェンソーで裁断して薪割り機にかける。
この作業を、今日9月1日に実施した。要した時間が3時間である。

という経過をへて、薪割りまでの全ての工程を終えることができた。
残るは薪小屋への、薪積みである。

昨年はこの薪積みが随分遅れた。
今年は早く、と思ってはいる。



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