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Kの散歩帖
里庭掲示板
2024年10月31日(木)
報恩講
今日は、毎年この時期に行う報恩講の日である。
もともとは10時からの予定であったが、お坊さんの都合でそれが9時になり、朝からMの指示で掃除機をかけたりなどする。
Mはその他の一連の作業。
丁度9時に、お坊さんは見えた。

報恩講については、小欄でこれまでに3度取り上げていて、
 こちら→(2016/10/26)
 こちら→(2019/10/23)
 こちら→(2023/11/10)

報恩講の何たるかについては、これらで述べていたので、この度は割愛する。


一時雑談があってのち始まる。
今回のお経は、讃仏偈。


そのあと御文章の拝読があって、つづいて坊さんの説教があり、普段ならここで、領解文(りょうげもん)という文章をみんなで読み上げるのであるが、今回は様子が異なった。
「浄土真宗の生活信条」というものがあるので、それを読んでみましょうと言われる。

お経をつづった冊子があるのだが、領解文は最終部に載っていて、この「生活信条」は始めの方に載っていた。

Kは不真面目な仏教徒なので初めて目にする文章である(写真、右)。
ただし、読み上げながら誠に心に響く文章であった。
人間としての必須要件が、短い言葉ながら見事にまとめてあると思えたからである。


話が少し飛ぶが、昨日と一昨日の2日をかけて、録画していた映画を見た。
題名を「プレイス・インサ・ハート」という。
1984年に公開されたアメリカ映画で、1935年時代のテキサス州での出来事を描いている。
脚本と主演女優でアカデミー賞を取った作品らしい。
その冒頭部で、保安官一家が朝食をとる様子が映るのだが、主(あるじ)である保安官が食事の前に祈りの言葉をささげる、それが丁寧に映し出された。


祈りの言葉を再掲すると、
「主の寛大な恵みと愛に感謝を捧げます。この苦難の時代、与えられたものに感謝する心を与え、無用な欲を戒めたまえ。ここに集うものに恵まれぬ隣人を思う心を与えたまえ。アーメン。」
となる。
日本人には、こういう思想や風習はまったくなくなってしまったと感心して見たのであるが、祈りの言葉とともに、心に留まったシーンであった。


また、話が少し飛ぶが、
自分として、最近強く意識しているのだが、目に見えないものに畏怖するという気持ちである。
見られているから頑張ろう、ではなく、誰にも見てもらってはいないが手は抜くまい、言う想いである。


自分にとっての“目に見えないもの”と、生活信条で説く“み仏”と、映画でアメリカ人が祈る“主”は、異なるものではなくすべて同じもののように思え、興味深く思ったわけであった。

報恩講を機にしての、とりとめのない思いを綴った次第である。



2024年10月30日(水)
ジョウビタキの来訪
4・5日前から起きている事象である。
裏庭に出るドアを開けると、そこには南天の木があって、そのあたりから小鳥が飛んで逃げる様子がうかがえるようになっていた。

Kはあまり気に留めず、雀が飛んで出たものと思っていたら、Mが着目し、昨日のことであるが、野鳥の図鑑を持ち出して調べ始めた。
二つ三つ候補があったらしいが、結論としてはジョウビタキに間違いないと言う。

図鑑の解説では、ジョウビタキは縄張り性が強く、「車のミラーなどに写った自分の姿を盛んに攻撃する」とあるとも、読みながら教えてくれる。
なるほど、雀ではなかったかと思いながら、その場を聞き終わった次第であった。


そして今日である。


裏の納屋で外仕事の準備をしていたら、母屋の裏にある風呂用のボイラーのあたりで小さな音であるが、トントンと言う繰り返す音が聞こえる。
見ると件のジョウビタキと思われる小鳥が、ボイラーの上とそれに繋がる配管の上を、下りたり上がったり、繰り返す様子が窺えた。しかもその時間が長い。

映像に収めてみようかと思い始めた。
最初は持っているスマホのカメラで撮影したが、距離が10m以上あって、拡大してとるのだが画像がぶれる。

デジカメを取りに帰り、三脚も使用して撮影した。
撮った動画が次である。かなりの望遠で撮っている。
 こちら→

動画を取り終え、外仕事を終了して帰ったのちも、見てみるとやはり同じ繰り返しをしている。
たまにいない時はあるが、また戻って繰り返すという状況であった。
午後は確認していないが、少なくとも午前中は行っていて、したがって2時間前後は繰り返していたと思われる。

縄張り争いに基づく行動とも思われるが、正確には分からない。



2024年10月29日(火)
お昼に 釜揚げうどん
2日続けて食べ物の話題では芸がないが致し方ない。
お昼に作った釜揚げうどんである。

お昼に乾麺をゆがくことはちょくちょくあるが、夏はそうめんになり、それを過ぎるとうどんになる。
うどんの場合は、笊うどんか釜揚げうどんであるが、今日は釜揚うどんの方にした。


参考にしたレシピは「壇流クッキング」に載っているもの。
OneNoteに保存しているレシピ集から引用した。


めんつゆは「壇流クッキング」にも載っているが、少し面倒なので、最近は自分で考案しためんつゆを使っている(写真下)。
自作のめんつゆ(つけだれ)には、ポン酢を使うものと使わないものの2種類があり、麺の場合はポン酢なしのほうを使うことが多く、今回もそちらである。

用意した薬味は、1枚目の写真で、上から、
天かす(以前は自作していたが最近は市販品が多い)
きざみねぎ、いり玉子
生姜、薄切りハム、削り節
の6種。

毎回冷蔵庫などにあるものから適当に数種類選んで用意している。

手間がかからず、お昼にはもってこいのメニューである。



2024年10月28日(月)
今年初めての おでん
Mがおでん種を買っていたので、今年初めておでんを作った。
昨年からおでんの作り方を少し変えていて、参考にしたレシピは こちら→


大根は、Mが作ったおでん大根。今年の初取りである。米糠がないので米を入れて身が透き通るまで下ゆでした。

その他に入れた材料は、

おでん種、一袋、湯通しをする
手羽鶏肉8個、レシピの牛筋の代わり、一番最初に入れ味をだし、灰汁を捨てる
玉子4個、ゆで玉子にする
こんにゃく、一袋、湯煮をする
豆腐、木綿豆腐がなかったので仕方なく充填豆腐一袋
生シイタケ、4個
トマト、1個

である。

煮込みの最後の段階で、火を消してしばらく置き、具材に味が染み込む時間を作るのは従来通り。
4時ころから始めて出来上がったのは6時であった。

味は、今回もなかなか良い。



2024年10月27日(日)
「秋じまい」の終了
一昨日「秋じまい」としての草刈りをすべて終えたが、その後も午後には精力的に草集めや草焼きをして、今日「秋じまい」として最後の草焼きをした。
これで今年の「秋じまい」の全作業を終えることになる。


場所は「奥の田土手」と名付けている場所。傾斜地の枯れ草である。

写真手前の傾斜がゆるい場所ではその場で集めて焼けるが、向こうの狭い場所では焼くことができない。
土手にかかった草を一旦溝の右にある平地に掻き出して、それをさらに運んで焼くという作業。
狭い場所にも関わらず、時間がかかって2時間を要した。

昨年は「秋じまい」を10月30日に終えていて こちら→(2023/11/2)
それに比べるとわずかに早い。

これからは、「秋じまい」を優先して脇に置いていた作業や、冬を迎えるための作業など、少しゆっくりと行うつもりでいる。



2024年10月26日(土)
2日続けてグランドゴルフ
昨日と今日、午前中であるが、2日続けてグランドゴルフに参加した。

昨日は、毎月月末の金曜日に行われる軽スポーツの日。 こちら→(2024/9/27)
そして今日は公民館のコミュニティ部が年1回開催する、「世代間交流」というタイトルが頭につくスポーツイベントで、グランドゴルフが行われた。
この、世代間交流用のグランドゴルフの成績管理プログラムも、頼まれてKが作っている。
 こちら→(2022/10/10)

Mは2日とも参加すると言っているが、Kはそれほど熱心でなく、元々は昨日のみ参加のつもりであった。
ところが昨日参加したところ、昨日成績表作りのパソコン操作してくれた人が今日は都合で参加できないらしく、パソコンを操作する人が居ないので、できれば参加できないかと責任者から誘いを受けたわけである。

そんな経緯で、2日続けてグランドゴルフに参加したという次第になった。

さて今日である。Mとは別に、少し早く現地に出向いた。
現地では、数名の関係者がすでに準備を整えていて、その中に、今年4月に公民館主事に着任した職員がいて、「今日のパソコン操作は私が担当します」と言ってくれる。
昨日パソコン操作をした人と一緒に、昨日の間で、パソコン操作をマスターしてくれたらしい。
おかげで、後顧の憂いなくゲームに集中することができた。

一方、Kの成績であるが、極めて好調である。


昨日は、今日のことがあってか参加者が少なく7名。そのうちで1位。
今日は、参加者26名のうち第4位である。
スコアは昨日が43で、今日は42(ホールインワンが一つあってこの値、実打は45)。

昨日から、思うところがあってクラブの握り方を少し変えている。どうもそれが良いらしい。
これまでは50から60が普段の値なので格段の違いである。



2024年10月25日(金)
”独身中”の食事リスト
22日に記載した独身中の件に関わる話である。 こちら→(24/10/22)

昨日の夕方Mが戻ってきて、無事に独身時代を終えたのであるが、この間、食事は三度三度ちゃんと作って食べた。
その食べた結果のリストである。


その都度、新たに作った品は丸で囲んであり、以前作った品の再利用分には何も印が点いていない。
もともと公開するつもりは全くなく、自分用に、忘備のために作成したメモである。

このような独身生活は、今回が初めてではなく、過去にも何度かある。
その都度同じようなメモを作成しているのだが、今回そのメモを見直してみようと思ったところ、保存先がわからない。
これはと思われる個所をいくつか探したが、結局は探し出すことができなかった。

これを反省して、公私混同気味の誹りは免れないが、リストの保存先として小欄を借用することにした。
ここに載せておけば、後日必要とするときに容易に探し出すことが出来るからである。

ともかく非日常の4日間を無事に終え、また元の日常に戻っている。



2024年10月24日(木)
「秋じまい」 最後の草刈り
今年の「秋じまい」としては最後の草刈りをした。
場所は「南西湿地」と呼ぶ所。
昨年までは1日で作業を終えていたのだが、今年は昨日と今日の2日がかり。合わせて3時間を要する作業になった。


ほぼ20年前に開墾した場所で、 こちら→
以前はちょくちょく足を踏み入れてしていたのだが、手前に猪用の電柵を張っていたり、間に溝があったりする関係で、昨今は足を踏み入れるのは、この「秋じまい」で草刈りをするときだけである。

年に2・3度手を入れれば落ち着くが、年に1回の草刈りだけではどうしても草丈は伸び荒れてくる。
もはや、以前の荒地に戻しても良いのだが、せっかく開墾した場所なので、とりあえず体の動く間、年1回の草刈りはしようかと、「秋じまい」の項目の中に入れている次第である。

「秋じまい」の作業としては、まだ草焼きの作業が残っているが、草刈りはこれが最後である。
草刈りをすることが、これから後にあるかもしれないが、それは付録の草刈りで、必ず実施という項目からは外れる。

今年の「秋じまい」も、ここまでこぎ着けた格好である。



2024年10月23日(水)
二つの 大文字草
我が家の大文字草が、ただいま最盛期である。
しかも咲いている場所が、環境が大いに異なる二つの場所である。


一つは玄関前にある鉢の中。もう一つは山水の出口にある船石の上である。
鉢のものはMの手によるものであるが、船石の上のものは、おそらく自生と思われる。

全く異なる環境のなかではあるが、見事に咲いている。
花自身にとってみれば、我々人間を喜ばせようと思って咲いているわけではなく、自分の生涯をかけて咲いているのであろう。

一昔前、渡辺さんというシスターの方が書かれたベストセラーの書物があった。題名を「置かれた場所で咲きなさい」と言う。
読んだことはないが、書物の意図するところは推測できる。

目の前にある大文字草は、書物の意図するとおりの行為を行っているわけで、立派なものだ。


我が方も、心をして生きていかなければならないと、大文字草の花を見ながら、そんなこと思ったりもした。



2024年10月22日(火) ラベル1022
独身中の夕食作り
訳は記載できないが、ただいま独身中である。
そのため昨日の朝食から、一人で食事を取っている。

都会暮らしのように、外食に出たり、出前を取ったりということはできないので、食べる食事はすべて自前の手作りになる。

食材は、Mが不在になる前に充分準備してくれているので問題はない。
好みのものを、好みの味で食べることができ、このような食事もたまには、悪くないと思っている。

昨日の朝食から、Mが作り置きしたものや、さらにKが作り足したもので過ごしてきたが、それらをほぼ食べつくしている。
しかも今日は、外は雨。

時間もあるので、夕食一式をすべて新規に作ることにした。
例によって基本は一汁二菜である。


最初が炊き込みご飯。具材とタレが一緒にパック詰めされたものがあったので、それで作る。普通に米を研いで、具材を入れ炊飯器で炊くだけ。造作はない。
食べてみると、味は悪くないが、少し塩気が強い。

次が麻婆豆腐。
当初は煮込みハンバーグを予定していたのだが、消費期限間近の豆腐があったので、こちらを優先して作ることにした。麻婆豆腐はKの十八番。作り方を覚えていて、最近は、もはやレシピを見ることもない。

次の菜は、これも煮物。
厚揚げとナスの焼き浸し。
レシピは こちら→
今年の夏、すでに何度か作っている。見た目は悪いが味は良い。

最後が汁。
粉末だしと酒で作るいつもの汁である。具材には鳥のささみとねぎと春菊。

上段にあるハムの切り身はおまけ。
岐阜県で作られたハムである。神岡時代に覚えた懐かしい味。買い置きがあったのでビールのつまみにおまけでつけた。

独身中だからといって作る量は1人分ではない。普段通り2人分で作る。当然残るわけであるが、それは次回以降の食事で食べることにする。
次回何か一品程度作れば、今回残ったものと適当に混ぜ合わせて、新たな食事メニューができることになる。

“独身生活”を凌ぐ食事づくりの流儀である。




2024年10月21日(月)
志ん朝の「酢豆腐」
Kの落語好きについては小欄で何度も触れている。
今日も落語絡みの話。

パソコンに動画を取り込む作業をする必要があって、その作業中のこと。
作業の題材は動画なら何でも良いので、とりあえずYouTubeを開くことにした。

画面を開くと、数多くの動画サンプルが表示されるが、その中で志ん朝の「酢豆腐」が目に入った。
どの動画でも良いのだが、志ん朝の酢豆腐は、なじみである。
どうせなら、と思いこれを開いた。

本来のパソコンの作業をする。
作業をしていると、志ん朝の音声が耳に入る。
聞くともなしに聞いているうちに、その口調が、iPodに取り込んでいる志ん朝の「酢豆腐」と全く同じであることに気がついた。
どうやら音源の元になっている動画らしいのである。

志ん朝の「巣豆腐」には、以前から動画を見てみたいという場面があって、それが目の前にある。
これは新発見だと思い、動画を録画して保存をした。

と、ここまでの経緯は昨日の出来事である。


そして今日のこと。
小欄の話題として、昨日「酢豆腐」で新発見をしたという出来事を取り上げようとしたのであった。
写真も準備した。


ただ、掲載にあたっては、過去に取り上げた落語の話題の概略を承知しておく必要もある。
検索をかけて探し出してみた。

ところがである。
あろうことか、すでに、全く同じ話題を取り上げていたのであった。
 こちら→(2016/9/3)

となると、同じ主旨で話題を取り上げることはできない。
致し方なくこれまでの経緯を述べて、お茶を濁すことにした。

YouTubeに載っている志ん朝の「酢豆腐」は
 こちら→
である。




2024年10月20日(日)
邑南町長選挙
今日は邑南町長選挙の投開票日である。

今年は、平成の大合併で邑南町が誕生して20年目に当たるのだが、その誕生にあたっては、2人の候補で町長選が行われ、現町長が当選された。
以後4回改選期があるも、対立候補がなく現町長が無投票で当選されてきて、今日に至ったわけである。
ただ今回20年を経るに当たり、現町長は立候補されず、20年ぶりに今回の町長選が行われたという経緯であった。


我々の投票所は近くの公民館。
8時前、Mと一緒に投票して来た。
誰に投票したかは伏せておく。

現邑南町は、合併前は、石見町、瑞穂町、そして羽須美村の三つからなる。

今回立候補された2人の方は、沢田さんは瑞穂町、大屋さんは石見町の出身。
選挙戦は、2人の出身地の争いという様相を呈していた。

そしてKは、生まれは石見町、そしてUターン先は瑞穂町である。
Uターン後、一時社会福祉協議会に勤務したが、沢田さんはその勤務時の同僚であった。

一方、大屋さんと個人的な接点はないが、選挙に当たっての後援会組織とは浅からぬ因縁が生じていた。
後援会の幹事長は、町会議員を務めるKの従弟が当たり、5人いる副会長の一人には高等学校時代の同級生がその任に当たっていた、という因縁である。

選挙の終盤は、両者かなり熱を帯び、混戦の様相を呈していた。
アメリカの大統領選並みに、相手を誹謗中傷するSNSが流されているという噂も出たりした。

さてその結果である。
8時から開票がなされ、逐次中間結果が報告される。
防災無線でも流されるし、町が運営するケーブルテレビでも開票所の風景が生中継された。


町のホームページでも、中間と最終の投票結果が表示されている。


大屋氏が500票近い差をつけて当選された。
接戦と言われただけに、予想以上の大差である。

一般論として、沢田さんは現町長派、大屋さんは反町長派と言われてきた。
その大屋さんが当選された。
よくなるか、悪くなるかは判らないが、町運営の方向が少し変わるのかもしれない。



2024年10月19日(土)
久しぶりの じっくりテレビ
今日は数日ぶりの雨。
しかも、ウォーキングに出る間もないほど一日中降り続いた。そんな次第で一日中室内で過ごす。

久しぶりに、じっくりテレビを見ることにした。
こんな時用に、何種類かのテレビ番組が撮り貯めてある。その中で、今日見たのは「ワイルドライフ」いうシリーズ。NHK-BSの番組である。


長野県の上高地に棲む、250匹ほどのニホンザルの群れの生態を追う番組である。

ニホンザルは40万年前に日本に渡って来たというが、上高地に住む猿は青森県に住む猿とともに、極寒の中で生息する猿の代表らしい。

温泉に入ったり、雪の上に伸びだしている笹を集めて座布団がわりに敷いて寒さをしのいだり、魚を取って食べたり、という生きざまが紹介される。
特に魚を捕らえる姿は2022年に初めて映像に取られたらしく、世界を驚かせた映像と言う。撮ったのは信州大学の研究チーム。

特に目を見張るのが、流れる映像の綺麗さである。クローズアップから遠景まで多種多様の映像が流れるが、極めてピントがシャープ。感嘆の声が出る程であった。

番組の最後は、春に芽吹く若芽を食べるため、2ヶ月間かけて猿の群れが槍ヶ岳の山麓を登る姿で終わる。

山頂にシルエットで映る猿の姿は神々しくさえ見えた。

今年の9月に放送された番組であったが、誤消去防止の鍵をかけて保存することにする。



2024年10月18日(金)
ダメ元の草刈り機修理 後編
前回の続きである。
前回は こちら→(2024/10/16)

“外した部品”と同じものが入手できるか探してみることにした。
探す相手の第一候補はアマゾンであるが、この場合品物の名前がわからなければ検索しようがない。

“外した部品”の品名探しが最初の作業である。
納屋に置いている収納棚の引き出しに、農機具などの取説類を保管した引き出しがある。
この中を探してみると、ありがたいことに下の方から当該草刈り機の取扱説明書が出てきた。
ページをめくってみると、外した部品の名前が表示されている。


「ギヤケース」というらしい。
グリースの給油方法の説明の中で表示されていた。(写真上段、左)

名前がわかったところで第2の作業になる。
部品単品で販売しているかどうか、アマゾンで「刈り払い機 ギヤケース」で検索をかけてみた。

おびただしい数の製品が並んでいる。
どうやら、メインパイプの外形やドライブシャフトの外形と刻んである刃数に合致するよう製品が準備されているらしい。(写真上段、右)

我が方の機械のこれらの値を調べてみると次のようになる。
メインパイプの外径  24mm
ドライブシャフトの外径  7mm
ドライブシャフトの刃数  13個

これら3個の値が一致する製品を探すことになるのだが、これがなかなか難しい作業であった。
特にドライブシャフトの外径が7mmの製品が少なく、しかも7mmで13個の歯数というのが極めて少ない。
結局アマゾンでは探し出せず、楽天の店の中から探すことができた。(写真、下段)

価格は6600円。ダメ元で買い求める品であるから、このくらいが上限であった。

商品が届いたのが15日。
取り付けたのは16日であった。


取り付けに苦労するかと思って作業を始めたが、存外に容易く、30分あまりで作業を完了した。
試し切りをしてみたが問題なく作業できる。


蛇足;
試し切りの結果問題なく使えそうなので、一昨日小欄への掲載を始めたが、昨日と今日は、実際に「秋じまい」で使ってみた。問題なく使用可能である。
修理に出していたら2・3万円はかかるはずが、6600円で修理できたのであるから、万々歳といえよう。

なお、当該の草刈り機はゼノア製なのであるが、ギヤケースを調べている段階でゼノアの純正品は1万6000円あまりの値段がついていた。
「前編」に記載した修理に必要な金額は2・3万円という値は、純正品のギヤケースを使うなら、妥当な金額なのであろう。

「全編」で述べる、「温まるとエンジンがかかりにくい」という問題は、取り敢えず機械が使用できていて、未解決である。
おいおい調べようかと、思ってはいる。



2024年10月17日(木)
彼岸桜の狂い咲き
4・5日前からの出来事であるが、我が家の裏にある彼岸桜の木で狂い咲きの花が咲いている。


よく見ると、花の数は数輪と言う単位ではなく、2・30輪は咲いている。

彼岸桜の木は、20年来この場所にあるのだが、狂い咲きを見ることはこれまではなかった。
珍事ではある。

長い夏が終わって、秋を迎えてはいるのだが、寒暖を繰り返していて一気に秋と言うほどでもない。
温暖化が原因の、このような不明瞭な時節の変化が、狂い咲きの理由とも思われる。

珍事ではあるが慶事ではなかろう。



2024年10月16日(水) ラベル1016
ダメ元の草刈り機修理 前編
Kが常用する草刈り機は2台あって、1台は丸刃をつけるもの、そしてもう1台はナイロン紐の刃をつけるものである。
そのうち丸刃をつける方の草刈り機が故障した。月日を備忘録で探すと10月1日となっている。
「秋じまい」の最中で、使用する機械は丸刃の方で放置はできず、すぐに近郊の農機センターまで持ち込んだ。

ところが行ってみると、職員が全員出払っていて誰もいない。
急用の方はこちらまでと電話番号が書いてある。致し方なく持ち帰り、記載の番号あて電話をすると2・3時間経ってのち職員が来てくれた。
当地域を担当しているいつもの職員で、頼みにしている人である。

トラブルの内容を説明する。
一つは、今回発生したもので、エンジンは回っているのに、その力が丸刃に伝わらない、というもの。
もう一つは、以前から続いているトラブルで、一度使用したのち、機械を止めて、再度かけようとした時エンジンがかかりにくいという問題である。

事情を聞いてその職員は納得したようで、説明をしてくれる。
最初の問題は、機械の先端部分の部品が内部で摩耗していると思われ、部品を交換して修理が可能である。ただし費用は、2・3万円くらいはかかるかもしれない。
もう一つのトラブルは、機械全体の問題で、機械が相当古い。エンジン周りには油が染み出し濡れている。
もはや修理をするより新規の品を買われたほうが得策と考える、とのアドバイスであった。

確かに機械は20年前に買ったものである。
説明はMも一緒に聞いていて、新規に買い変える方向で納得し、修理は中止とした。
新規に買うなら、多くの品が比べられる展示会で買うのが良いと、その職員は言う。
展示会の有無を尋ねると、10月末頃に予定しているとの返事であった。


展示会開催までは、もう1台のナイロン紐をセットしている機械に丸刃を取り付けて代用することにした。
故障した機械は、いつの日か鉄屑屋が通りかかった時に引き取ってもらうことになる。

この状態で日が経った。

写真の日付を見ると10月10日になっている。
どうせお払い箱なら、機械をばらしてみるかと思い始めた。


予備知識の全く無いままばらし始めたのであるが、簡単に取り外すことができる。外した部品の中を見ると、ギアが切ってあって、そのギアが摩耗をしていた。
エンジンが回っていても、その動力が刃先に伝わらないのはこれが原因らしい。

外した部品と同じものが入手できれば、自分で修理ができるかもしれないと思い始めたのである。


予定の紙面が尽きた。続きは後日。



2024年10月15日(火)
「色づき」 始まる
予報で明日は天気が崩れると言うので、もともとは今日予定していたMと一緒に出かけるという用事を明日にのばし、今日はそれぞれ外仕事をすることにした。

例によって私は「秋じまい」である。
午前中は、Mの花摘みの関係で刈り残していた「再生雑地」の草刈りをし、午後は、数日前に草刈りをした「元竹」周辺の草焼きをした。


林間の草なのでその場では焼くことができず、集めた草を一輪車で少し離れた場所まで運び出し、そこで焼くと言う段取りになる。

草を集めるという作業は、一見大した作業とは思えないが、やってみると思いのほか重労働で、集め終わって一山運び出し、着火できる状態になると一段落という思いになる。

今日もそうで、一山運び出して着火をし、一休みで周囲を見回した時に気がついた。
周囲の木々で「色づき」を始めたものが点在する。
桜や“もみじ”に、その傾向が強い。

数日前からその気配は感じていたが、改めて確認したのは、今年はこれが最初の気する。

これからは紅葉も一気に進むはずで、錦繍の秋を満喫できる時期もそう遠くはない。

田舎住まいの醍醐味であり、特権でもある。



2024年10月14日(月)
いわし雲
今朝7時半頃、ウォーキングに出た時の写真である。
北の方向を望んだ時、いかにも秋という感じの雲が浮かんでいたので撮影してみた。


スマホのカメラであるが、同じ方向を、カメラを横と縦にして撮ったものである。
いわし雲と言っていいのだろう、高い空に浮かんでいる感じで、まさに秋の雲。


老体には厳しい長い夏であったが、ようやく救われる気のする時節になってきた。


  いわし雲おおいなる瀬をさかのぼる   飯田蛇笏



2024年10月13日(日)
第69回高原・布施地区民大会
秋空のもと、地域の運動会が開催され参加した。
一時、コロナ禍のときは開催されなかったが、昨年から再開されている。
昨年は こちら→(2023/10/8)


朝9時から始まって、午後の1時近くまで。

かつては弁当を持参して、昼休みを挟んで行われていたが、コロナ以降は様子が変わってきた。
若干さみしい気がしないでもないが、Mは、弁当を作らなくてよいと喜んでいる。

参加者の顔ぶれもかなり変わってきて、顔見知りの人の数も減ってきた。
今回参加された顔ぶれの中で、男性では、Kが年の多い順で2番目と思われる。
一方、若い参加者では、Mは凡そわかると言っているが、私には、どこの誰なのか分からない人が大半である。
隔世の感を強くした。


ところで、昨年は開かれず、若干寂しいと思われた直会が今年は開かれ、こちらも参加してきた。


午後の1時半ごろから3時近くまで。
コロナ禍の影響もあって、昨今、寄り集まって飲食する機会が極端に減っているが、たまにはこういう場所も悪くない。


余談;昨年の記事で、コロナ過で大会が中止されたにもかかわらず、大会回数が増えているのはおかしいと記述した。
その後根拠となるページをコピーして、大会関係者に、おかしい旨伝言したら、検討しますとのことであった。
そして、今年の大会回数は第69回と表示されている。訂正されず、コロナ禍時代でも大会が開かれた回数になっていた。



2024年10月12日(土)
2日続けて 「秋じまい」
2日続けて、「秋じまい」の様子を載せるのも躊躇はするが、Mが自分のスマホで写真にし、LINE経由で送ってくれたので載せてみる。


Kが、「義衛台」脇で草焼きをしていたら、墓に向かおうとしたMが下から声をかける。「立派な煙なので写真に撮ろうか?」と言う。
折角の申し出なのでお願いをした。

草の乾燥度が、
炎が上がるほど乾燥はしておらず、一方、燃え渋るでもない。
白煙が出るには頃合いの状態なのであった。

下で小さく写るKの姿に比べて見ると、煙の立派さが伺える。

我が家は、集落内では”煙をよく出す家”として3指に入るもので、多くの人が、“今日もやっている”と見てもらったことであろう。



2024年10月11日(金)
「秋じまい」 も終盤
9月になって始めた今年の「秋じまい」であるが、終盤に近く母屋に近づいてきた。

この数日は、ありがたいことに好天で、午前中は草刈りし、午後は草集めをしたり焼いたりという日が続いている。


昨日草刈りをしたのは「桜台」、そして今日は「欅台」である。
紐で刈れば2時間かからないところであるが、丸刃で刈るのでいずれも3時間を要した。

刈った草はすぐには焼けないので、数日の間をおき、乾燥するのを待って焼くことになる。

しかも、その場で焼けない個所もあって、そのときは集めて場所を移動して後、焼くということになる。
昨日や今日の作業がその例で、「栗の木ベンチ」、「一の坂」、「秋の七草通り」の草はその場では焼けないので、集めて下にある「二の畑」に落とし、焼いたという例である。

冒頭終盤に近づいたといったものの、まだまだし残した作業はたくさんある。
Mの花摘みの関係で刈り残した場所や、Kの段取りの都合で刈らずにおいた場所もある。

11月初旬まで、雨が降らなければ「秋じまい」三昧の日々である。



2024年10月10日(木)
絵本 「雨ニモマケズ」
一昨日の続きである。

記事の中、95歳の時に、宮沢賢治の「雨ニモマケズ」を絵本にして出版したとあるので、


買い求めた。
これまで、絵本を買い求めた記憶はほとんどなく、生涯で初めて買い求めた絵本かもしれない。
買った先はアマゾンであるが、今回は中古本にせず新刊本を買い求めた。



巻末に、賢治の弟の孫になるという宮沢和樹氏が解説的エッセイを載せていて、この「雨ニモマケズ」は原稿用紙に書かれたものではなく、賢治の手帳に書かれていたものという。



一緒に言葉の最後には、法華経を説いた日蓮聖人の曼荼羅が手書きされている。
これらが賢治自筆の文字で書かれていて、それが写真の形で載っている。

これらを読むと、賢治が「雨ニモマケズ」に込めた“祈り”が感じ取れるような気がし、本文の絵本の個所も興味を覚えるが、それにもまして、賢治が「自筆で書いた文字による表現」が、むしろ私には貴重に思われた。



2024年10月9日(水)
サロン田屋で 2イベント
毎週水曜日は、サロン田屋か運動教室が開催され、7〜8割の確率で出席している。
今日はサロン田屋の日。

出席結果を毎回小欄で披露することはできないが、珍しい動きがあったときは載せている。今回は二つの特別な動きがあったので紹介する。

前回載せたのは、 こちら→(2024/5/8)


さて今回、特別動きの一つ目。

サロン田屋では昼食が提供される。普段この昼食作りは専属のスタッフ2〜3名が担当される。
普段提供される食事もおいしいが、それに加えて今日は特別な動きがあった。
昔当地で行われた“秋祭り”時振る舞われたご馳走を提供しようという企画である。
料理の種類としては、角寿司、煮しめ、天ぷら、白和え、酢の物、他。

ならば、スタッフだけでなく、昔取った杵柄で、一般参加者の女性連にも手伝ってもらおうと言う動きになったらしい。

Kが定時に参加してみたら、多くの女性が加わって賑やかに料理が作られていた。


お昼になって皆でいただく。昔懐かしい味満載で、誠に美味であった。


特別動きの二つ目。

この度サロン田屋を運営する組織が、県央保健所(太田市)が運営する組織から表彰を受けたという。
受賞するのは2回目で、1回目は奨励賞、今回は継続賞らしい(今回の表彰状は未着)。
これを機に、県央保健所に勤務する女性2名の職員が、サロンの運営状況を見学に来られたと言う次第。


午前中の開始時から参加され、昼食も一緒に摂り、午後にはお二人で講義もされた。
お一人は、資料を使ってフレイル予防の話。もう一方は、元旦に起きた能登地震の被災地応援に、今年の3月に赴かれたらしく、その体験談を話してくださった。
時間は30分あまり。耳障りの良い話し方で、聞いていて気持ちが落ち着いた。

こんな経緯の、普段とは少し異なる「サロン田屋」を味わって帰ってきた、という一日であった。



2024年10月8日(火)
著作 「おじいちゃんと私」
図書館で借りている書籍の名前の一部である。
実は前回借りたのだが、あまりページが進まず、そのまま没にするのはもったいないような気がして、今回も続けて借りてきた。
今回は、ページが進んであらかた読み終えたところである。


最初は、図書館の陳列棚に並べて置いてあり、「おじいちゃんと私」の文字が目に入って借りてきた。その上にある”柚木沙弥郎”の部分はほとんど意識がなかったのである。

読み進めるにあたって、著者のおじいちゃんにあたる柚木沙弥郎は、以前小欄で取り扱った気がし始め、探してみたところ出てきた。  
 こちら→(2020/8/30)
「型染の染色」の大家である。
この時作成したというCDを、CD棚で探してみたら出てきた。上の写真の右である。
そんな出来事もあって、今回は、ページを読み進める速度が上がったという経緯が無いでもない。


著作は、その大家の孫にあたる女性が、著作時100歳を超える「おじいちゃん」の生涯を、年代別にまとめたものであった。


0歳から100歳まで、見開き2ページに1歳ごとの、この大家のエピソードを中心に起こった出来事が記載してある。

ページの右には、大家を中心に写真が載っているのだが、大正生まれのこの大家の写真が、1歳毎に毎ページ載せる写真が撮ってあるというのも驚きである。

そしてこの大家の年をとってからの活躍も驚きである。85歳を過ぎてから3年連続で、パリで個展を開いているという。
ただ今現在102歳のはず。それでも現役バリバリらしい。

80歳すぎて北海道旅行ができ、安堵している手前どもとは、大違いである。



2024年10月7日(月)
同窓会写真送達
先月末に小欄に掲載した矢上高校同窓会において こちら→(2024/9/29)
なんとなく写真係を請け負ったような形になり、撮った写真を写真集として印刷し、参加者宛に送付していたものが、今日届いた。
発送したのは今月3日で、私用充ても作成し送付していたものである。


使用した写真は前掲のものとほとんど同じであるが、A4用紙2枚になるよに配列し、1枚目が初日、2枚目が2日目になるよレイアウトした。
それに、送付の案内状を添えて総計3枚が送付の内容である。

使用した切手であるが、今年の春に同窓会誌を作成し送付した経緯があって、こちら→(2024/6/4)
その時の切手の残りが有り、それを使用した。

余談になるが、
この折り切手の両替をしていて、この時は切手の両替手数料が5円であったのに対し、今回10月1日から郵便の値上げがあり、手数料も5円から6円に値上げしていた。
ちなみにA4封筒の郵券代は、50g以下なら120円であったものが140円に値上げになっている。

今回の送付で、余っていた切手も丁度使い切り、結果としてはすべて収まった形になって具合が良かった。

傘寿という節目の年で、今年の春から同窓会がらみの動きを何度かしてきたが、これをもって全て終わりのようである。



2024年10月6日(日)
今日の一汁二菜
今日は夕食当番。
出来上がった品を器に盛る段になって、今日の小欄へ載せる話題が決まっていないことに気がつき、慌てて写真に収めることにした。

苦し紛れの、一汁二菜シリーズである。

前回は こちら→(2024/6/7)

昼過ぎに畑から、青梗菜を間引き、春菊を摘んできてあったので、それを中心にメニューを考える。
出来上がった品が次である。


最初が、「豚肉と青梗菜のオイスター炒め」。
今日ネットで探したメニューで、もちろん初めて作る。 こちら→
一昨日も、青梗菜の煮物を作ったが、 レシピは こちら→
それより今日の方が、味が濃厚で美味しく感じた。
Kは煮物を作るとき、煮上げてのち一度冷まし、食べる時再度温める。
この方が、煮物の色は落ちるが味は染み込んで美味しい。写真の色合いが悪いのはこのためである。

二つ目が「エビとトマトの卵炒め」。
暮しの手帖別冊からレシピを取った。


作るのは2回目と思う。手軽にできるのが良い。

三品目が”ちくわ”と春菊の汁。
レシピはない。我流である。
だしは、粉末だしと酒。
後の味付けは”あごだし”と醤油。加減は我が舌である。
簡単にできて、しかも味が良いと自賛している。



2024年10月5日(土)
短い「涼しい」 そして最早「寒い」
八色石においても、今年の夏は記録的な猛暑であった。しかもその猛暑が遅くまで続く。
我が家に設置してある温度計で、その結果を確認してみることにした。


このグラフは、9月10日から10月5日までの気温の記録結果である。
長い猛暑と、その後の変化が如実に示されていた。

第1の変化は9月21日である。
それまで30度を超えていた最高温度が、21日を境に30度を下回るようになる。
最高温度を拾い上げてみると、
 9月20日;13時15分 33.1℃
 9月21日;12時45分 28.2℃
となっている。

第2の変化は10月2日である。
それまで25度を超えていた最高温度が、10月2日を境に20度を割るようになる。
それぞれの最高気温を拾ってみると、
 10月1日;14時15分 26.7℃
 10月2日;14時15分 17.2℃
となっている。

「涼しい」気持ちの良い時期は9月21日からのほぼ10日だけで、10月に入ると、もはや「寒い」という感じである。

台所では、朝夕は小型の灯油ストーブを緩めに燃し始めている。



2024年10月4日(金)
彼岸花 その2
今年の9月下旬、我が家の彼岸花の咲きようについて触れている。
 こちら→(2024/9/20)

その記事中、彼岸花には栄枯盛衰があると記載しているが、記事には書いてないものの、頭の中には、栄枯盛衰の「衰」の極みとして保養館前の傾斜で咲く彼岸花のことが頭にはあった。

我が家で咲いている時、保養館前の傾斜には一本も彼岸花が咲いていなかったのである。

それがである。
ウォーキングで前を通ると10月になると咲き始め、そして今日見るとほぼ満開になっていた。


9月の時点で咲かないと思ったのは間違いで、ただ遅れているだけであった、のである。

咲き遅れた原因は気温と思われる。
夏から秋にかけ猛暑が続いた。涼しくなる時期が遅れたため、彼岸花も咲く時期が遅くなったのであろう。


小欄で、保養館前の彼岸花について触れている記事を探してみた。
2回ある。
 こちら→(2018/9/26)
 こちら→(2023/9/29)

これらの記事から見ても、彼岸花の咲く時期が年々遅くなっているのが伺える。

温暖化の影響は、この田舎の八色石でも、確実に現れている。
困ったものだ。



2024年10月4日(金)
大人の絵本 その8
久しぶりの「大人の絵本」シリーズになる。
前回が  こちら→(2023/12/18)

絵本の元になる資料は図書館で借りる本が多い中、今回は新聞の広告である。
先日、日曜日の読書欄、見開き2ページの最下段に載っていた。


醤油製造会社の広告で、醤油を味付けに使った豪華なおにぎりのメニューを提示し、それぞれ好みのおにぎりを投票してもらって、“おにぎりグランプリ”を競うという企画である。
上記写真では、二つのメーカーのおにぎりメニューを載せてみた。

弊方では投票の意思は全くなく、提示されたメニューはそのまま保存し、おにぎりのレシピとして使うつもりで、保存の方法として、「絵本シリーズ」の形式を採用することにした。


なかなか豪華なレシピで、我が家ではあまり登場しない材料を使ったレシピもある。

「絵本シリーズ」の最初に制作したものが“おにぎり”をテーマにしたもので、
 こちら→(2020/10/6)

これで、絵本として“おにぎり”を扱うのは2冊目になる。


「絵本」とは少し話がずれるが、今日の読売記事に、ヨーロッパで“おにぎり”が流行っているという趣旨の記事が載っていた。


こちらの記事は絵本とは無関係に、普段保存しているOneNoteに料理レシピの一部として保存することにした。
どこかで参考にすることがあるかもしれない。



2024年10月2日(水)
大籏さんのおばさん逝く
我が家から正面方向を眺めると3軒家が立つ。その3軒のうち一番左が大籏さんのおばさんの家である。
いわゆる「向こう三軒」の一番左になる。
名はミユキさんと言う。

その「大籏さんのおばさん」が亡くなった。


Kらが当地に越して来たときは、まだ平成の大合併前で、当地は「瑞穂町」、おばさんの出身地は「石見町」、そしてKの生地も「石見町」。
同じ出身地だからといって、ずいぶん心安く、そして親切にしていただいた。

ご主人を早く亡くされ、後年、長男家族が一緒に住まわれるが、越して来たときは独りで住んでおられた。

無類の働き者。
森林組合に勤めた経験もあって、柄の長い草刈り機を縦横無尽に使い回し、夕方暗くなるまで周辺の草刈りをしておられた姿が眼に浮かぶ。

Kが社協シルバー人材センターの仕事をしていた時は、その会員になっていただき、難儀な仕事を頼んでも嫌な顔ひとつせず引き受けていただいて、随分と助けてもらったものである。

我が家の車庫が県道沿いにあるのだが、その車庫の前に生えている草をKが刈っていると、おばさんが鎌を持って現れ、Kの横に来て並んで草を刈ってもらった記憶も蘇る。


享年88歳と言う。
また、心安く思っていた人が一人亡くなった。さみしい限りである。



2024年10月1日(火) ラベル1001
HbA1C対策
直近の定期検診で、医者から指摘を受けたと報告した。 こちら→(2024/9/5)
指摘は、HbA1Cという血糖値の平均を示す値がここ数ヶ月連続して上昇しているという内容である。

このときは、具体的な対策方法が見つからず、様子見でよかろうと自己判断していたが、今回、”驚くべき”具体的な対策方法を発見した。
およそ10日前、いつものように近郊のドラッグストアに買い物に出かけ、缶ビール(第3)を買い求めようとした時に目に入った、糖質ゼロの缶ビールである。

これまでこの缶ビールの存在を知らなかったわけではないが、買う気にはなれなかったものである。
今回はHbA1C対策の救世主のように見え、買い求めてきた。


それでも、糖質ゼロが全量でなく、通常の缶ビールと半々というところが情けない。

γ-GTPという問題もあるので、これまで通り「ゆるゆる休肝日体制」 
 こちら→(2023/6/8)
を維持しながら、昼に飲むときは糖質ゼロを、夜は通常のものを飲む、という方法で対応しようかと思っている。