2024年11月30日(土)
「紅白」 落選
10月上旬のことであるが、NHKがテレビで2・3日、今年の「紅白歌合戦」の観覧者を募集した時期があった。

これを見て、Mが申し込んでみようかと言い始める。
というのも、これまで大津局に勤務していた息子が、転勤で今年の夏東京勤務に戻っている。宿の心配をせずとも、「紅白」が見られると言う算段が働いたのかもしれない。
一方Kも、年齢のことから見て、東京まで出向いて紅白を見るという元気は、今年を逃せばもはや望めないかもしれないと言う思いも湧いて、ならば申し込んでみようかと言う気も起きてきた。

申し込みは、ネットでしか申し込みができないらしく、パソコンに向かうことにした。
専用の申し込みフォームがあって、そこにデータを入力することになる。
転売などの詐欺情報を警戒しているらしく、入力情報はかなり厳密である。入場の際は、身元を確認できる運転免許証などを持参させ、入力情報と合致しているか照合するらしい。

ふりがなは全角でなければならないとか、生年月日は和暦ではなく西暦で入力するとか、暗証番号の中に英数字のほかに記号を入れなければならない、とかの制約がある。

注意書きをよく読めばその旨書いてあるのだが、あまり詳しく読まず、フォームにデータを入力して行った結果、何度も繰り返し入力をさせられて、ようやくのことで申し込みをし終えた。
申し込みを終えるのに、小1時間かかったような記憶がある。

申し込みを受け付けましたと言うメールが届いている。
日付は10月13日となっていて、申込者多数の場合は抽選をするとあり、その結果を11月29日にメールで通知するともある。

その結果が届いた。
発信日は昨日となっているが、気づいたのは今日である。
結果は見事に落選となっていた。


息子一家には、申し込んだ旨の連絡はしてあり、Mはさっそく落選した旨の連絡を息子宛てにLINEしていた。



2024年11月29日(金)
別棟に真砂土を運ぶ
10月末から11月にかけて、標題の作業を行った。
目的は二つあって、ひとつは裏庭に残っている真砂土の残量減と、もう一つは別棟の野芝拡大である。

最初に一つ目の課題。
今年の春、裏庭の大改造を行ったのであるが、 こちら→(2024/5/2)
その時運び込んだ真砂土が大量に残っていて、このまま残すには多すぎる気がして、その減量作戦である。

次いで、もう一つの課題。
2022年と2023年の2回にわたり、別棟と呼ぶ場所に野芝を広げる作業を行った。
 こちら→(2022/4/18)
 こちら→(2023/6/29)

その結果であるが、2022年のものは、乾燥でほとんど根付かず失敗に終わった。
2023年のものは、当初これも失敗と思っていたのだが、最近になり、県道上から見た方向で、右半分については野芝らしきものが広がり、背丈の大きい草が伸びなくなっている。
一方、左半分は、砂利が多く野芝が根付いていない。ここに真砂土を敷いて、再度野芝の株を植えれば、野芝が広がるかもと思ったわけである。

具体的な作業の内容は、運搬車に真砂土をスコップで載せ、別棟に運び込んで、掻き下ろして広げるという作業になる。
試しに一回やってみた。10月27日のことである。
スコップで真砂土を掬い、運搬車に乗せるのであるが、土が重くかなりつらい作業である。
終了時間を計ってみたら、全ての作業をやり終えるのにほぼ1時間を要した。
ただ、できない作業でもないように思われる。

無理をしないということを念頭に、一日に一回限りという条件をつけて、都合のつく日を選んでその後実施して来たわけである。


当初、5・6回運べば終了かと目論んだが、結局9回を数え、最終的に今日をもって終了することにした。

備忘のため作業を行った日を記すれば、次のようになる。
10月;27日
11月;9,10、11、19、24、25、28、29日

特に昨日と今日は雨模様であったが、雪の降る前に終えたいと思い、雨雲レーダーを睨み雨の降りそうにない時間帯を選んで実施した。


上の写真が最終図であるが、実行前に比べ裏庭の真砂土の保管料は半分以下となり、別棟は、野芝の生えたエリアを除く左側のほぼ半分が、真砂土で覆われている。

野芝の株を植える時期は、様子を見ながらになるが、来春以降になるものと考えている。



2024年11月28日(木)
お好み焼き
Mが、「キャベツがたくさんあるのでお好み焼きにしたら」と言う。昨日はKが夕食当番で、その折の出来事である。
見ると、いただきものと思われるキャベツが中サイズのものと大サイズの物が丸々1個づつあり、そのほかに、冷蔵庫の中に、1/4程度残ったキャベツもある。
ならばと、提言もあってお好み焼きを作ることにした。

以前はレシピを参考にしていた時期もあったが、昨今はそれもせず、我流である。
材料を準備して混ぜ合わせるだけ。

今回の材料を列記してみよう。
・キャベツ、これは必須材料。1/4程度。およそ1Cm角に切る。
・肉類、今回は豚の細切れ。ひき肉の時もある。150g前後。これも必須材料。
・今回は長芋。皮をむいて摩り下ろす。長さ10Cm程度。代わりに、豆腐を半丁入れることもある。無くてもよい。
・あれば魚介類。今回はちりめんじゃこを一掴み入れた。むきエビがベスト。
・固形野菜。冷凍コーン、冷凍グリーンピース、ジャガイモの角切りなど。今回はKが大豆を水煮したものが冷凍してあったのでそれを入れた。
・最近入れるようにしているのが、ピザ風の味を加える意味で、トマトと刻みチーズ。今回は中程度のトマト1個と刻みチーズ一掴みを入れた。
・玉子、2から3個。今回は3個入れた。
これらを牛乳と薄力粉で混ぜ合わせる。量は材料の粘り具合を見ながら順次増やして行く。

あとは、ホットプレートに分けて焼くだけである。


ホットプレートの設定温度は200度C。蓋をして、焦げ目がつく程度まで焼き、ひっくり返してもう一度焼く。
その後はこげが黒くならないよう設定温度を下げ、トッピングをする。トッピングの順は和辛子、マヨネーズ、お好み焼きソース、削り節の順である。


なんだか、レシピを記載するような内容になったが、これには少し訳がある。

今回、お好み焼きの記事を書くにあたっては、小欄に初めての登場のような気がして、我が家のお好み焼きの一般事情を記述するつもりでいた。
ところが、念のためと思って過去の記事を確認してみると、すでに一度載せている。
 こちら→(2023/4/23)

今回記述しようと思っていた内容と、ほとんど同じ内容がすでに載っていた。

記事内容の重複を避けるため、今回のレシピ風記事になったという次第である。



2024年11月27日(水) ラベル1127
黒井千次著 「老い」シリーズ
前回図書館で借りた本の中に こちら→(2024/11/12)
「老いの深み」と言うものがあった。

借りるときは内容は全くわからないまま、ただ「老い」というタイトルに惹かれて借りてきたのだが、内容はエッセイ風の読み物で、一つ二つ読んでみるとなかなか興味深い。

著者は黒井千次という。
これまで全く承知しない人であるが、奥付を見ると、昭和7年生まれ、東大経済学部を卒業し富士重工業に入社、10数年勤務したのち文筆生活に入った人らしい。
Kより12歳年上、サラリーマンの経験があるというのが興味深い。

本のあとがきを読むと次であった。


著者が73歳の時から、読売の夕刊に、月一回載せている、老いをテーマにした読み物という。
我が家も読売を読んでいるが、当地は夕刊がないので知らなかっただけで、もし夕刊があればすでに読んでいたであろう内容のものであった。
既に20年書き続けられ、書籍としては、今回の本が4冊目に当たるらしい。

話が少し飛ぶが、Kが小欄を書き始めたのは2016年4月からで、Kが72歳の年にあたる。
やはり老いを見つめながら、この9年書き続けてきたわけで、黒井氏に比べほぼ10年遅れて、同じ思いを綴っている形になる。

ならば先人の思いを、はじめから読んでみようと思い始めた。
今度は借りるのではなく自己調達である。

アマゾンで1から3までの3冊を同時発注した。

届いたのは25日の月曜日である。
借りている本と一緒に、並べて写真に撮った。


借りた本は次の火曜日に、半分近く読んだところで返却し、今は、第1刷目の“かたち”を読み始めている。


現在も夕刊での掲載は続いているはずで、第5冊目の発行は、5年先のことになる。
ぜひ読んでみたいものではあるが・・・。



2024年11月26日(火)
温泉玉子
これまでも温泉玉子を使うレシピに出会うことはたまにはあって(写真、上)、その時の温泉玉子を作るレシピは雑誌に載っていたものを参考にしていた(写真、下)。


この場合の温泉玉子の作り方は、容器に入れた玉子に熱湯を注ぎ、一度その熱湯を捨てて、次に80度のお湯を注いで一定時間保持するという、手の込んだ方法で、作る時には若干敷居の高いものであった。

そんな話をMにしたら、「温泉玉子を作る道具がある」という。場所を聞くと、普段は開けることの少ない調理器具を収容する棚の中にあった。

それを取り出しておいて、今日たまたま温泉玉子を作る場面に遭遇したので、器具を利用して作ってみた。


熱湯を注いで蓋をし、一定時間保持するのみという簡単な手法である。
保持時間は、玉子の種類と数によって変える必要があり、一覧表になっていて、その時間に従へばよい。

今日は、冷蔵庫に保存していた玉子Mサイズのものを4個保持するわけで、15分の設定とある。
所定時間後取り出し、2個割ってみると、ほぼ望み通りのものが出来上がっていた。

必要な熱湯の量が分からなかったので、玉子4個を取り出してのち、湯の量を測定したら800mlであった。
今後の準備は、800mlの湯を沸かすだけである。

温泉玉子作りの敷居がずいぶん低くなった。
今後は、温泉玉子を使うメニューが増えるかもしれない。


同様の調理器具をアマゾンで検索すると無数に出てくる。値段はおよそ1000円前後が多い。
温泉玉子は面倒と思われている方は、買い求められればよい。



2024年11月25日(月)
初霜
朝窓のカーテンを開けると景色が白い。今年の初霜のようである。

階下に降りて裏庭に出ると、山水が止まっていて、受槽には薄氷が張っている。近くにある寒暖計を見るとマイナス3℃であった。


そのまま村山の方に向かうと、風もないのに色づいた公孫樹の葉が静かに舞い落ちている。
久しぶりの光景なので写真に撮った。

写真で撮ったついでに動画でも撮ってみた。ついでに撮ったので動画は縦の構図である。

撮った動画を公開しようとしてYouTubeにアップした。ところが公開されない。
どうやら縦方向の動画はアップしない模様である。

その後10時過ぎのことであるが、再び裏山に向かうと、まだ公孫樹の葉が静かに落ちている。陽に映えてきれいに見えたので、再び動画に撮ってみた。今度は横方向の構図である。
この動画をYouTubeに再度投稿してみた。今度は見事に公開された。

 こちら→

スマホで撮った動画で、しかも手持ちなので、画像がブレているが、雰囲気は味わえると思われる。


話が、初霜から公孫樹の落葉にずれている。
初霜に話を戻すと、一昨年の小欄記事に過去の初霜の日を調べていた。
 こちら→2022/10/31

それによると、これまでの初霜は10月末か11月の初旬である。
それに比べ、今年の初霜はかなり遅い。

やはり温暖化の影響が現れているのであろう。



2024年11月24日(日)
公孫樹の樹高測定
毎年公孫樹が色づくこの時期に行っている、我が家の公孫樹の樹高測定である。
ただし昨年の結果を探したが出てこず、失念して居たようで、その前年の結果が次である。
 こちら→(2022/11/14)

この2022年の結果を読むと、その前年より高さが低く出たという結果になっていて、真偽のほどは以降の測定結果を待ちたいとしている。
それを踏まえると、今回の結果は、より興味深いものとなる。

測定方法は、今年も以前と同様に、竹帚を銀杏の木の根元におき、遠く離れた場所から写真を撮って、竹帚の高さと比較して樹高を推定するという方法である。


今年は写真に印刷して高さを計算することにした。

ただし印刷してみると、撮影位置が悪く、竹帚の下端が手前のサツキに隠れているようにも見える。
撮影し直しかと思いもしたが、とりあえず拡大して印刷してみると(写真、右)下端は出ているので、この写真で作業を継続することにした。

印刷上で竹帚の高さは1.70Cm、樹高は26.85Cm。一方竹帚の実寸は、1.5メートル丁度なので、樹高を計算すると結果は23.7メートルとなる。

これまでの結果を列記すと次になる。
 2020年 21.7m
 2021年 22.6m
 2022年 22.4m
 2024年 23.7m

グラフ化すると次になる。



この結果から見ると、2022年の値は何らかの異常値で、公孫樹は今でもその高さを増している、と言うことができそうである。
成長の程度は、毎年50Cmから1m程度の範囲と思われる。


一方、今回の記事を書くにあたって以前のデータを探している時、面白い記事に遭遇した。
それは我々がこの土地に移住した時の、公孫樹木の高さを推定するというものである。
 こちら→(2020/11/16)

この記事によると、移住した時の公孫樹の木の高さは2020年の1/1.6という。
2020年が21.7mであるから、それから計算すると移住時の2001年の木の高さは13.6mになる。
今回のデータと一緒にグラフ化してみると次になった。


結果は、見事に一直線上に並んでいる。
22年で丁度10m。1年で約50Cmの成長と言える。

以上の結果を見ると、永久に成長が続くわけではないが、まだ当分は、成長が続く気しないでもない。

これからも毎年測定を続け、成長が終了するのを見届けたいとは思うが、問題は我が方の命がそれに耐えるか否かである。


2024年11月23日(土)
最後の草刈り
花摘みの関係で、Mに「まだ摘まないで」と言われて草刈りを残していた場所がある。
「二の畑土手」の一角になる。
同時にその場所は、里芋を植えた関係で刈り取った後の草の処置がしにくい場所でもあった。

時は移り、花摘みは関係がなくなり、さらに里芋掘りも終了したので、こちら→(2024/11/15)
いつでも草刈りはできたのだが、ついつい伸び伸びになっていた。

今日の天候は、曇ったり時折小雨が降ったりという状況。
この場所の草刈りは、あまり時間はかからない筈で、雨の合間をぬって草刈りしようと思いついた訳である。


要した時間は準備も含めて1時間弱。始めたときは薄日もさしていたのだが、刈り終える頃になると小雨が降り出し、急いで帰り支度をする状況。
短いながらも慌ただしい草刈りになった。

その気になれば、裏山の笹刈りなど、草刈り機の出番がないことはないが、草刈り作業としては、おそらく今回が最後になろう。



2024年11月22日(金) ラベル1122
公孫樹の落葉
我が家の銀杏の木は、集落内では一番大きいと思われる。
そして、どういうわけか一番遅く色づき始める。

今年は特に遅く色づき始めたのだが、その色づきもほぼピークを過ぎ、もはや落葉を始めている。


昨日の作業の続きで、通路を塞いだ原木の枝を整理していたら、現場が公孫樹の木に近いため、近くまで銀杏の葉が飛んでくる。
振り返って、公孫樹の木の方向を見ると、公孫樹の樹の下を葉が舞っていた。

動画ではないので判りにくいが、写真の中でも空を舞っている葉が写っている。

2,3日すると全ての葉は落ちるであろう。
数日は黄色の絨毯を楽しんで、その次は、落ち葉集めの作業が待っている。



2024年11月22日(金)
椎茸榾木用原木倒し
我が家では2年に一度原木シイタケの植菌をしていて、来春はその年にあたる。その原木倒しのことになる。

集落の草木博士に言わせると、椎茸用榾木の伐採時期は、「木を足で蹴ってみて、葉がパラパラと落ちる頃が一番良い」とのこと。
そろそろその時期と思われ、原木倒しに着手することにした。
例年は榾木を20本前後つくるのだが、今年は少し訳があって、30本前後取る予定である。

原木の倒し作業は危険もあるので、どの木を倒すかという相談も含めて、Mに監視を頼む。
今年もその例に従った。

最初に倒したのが、栗の木ベンチと呼ぶ場所の脇に生えているミズナラである。根元は一本だが、50Cmばかり上から2本の木に分かれているものがあって、最初にその2本を切ることにした。


この2本はほぼ問題なく倒せた。倒した木は葉をつけたまま放置し、来春枝を落としながら榾木を製作する。
そのため、少し移動して、邪魔な枝のみ落とし通路を確保して作業を終えた。およそ30分あまりである。
これで榾木が15本程度取れる予定である。


次に倒す候補になったのが、「一の坂」の脇でMがササユリを育てている場所があってその端に、先のものより少し太めのミズナラが4本株立ちしているものがある。
そのうちの2本、一の坂側に倒れそうなものを倒すことにした。

最初の1本(通しでは3本目)は、これもほぼ問題なく予定の方向に倒せた(写真がない)。
問題が起きたのは2本目(通しでは4本目)である。


2本目の枝が、残す予定の木の枝に少しばかり引っかかっている。
しかし重なり具合はわずかなので、ミニウィンチで引っ張りながら根本を切断すれば、狙いの方向に倒れると考えた。
Mにミニウィンチの操作を頼み、私が根元を切断する。ところがかなり切断しても枝が引っかかって、いくら引っ張っても倒れないのである。
少々無理をして引っ張ったら、最後は繋いでいたロープが切れてしまう。一方木の方は、ほとんど切断されている。このまま放置する訳には行かない。
あれやこれや、筆舌に尽くし難い苦労を経て、1時間程度の時間をかけ、ようやくのことで切り倒した。
最後には危うく怪我をしそうな場面にも出くわす。
これで、予定の30本は取れる。

倒し終えたときには、疲労困憊であった。
Mも「榾木づくりもこれが最後かね」と、言葉をかけてくれる。

これまで、80歳になるまでは榾木を作ろうと考えていた。今年がその年である。
次回作るのは82歳。
どうなることか今のところ明確な答えは出ないが、案外、今回が最後になるのかもしれない。



2024年11月20日(水)
龍和会 紅葉を見る会 with グランドゴルフ
集落の老人会で「紅葉を楽しむ会」が、里庭で催された。


昨年に続き、こちら→(2023/11/9)
2度目である。

昨年は弁当を持参して里庭で昼食を取るのみであったが、今年はさらに趣向が凝らされた。
その一つが、里庭に移動する前に、集落のモミジの名所を観るもので、龍岩神社と代子屋のモミジを見て回った。


特に代子屋では、池に映る“逆さ紅葉”も見学した。


そしてメインイベントの里庭での昼食会になる。
Mはスタッフとして朝7時から弁当作りに出かけ、Kは会場の準備をして10時ころ田家へ集合した。


里庭に到着したのは、12時半頃。
昨日から寒くなり、今日も寒さを心配したが、その心配は霧消する。
穏やかな良い天気になり、ありがたかった。
弁当は美味。話題も弾み、なごやかな昼食会になった。

昼食会の後は二手に分かれる。
その場で横になり談笑する組とグランドゴルフに参加する組である。


ゴルフ場は13日に草刈りを行い、 こちら→(2024/11/13)
その翌日に草焼きをしている。

今日は4コースが設定された。
参加者は9名で3組に分かれる。
4コースを2回廻って、覇を競った。

結果はホールインワンをした人がいてその人が優勝。Kは2位、Mは3位と望外の結果を得る。

すべての予定行事を終了して、散会したのは3時半過ぎであった。

ともかく、何事もなく終了して安堵した。
特に今回は、寒さが予想され、胸算用としては焚き火なども心積もりしていたのだが、その手配もなく終了しての安堵であった。



2024年11月20日(水)
冬支度・第1号 セミ炬燵
今朝のNHKニュースによると、今日から気圧配置は西高東低の冬型となり、12月並みの寒さになると言う。
それを受け、いよいよ冬支度を始めることにした。


第一号として、2階自室での「セミ炬燵」の設置である。

セミ炬燵とは、灯油ストーブの温風を少し離れた椅子の下に引き込むという一連の装置で、2018年以来実施している。 こちら→(2018/12/2)

昨日の記事で、「1週間もすれば・・・」と悠長なことを言っていたが、一気に冬の到来である。

それにしても今年の秋は短かった。
世間で言われ始めている、いわゆる「二季化」強く意識するところである。
困ったものだ。



2024年11月18日(月)
今年の錦秋
昨日までは陽気が暖かく、外仕事をすれば汗ばむほどであったが、今日からは一転気温が下がると言う。
昨日まで20度近くあった最高気温が今日は11度。

紅葉の色づきは、例年に比べ、1週間程度遅れているような気がするが、ここにきて一気に進んできた。
しかも今日は時雨模様。
一気に晩秋の雰囲気である。

雨の合間を縫ってウォーキングに出ることにしたが、その前に色づいたわが里庭内を歩いてみる。
見事な錦秋の世界が広がっていた。


この風景を目指して、移住以降の20余年、伐採をしたり雑木の移植をしたりなど続けてきたわけで、この錦秋の世界を目にすれば、少なからず満足感がこみ上げてくる。

1週間もすれば、これらの葉の大半は落ち、冬の気配が近づいてくる。

今度は“冬支度”の始まりである。



2024年11月17日(日)
新嘗祭
毎年この時期の日曜日に行われる、新嘗祭。
集落の三大神事の一つである。

普段は代子屋の横にある境内で行われるのだが、例えば こちら→(2023/11/19)
今年は雨が予測され、保養館の中で執り行われた。


保養館で行われたのは、2017年 こちら→(2017/11/19)
以来、7年ぶりである。

今年、少しばかり話題になったのが、神主の衣装。
普段は上下とも何らかの色の付いた衣装を着衣されるのだが、今年は上下とも白い衣装であった。
神主さんに言わせれば「久しぶりに着た」と言うことらしい。

神事の後直会が行われるのはいつもの通り。
今年は猪汁が振舞われた。
集落で仕掛けた檻に入ったイノシシの肉らしい。

柔らかい美味しい肉であった。
地産地消である。



2024年11月16日(土)
爪の水虫
丁度一年前、同じ標題の記事を掲載している。 こちら→(2023/11/15)
このときは、草刈りをしていて腰を痛め、腰の薬をもらいに行った折に水虫の薬を出してもらっている。

今回は、イノシシが掘った穴を埋め戻している時に腰を痛めた。


再生雑地と呼ぶ場所に、猪が出て穴を掘ったのが何個所もあって、それを今回ひとまとめにして埋め戻した。1日では終わらず2日にかけて作業をしたのだが、その2日目の最後の穴で腰を炒めた。
11月初旬の出来事である。

腰が痛いときに飲むと痛みが和らぐ薬を出して貰っているのだが、それが切れたので、近くのクリニックに行った。
そのとき思い出したのが、足の爪に付ける水虫の薬。
1年前に処方してもらって、その後2・3回出してもらったが、これも無くなったので、一緒に処方してもらおうと頼んでみたのである。

医者はいいですよと言い、待合室で待っていると、再び診察室に入るよう求められた。
医者が言うには、水虫の薬は、処方を始めて10ヶ月経つと、再検査しなければ処方できない。したがってもう一度検査をするので、と言って爪の先から検体を取られた。
1週間経てば結果が出るので、1週間後のいつでも良いので来てくださいと言われる。

1週間経ってのちクリニックに行った。今週の火曜日、図書館に行くついでに寄ったのである。

診察室に呼ばれて入ると、医者は、検査結果を提示しながら、「結果は陰性でした」と宣う。


「爪を見せてください」と言われて見せると、「随分きれいになっているではないですか」と言われて診察が終了した。

自分の感触では、少しは良くなっているが随分と言うほどではない。が、とりあえずは致し方がない。
痛みがないので当分は様子見である。



2024年11月15日(金) ラベル1115
里芋掘り
今日は15日で、小降りながらほぼ終日雨であった。

午前中は、恒例の買い物に出かけたが、こちら→(2021/3/16)
午後は、昨日の疲労回復の意味もあって、労働はせず、テレビで取り溜めた映像をみるなどして過ごした。
そんな関係で書くネタがない。

一方、一昨日行ったMの手伝いが記載してなかったので、忘備の意味も含め、この場で掲載することにする。
作業の内容は、里芋掘り。


作業したのは午前中で、9時半頃から10時半頃までの1時間。

昨年は11月3日に行っている。 こちら→(2023/11/3)

昨年に比べると、里芋の畝の掘り方が90度変わっている。
上手にある小さな溝の方向に対して、昨年は直角、今年は平行の形である。

増量を期待して変更したというが、結果は期待した程のできてはなかったらしい。

トレーに仮保管し、ここで乾燥させて土を落としたのち、最終保管場所に移動する。
その時このトレーは、薪ストーブの薪を入れる収容箱に変貌する。



2024年11月14日(木)
くらし応援隊を応援する
今日の話題の切っ掛けは、昨日から始まる。
昨日行った作業の”グラウンドゴルフ場の準備”は午後の作業で、2時過ぎには終了した。

たまたま昨日は水曜日。運動教室の開催日である。
運動教室は3時頃まで行われるので、すぐに行けば最後の部分には間に合うと思い、久しぶりに運動教室に参加した。
運動教室の最後ではミニお茶会が開かれる。その席でのこと。

運動教室のインストラクター(女性)は、地域が運営する“くらし応援隊”の事務局員でもある。
“くらし応援隊”というのは、数年前に地域で発足した組織で、地域住民の困りごとを何でもお手伝いしますと言う一種の有料慈善事業で、Kはその応援メンバーには加入していない。

お茶会の話題は色々な話になるのだが、たまたま話題が飛んで、明日は我が家の敷地隣りにある土地を、くらし応援隊で草刈りするのだという話になった。
我が家の敷地隣は、両親は2人とも十数年前になくなっていて、2人のお子さんは大阪方面にすみ、維持の手が長年入っていない。その後雑木なども生え、かなり荒れている土地である。

話題の中で、そのインストラクターは、我が家の敷地隣と言う理由で思いついたのか、私にも応援できないかと言い始めた。
作業の困難さは予測できたので、一瞬躊躇はしたが、隣の土地ということもあって了承した次第である。
昨日のうちに、草刈り機の丸刃を研磨し、チェンソーの刃も研磨して今日に備えた。


さて今日、集合時間は8時半。6名が集まった。
50代が1人、60代が1人、インストラクターを含む3人が70代、そしてKが80代で1人という構成である。


Kがウォーキングに使う町道沿いにあり、溝を挟んで一段高いところにある土地形状になる。道沿いの長さは150m前後。傾斜を含む奥行きは2〜30m程度であろう。かなり広い面積である。

10時前休憩となる。
休憩前Kは傾斜の草を刈ったが、休憩後はチェンソーで一段高い場所に生えた雑木を切り倒した。根元の太さで15Cm程度から5Cm程度のもの。30本程度は倒したであろう。倒した木の始末もする。
誰かが作業の指示をするのでもなく、各自が持ち前の技量で、自分に合った仕事をする。

私が雑木を切り倒して整理を終えて、あたりを見回すと大方の作業が終了していた。
時刻は11時半過ぎである。
仕掛かる前は一日では終わらないと思っていたが、それが半日で終わったという状況である。
町道上に残った木や草は、後日ダンプカーと重機で持って、他の場所に移動するという。


半日で終わった後はいえ、ひどく疲れた。
これが自分の作業なら、休み休み、体と相談しながら作業をするのだが、皆と一緒の作業でそうも行かない。途中小休憩を取ったものの、4時間近くはぶっ続けの作業である。

帰宅後、Mが用意してくれた昼食を食べたが、疲労で食欲も鈍るほど。めったにないことだが昼食を少し残した。
その後1時間あまり昼寝をする。それでもあまりやる気が起きない。

この疲労感は、近年久しぶりである。



2024年11月13日(水) ラベル1113
紅葉を観る会 グランドゴルフ場の準備
集落老人会の秋の行事として「紅葉を見る会」がある。
その開催場所が、昨年から我が「里庭」になっていて、 こちら→(2023/11/9)
今年も里庭で行われることになった、今年の開催日は11月20日が予定されている。

昨年は、サロン田屋で体操などしたのち里庭に移動したが、今年の計画は、サロン田家に集合するものの、即座に里庭に移動し、昼食など取ったのち、里庭でグランドゴルフを行うという計画になった。

そのためのグランドゴルフ場の準備である。
場所は「再生雑地」と呼ぶ所。手前側の一部を予定。

「秋じまい」で草刈りはしているものの、その後草が伸びているので、もう一度草刈りをする必要がある。
自走式草刈り機(別称;“ヤギ”)を、草丈を低めに刈るようセットして行うことにした。

この際、Mも手伝うという。
一人暮らしの訓練として、一度“ヤギ”操作の勉強会を行ったが こちら→(2024/9/23)
充分にマスターしたとは言えないので、復習を兼ねて手伝うらしい。
最初はKが行ったが、中盤以降は最後までMが実施した。


刈りに要した時間はおよそ1時間。
後、集めて焼く作業が残るが、それはまた後日ということにする。

Mは作業終了後“ヤギ”を納屋に収めてのち、操作方法を記述したノートを書き改めていた。



2024年11月12日(火) ラベル1112
図書館に行ってきた
2週間に一回の割でゆく図書館に行ってきた。

火曜日に行くことが多い。
月曜日が休館日なので、その休館明けという理由もあるが、貸出期限が2週間なので、前回借りた日が火曜日なら次の期限が火曜日になり、したがって火曜日に行くことが多くなる。
さらにもう一つ、帰り際途中にあるスーパーマーケットに寄り、モーニングコーヒー時にそえる菓子類を買うこともあるのだが、そのスーパーは火曜日が玉子の特売日で、Mに玉子を買ってくるよう頼まれることもあり、火曜日にゆくことになる訳である。

そして今回は、少し珍しい出来事にも遭遇した。
地元の小学校児童の社会見学である。


2年生で、児童数は12名、付き添いの先生3名の一行(写真上段)。

児童が図書館司書に質問する場面があり、聞くともなく聞いていたら、質問の中から思わぬ情報も得た。この図書館の来館者数は1週間で約140名、所蔵の図書館数は4万3千冊と言う。

二つの数字とも、Kが想像する数よりも多い。田舎の図書館としては立派な数字と思われた。


写真下段が、今回借りた本。

雑誌2冊と図書3冊が慣例。
陳列棚や書架から、目についたものを借りてくる。
“老い”に関する本を借りてくることも珍しくはない。



2024年11月11日(月)
九州場所のマドンナ
月日の経つのが誠に早い。
大相撲の初場所が始まったのが、つい先ごろの事のように思われるが、もう一年収めの場所の九州場所である。昨日から始まった。

最近のKは、スポーツの類をほとんど見ない。
が、大相撲だけは見る。

他の作業をしながら見ることも多いが、目を凝らして観ることもある。
今日は夕食当番、その準備を終えたので、相撲の後半は集中して観た。

そんな中、画面の中に見覚えのある顔を見つけた。女性である。


以前九州場所では必ず現れていた人で、小欄で取り上げた記憶もある。
探してみたら随分昔の記事であった。 こちら→(2016/11/27)
8年前の記事である。

その後何回かは見た記憶もあるが、コロナ禍以降の九州場所では見た覚えがない。
近年はこの“出来事”のことを、すっかり忘れていたほどで、発見したときは少々驚いた。

昨日も大相撲は見ているが、何か作業をしつつ見て居たのか全く気づかなかった。
あるいは、昨日はその女性は観戦に来ていなかった可能性もある。
NHKプラスで確認してみたら、昨日も見にきていた。


今日と同じ席。どうやら、九州場所再登場の模様である。

8年前の記事でその女性の年齢に触れていて「年のころは50歳前か」と記している。
一方、今回も年のころを形容すると「50歳前後か」となる。
8年経っているにもかかわらず、ほとんど年を重ねていない印象であった。

九州場所を見る楽しみが、もう一つ、戻ってきた。



2024年11月10日(日)
母屋横、猪壁の再整備
母屋の前庭などに、猪が入らないよう防御用の壁を再整備したという話である。


以前から猪の侵入を防ぐ設備がなかったわけではない。
それは、Mが朝顔などを咲かせるために用意したもので、ビニールハウス用の小さな鉄骨(3本)にビニール紐をあんだ網をかぶせたものがあって、それにトタン板を横にして組み合わせ、イノシシ侵入の役を果たしていたものがあった(写真、上段左)。

2週間くらい前であったろうか、Mが、見栄えも悪いし、用は終わったので朝顔用の鉄骨と網を撤去すると言い出した。
それは良いが、そうなるとイノシシ防御用の設備の一角が崩れてしまう。なんとか壁を考えてほしいと頼まれた。
ただし当時Kは「秋じまい」の最中で、イノシシ用の壁の再整備に着手する気が起きない。
その旨伝えると、Mはそこに残っていたトタン板と、別の場所で保管されていたイノシシ防御用の金網2枚を取り出してきて、暫定の防御壁を作成した。
なかなか強固にできていて、イノシシ防御の機能は充分果たしていた(写真、上段右)。

そしてKの方である。
「秋じまい」を終了したのでイノシシ壁の再整備に取りかかろうかと思い始めた。

作業を始めたのは一昨日。
支柱などを集めるところから始まって、およそ3時間かけて終了した。
作り上げたものは、Mの要望を受け入れて、トタン板は使わず、もう一枚残っていた金網を持ち出して、金網のみで壁を作成するという案である。

一応完成はしたものの、母屋に近い方の最後の支柱が、材料が足らずに弱い。

今日それに代わるものを探し出してきて、とりあえず完成である。
母屋に近い金網は、開閉できる仕様になっていて、出入りするのに不便はない。

完成品をMに見せると、これで充分だと言っていた。



2024年11月9日(土)
町制20周年記念 「 THE 神楽 BIG4 」
地元の公民館で神楽の催しが行われた。
邑南町制設立20周年を記念するイベントで、町からの補助金が交付されての開催という。
イベント名は「THE 神楽 BIG4」。

島根県の西部にあたる石見地方は、もともと神楽の盛んな地域で、各地域に神楽団が作られている。
我々が当地に帰京した時には、「神楽 BIG4」と名付け、各地域から四つの神楽団を招聘して、秋のこの時期神楽の祭典が行われていた。チケット販売の有料であった。
今回主催者の説明では、平成9年から15年続けて行われたと言う。

それが近年停止されていたのだが、今回は同じ名前をつけて、町の補助金を受け、無料入場のイベントとして再現されたという経緯である。


12時開場、13時開演というスケジュール。
今回は邑南町から四つの神楽団が招待され、それに特別出演として広島県から一つの神楽団が呼ばれ、計五つの神楽団による演舞となった。

バザーとして多くのの出店もあり、観客も数多く見えて、にぎやかな催しとなった。

石見地方に伝わる伝統的な文化で、熱狂的なファンも数多くいるが、われわれは若干冷めたほうのファンで、12時から参加し、飲食を楽しんで、四つの演舞を見たのち、中休みとなったので18時過ぎに帰ってきた。

晩秋の中の、一日の出来事である。



2024年11月8日(金)
写真絵本
今、図書館で借りている本。
「写真絵本」という分野があるらしい。写真を添えて物語を紡ぐという方法である。


絵本のタイトルは「引き石と24丁のとうふ」。
岩手県に住む90歳を超える「おばあちゃん」が、今でも石臼を引いて、毎日24丁の豆腐を作ると言う物語である。

昭和35年、28歳のとき、一家4人でこの地に引っ越してきて、原野を開拓し、いまでは一人で豆腐作りを生業にしている。
毎日2升5合の大豆を石臼で引いて、24丁の豆腐を作る。この大豆を引くのに、若いときは1時間で引けたものが、いまでは6・7時間かかるらしい。


作者は大西暢夫、フリーカメラマン。
写真絵本「おばーちゃんは木になった」で第8回日本絵本賞を受賞。
他にも10冊以上の絵本を出している。

写真付きであるから、普通の絵本のように自宅で空想では書けない。
今回の豆腐の話でも、おばあちゃん宅を何度も訪ねて作成した模様である。

なかなか面白かったので、図書館に、他の写真絵本があればまた借りてこようと思っている。



2024年11月7日(木)
立冬の日の日没の場所
夕刻、たまたま外に出ることがあった。丁度太陽が山に隠れようとしている。
そのときひらめいた。今日は立冬である。
立冬の日の日没の場所を写真に収めよう、と思いついた。

と言うのは、これまでに、節目節目に日没の場所を撮り収めていて、それにデータが追加できると思った訳である。

今回撮った写真は、


太陽が山の端にすべて隠れたのは、17時58分であった。

これまで、節目節目に撮った日没の場所というのは 
 こちら→(2024/6/18)

そのデータに今回の情報を追加すると次のようになる。


前回記事の末尾で「終止符を打った形」と記しているが、今回のデータを追記すると、さらに詳細な全体像が浮かび上がってくる。
もう少しデータを追加しても良い、と思い始めている。



2024年11月6日(水)
映画を持ち歩く その2
前回 こちら→(2024/11/2)
の続編である。

前回で、タブレットでは見ることができなかったVROファイルを、見ることが可能なMP4ファイルに変換した。
今回は変換したMP4ファイルをタブレットにコピーするという話である。

映画などの動画ファイルはサイズが大きいので、タブレットの内部ストレージを使用するとすぐに満杯になる。したがって、内部ストレージとは別にマイクロSDカードを手配した。
今回購入したタブレットは、1TBまでのマイクロSDは装着可能とある。したがって、1TBのマイクロSDカードを手配した。


1Cm角、厚さ1mm強の小さなカードであるが、価格は1万円を越える。アマゾンで手配した。
タブレットに専用のトレイが用意されているので、装着に問題は無い。

次は、パソコンにあるデータをタブレットにコピーする方法である。
タブレットに用意されたエクスプローラーのアプリを使う方法もあるが、タブレットのUSB設定を変更して、直接データを操作する方法もある。
今回は後者を利用した。

充電用に使うUSBケーブルをデータ移動用に使うもので、設定は次のように行う(写真、下段左)。

USBケーブルをパソコンに繋いだのち
設定→USBの設定→FileTransfer(MTP)を、ONにする。

こうすることで、タブレットを操作するのではなくパソコンを操作することで、データをタブレットにコピーすることが可能となる(写真、下段右)。

とりあえず、MP4ファイルに変換した、寅さんシリーズと黒沢明監督の映画をタブレットに移動した。


その中の、寅さんシリーズ第1回を映したのが次である。


データを内蔵しているからWi-Fiは不用。いつでも、どこでも観ることができる。

VROファイルをMP4ファイルに変換することで、思わぬ副産物もあった。
VROファイルでは、映画1本で凡そ、5GBあったファイルサイズが、MP4に変換すると、1GBに減少した。
1TBのマイクロSDカードなら、1000本の映画が収容できる。
それほどの映画は持っていない。



2024年11月5日(火)
ハリス対トランプ
アメリカのみならず世界に影響を与えうる選挙が始まろうとしている。
アメリカ大統領選である。
投票日は「11月の第1月曜日の後の火曜日」と法律で定められていて、今年は11月の5日となる(日本時間では5日の夜から)。

そんな中にあって面白いテレビ番組を見た。
10月29日と30日に前・後編に分かれて放送されたBSドキュメンタリー「ハリス対トランプ〜2024アメリカの選択」という番組である。
私は録画をかけてみたが、見逃した方なら “NHKオンデマンド”で見ることができる。


今回の選挙で最終候補となったハリス氏とトランプ氏の経歴が幼少期から今日まで、詳細に描かれている。

後編は、2016年の大統領選以降の出来事がまとめられていて、なんとなく見た場面も多いが、前編は幼少期から2016年に至るまでの経過で、初めて承知することが多く興味深かった。


ジャマイカから移住した父親とインドから移住した母親の元に生まれるハリス、7歳の時に両親が離婚し、母親に育てられた。
ハワード大学で法律を学び、検察官になり、その後女性として初のカリフォルニア州司法長官をへて政治家となる。

不動産会社を経営する父親の次男として生まれるトランプ、最初は父親に疎まれ軍隊式の学校に入れられる。しかし、長男はパイロットとなり若死にするので、結局、父親の事業はトランプが引き継ぐことになる。
事業は成功し、「トランプタワー」を建てたりなど。
それらを背景に、以後持ち前の野心的性質から大統領を目指すようになる。

その他に沢山のエピソードが紹介されるが、ここでは披露する余裕がない。興味のある方はオンデマンドを見られるのがよい。

ともかく、以上の2人による大統領選がいよいよ始まる。個人的にはハリス氏を応援するが、トランプ氏が勝利する確率も高いらしい。

注目の日々が始まることになる。



2024年11月4日(月)
50余年変わらぬ街
数日前のことであるが、Mが昔の写真を探す必要があって別棟に行き、戻ってから、面白い写真が見つかったという。
昭和46年に龍岩神社から撮影された八色石の写真である。
当時、龍岩神社と隣の集落にある赤馬滝に遊びに行き、その時に撮った写真らしい。

話が少しずれるが、今日は龍岩神社の祭りである。
もともとは10月26日に予定されていたのだが、その日はひどい雨で今日まで延期されていた。今日は幸い暖かい良い天気。
恒例により祭りが行われたので、龍岩神社まで登ってきた。
その折り、ついでに八色石集落の写真を撮った。
目的は先に述べた昭和46年の写真と比較するためである。

昭和46年の写真を印刷して持参し、階段の途中や境内で、持参した写真を見ながら、できるだけ近い構図で数枚撮ってきた。
中で一番似通った構図の写真が次である。


説明の必要はないが敢えて言えば、左が昭和46年、右が今回である。構図を合わせるため、両方の写真を少し傾け、サイズを伸縮した。

写真の中央部下方に、ビニールハウス2棟と、およそ10年前に集落が建てた農業設備の収容用建物が増えているが、その他に大きな変化は見当たらない。

道路も川も、大きく変わったと見えるところは見つからない。
ただし周辺の木々は大きくなっている様子が伺える。

昭和46年といえば、我々の結婚の前年である。我々は、今年結婚52周年。
したがって、この度の写真は50余年前の八色石の姿である。

都会なら大変貌しているところであろう。
何も変わらない街に住んでいる、という良さを感じる訳である。



2024年11月3日(日)
立木の枯れたもの整理
「秋じまい」が終了した後の晴れた日は、「秋じまい」の最中に後回しにしていた作業をしている。

今日もそのひとつ。
Mに前々から頼まれていたもので、雑木(立木)の中で枯れたものがあって、その整理である。

最初が、納屋の横の傾斜で、梅の木で枯れたものが2本ある。その除去。


次が、大傾斜の端で町道沿いにある柳の木が、これも2本。
多くの枝が枯れた状態になっていて、見栄えが悪く、幹の根元から切り倒して萌芽更新を期待することにした。
ここではMの援助も得ることになる。
倒した木の枝など、チェーンソーでKが小さく切り、切ったものをMが運搬車に載せる役である。
思ったより量が多く、運搬車にほぼ一杯になった。

その他に、写真はないが、Mの急遽の申し出で、脚立を持ち出して雑木の剪定をしたりなど、午前中いっぱいの作業になった。

今日は11月にしては珍しい暖かさ、作業をすると汗ばむほどの陽気であった。



2024年11月2日(土) ラベル1102
映画を持ち歩く
今年の夏以降、少し大きめの旅行を2度した。
一つがMとの北海道旅行で、こちら→(2024/8/21)
もう一つが一人で行った、神戸で行われた高校の同窓会 こちら→(2024/9/29)
である。
その時思いついたのであるが、見る見ないは別として、これまでにとり溜めた映画をタブレットに入れて持ち歩けるようにしておけば、暇な時間が生じたとき都合が良いのではないかと思ったのであった。

この場合は、Wi-Fi設備のない場所での視聴も考えられ、Wi-Fi経由でダウンロードして見るのではなく、タブレットの中に映画データを保存して、いかなる環境下でも見ることができる体制を整える必要があると考えた。

今年の秋タブレットを更新したが、こちら→(2024/9/17)
こんな事態を若干は予想していて、内部ストレージの他にマイクロSDが装着できる機種を選んでいる。

今回の思いつきが実現できるか、実験してみることにした。
使っていないマイクロSDがないか探してみると、32GBのカードが出てきた、フォーマットし以前のデータを消去してタブレットに装着してみと、問題なく装着ができた。

次に、入れるべき映画データである。
こちらはすでに作成済み。
入院・入所の準備として作ったもので、DVDのデータを変換して、パソコン用の外付けHDDの中に取り込んでいる。
 こちら→(2024/7/1)

試しの実験である。映画はなんでもよい。とりあえず一本の映画を選んでタブレットに入れてみた。
そしてファイルを開いてみる。ところが結果はNGであった。
原因は取り込んだ映画ファイルの拡張子にある。
取り込んだファイルはVROという拡張子で、パソコンではVROファイルでも開くことができるプログラムを導入した。
タブレットでも同じ方法が取れるか探してみたが、これは無理であった。別の方法を探さねばならない。

この際最も順当な方法は、VROファイルを、動画として標準的なMP4ファイルに変換して後、タブレットにデータを移動する方法である。。
変換できるソフトを探してみると、こちらはいくらでも見つかった。ただし有料のソフトが多い。
できれば無料のものが良い。あちこち探してようやく見つけた。
 こちら→

ここで紹介する中の、「HandBraKe」という変換ソフトである。


操作は至って簡単。プログラムを開き、変換するファイルを指定の場所にドラッグアンドドロップすればよい。後は「エンコード開始」というボタンをクリックするだけ。映画の長さによるが、6・7分で完了する。

ただ今のところ、第一段階として、寅さんシリーズと黒沢明監督の映画の変換を終了した。


あとは、これら変換したファイルデータをタブレットの中のマイクロSDに移せばよい。
このことについては次回述べる。



2024年11月1日(金)
干し柿作り
大分秋も深まって、干し柿作りのシーズンである。
我が家の干し柿は主してMが作る。

以前は下屋の下で干していた。
たとえば こちら→(2020/10/24)
ただし、なかなかうまくゆかないらしい。カビが生えたりする。

そこで昨年は場所を変え、西日が当たる方向の庇の下に干し場を作り試してみた(写真が無い)。
それでもうまくゆかない。完成前に、柿の実が落ちたりなどしたという。

それを踏まえて、今年はまた場所を変えることになった。
今度は、朝日が昇る方向で吊るしてみたいという。
この話は以前から聞いて承知して居たのだが、今朝になってすぐに作ってほしいという依頼が出た。
柿の皮をむいて、干すばかりの状態になっているのだという。

今日の予報は雨。外仕事の予定はしていなかったのだが、致し方なく、着替えて干し場を作ることにした。
具体的な場所の決定にあたってはいろいろ議論があったのだが、最終的にはMの希望で、日が昇る方向の屋根の庇の下、かなり高い場所でである。


板でL字の部品を作り、それを家の棟木に固定する方法を採用した。

梯子をかけ、Mにしたを支えてもらって、それに登ってL字の部品を固定するのだが、かなり窮屈な格好で作業をすることになり少々難渋した。

作業中は、作業に没頭していて写真を撮り忘れ、作業後小1時間後に写真に収めた。
作業中はまだ小雨程度であったが、写真撮影の時は本降りである。雨の中傘をさしながらの撮影になった。



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